今日は、結構前にコンビニでスクラップにされた自転車の 代わりになる、新しい自転車を買いに行った。 ずっと修理を繰り返して乗ってきたのに、死んでしまうのは一瞬だ。 どんな努力も、知性のない人間の 知慮のない暴力によって、簡単に崩されてしまう。 すべてが順風満帆に行けばきっと努力は報われるだろうが、 並の能力の人間が少しくらい努力したところで、 必ず成功を妬む人間によってつぶされる。 能力のない人間の努力ほど無駄なものは、ほかにそれほど多くはないだろう。
それで、自転車を買うとなると、 自転車に乗って帰りたいのが人情というものだ。 …人情などという一円の価値もないことはどうでもいいとして、 自分で自転車に乗って帰れば、送料が無料になる上に、 送られてくる間、待たずに済む。これは大きい。 僕は今まで弟の自転車を拝借していたのだが、 そのために弟からかけられるプレッシャーは少なくなかったのである。 さらに、弟との取引を行う上で 自転車を借りているという事実は少なからぬ損につながった。 少し大げさに言えば、脅迫のネタを与え続けていることになるわけだ。
というわけで、23800円に消費税と盗難防止登録費を加えた 25490円がこの自転車の購入にかかった費用である。 初めはブランドやギアなどにこだわるつもりはなかったのだが、 前にノーブランドの自転車を購入し、 メンテナンスにかなり多額の費用がかかったことを思い出した。 維持に高額の費用がかかるのであれば、 初めにまとめて払ってしまった方が得である。 自転車を修理するためには、それなりに時間がかかるからである。
ただし、僕の自転車の保管環境は、 自宅はもちろん、出先の駅でもとても良いものとは言えない。 有料駐輪場であるにもかかわらず、 自転車同士の距離がきわめて近接しているために 隣の自転車から強い圧力が加わっているのだ。 そのため、破損は免れないものと考えられる。 ちなみに「免れる」は「まぬかれる」と読む。 「まぬがれる」と書いても変換はできるが、 少なくとも僕が当たった「現代新国語辞典 初版 (C)1994」には 「まむがれる」という記載はなかった。 ちなみに、辞典とは言っても、PC用の電子化されたものである。
そういうわけで、僕は弟の服を買う代わりに バイクに乗せてもらうことになった。 まあ、服は共有すれば元は取れるだろう。おそらく問題はない。 購入したのは、ユニクロのドライシャツである。 店で見た感じではよくわからなかったが、 少なくとも僕は、割引している、という広告を確認して出かけていった。 夏物衣料は冬物と比較して安めになる傾向があるが、 それにしても1280円は安い。 Tシャツなら780円である。 若干業績は低下気味のようだが、 さすがに優秀なファースト・リテイリングである。
ちなみに、このユニクロは、ジョルナと呼ばれる ビルの中に存在する。 このジョルナ、僕から見ればまさしく魔の領域である。 僕が見た限り、男だけで入ってきているのは僕たち兄弟だけで、 ほかの人たちはほとんど女か、もしくはその付き添いである。 人間の半数は女であるはずだが、少なくともそのビル内においては 女の比率は9割ほどに達しているように見えた。 8割を越えていることは間違いないだろう。 思わず、服を買いに行ったにも関わらず、 隣にあったDOS/Vパラダイスに行こうとした僕の判断は、 必ずしも間違っているとは言い切れないと思う。
ちなみに、これ以外にも驚異の建物が建つ。 かの有名な、109である。 俗に言う「マルキュー」が、僕の地元にも進出してきたのである。 これは、ますます近寄れない町になっていきそうだ。 渋谷は若者ばかりですっかり下品な町になり果ててしまったので もっと高い年齢層を狙った町に作り直そうとしている。 もしかしたら、地元の方に人が集まったりしないだろうか…? …と言っても、完全に衛星都市といえる距離にあるので、 渋谷ほどに集まってくるとは思えないが、 現状と比較して増える可能性は十分にある。 ただでさえ地元は、池袋の次に治安が悪いと言われているのに こんなことではとても近づけない。 それにしても、昔からあそこで店を営業している人は不幸である。 駄菓子屋も二軒ほどあったが、これから先、どうなるのであろうか。 仮にも駅前の一等地、隣には大きな百貨店が建ち並ぶような場所で 駄菓子屋が成立する、という方が僕には驚きだが…。 どうやって税金を払っているのか知りたくなる。 もしかしたら、誰かが集団自殺したりして 土地の価値が落ちているのかもしれない。 呪いで価値が変わるなんて、きわめて非科学的でばかばかしい話だ。
しかし、土地の場合はそうやって笑い捨てられるのだが、 実は、車など、不動産以外の資産の場合は、 呪いを笑ってはいられないのだ。 現在の自動車検査技術は、きわめて進歩はしているものの、 完璧とは言い難い状況である。 つい最近友人が車を購入したが、 その友人の車も、点検後であったにもかかわらず、 トランクが開かず、電動ミラーも動かせなかった。
その場合、呪いが大きな参考になる可能性があるのだ。 事故を何度も起こしている車、ということは、 ブレーキ部分に不良を起こしている可能性があるからだ。 すべての不良を完全に検査できるのであれば呪いなどを配慮する必要はないだろうが、 未確定の要素があれば、そのような曖昧な情報でも、 ないよりはマシだ。そのような情報で、わずかでも精度を上げる必要があるだろう。
それにしても、僕はその町に、毎日毎日出かけているのである。 ただ、駅しか利用していなかった。 それが、町の中に入ってみると、 その驚くべき変貌には、ただ息を飲むしかなかった。 世の中不景気と言っても、建て直すものは建て直すし、 崩すものは崩すのである。
それにしても、休みの日は眠い。 まだ10時だというのに、どうしてこれほどまでに眠いのだろう。 不思議である。 もしかしたら、コーヒーを飲まないと寝てしまう体質が より深刻になってしまったのかもしれない。 そうなると、乗船実習が大変である。
乗船実習は、文字通り船に乗る実習だ。 三泊四日の日程でどこかへ出かける。 一応日時は決まっているが、どこへ行くのか、誰が行くのかはなどは、 詳細がまったく分からない。 このような状況で周囲の人たちがどうして疑問に思わないのか、 僕にはそれが疑問であるが、 とにかく、11日から14日まで実習があるのだ。
この実習中、おそらく、コーヒーを入手することは極めて難しい。 あらかじめ四日分のコーヒーを持っていくか、 船内のどこかで入手するしかない。 しかし、船は極めて小さな船であり、コーヒーの入手は無理だろう。
となると、自分でもって行くしかないわけだが、 ここで問題が生じる。 仮にも泊まり込みで出かけるのだから、 それ相応の準備が必要である。 特に僕は、荷物が大きくなる傾向にある。 さらに、Librettoを持って行くつもりなので その傾向はより顕著なものになるだろう。 ちなみに、その理由は簡単である。 記憶メディアの確保である。
Librettoには、少ないながらもハードディスクが搭載されている。 今のところ、安定動作に必要な分をのぞけば 500MB程度が使用可能であると考えられる。 そして、僕は友人からこの実習の間、 デジカメを借り受ける約束をした。 そのデジカメは、メディアとしてスマートメディアを利用している。 今のLibrettoは知らないが、僕が持っている時代のLibrettoは、 スマートメディアドライブを標準搭載しているのだ。 そのため、500MBまでなら写真を好きなだけ撮ることができるのだ。 もちろん、電池などの問題もあるが、 電池はコーヒーほどかさばらないので、 必要なだけ持っていけばいいだろう。 デジカメに充電機能があればいいのだが、 なければ、充電池を8本ほど用意して持っていけば十分だ。 FinePixの充電池がいくらなのか知らないが、 安価であれば購入してしまうのも一つの手である。 まあ、普通の充電池を買っても、 充電池とは何かと便利なものであるし、 損をすることはないだろう。 …と言っても、僕は実生活で電池を使うのを極力さけているので、 直接電池に関わることはあまりないのだが。
ちなみに、図書館から本を借りてきて読んだ関係で、 できれば充電池はリチウムイオン二次電池を使いたいと思っている。 …が、この電池には最大の欠点が。 動作電圧が高すぎることである。 1.5Vで動作するよう設計されているデジカメに、 動作電圧が3.6Vにもなるようなリチウムイオン二次電池は、とても入れられはしない。 案の定、調べてみても普通の電池として使えるリチウムイオン充電池はなかった。 冷静に考えてみれば、あるわけがないのだが。 まあ、もし買うとしたらニッケル水素電池で十分だろう。
なんだか知らないが、最近アクセス数の増大が速い気がする。 ついこの間700を越えたばかりだと思っていたが、 気づいたら900に行きそうだ。
ああ、そうそう。 人混みの中を歩いたら、相変わらず激しい頭痛におそわれた。 どうやら、人が多くて太陽の下にある場所は歩けない体質らしい。 人が多くても、太陽の下でなければまったく問題はない。 たとえば、新宿駅や東京駅は結構人が多いが、 それで気持ちが悪いと思うことなどまったくない。 人の波を少し高いところから眺めると なんだか頭がうねうねしていて気持ち悪いと思うことはあるが、 それと僕の体質とは、おそらく関係ないだろう。 ちなみに、横浜の中華街に行ったときも頭痛になったのだ。 たぶん、そのときもそうだったと思うのだが、 今回の頭痛は、右側前頭葉の偏頭痛だ。
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