ワ ス レ ル タ メ ニ
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初めて会ってから。
しばらくして。
桜が見たい〜と言う私を。
彼はドライブに連れていってくれました。
桜の下に車を止めて。
いつものように。
バカ話をしてました。
そしたら。
突然ぎゅ〜っとされて。
いつのまにかキスしてて。
さすが社会人だ。
慣れてるなぁとぼけ〜っと私は思いました。
何度もキスをしているうちに。
やっと我に返って。
「ちょっとまってよ〜。」
っと今さらながら拒否っていたのですが。
そんなんでやめるはずもなく。
「彼氏以外の人とはやなんだけど・・・」
と言う私に。
「俺が彼氏じゃだめ?」
っと彼は言いました。
つきあってほしいと言われ。
私は悩みました。
だって別に好きではなかったんだから。
でも。
彼がいなくなることを考えると。
なんか哀しくなって。
「つきあうとかはわかんないけど、まさくんがいなくなるのはやだ」
っと思いっきり我侭っぷりを発揮してしまいました。
そしたら彼は。
「別にふられても、いなくなったりしないってば〜。
いつもどおり愚痴でも何でも聞きますから。」
と笑顔で答えてくれました。
そのセリフで。
私は彼にそばにいてほしいなぁと思いました。
それから。
私とまさくんのおつきあいが始まりました。
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