‖ねこねこ仔猫日記‖
2002年07月07日(日)
付け足し日記。小説的に。
ある時。
そう、ある時にね。
ふっと、思い出す事ってない?
昔の嫌な記憶。恥ずかしい記憶。
何でなんだろうね。

丘の上に寝転がって。
見上げた青空が懐かしい。
隣には幼なじみの男の子が居て。
近くにはシロツメクサと椿の花が咲いていた。

公園の端にある金網の近くでシロツメクサの花冠を作った。
いっぱい作った。
そしてそれを頭に乗っけて。首から下げて。手首に巻き付けて。
未だ余ってたから足首にも付けた。
そして走って小さな川まで行った。
公園にちょっとだけある川。
そこでシロツメクサごと水に足を浸した。
冷たかった。
みんな笑ってた。
同じ学校の子も、そうじゃない子も。
同じ歳の子も、年上の子も年下の子も。
あの時がきっと一番幸せだった。
あのままで。良かったのに。
どうしてこうなっちゃったんだろう。




to be continued

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