しょっぴの日記...しょっぴ

 

 

いちじく - 2004年09月11日(土)

いただきものがあったので、
夕飯のデザートに「いちじく」を出した。
ちびは、見た瞬間にからだをのけぞらせ、
「いらない、食べない」。
ちびちびは「なに?それ?」と、興味津々。
いちじくをまんなかから割って、
先に食事の終わったちびちびに、
ちょっとなめさせてみると、最初は
いやいやというか、恐る恐るというか
ちょびっと舐め、
もう一回ちょびっと舐め、
「あんぐってしな!」と私に言われて
ばくっと一口。
それで、「うん、うまい!」と言って
喜んで食べはじめた。
まだごはんが残っているちびは、
誰にもいちじくを食べろとは言われてないのに、
ちびちびのたべっぷりを眺めつつ
「いらない、食べない」と泣き声で繰り返している。

でも、ちびちびがあまりにもうまそうに食べているのを見て
「ちょっと舐めてみてから、食べるかどうか決める」
と言いはじめた。

ちびちびは、最後の一口を残した。
そしてあろうことか
「もういらない。まずい」と言い放った。
なので、その一口を嫌がるちびの口に突っ込んでやった。
「舐めたってわかんないよ。ぱっくんって食べてみなよ!」
顔をゆがませながらいちじくを噛むちびの顔が、
途中でちょっとゆるむ。
でもまたゆがむ。
そしてごっくんと飲み込んでから、
とても当惑したように彼は言ったのでした。
「ああーん、おいしいのかまずいのか、どっちかわかんない!」

まあたしかにね。
私はあんまり好きじゃないよ。
ちびもそれ以上は食べなかった。
夫はかなり好きなようで、2個ぺろっとたいらげていました。

おわり。


...




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