春は出会いと別れの季節。はっきりと目に見えるのは別れのほうが数多いかな。私たちはそれぞれ、自分にとって良いほうへと向かうように歩いているはず、意識しているにせよ、していないにせよ。だから私たちのこの先行く道が別れていようとも、私はそれを止めることはしない。ただその道がよく晴れていることを祈り、いつかまた再開して笑い合えることを祈るのみ。それにしても寂しいんだよなぁ、本当は。