カンラン
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2012年01月08日(日) イングランドの玉ねぎとかロボットとか

淡路島のイングランドの丘へ行く。
ふと、なぜイングランド?どのあたりがイングランド?と思わずにいられなくなったりしながら、園内をめぐる。

園内に隠された10個のカプセルのうちひとつでも見つけることができれば淡路島産の玉ねぎ一箱をもらえるというイベントをやっていて、それなりに気をつけてあちこちに目を走らせてはいたものの、結局見つけられず。入園時点で9箱残っていた玉ねぎが、帰るときには3箱に減っていた。皆一体どうやって見つけたんだろう。私のように軽い気持ちでは絶対に見つけられないようなところに隠してあったのだろうか。そして、閉園までにはすべてのカプセルが見つかったのだろうか。気になる。

気になるといえば。収穫体験ができる畑のそばを通りかかったときに、ある家族が大根を収穫していて、スタッフの方に「葉っぱはどうしますか?」と訊かれ、ちょっとした家族会議ののち、お母さん(孫がいたようなので、おばあちゃんか)が「上の方、ちょっとだけ」と答えていた。妙な沈黙があったが、その後どう落ち着いたのだろう。

そんな感じのイングランドだった。
途中、暗い顔をした外国人男性を見かけたが、彼もそんな感じのイングランドに疑問をおぼえたのではないか、とひとり推理する。



夜になって、我が家ではじめての映画鑑賞会が催される。「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」。参加するつもりのなかった私も、部屋を完全に真っ暗にするからという理由で組み込まれ、地球で乗り物ロボットと人間が入り乱れて戦う映画を観る。ロボットの、いいもんわるいもんの区別がつかないまま、終わる。

クリスマスプレゼントにもらったトランスフォーマーのフィギュアをしっかと手にして見入っていたぴのき。本当は映像をみてはその動きをフィギュアで再現、そして巻き戻してまた再現、という楽しみ方をしたかったようだが、それは正しい映画鑑賞の仕方ではないとつちのこ氏に釘をさされていた。トイレに行きたいからちょっと一時停止して欲しいと頼んでまた同じように注意を受け、エンディングのあたりでジュースが飲みたいから用意してくれと言って三たびたしなめられていた。
つちのこ氏は映画の観方には厳しいらしい。(私はメンバーに組み込まれながらも、ちょっと外野)

ロボットの区別がつかなかったことは黙っておく。


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