- 2001年01月06日(土) ヒステリック
昨夜は眠りについたのが未明やった。よって本日は昼過ぎに起床し卵がけ御飯を喰らった。それからシャワーを浴びて日本に送る荷物の梱包作業を引き続き行った。それもすっかりおわったので今度は日本に帰る時のスーツケース梱包に勤しんだ。その作業なかばで友達宅に電話し今日の晩飯をそこで喰らう事になった。(豚肉火が通ってなくてごめん)
今日はこんな事を書きたいんとちゃうねん。ここと相互リンクしている「活きのいい髭あります」の管理人:しまけんさんとヒスロゴについての話を掲示板で繰り広げている時にふと思った事があってそれを今ここで述べたい。
「最近のヒスには昔と違って魅力が薄れてきた」
まずパクリロゴ。これにはオリジナリティというものが全く感じられない。なぜならそのロゴの有名所でいったらKFCやらバーガーキングとか。そこらへんの外国企業のロゴをただ「ヒステリック調」にして「はい!できあがり」
いい加減すぎる。掲示板でも挙げられているがブラディーサバスのパクりやら(オレは知らんかったけど)ホリディインのパクリやらあげだしたらキリがない。ヒスミニでもファンタ、ビサカード…もろもろが見受けられる。はじめは「面白い」とか思っていたがそればかりを「○ホの一つ覚え」みたいに繰り出されると、工夫がないとしか言えない、あまりにも無さ過ぎる。
第2に、大衆受けするデザイン。かつてのヒスは非常に挑戦的で過激なモノが多かった。わしが憶えてる中であげるとこっちで手に入れた10年程前のヒスのT。白地にMOTHER FUCKERとでかでかとかかれてある。そしてロリータ18号というバンドのアルバム、ヤリタミンの歌詞カードのうちの1枚に運良くヒスを着ているメンバーの写真が掲載されている。そのプリントはTにでかでかと「○んこ」のイラストがプリントされているのだ。ここで俺が言いたいのは、ただ過激なロゴをプリントすればいいというものではないが、かつてのヒスのスタンスであった大人が「あんた、そんなん着るのやめなさい」というものから現在は「いや、コレかわいいやないの」と親と共に買い物ができてしまうようなデザインにかわりつつあるということである。それは則ち大衆受けしていると言っても過言ではないだろう。「皆がコレ着たい」と思わせるようなモノになってきたのだ。昔は「私はコレ着たい」というもであったと思う。この近年のヒスの変化にはコアなファンはさぞかしがっかりするであろうが、会社としては全く痛くもかゆくもないだろう。なぜならコアなファンが1人抜けたとしても新たな普通の人たちが10人がそれぞれ最低でも1枚は買えば会社経営としてもおいしい。恐らく収益をあげるために大衆うけするデザインへとスタンスを移行させたのだろうと思われる。経営の為に確立していたモノを手放す、例えていうなれば色んな女との経験を積む為に自分の全てを放棄し、関係がうまくいっている相方を捨て、フーゾクに通うようなものと同じではないか?確かにそれで経験は重ねる事ができるが薄っぺらで付け焼き刃てきなもの、それと一緒ではないか?かつての素晴らしいデザインを考えると実に惜しい話だ。
さらに上述したように、工夫が無いというのはここでも共通の理由として挙げられる。スエットやTにに「HYSTERIC GLAMOUR」と書かれているだけのものが増えている様に思われる。いや、実際増えている。ヒスの服は一般的なそれと違い、価格は安価ではない。それゆえ中学生、高校生のみならず大学生である自分としても高い商品であると思う。簡単に手に届くものでは無いから彼等にとっては憧れのブランドである事は言うまでも無い。そこで「わし、ヒス着てまっせー」と歩く広告塔の様にアピールするのにってとりばやいロゴものの服を作った方が売れるのは必然、そういう所からきているのかは確かでは無いが作られているのか最近本当に「ヒス」と「あからさまにわかる」ものだけが最近増えてきたように思われる。全く工夫が感じられない。
又最近のヒスが金もうけに走っているのではないかとの推測を決定的に裏付けるものが芸能人による頻繁なヒスの着用。これは決定的であろう。自分はテレビは嫌いなうえ今日本に住んでいるわけでもないので実際に見た事はないが、妹や相方からの情報だけでも「SMAPもヒス着てた」とか「ヤクルトのだれそれがヒスのスタジャン着てた」などなどよく耳にする。ジュディマリのパクりとよく言われていたヒステリックブルー、彼等は個人的にボーカルの女がべティーズブルー好き、ギターの兄ちゃんがヒス好きで2つあわせて「ヒステリックブルー」としたという話、コレは納得がいく。自分から「俺はヒスがすっきやねん」てなるからね。今やF1のシューマッハのかぶるキャップにつけるの広告に莫大な金を支払うほど企業は大衆にそれを認知してもらおうとする世の中でっせ。まあ浪費を促す社会形体としての資本主義やからね。話は逸れたけど、テレビで有名人がヒスなんか着てたら「だれそれが着てたから欲しい」てなる人もいるでしょう。いい宣伝になるし、しかもテレビででるくらいやから、そんな過激なデザインで無くなったという証明にもなるでしょうが。大衆受けしとるんですわ。しかもテレビいうたら大衆文化の中心やん。思いッきり大衆受け。だめ押し。
みたいな。っていうかここでヒスに対する不満をぶちまけたからすっとしたわ。まぁヒスっ子、ヒス野郎のみなさん、これ読んで怒ってもこれって事実やろ?
「可愛いから着てるんや!」っていわれても俺は「あ、ほんなら着たら?」っていうしかあれへんやん。これは俺の考えであって「ヒスは金もうけにはしってるから着るな!」なんて言うつもりないし。
まあ今日の日記が最近のヒスに関する考察ですわ。文章へたくそやけど、これ読んだ感想とか意見とかあったら掲示板にでも意見下さい。
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