なんか、すごい票が入っててビックリしました。ありがとうございます。まじで嬉しいです☆
さて、孔子の本は数多くでてるし、「論語」などもかなりの数の本がでてますが、その中でもお薦めの本をご紹介したいと思います。
「論語物語」下村湖人/講談社学術文庫/1981 論語や孔子の物語は、必ず、作者の考えや思想がフィルターとしてはいり、そこから作品がでてくるが、これはまるで孔子そのものが書き残したような名著。物語のなかでの人物の特徴がよくつけられていて、感情移入もしやすい。さらに、孔子の言葉の意味がきちんとこちらに伝わってくるように分かりやすく、かつ丁寧に、書いてある。その上で、孔子の言葉が心に響いてくる。ぜひ、お薦めの一冊。ただし、一回、一回が分かれてるのでどちらかとゆうと、思想的な要素が強い。
「孔子」井上靖/新潮社/1995 さすが、芥川賞作家というべきか、時代背景の描写がすごい!!まるで、その時代を見てきたかのような感じがする。よほどの勉強をしたと思うが、小説は孔子の弟子のひとりが孔子ついて語り部として語っていく方式。ただし、孔子がどのような旅をして、どのような事にあうかなどの物語としては素晴らしいが、「思想」のほうはあまり説明が無く、作者の中で自己完結している部分が強い。つまり、上でゆうフィルターのかかり具合がいささか強い気がするが、「小説」としてよむなら、申し分ないと思う。
できるなら、井上靖の「孔子」を読んでから、「論語物語」を読むと、それぞれの解釈がちがってて面白いと思う。その後、「論語」(本元)を読むのをお勧めします。ちなみに、孔子に書いてある(生い立ちなど)歴史書は知識として読んでもあまりその当時のことがいまいちイメージしにくいが、井上靖の「孔子」はすごいわかりやすいし、その当時のことがありありとつたわってくるのでこちらもお薦め。
といっても、私もそんなに読んでるわけではないんですが、(汗)でもこの二冊はマジでお薦めです。
学校始まると、漫画が読めなくて(お金と時間がない)全然書いてない(汗)やばいなと思いつつも、読んでない本がやまずみなので、はやくよまねば!!
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