今日は保育園でのおやつに甘いおせんべいとしょっぱいおせんべいが1枚ずつ出たらしい。とにかく甘いもの好きのルンバ。甘いほうを先に食べたと思ったら、しょっぱいのはいらないっとばかりに隣にいるお友だちの口に押し込んだ。その一方で、まだ甘いのを食べているお友だちを見つけ、それを奪おうとしたらしい。
先生はその様子を「面白かったです」と笑いながら話してくれたが、おいおいルンバくん。母は恥ずかしかったよ。
* * * * *
もう一つ、保育園の様子から。 おままごとをしていると、フェルトの食べ物をおわんにたくさん入れて、先生のところに「あいっ」と持って来たらしい。先生が「いただきます!」と言うと一緒に頭を下げてペコリ。やり取りが楽しくなってきたね。
26日はルンバの2歳の誕生日だった。 平日だとどうしてもゆっくりお祝いができないので、もともとバースデーケーキを週末に予約していたのだが、たまたま28日(土)夜、よん父がわが家に泊まりに来ることになったので、29日にお祝いをすることにした。
さて、29日。まずは昼食を外に食べに行ったのだが、ルンバは暴れん坊モードで、とてもじゃないがゆっくり食事なんてできない。あわてて食事を済ませ、店を飛び出た。やはり2歳児を連れての外食はむずかしいのかも。店に入ってみないと、彼のその日の気分がわからないのが厄介だ。あまりに疲れたので、夫と一緒に、しばらく外食はしないほうがいいかも…と会話を交わす。
自宅に帰る途中でルンバは撃沈。昼寝から目を覚ましたところで、ケーキを食べることにした。
1歳の誕生日の時と同じお店のイチゴのショートケーキ。ここの店のショートケーキは抜群に美味しいのだ。プレートには「2才のお誕生日おめでとう、ルンバ君」の文字。ろうそくを2本立てて火をつけ、「フーッとしてごらん」と言ってみる。
最初は火を見て「アチチ、アチチ」と言っているだけだったルンバ、横でフーッとする真似をする夫を見て、一緒にフーッ。一人で火を消すことはできなかったけれど、パパと一緒にちゃんと消せた。お皿に切り分けると、ものすごい勢いで食べる。ウンウン、美味しいよねえ。
夕食のメニューは栗ご飯、ダイコンの味噌汁、みそ田楽(こんにゃく)、カボチャの煮物、刺身、わかめの酢の物。串に刺した形が良かったのか、ルンバは田楽がやたらと気に入ってバクバク食べる。カボチャも甘くて美味しかったらしい。
とにかくはしゃぎまくり、家中を走り回るルンバ。よん父につかまっては、痛くもないのに「いたい、いたい」と言って開放を求めていたのだった。
楽しい誕生日祝いになって良かったね、ルンバ。
2002年09月28日(土) |
オムツはいつ外れるか?(1) |
……なんてタイトルだけど、トイレトレーニングを本格的に始めたわけでは決してありません。それどころか、長期戦になるのを避けたい私は、できる限り短期決戦でオムツがはずれるタイミングをねらってトイレトレを始めようともくろんでマス。
なのになぜこんなタイトルで日記を書いているのかというと、そんな状態ではあっても、トイレにチャレンジしたいという気持ちがルンバにそれなりにある様子だから。そこでオムツが外れるまでの軌跡を書き残してみようかな、なんて思い立ってみた。
ルンバと同じ2000年生まれの子どもたちは、早い子はもうこの夏にオムツが外れてしまっている。6月ごろ、周囲が一斉にトイレトレを開始しはじめたので、何もしないのもあんまりかなと、私も補助便座を購入し、たまにはルンバを座らせてみることにしたのだった。
何度か座らせたところで、突然ルンバがおしっこに成功!その後数日間だけ、座れば必ず成功という状態になり、さすがに淡い期待を抱いたものの、すぐにミラクル状態は終わりを告げた。あとはトイレに入っても遊ぶだけで、肝心の目的を忘れてしまう日が続くばかり。
ところが9月から保育園に通うようになり、先生に 「ルンバくん、時々トイレでおしっこするんですよ」 と言われたのだった。おともだちがトイレに行くので、真似してルンバもトイレに行き、時には成功しているらしい。
そしてここ2~3日でまたもや変化が。 オムツを外すと一目散に逃げ出す…かと思いきや、トイレに向かってダッシュし、ドアノブを指差して「チー!」と騒ぐのである。トイレのドアを自分で開けることはできないので、開けてあげると喜びいさんでトイレに入り、補助便座の上に乗る。
しかーし。ルンバのやる気はそこでストップ。補助便座に座った途端、彼のベクトルは遊ぶ方へと集中し、やっぱり目的を忘れてしまうのだった。それでもトイレに行こうとするようになっただけ、一応は進歩なのかなあ。オムツが外れるまでは、相当長い道のりになるに違いない。
保育園にお迎えに行ったら、教室に残っている子4人ほどと先生が、小さな机を囲んでおままごとをしている最中だった。机の上にはマグカップやお皿が並べられている。そしてルンバはまた、真剣な顔つきで給仕にいそしんでいた。ペットボトルを持って「どーじょ」と皆のマグカップに注いでまわっているのだ。そんなにしょっちゅう外食しているわけじゃなし、ウェイターの姿なんてそれほど見てはいないと思うのだけれど、なんだろう? 彼のDNAにはすでにウェイターのプログラムが組み込まれているのだろうか。
とにかく遊びに集中し過ぎて、先生が「ママ来たよ」と言っても気付かない。皆が乾杯するのに参加しようと顔をあげて、ようやく私の姿に気づく。それでもすぐには帰ろうとしない。よほど、おままごとが好きらしい。
しかし外は雨が降り出して来たところで、大降りになるかどうかの瀬戸際。早く帰らないと、ずぶ濡れになってしまう。 「ルンバくん、帰ろうよー」 誘うと、やっとその気になってくれたらしい。 お茶碗やお皿をせっせと重ねて、すぐ横のカラーボックスに片付けはじめた。
カラーボックスはそれぞれの段ごとに、しまう物が決まっている。ペットボトルやお皿、おわんなど、それぞれをしまう場所にイラストが貼ってあった。
様子を見ていると、ルンバは一旦ちがう場所に食器をしまった後、正しい場所にしまい直している。それがほとんど正解なのだ。こんな高度な片付け、できるの?! なんだか母は驚かされてばかり。しかも先生に、 「ルンバくんはお片付けが上手ですよね。おもちゃもいつも上手に片付けてくれるんですよ」 と言われて2度ビックリ。
いつの間に片付け上手になった? ルンバ。 家では散らかす一方で、床いっぱいに広げられた玩具を私が片付けていたって素知らぬフリのくせに。なんだか保育園ではすごく良い子にしているというか、猫をかぶっているというか…。私のおだてが足りないのだろうか。
なんて考えている間にも、ルンバはまるで何かに取りつかれたかのように片付けまくっている。挙げ句の果てに、お友だちがまだ食べているつもりのお皿までドンドンドンドン重ねはじめ、 「いや、ボクまだ食べているんですけどー」 と必死でお皿をおさえて抵抗されても、 「スミマセンねえ、もう店じまいだもんで」 といじわるウェイターさながらに強引に片付けてしまっていた。
なぜ、そこまでして片付けるのだ、息子よ…。 そしてなぜ、家では片付けようとしないのだ、息子よ。
新たな成長の一面を見たことに嬉しいやら不可解やら、ちょっぴり複雑な心境で帰途についた1日であった。
今日はルンバ2歳の誕生日。
一睡もできないままお産を迎え、分娩室で睡魔と戦いながらようやくルンバを産むことができたあの日から、もう2年も経つだなんて。子どもが生まれてからは、月日が過ぎるのがあっという間だ。0歳の1年間より、1歳の1年間のほうが早く過ぎてしまったように感じる。
平日は私も夫も仕事なので、本格的なお誕生祝いは週末の予定。でも朝、起きてきたルンバに、夫と一緒に「ハッピーバースディ」を歌ってあげていたら、息子がこんなに大きくなったことに感激して少々ウルルッと来てしまった。
いかんいかん。子どもを産んでからというもの、どうも涙腺がゆるい。
保育園に行くと、先生とお友だちが「お誕生日おめでとうー!」と歌を歌ってくれた。家には、いつも遊んでいた近所のお友だちから、カードが何通か届いた。そしてこのサイトの掲示板にも、たくさんの方がお祝いメッセージを書いてくれた。
こんなにたくさんの人たちに祝ってもらえて、幸せ者だね、ルンバ。2年間、健やかにすくすく育ってくれて、パパとママに笑顔をいっぱいプレゼントしてくれて、ありがとう。2歳の1年間も、素敵な時間をたくさん過ごそうね。
みなさま、どうもありがとうございました。
* * * * *
今日の保育園。 園庭で運動会の練習をしたのだとか。ほかのクラスがやっている時、先生に座って見ているように言われて、ちゃんと座って見ていたそう。自分たちの順番が回ってくると、「待ってました!」と言わんばかりに、「斜面や鉄棒など何度も戻ってはくり返し楽しんでくれました」。運動会、なにを見せてくれるのかな? 楽しみです。
今日、私は終日取材に出かけていたため、いつもは5時のお迎えが6時になってしまった。教室に入ると、残っているのはルンバを含めて3人だけ。うち1人はお隣の0歳児クラスの子だった。
「ただいまー」 とルンバに声をかけると、ルンバが飛びついてきた。珍しくミニスカートにストッキングという出で立ちの母の足の感触が、いつもと違ってすべすべしていて気持ちいいのか、足につかまってスリスリしている。
と、なぜかルンバがつかまっているのと逆の足にも、しがみつかれる感覚。見ると、同じく1歳児クラスの男の子が私の足にしがみついてスリスリしている。
その子とは、顔見知りというわけではない。毎日送り迎えに来ているとは言え、直接その子と深く接したことがないので、恐らく私のことは覚えていないだろう。でも、にっこり笑いながらスリスリし続けている。ストッキングの感触が、そんなに気持ちよかったのだろうか。
するとルンバ、なんだか怒り出す。 それを見た先生が、 「ルンバくんのママに抱きついたら、ルンバくんが嫌だよって言ってるよ」
それってもしかして、やきもち!?
いままでルンバは私がよその子を抱こうがどうしようが、一向にお構いなしだった。やきもちなんぞ、まったく焼かれたことがない。なんだかちょっぴりいい気分の母なのだった。我ながら変なことで喜んでいるなと思いつつ。
3連休明けの保育園。休み中、ずっと一緒にいたからだろうか?今朝のルンバは甘えん坊モード。私が出かけようとすると珍しく泣いて追いかけてきた。その後すぐにお散歩に出かけて、ご機嫌になったらしいけれど。お散歩では、ありの行列の観察にいそしんでいたらしい。
さて、ルンバはいつも保育園で3時間近く昼寝をする。入園前の昼寝平均時間は2時間だったので、以前より昼寝時間が延びた。少し早起きになったし、周りも皆それくらい寝ているから、というのもあるのだろう。
保育園では寝つきも寝起きも良いというルンバ、今日はなぜか1時間半ほどの昼寝で目を覚ましてしまい、先生に「まだねんねよ」と言われて掛け布団代わりのバスタオルをかぶったりして、自分なりに寝る努力はしてみたらしいのだが、どうにも寝つけなかったのだとか。
昼寝時間がいつもの半分だったからか、帰宅後もなんだかまったり。そうかと思うと、いつの間にかブロックをブロックとして使って遊ぶことを覚えている。自分の手が届かないほど高く積み上げてご満悦かと思えば、安定感のない積み方をしているためにガシャンと崩れ、「ふぎゃー!」と怒る。
ごはんを食べた後、しきりに爪を気にしていたので、そんなに伸びていたわけではないけれど、試しに切ってみた。すると、いつもは起きている時に切ると大暴れなのに、おとなしく手を差し出して、爪が切られている様子をジーッと見ている。
さあこれで最後の10本目と、右手の小指に爪切りをバチンと入れた瞬間、突然ルンバが私の手を振りほどき、そのままバタンとクッションの上に倒れ込んだ。 「どうしたの?」 とゆすってみると、 ………寝てる。
倒れ込んでから熟睡するまでの時間、0.001秒。てな感じである。のび太をも上回るスピードだ。グレイト。
* * * * *
最近の新語。信号を指差して「あおー!」「あーか!」。「あお」は前から言っていたけれど、「あか」とも言うようになった。でも、色を覚えているわけではなく、当てずっぽうで言っているらしい。
子どもって、自分が興味を持っているものに対しては、とっても敏感だ。ルンバも例外ではなく、たとえばテレビで人物の後ろのほうにボケボケに電車が映るだけで「でんしゃー!」と大騒ぎ。こんなんでもわかるのか、と驚いてしまう。
このごろ、サイレンにも敏感だ。救急車、消防車、パトカー。これらのサイレンの音が少しでも耳に入ろうものなら「ピーポーピーポー」。たとえ寝起きでボーッとしている時でも、途端に覚醒して「ピーポーピーポー」。いや、覚醒せずとも、寝ぼけながら言っていることもある。
かなり遠方のかすかな音でもすぐにわかるので「結構耳がいいんだなあ」と感心していたのだが、最近、どんなに耳を澄ましても何も聞こえないと思える時にも突然「ピーポーピーポー」と言う時が出てきた。
よく、どう見ても何もいないのに一点を集中して見ていたり、話しかけたりしていることがあり、夫と冗談で「妖精さんと話をしているんだね」なんて言い合っているのだが、あまりにルンバが真剣なので、大人には見えない何かが本当にいるんじゃないかと思ってしまうことがある。
そんな感じで、大人には聞こえないサイレンの音も、実は子どもには聞こえているのかも知れない。子どもは時に、神秘的だ。
ルンバはよく床に物をこぼす。いや、1歳児なら当たり前だろうか。飲み物や食べ物を、ボロボロボロボロと。汚されるのが嫌なので、フローリングの床にはカーペットもラグも敷いていない。
で、こぼした時に床をティッシュなどで拭き取りながら、「きれいきれいしないとね」とか言い聞かせていたら、自分でも「あーあ」とか言いながらティッシュで一緒に掃除してくれるようになった。拭き終わった後のティッシュは、「ポイして」とお願いすればゴミ箱に捨ててくれる。ただし捨てた後には、「なんていい子なんでしょう~~!」と頭を撫でながら、かなり大袈裟に褒めちぎることを要求される。
今日の夕食時、ルンバがごはんを食べながら、大好きなハムスター人形にも一緒にごはんを食べさせていた(口に押し付けているだけとも言う)。するとハンバーグのソースがハムちゃんの口につき、ツツツーッと垂れてしまった。それを見たルンバ、「あーあ、あーあ」と騒ぎ出す。君が自分でやったんじゃないのかね。そう思って見ていると、ルンバがハムちゃんの口を指差しながら、一生懸命なにやら言っている。よく聞くと、「れいれいよ(きれいきれいよ、の意)」。もしやと思ってティッシュを1枚手渡すと、それでハムちゃんの口を拭き、「ポイよ」と言ってティッシュをゴミ箱に捨てたのだった。
おお!なんだかすごい進歩じゃないか!! ビックリしてしまった。
今日の夕食は配膳も手伝ってくれた。もちろん汁っぽくないものだけだが、上手に運んでくれた。食器の後片付けもお願いすれば手伝ってくれるし、使える男への道まっしぐら。いいぞ、ルンバ。
今日の新語。「あがな!」……魚のことらしい。何度「さかな」と教えても、「あーがーな!」としか言えず。それと、「はち!」。蜂である。蜂の巣の駆除をするという香取慎吾くんの番組を見ていて、蜂の姿に興奮し、覚えたのだった。
なんだかルンバは、保育園ではとってもいい子だ。 いつも家では抵抗しまくるオムツ替え。先日、迎えに行くと、ルンバが先生にオムツを替えてもらっている最中だった。気付かれないように見ていると、自分のズボンを手に持ちながら、おとなしく素直に交換してもらっている。あんな姿、家ではあまり見ないぞ。
予防接種を受けるために早退した日、お迎えに行くと、子どもたちは昼寝の真っ最中。音を立てないようにソローリと部屋に入った。ルンバはとても寝相が悪い。ちゃんと自分の布団で寝ているのだろうかと不安だったのだけれど、あらまあ、きちんと自分の場所で寝ている。ほかの子どもたちも、多少はみだしていることはあっても、きちんと自分のところで寝ていて驚いた。先生が直してくれているのだろうか?
周りの皆もやっているからとか、いい子の要因はいろいろあるんだろう。家では甘えて、暴れたりしてみる、ということもあるのかな。
* * * * *
そしていつの間にか、ルンバがアンパンマンを覚えていた。
今日のお迎えの時、汚れ物などをまとめて帰り支度をしていると、ルンバがトコトコやって来て、「あーぱーまん!」と言い出した。驚いて彼の指差している場所を見ると、トイレの壁に、アンパンマンのシールがたくさん貼ってあるのだった。子どもたちが楽しくトイレを済ませられるよう、先生たちが貼ったのだろう。時折トイレに座ってチーを試みているルンバも、きっと座っている間にシールを指差し、先生たちに「アンパンマンだよ」と教えてもらったに違いない。
知らないうちに、いろんなことを覚えて行くなあ。
今日の保育園での様子。 運動会の練習のために、園庭に出たらしい。けれどルンバは、すべり台やお砂場で遊びたくて、すぐにそちらのほうに歩いて行ってしまうのだそう。運動会、「楽しいことをやります」としか聞いていないのだけれど、ルンバくんは果たしてちゃんとできるのだろうか?
* * * * *
いつもは5時にお迎えだけれど、今日は仕事の都合で6時。帰り道はもう日が落ちて、暗くなりかけていた。ふと空を見ると、星が一つ、キラキラ光っている。指差してルンバに「星だよ」というと、真似して「ほし!」と言った。わかったかな? …わかんないかな、まだ。
朝夕、保育園と家を行き来するルンバとのサイクリングの時間は、とっても幸せなひとときだ。
ルンバは自転車が大好きで、「ルンバくん、出発するよ~」と声をかけると「しっぱーつ!」と応じ、風を受けてニコニコしながら乗っている。目に飛び込む風景の一つひとつに反応し、指差しながら「わんわん!」「にゃんにゃん!」「ブーブー!」「あおー!(どうやら信号のことらしい)」と叫ぶ。道行く人、道路を通り過ぎるバスやトラックたちに「バイバーイ!」と手を振る。そうして事あるごとに振り返り、私の顔を見て、なにやら一生懸命おしゃべりしてくれる。
帰り道はもっとゴキゲン。 信号待ちの間に振り返ってニッコリ笑い、ムギューと抱きついてきたり、チューをせがんでみたり。時には自転車が走っている最中に抱きついてくるので、「危ないよ」とたしなめるのだけれど、内心うれしい。
こんな風に楽しく通園できるのも、保育園で楽しい時間を過ごしているからなんだろうな。
* * * * *
そして今日は、保育園でお誕生日会があったらしい。 9月生まれのルンバは、入園していきなり祝ってもらう側に立つことになった。
遊戯室に全園児が集まり、歌や劇などの出し物でお祝いしてくれたのだそうだ。皆の前に立たされ紹介されたルンバは、大勢の人の前に立つという初めての経験にも物おじせず、皆のことを見渡していたらしい。初めての集会に興奮し、あちこち探検したりと忙しく過ごしていたとのこと。
保育園からは、ルンバの手形と写真を貼付けた可愛いカードをいただいた。お誕生日会でカードを受け取った時、リボンをほどこうとしていたルンバに、先生が「おうちに帰ってからね」と言うと、コクンとうなずいてイタズラをやめたのだそうだ。家では考えられない。帰宅してカードを開いて見せてあげると、とっても嬉しそうに眺めていたルンバだった。
わが家には、朝のダンスタイムがある。
と言ってももちろん、家族3人で朝から踊りを楽しんでいるというわけではなく、ルンバ一人が踊りくるっているのだ。 「シェ!シェ!」 と歌い(?)ながら。
何の曲だかおわかりだろうか?(いや、わかるまい) 教育テレビ「英語であそぼ!」のエンディング曲なのである。
ルンバは最近、この番組に目覚めた。特にお気に入りのキャラクターはイグイグらしい。彼が画面に表れると、ずーっと「イグ!イグ!」と叫び続ける。そうして画面に釘付けになったまま番組は進み、エンディングに突入した途端、ルンバはすっくと立ち上がり、踊り始めるのだ。もちろん、きちんと踊れはしないが、だいぶ振り付けを覚えてきた。冒頭の「シェ!シェ!」は、「shake! shake!」のつもりなのである。
ルンバのこんな姿に、1日の元気をもらっている気がする。最近ますます面白度に磨きがかかってきた愛息である。
2002年09月17日(火) |
予防接種~水痘編/身体測定 |
保育園を早びけして、水痘(水ぼうそう)の予防接種を受けに行った。
集団生活をするようになると、やはり水ぼうそうやおたふく風邪をもらいやすいらしい。入園する際、できれば予防接種を受けておいたほうが良いと言われたのだ。三種混合の追加接種を受けた際に、どちらを先に受けたほうが良いか小児科医に相談したところ、水ぼうそうを先にとのことだったので、仕事が比較的すき気味なところを狙って行って来たというわけだ。
病院には、トーマスやプラレールの絵本がある。ルンバはこれに夢中で、待ち合い室でおとなしく待っていてくれるのは助かるが、いざ順番となって絵本をしまうと「いやーっ!」。帰ろうとすると「いやーっ!」。大変な騒ぎである。やれやれ。
注射はあまり痛くなかったのか、今回は泣かず。三種混合のほうが痛そうだったな。水痘の予防接種は自費で、8000円也。ふところのほうが痛いね。
* * * * *
いつも土足で室内に上がろうとしてしまうルンバ。それが今日は、教室に戻る時、自分で片方の靴を脱ぎ、もう片方はどうしても脱げなくて、先生の所に「脱がせて」と言いに行ったらしい。連絡帳に「いろんなことが1つずつ、できるようになりますね」と書かれていて、なんだかすごく嬉しかった。
今日は身体測定。身長85.4cm、体重12.6kg、頭囲49.0cm、胸囲48.5cm。カウプ指数は17.2(普通)。入園してから急に体重が増えたように感じていたけれど、実際は200gしか増えておらず。あれ?
3連休最終日は、朝から雨。外に出ないのもつまらないので、近所で美味しいと評判らしいトンカツ屋さんに昼食を食べに行くことにした。
そこで思案したのが移動方法。雨降りの日、これまでならば迷わずルンバをベビーカーに乗せ、レインカバーをかけて出かけるところだが、実は昨日、子ども用の可愛い傘を買ったのだ。買い物をすると使いたくなるのが人の常。ってなわけで、ルンバに傘を持たせて出かけたい衝動を押さえることができず、「大丈夫?」と聞く夫をよそに、ルンバにカッパを着せて傘を持たせ、意気揚々と外に出た。
雨の日に自由に外を歩くのは初めてのルンバ。カエル模様の可愛い傘を持たせてもらい、嬉しそうにトコトコ歩く。時折空をあおいでアーンと口を開け、雨を食べようとしてみたり、とても楽しそうだ。その可愛い姿を見て、チャレンジして良かったと嬉しくなる。
ところが、やっぱり甘かった。 ものの10分ほど歩いたところで飽きたのか、ルンバが真直ぐ歩かなくなってきた。水たまりをかき混ぜようとしたり、草むらの脇の歩きにくい所や段の上を歩こうとしたりと、ちっとも前に進まない。挙げ句の果てには「どーじょ」と傘を夫に手渡し、私に対して抱っこ攻撃。この雨の中、重量12kgのルンバを抱え、傘を差しながら歩くハメになるとは。いや、当然予想すべきことだったのに、目先のルンバの姿に気を取られ、すっかりリスクを忘れていた私が悪いのだが。
さらに悪いことに、抱っこして歩いていたら気持ちよーくなってしまったらしい愛息は、はるか彼方の眠りの国へ飛んで行ってしまった。全身脱力した身体の重たく抱きづらいこと。それでも美味しいトンカツが待っていることを励みに、目的地に向かってすたこら歩いたのだ。嗚呼それなのに。
日祝日は夜しかやっていないなんて、知らなかった。
ショックに打ひしがれて、つい夫と険悪ムードになりかけたが、そんなことをしてはいられない。さっさと別の店を探さなければ。
気になる洋食店があったのを思い出し、そちらに向かう。今度は大丈夫、ちゃんとやっていた。さあ、ルンバが寝ている隙に、のんびり美味しくいただきましょうと思っていたら、店に到着するなりルンバ起床。そして店内散策。ダメだー、ゆっくり食べられやしない。
頭の中がトンカツのことでいっぱいだった私はカツレツを、夫はエビフライを注文。料理が運ばれてくると、ルンバにごはんと味噌汁、野菜などを与えながら、バクバク食べる。おっ、結構おいしい。と、ルンバが4切れあるカツレツの一つに手を伸ばして来た。彼はかたまり肉を全然食べない子なので、ひと口食べたらどうせ放り出すんだろうと思って見ていたら、食べるわ食べるわ、あっという間に1切れ食べてしまい、驚いた。食べられるんじゃないか。
帰り道、さらに激しくなった雨の中を、またもや抱っこマンのルンバを抱えてトコトコ歩いたが、美味しい物を食べた後だったので、私は上機嫌。幸せな昼下がりであった。
ちなみにこの日の夕食はカレーライス。バーモントカレー甘口をベースに炒め玉ねぎ、バター、デミグラスソースを加え、レーズンを振りかけた、とことんあまーいヤツ。もちろんルンバ仕様である。普段は辛いカレーが好きな私だが、久々に食べた甘口カレー、これはこれで結構美味。なんだか気に入ってしまい、後でふりかけようと思っていたトウガラシを使わずに、甘いままでいただいた。
…どうも休日は「育児日記」というより、単なる私の「食いしん坊日記」になってしまうなあ。
* * * * *
テレビを見ていたルンバ。アニメ「おじゃる丸」を見て、「おじゃる!」と言っていた。エンディングも「おっじゃ、おっじゃ、ほいほーい」と振り真似をしながら歌う。教育テレビ「いないいないばあ」が始まると「くう!」「だーだ!」「わんわん!」とキャラクターの名を叫び続けている。キャラクターに本格的に目覚めるのも間近か。ちなみに「トーマス」のことはまだ「でんしゃ」としか言わない(というか教えていない)。
2002年09月15日(日) |
スムーズに歩かせる裏技 |
ちょっと足を伸ばして、家族3人でお出かけしてきた。
最近、外出時にはベビーカーを使用しないことが多い。すぐに飽きて「降りる」と暴れ出すし、降りたら降りたで、ベビーカーは単なる荷物になってしまうからだ。だからこのごろは、ルンバが自分で歩ける所は極力歩かせて、危ない所や電車の中では抱っこするようにしている。近所への外出はもっぱら自転車だ。
そんなわけで今日もベビーカーは持たずに出かけたのだが、大人の思い通りにおとなしく歩いてくれるルンバではない。ただでさえ好奇心いっぱいなお年頃なので、あちこちで立ち止まり、あるいはしゃがみ込んで、すぐに動かなくなってしまう。手をつないで歩くのは断固拒否!だった少し前に比べ、多少は手をつないで歩くようになってくれた今は、ちょっとは楽になったのだけれど、寄り道が過ぎていつまで経っても前進できない時には、こちらもどっと疲れてしまう。
そんな時に有効な、ルンバをスムーズに歩かせる裏技。
ルンバには道にラインを見つけると、そのラインをたどって歩こうとする習性があるのだ。道に引いてある何かのライン、タイルの道で色が変わっている部分とか、点字ブロックとか。そういうものを見つけると、ルンバは意地でもその上を歩き続けようとするため、まっすぐスムーズに歩いてくれるのである。
今日も歩いてくれない時には、この手を使った。うまく行ってずいぶん助かったのだけれど、ルンバときたら、強引にライン上を突き進むため、カップルの間を中央突破したり、団体さんの中に突っ込んだり、ほかの家族連れにまぎれてしまったり。今度は融通を利かせるということを覚えてほしいと思うのは、あまりにも贅沢な母の望みなのだろうか?
* * * * *
さて、お出かけの様子を少し。
行く先はお台場のパレットタウン。久々の電車でのお出かけに、ルンバ大興奮。特にゆりかもめでは先頭の座席に乗ったので、ちょっとしたジェットコースター気分だ。夢中になって窓の外の景色を見て、ほかの電車の姿がチラリでも見えると「バイバーイ!」。なんとも楽しそうにしていた。パレットタウン内のゲームコーナーにあったボールプールの風船版みたいな遊び場でキャーキャー言って遊んでいたが、彼にとって、今日のお出かけでもっとも楽しかったのは、ゆりかもめに乗ったことなのではないだろうか?ルンバの行く末がちょっぴり恐ろしい私たち夫婦なのだった。
アメリカンなハンバーガーを食べさせてくれる店があると聞き、家族3人で出かけてみた。子連れで入れるだろうか、と店内をのぞいてみると、ファストフードのような雰囲気ではないものの、なんとかなりそう。さっそく足を踏み入れる。
メニューを見ると、ハンバーガーだけでなく、サンドイッチも豊富。キッズプレートもある。どれもこれもおいしそうで、迷いまくった末、チーズバーガー、スモークした帆立と生ハムのサンドイッチ、キッズプレートを注文した。
すぐに出来上がってきたキッズプレートの中身は、オムライス、焼き野菜、フライドポテト。オムライスを味見してみると、ルンバの好きそうないいお味。お腹が空いていたのか、ルンバはすごい勢いでバクバクと食べ始め、ニターッと笑って「おいし~」。大人用のフォークしかなかったので上手に食べられるか心配だったが、自分で上手に食べている。スプーンやフォークの扱い、上手になったものだなあ。好物を食べる時には食い意地も手伝って、なおのこと上手に食べるんだな、これが。 結局、そのままの勢いで4分の3以上は食べたかな。お腹がふくれてルンバご満悦。
大人用に頼んだハンバーガーとサンドイッチ、これも美味。サンドイッチのパンは薄くカリッとしていて、香ばしい。自家製と思われるスモーク帆立もうまい。しかしそれにも増して、驚いたのはハンバーガーのおいしさ!パンもしっかりして美味しいし、何よりハンバーグがジューシーでたまらない。また足を運びたくなる味だった。
このごろルンバは、ウンチをした後に「オウチ(ウンチ)」と言って股の辺りに手を当て、教えてくれるようになった。と言っても彼ががんばっている時はたいてい、「�ーん」とか唸りながら真っ赤な顔でプルプル震えていたりするので、していることにはこちらも気付いていることが多いのだけれど。これが進歩していくと、いずれはする前に教えてくれるようになるんだろうか。
ルンバのオムツを替えるのは、なかなかの重労働だ。とにかくジッとしていることが嫌い、人に押さえられてジッとさせられることは1秒たりとも耐えられないというような彼である。逃げ出そうとして暴れる、暴れる。大変な騒ぎだ。
そんな彼をおとなしくさせるツールとして、幼い頃から重宝しているのが、ベビージムだ。我が家のベビージムはベビーメリーと合体したタイプで、真ん中にぶら下がった部分がピカピカ光り、音楽を鳴らしながら左右に移動するのである。このベビージムの下に寝かせてオムツ替えをすると、比較的スムーズにいくことが多かったため、すっかりそこはオムツ替えの定位置となっていた。
今日の夕方、保育園から帰宅したルンバが、いつものように顔を真っ赤にしながらがんばりだした。終わると、「オウチ!」とひと言。「じゃあ、オムツを替えようね」と、私が新しいオムツを取りに行くと、ルンバはトコトコッとベビージムのほうへ行き、コテンと寝そべって、ジムの下に横たわったのだ。「さあどうぞ」と言わんばかりに、おとなしく私を待っている。いつもは新しいオムツを私が手にした瞬間、走って逃げ出すルンバなのに。
さすがにやっと、「ウンチをした後はオムツを替えてもらうと気持ちいい」ということを覚えたのだろうか? こんなにオムツ替えを楽にできたのは、一体いつ以来のことだろうと、感激を覚えずにいられない母なのだった。
* * * * *
今日のルンバは、昼寝前にキャーキャーと大騒ぎしていたらしい。先生に「もう、ねんねの時間よ。わかった?」と言われると、突然布団にもぐり込み、コテッと寝てしまったのだとか。家でもそんな風におとなしく寝ておくれよ。 今日は3時間近く昼寝。おやつのドーナツはおかわりしたらしい。ルンバくん、おやつのおかわりをするの、3日連続なんですが…。
ソファーに座ってテレビを見ていたら、ルンバが私の手を自分のアゴのところに持っていき、なにやら催促する目つき。 「チッチッチッ」 彼が舌を鳴らす。
ピンと来てしまった。 ルンバのアゴにあてられた手でそのままアゴをなで、今度は私が 「チッチッチッ」 と舌を鳴らすと、途端に彼は猫に変身。 「ニャーオ」 と可愛い声で鳴き、四つ這いになって逃げて行った。
なぜだかルンバは、こうされると猫になってしまうのである。 夫は、「ルンバの別人格だ」と言う。
それにしても、自ら催促してきたのは初めてのことだった。猫になりたい気分だったのかい?
* * * * *
昨日、「ハム太郎のしんかんせん」のビデオをくり返し見ていたルンバ。よほど嬉しかったのか、寝言で突然、「でんしゃ…」とつぶやいていた。いい夢見てるねえ。 ちなみに目覚めのひと声は「ピーポーピーポー」だった。
* * * * *
夏前、補助便座で何度かおしっこすることに成功していたルンバだが、その後はトイレに行くと遊んでしまって、本来の目的を忘れてしまうので、すっかりトイレに連れて行かなくなってしまっていた今日このごろ。ここにまた、保育園効果が。 どうやらルンバ、園ではお友だちに釣られて時々トイレにまたがり、おしっこをしているらしい。 家でもまた、トイレの練習を再開するかな。ゆるーくね。
ルンバは電車小僧だ。この夏、急に目覚めてしまった。 そして今、彼がこよなく愛するお友だちは、ハムスター人形だ。食事をさせたり、飲み物をあげたり、耳掃除をしたりと、身のまわりのお世話に余念がない。
先日、生協のカタログで「ハム太郎のしんかんせん」というビデオを見つけた。これぞまさにルンバのためにあるようなビデオ!と思い、つい購入してしまった。それが今日、届いた。
保育園から帰宅し、食事の支度をする間、「いいものがあるよ~」と早速見せると、「あー!!しぇんしゃ(電車)、しぇんしゃ!バイバーイ!カーンカーンカーン(踏み切りの音)」と大喜び。釘付けになって見ている。やっぱりツボにハマったらしい。
喜んでくれたのはいいけど、ビデオの箱を抱いて離さなくなってしまった。くり返し見せろとか言うようになるのかな?
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ルンバのいる保育園の1歳児クラスでは、おままごとが流行っている。今日もお迎えに行くと、子ども用の小さなソファーに皆がギュウギュウに詰めて座り、そこでルンバがカゴに入ったフェルト製の野菜をおたまですくって、一生懸命、給仕していた。500mlのペットボトルには色水が入っていて、ジュースのつもりらしい。真剣にごはんを食べる真似をする子どもたちの姿が可愛くて、ついつい顔がほころんでしまう。
今日は園庭でボール遊びを楽しんだらしい。近くの緑道にお散歩に行く日、公園で遊ぶ日、電車を見に行く日など、毎日いろいろな遊びのプログラムを組んでくれていて、ルンバも楽しそうだ。託児所の時には朝は必ず泣いていたけれど、保育園に入ってから、ルンバが朝泣いたのはまだ1日しかない。日中の様子を見ていても、このまますんなり馴染んでくれそうですね、と先生。楽しい保育園で良かったね、ルンバ。
いつもよく食べ、よく昼寝をしているルンバ(毎日2時間半前後、それも決まった時間にちゃんと昼寝をしている!)。連絡帳を見ると、今日のおやつは「おかわり」。おかわりってアンタ…。ちなみに、おやつのメニューはみそ蒸しパンと牛乳でした。
「ただいまー」 そう言って保育園の教室のトビラを開けると、夢中でお友だちと遊び回っているルンバの姿が目に飛び込んでくる。たいていは、あまりに遊びに集中し過ぎて、私がやって来たことにしばらく気付かない。その間に私は汚れ物や連絡ノートをカバンに詰め込んで、帰り支度だ。
しばらくして、ようやくルンバが私に気付く。途端に彼は甘えん坊くんに変身する。 「ママー!」 そう叫んで、飛びついてくる。しゃがんで支度をする私の背によじ登り、そのまま下りようとしない。
保育園の帰りは、いつもこうだ。
ルンバは数カ月前から、急におんぶが好きになった。隙を見せようものなら、すぐさまバックを取られる。お迎えの時は特に甘えん坊モードなので、背中に乗ったまま絶対に下りようとはせず、おんぶしたままの退園となるのだった。赤ちゃんみたいで、なんかちょっと恥ずかしいぞ。
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子どものころに覚えた歌に「おんぶおばけ」というのがある。ルンバが飛び乗ってくると、いつもこの歌を思い出す。それを夫に言うと、夫が「オレンジ色のおばけでしょ?翡翠から生まれた」。ん? なんか話が違う? どうやら夫が言っている「おんぶおばけ」は、アニメらしい。歌も、私が知っている「おんぶおばけ」とは別物だった。私はそのアニメ、見たことがないぞ。そんなのがあったんだ。
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今日は保育園で、お散歩の帰りに消防署に寄り、消防車に乗せてもらったらしい。ルンバは大喜びで、下ろそうとされると、「まだ乗っていたい~!」と怒っていたそうだ。消防署ではしゃぎ過ぎたのか、帰りの台車の中で、立ったまま寝てしまったという。
お迎えに行った時、ほかの子が床におもらしした所を気付かずに踏んでしまったルンバ、大声で「あーーっ!!」と叫び、濡れた足を見てギャーギャー騒ぐ。手足が汚れたりすると、たまにこうして大げさに騒ぐのだ。見ているほうは、笑ってしまうのだけどね。
少し前からルンバは「あーあ、○○ちゃったあ~」とよく言うようになった。「○○」の部分はなんと言っているのかよく聞き取れない。「落ちちゃった」とも「取れちゃった」とも、いろんな風に聞こえる。とにかく彼は、なにか残念なことがあった時にその言葉を口にするのである。
それがここ数日で、急激にエスカレートしてきた。なんだか1日中「あーあ」ばかり言っているようだ。それも、気に留めてもらえるまで何度もくり返し、音量も次第に大きくしていく。
蚊に刺された跡を見ては「あーあ」。治りかけの古傷を見ては「あーあ」。クレヨンで汚れた手を見ては「あーあ」。自分でテーブルからパンを落としては「あーあ」。パパが投げたゴミがゴミ箱から外れては「あーあ」。
ありとあらゆることに対して「あーあ」。
しまいには、一体なにが残念なのかもわからないのに「あーあ」と叫んでいる。なんだかわからないけれど、聞いてるこちらまで残念な気持ちになってしまう口癖なのだった。
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それはそうと、今日も雨だった。雨が降ると保育園が遠い。月曜日は週末に洗濯した運動靴やら布団カバーやらバスタオルやらパジャマやらを持って行かなければならず、荷物が多いので、雨が降るとなおさらツライのだ。明日は晴れてほしいなあ…。
今朝のルンバは、「行ってきます」と声をかけるとにっこり笑って「バイバーイ」。出口まで見送りに来てくれた。保育園に着いてすぐに、お友だちとの遊びにノリノリになると、私が出かけても気にならないみたいだ。その調子、その調子。
2002年09月08日(日) |
いちばん美味しかったのは |
さて、休日である。 家族3人で近所に外食に出かけた。
ルンバのために頼んだメニューは「お子さまラーメン」。あまり健康的なメニューではないが、一番喜んでちゃんと食べると思われるものを注文することにしたのだ。とにかくルンバは麺好きなので、ラーメンならばムラ食いルンバも喜んで食べてくれるに違いない。
案の定、ルンバはラーメンが来るなり「チュルチュル!」と言って大喜び、子ども用の取り皿に麺がなくなると、パパに「どーじょ(この場合は「ちょうだい」の意味)」と言って催促。麺を食い尽くすまで、もう夢中だった。
でも、彼が今日一番おいしそうに口にしたのは、ラーメンじゃなければ、デザートに頼んだアイスでもない。
水、そして氷。
最初に出て来たお冷を抱え込み、氷を口に含んでは、 「おいしいよ~。おーいしいよ~う!」 と、やけに感慨深そうに言い続けた。そんなにおいしいのかい、水が。
親としては、ろくに食べさせていないようで、ちょっぴりはずかしいわが子の姿であった。
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