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やすみ日記
梅子
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2010年05月30日(日)
「グラン・ジュテ」エンディング曲

「グラン・ジュテ」、今週は江戸小紋の染織家でした。

男社会&力仕事、ということで大変なご苦労があったそう。
ですが、そんなことを感じさせない、ほんわかした語り口でした。
インタビューで着てはった、黒っぽい小紋が、粋で格好良かったですね。
http://www.nhk.or.jp/partner/grand/backnumber/index.html

エンディング曲が素敵だなぁと思って調べてみました。
大橋トリオ「そんなことがすてきです。」
http://www.youtube.com/watch?v=ePRuOJujXVI
「はっぴいえんど」っぽい。懐かしい感じですね。



2010年05月29日(土)
「早雲の軍配者」富樫倫太郎

歴史小説ですが、青春物っぽい。読みやすくて面白かった!

北条の風魔小太郎、武田の山本勘介、上杉の冬乃助。
軍配者の養成学校で学んだ少年たちが、敵同士として戦場で再会する、という話。

軍配者というのは、戦国武将に仕え、軍事戦略を考える専門職です。
親友兼ライバル。最高の萌えシチュですね!(笑)

勘介が、図太くて知恵が回るので、醜男だという設定を忘れてしまう。一番キャラ立ってますね。

途中で勘介が偽者だとバレるシーン。
衆道の相手が、股間に刺青が入ってないという理由で気づく、というのに笑った。
「○○命」って入れてたっていう(笑)

勘介が軍配者デビューするのは40代になってからなので、この小説ではまだ合戦を指揮してません。
三人で戦うところ見てみたいなぁ。続編希望!



2010年05月23日(日)
映画「ジョゼと虎と魚たち」

おっさんのような喋り方のジョゼが、魅力的でした。
「帰れって言われて、帰るようなやつは帰れ」と、泣きながら言うところが可愛いなぁ。
これもある種のツンデレなのか。

ガラの悪い幸治は、ジョゼのことが好きなのかな。
二人が田舎に帰るって聞いて「結婚するってことやろ!」と逆ギレしてんのがほほえましい(笑)

別れた後、恒夫が大泣きしてるのに、ジョゼがとっくに覚悟してたみたいに淡々としてるあたり、女性は強いな…と思いました。



2010年05月16日(日)
「モンスター」百田尚樹

極端に醜い女性が、美容整形で美しくなって、故郷の町に戻ってくるという話。

面白くて一気に読んでしまったけど、スッキリしない読後感。
そんなに人は外見が全てなのか? と言いたくなってしまう。

整形について詳しく、書かれてます。
目や鼻はともかく、アゴ削って歯を全部抜くとか、イテテテテ。
こんなに手術繰り返して、人体は大丈夫なのか?

主人公が20年くらい執着する英介が、全然良い男に見えん。崎村について行けばいいのに!
幼稚園の初恋を忘れられないって、普通はロマンチックだろうけど、この場合はホラーです。
恋とは不条理だ…。



2010年05月15日(土)
映画「たとえ世界が終わっても」

大仰なタイトルに、一瞬引いてしまったのですが、見てみたら良い話でした。

最初は、まなみの気持ちが分からず、話に乗れなかったのですが、妙田さんが偽装結婚の話持ち出すあたりから、面白くなりました。

長田君の両親に会うシーンで涙。

しかし、映画「ココニイルコト」といい、こういうヒロインを元気づける青年って、先に亡くなる運命なのか。
心が通じ合った矢先なので、ショックだ…。



2010年05月11日(火)
「監査法人」/豆千代さん

2008年のNHK土曜ドラマ「監査法人」を見ました。
今、5話まで。

硬派な経済ドラマで、面白いです!
今まであまり取り上げられなかった、公認会計士の仕事にスポットを当てていて、興味深い。
2002年頃の、金融再編による銀行の倒産や、ベンチャー企業の台頭を描いていて、ハゲタカを思い出します。

ただ、主人公が若くて美形すぎて、凄腕会計士に見えないかも(^^; 

正義を貫いたその後、を描いていてる点が、ほろ苦くて良いです。
厳格監査を掲げてたのに、独立した途端、会社を守るために馴れ合い監査をしなくてはいけなくなってしまう・・・。

悪だと思ってた、前理事長にも、プライドや正義があり、主人公が、ただ古い価値観を否定するだけじゃないところが良かった。
篠原前理事長といい、オヤジ達がいい味出してますねー。

ハゲタカ、監査法人、鉄の骨(次の土曜ドラマ)と、銀行はいつも悪者だな(^^; 銀行がメインの話も、一度見てみたいかも。

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「グラン・ジュテ」豆千代さんの回を見ました。
初めて見ましたが、女性版プロフェッショナルみたいな番組ですね。
着物可愛い!

1万円の着物を作る、という豆千代さんの計画を、最初はどこの呉服メーカーも断ったそう。
少なく高く作るのが、従来の呉服業界なので。
そんな中で、情熱に押されて協力してくれる京都の帯屋さんがあり。
同じ機械刺繍でも、図案によって安くなるっていう裏技とかを教えてもらったそうです。

豆千代さんのだんなさんは、元「りぼん」編集者だそう。乙女趣味つながりですな!(笑)



2010年05月09日(日)
「森に眠る魚」角田光代

東京都文京区で、ママ友5人の人間関係が、こじれていくのを描いた話。

女同士ってめんどくせー! と思いました。
心理描写が異様に上手いので、読み終わってぐったりします…。

 ・ママ友って、どうしても作らなければいけないもの?
 ・お受験のための勉強が、死ぬほどつまんなそう。どうせ小学校に入ったら勉強しなくちゃいけないんだから、幼稚園からやらされるなんて、子どもの身からすれば、まっぴらゴメンだと思う。
 ・そんなに嫌いなら、愚痴愚痴言わずに、さっさとママ友から離れればいいんだよ! 
と、つくづく思った。

女同士って、「分かってくれて当然」「同じでないと気が済まない」みたいな圧力があって、しんどいな…。
この話は、そういう面を誇張して書いてるだけで、実際はそうでない面もいっぱいあるだろうけど。



2010年05月05日(水)
サカナクション「KIKUUIKI」/

サカナクションのアルバム「KIKUUIKI」を聴きました。

「アルクアラウンド」のPVでも、文字の使い方が印象的でしたけど、今回の歌詞カードも、文字の配置が面白いですね。円にしたり、1面に配置したり。

「アルク~」「目が明く藍色」の他、「YES NO」が好きです。

なんというか、前向きでない歌詞が良いですね。
「綺麗でなくて良い 描きたい物を描くんだ」
というような、「Klee」の歌詞とか。



2010年05月04日(火)
NHKトークショー 大河ドラマ「龍馬伝」

NHK公開セミナー“トークショー 大河ドラマ「龍馬伝」”に、多紀さんと行ってきました(於:NHK大阪放送局)。
武市半平太役・大森南朋さんと、土佐勤王党メンバーによるトークショーです。

7時半から会場前で並びました。10時ぴったりに整理券を配布。整理番号は240番代でした。
定員は250名でしたが、実際は300枚以上発行した様子。
最前列の方達は、4時頃来たそうです。

2時に開演。
大森さんは、足が細く長く、顔が小さかったです。
他に、チーフプロデューサーの鈴木圭さん。NHKの中村淳平アナウンサー。土佐勤王党の望月亀弥太役・音尾琢真さん、望月清平役・本田大輔さん、島村衛吉役・山﨑雄介さん、河原塚茂太郎役・原田裕章さん。

以下、うろ覚えなので、間違ってるところもあるかと思います。
大森さんと土佐勤王党メンバーはとても仲良さそうで、プロデューサーさんもノリが良く、アナウンサーさんも質問が上手くて、雰囲気の良いトークショーでした。

・武市切腹の回は、もう撮り終わった。
 朝6時までかかった。20~27話まで牢に入りっぱなし。

・前の晩、大阪で晩ご飯を食べてると、女性に「半平太だ! あんた悪いやつだな。ムカツクわ」と言われた。
 亀弥太役・音尾さん「武市先生のやることは全部正しいと思っていたので、世間から悪役扱いされてると知って、ビックリ」

・実在の武市について
 大森さん「色白で目ぱっちりで、自分と真逆(笑)」
 鈴木P「スタッフも私も、誰も全部は読んでない、武市の日記を、大森さんは全部読んだんです」
 大森さん「意味、半分もわかんなかったです(笑)」

・過去の武市役を参考にした?
 大森さん「作品は見てないけど、ウィキペディア見たら、役者名が載ってますよね」
 鈴木P「ウィキペディア見たんだ(笑)」

・大河ドラマ初めてですね?
 大森さん「新選組! 出たかったんですけどねー(冗談ぽく/笑)」

・時代劇、初めてでしょうか?
 大森さん「ちょんまげになるの、3回目くらい。いままでは、やじきたとかで、ちょい役」

・龍馬について
 大森さん「憧れも嫉妬もあって、ずっと大好きな友達。福山さんは、大スターなのに良い意味で普通で、懐の深い人。実在の龍馬も、こんな人だったのかなって思います」

・撮り直したいシーンある?
 大森さん「東洋に蹴飛ばされるシーンで、リアクションが大きすぎてカツラがずれた(笑)もう一度やるなら、もっと上手く転びます」

・逆に、良かったシーン
 大森さん「牢に入ってる武市を、弥太郎や龍馬が訪ねてくれるところ。グッときました」

・脱藩した龍馬が、大阪にいる武市を訪ねてくるシーン。
 鈴木P「福山さんは、相手の演技を受けて、どんどんよくなる人。このシーンで、福山さんの演技がいいのは、大森さんの演技がすごくいいから」
 大森さん「ここでは、自分の方が上なんだぞーって顔してますね(笑)」(武市が出世していく頃なので)

・リアル感を出す撮影の工夫
 鈴木P「粉を振りかけて髪をぱさつかせたり、窓から差し込む光を映すため、ドライアイス炊いてます」
 大森さん「役者にとっては、喉に悪いです(笑)」

 大森さん「普通は、リハーサルを何度もするんですけど、龍馬伝では、簡単な動きの確認をした後、すぐ本番です」
 鈴木P「役者さんの感情の盛り上がりを、撮りこぼさない工夫です。福山さんは、いつ役者スイッチが入るか分からない人。一回目の時もあるし、二回目の時もある」

・東洋暗殺シーン
 大森さん「東洋役の泯さんが、息できなくて大変だったってぼやいてた(笑)」
 鈴木P「雨は降るし、お腹も動かせないし、監督はなかなかカットって言わないし、死体役って大変なんですよねー」

・時代劇の所作・居合いについて
 大森さん「所作については、空手をひと月習ったことがあったので、役に立ちました」
 音尾さん「竹刀が重いのと、居合いの動きを覚えるのが大変でした」
 本田さん?「殺陣が激しすぎて、歯が欠けました」

・武市切腹後の土佐勤王党
 鈴木P「(土佐勤王党メンバーが)武市の遺品が置いてある仏壇の前から、ずっと動かなくてね(普通はリハーサルやらカメラさんの出入りがあるので、出たり入ったりする)ここは良いシーンなので、楽しみにしてください」
 本田さん?「本当に悲しくてね…。もう飲みに連れてってもらえないのかと思うと」
 大森さん「そこかよ!」

・視聴者のつっこみ
 鈴木P「月曜の朝、メールを開けるのが怖いです。この間、スタッフ誰も気づかないような、『柵の向こうにカメラさんが映ってた』という指摘がきました。コマ送りしなきゃ、絶対見つからないような映像ですよ!(笑)」

・幕末に生まれてたら、何してた?
 大森さん「町人として、町の片隅でひっそり…。国を変えようとか、思いも寄らないです。今の時代の自分と、幕末の若者は生きるエネルギーが全然違う。5分の1くらいなんじゃないか(手で大きさを示す)」

******
腐関係。

14話。初めて以蔵が暗殺を決意し、半平太と抱き合うシーン。
・脚本には「抱き合う」という指示はなかった。
・南朋さんがリハーサルで抱きついたら、以蔵役の健くんに「ちょっと…」と押し返されて拒否された。
・本番では、健くんから胸に飛び込んできてくれたので、南朋さん曰く「相思相愛」。

このシーンのVTRを背後で流しながら、鈴木プロデューサーが「もうすぐ抱きつきますよ!」とか、腐女子向けの発言を繰り返してた(^^;

鈴木プロデューサーは他にも、「このシーン、おかまっぽいですよね? 土佐勤王党の関係って、精神的ホモセクシャルというか」などとコメント。そこ笑っていいのか…と迷うところ(^^;

帰りは、梅田のだらけとコミックランドへ。
多紀さんに、「一番好きなBL小説家さんは?」と聞いたら、「木原さんでないことは確か」ときっぱり(笑)
漫画と違って、小説家さんはレーベルによってガラッとカラーを変えるので、作家買いする人は居ないそうです。




2010年05月02日(日)
視点・論点 山口晃/せんとくん

NHK「視点・論点 日本の美(1)電信柱」を見ました。

画家・山口晃さんが、10分間、電信柱の美しさを語るという。
なんというマニアックな番組! 
明治時代の電信柱の歴史を語り、真面目な顔で、途中から大ボラを混ぜてました(笑)

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トークショーの前に、NHKの1階広場で、せんとくんと会って、写真を撮って頂きました。
せんと君は礼儀正しくて大人でした。写真を撮り終わったあと、握手してくれましたよ!

ステージでは、ゆるキャラ&ストレッチマンの歌。
NHK金沢放送局の「ことじろう」(石灯籠)はほとんど動かなかった…。
ほとんどのゆるキャラが、手が短くて、ストレッチマン体操が出来なかった!(笑)
ステージを降りたストレッチマンは、子ども達に取り囲まれて、大人気でした。
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2010年05月01日(土)
池田重子&岡重コレクション展

「池田重子コレクション&岡重コレクション展」(京都文化博物館)に行ってきました。

大正~昭和初期の見事な羽裏の数々。
すごく色が綺麗で、柄も精緻で、ほれぼれしました。裏地といえど、派手だ!
着物で見に来てるお客さんが多くて、素敵でした。

その後、楽紙舘さんで畳紙を見たり(種類豊富で安い!)、三条通の着物屋さんを見て、よーじやさんでお茶しました。
カプチーノの顔は、型紙を使って描いてるそうです。フリーハンドじゃなかったのか!

最後に、ZEST御池の愛きもの館さんで、可愛い腰紐と衣装敷を買いました。
京都市役所付近、気になるお店が色々あるのですが、なかなかここまで来ないんですよね(^^;)
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