昨日は雨が降っていて外を走れず、久々にジムへ行った。トレッドミルでBGMにPoguesのFiestaやSally MacLennaneを聴いて走ったら気分が煽られてスピードが出る出る。平均時速13㌔(俺にしてはかなりの速度)で10㌔も走ってしまった。で今日は体中が筋肉痛で体バキバキ。オーバーワーク、あかんノ(´д`) 最近ジムをTからKに変えたのだけど、Kは安いだけあって設備がしょぼいね。背筋マシーンでちんこがグリグリされすぎる。ちんこを鍛えるマシーンなのかという程。あと貸しタオルがちょっと臭いよ。でも、映画「ドッヂボール」みたいな庶民派でいなたい感じは、悪くない。
PSE法、ビンテージ楽器だけ除外になっても意味がないね。
次世代DVDとか地上波デジタルとかPSE法とか。色々な口実を使って、売上の伸びが頭打ちになったアイテムに対して消費を促されているだけのような気がしている。これは思いつきで書いているので、本当のところはどうなのか後でもっと調べないと。けど、根っこのところはそういうことのような気がするなぁ。モノを大切にすることとヒトを大切にすることは繋がっていることだと思うんだよなぁ。
こうの史代 /さんさん録

過去作「長い道」などよりもテーマはあっさりしているように思う。だからこそ、コミュニケーションのなかの機微がじわっと沁みる。技巧派だけど、これみよがしではなくさらりと魅せるうまさにも唸る。職人芸の域。技巧も高野文子までいっちゃうとウチの母ちゃんに読ませてもわけわからんだろうし。間口が広くて奥も深いというのは凄い事だ。
あと表紙の紙質がざらざらしていて心地良いなヽ(´ー`)ノ
シェイン - ザ・ポーグス :堕ちた天使の詩

高校生の頃に図書館で「堕ちた天使」を借りてからずっとポーグスのことは好きだったけれど、この映画を観てから更に好きになった。いや、改めて好きになったとか更なる良さに気が付いたとかいうレベルではないな。中学生の時分にClashの「白い暴動」をはじめて聴いたときの衝撃と同じくらい打ちのめされてしまった。いま、四六時中サルのようにポーグスを聴いている。仕事中も常にポーグスが頭の中で鳴っている。ハイロウズの「14歳」みたいに。
その理由のひとつは、このドキュメンタリーのなかに挟み込まれているPVで、シェインの書く「歌詞」のすばらしさに改めて気が付いたこと。ギラギラと鋭く、へらへらとお茶目で、トボトボとやさしい。その詞は、歌詞カードを読んでじゃなく、リアルタイムで曲に乗って歯ボロボロのシェインの口から飛び出して耳に入ってきたときにこそ活き活きと輝いているんだ。なんて良い歌詞、なんて良い曲。いくつものPVやライブ映像が収録されているが、どの曲も震える程すばらしい歌詞だ。「ウィスキーの川の流れるところへ」なんてあまり好きな曲じゃなかったけれど、あの歌詞をあんな映像と一緒にみせられたら好きにならないわけがない。 そしてどのPVも映像のセンスが滅茶苦茶良い。「フェイスタ」でのゆらゆらしたシェインの動きは完璧すぎて、どんなに修練を重ねたダンスでもかなわない。特にサビのところ...
そしてもうひとつの理由は、シェインという男のろくでもない格好良さに改めて気がついたこと。冒頭でシェーンのお父さんが「あいつは頭がいい奴だった。今だっていいさ。脳細胞は大分減ってしまったけどね...」と語るとおり、シェーンは、アルコールと薬物の中毒で廃人寸前だ。犬小屋に敷いてある布っ切れのようにボロボロ。だけど、下品に笑い、時折よだれをたらしそうになりながらスロウに話すシェーンは、なんだかどうにも、とても素敵だ。話の内容はまったく破綻がなくとても冷静で整然としている。そして人にはどこまでもやさしい。妻と一緒にゆったりとダンスを踊り、ファンのおばちゃんのTシャツにニコニコとサインをして、どこまでも故郷を愛し、道端のホームレスに無言で金を握らせる。(その直後にシェーンが自転車を盗もうとするのには大笑いしたけど) とにかく紳士なんだ。音楽そのものと、それを奏でる人の人格は切り離して語るべきだと考えているので、自分がファンのアーティストの実態がどんな奴だろうと、それは別にどうでもいいと思っていた。でも、俺はシェーンとは友達になりたいなぁ。もちろんこういうドキュメンタリーで彼のすべてが語られているわけはない。けれど、それを差し引いてもこんなに気のいいやつはそう居ないよ。
去年のフジロックで観なかった事を今更ながら激しく後悔している。次の機会には、必ず逢いに行こう。
ポーグ・マホーン!
花粉が目に来たヽ(゚ー゚)ノ
医者でステロイドの目薬を貰ってきたのだけど、お前は眼の疾患があるからできる限りこれはつけるなとか言われたのでじっと我慢。お守りのように持ち歩くのみ。
ソウルフラワーユニオン ツアー「郷失者達(デラシネ)の晩餐会」@心斎橋・クラブクアトロ
久々のソウルフラワー。楽しかった。普通に楽しかった。普通に最高だった。むかし、ソウルフラワーのライブは俺にとっては祭りだった。人生のなかでも特につよく光り輝く歓喜の日。でも、長く付き合った恋人同士みたいな馴れや倦怠のようなものが訪れて、そうではなくなった。ハレとケで言っても「ケ」に近くなってきた。なにしろ10年以上観てきたバンドだからそれもあたりまえだ。なのに、ソウルフラワーのライブはいまでも全く退屈ではなくごくごく普段通りで最高に、楽しい。 何事にも少しづつ慣れていって、はじめてのドキドキなんて消し飛んでいってしまう、けど、それでも、退屈なばかりじゃねえんだなぁ、これから50年くらいだらだら生きていくのもまんざら捨てたもんじゃねぇなぁ、と思える。なかなか幸せだ。
あ、ライブに全然関係ない下らないこと書いてしまったごめん。 ライブは2時間半もの長時間、中川もぜいぜい言いながらも最後まで熱唱。観客の反応も上々で、とても気持ちよく楽しめた。なぜだか子供がたくさんいた。奥野の歌う「マウンテンバイク・フロム・ヘブン」なんかで子供がわきゃわきゃと一心不乱に踊っているのはとても良い光景だったよ。 ニューエスト時代の曲をたくさん盛り込んで20曲以上演ってくれた。出来がよければ昔の曲だろうが何だろうが拘らず演ってまえ、ていうテーゲーな感じはとても好ましい。けど、今のソウルフラワーには初期の曲が持っているとげとげしさは一寸似合わない気もするんだよな。おれは出来が悪かろうがなんだろうが新曲をたくさん聴きたいよ。
今月の友部さんのコーナーヽ(´ー`)ノ
ついに現代詩文庫入り。

初期の詩集は手に入りにくいので、まとめて読めるのは嬉しい。巻末の宮沢章夫による作品論も良い。是非。
地道に続けてきた詩の朗読の新作。

今作はCD扱いではなく、書籍扱いでオマケにCD付という形態。マーガレットズロース平井くんは朗読もいいんだな。そうそう、谷川俊太郎さんの、あの「なんでもおまんこ」が遂に朗読で聴けるぜ。おすすめ。
酔った!
チュウハイ一杯でホロホロに。燃費が良い。
ジョギングするにはとても良い季節になってうれしい。ちょっとだけ暖かくなった風に吹かれて走るのはとっても気分が良い。 夏にサウナかなんか入ってバッと出てクーラー真正面に陣取ってビュービュー吹かれながら牛乳飲んでいるときと同じ爽快さ。ああ例えが下手糞で余計解らないですね。 そうそう、ここを読んで夜ジョギングはじめました、といううれしいお便りをいただいたりしています。そのうち夜ジョグ時にマストなツール紹介でもしよう。 でも本当は夜じゃなくて朝走ったほうがいいよ危ないから(´ー`)
昨日ここでオザケンの新譜についてつまらんとコメントしましたが、俺の感想は、あくまで俺だけの感想ですので、皆さんは自分でちゃんと聴いてちゃんと判断するべきとおもいます。ここを参考にしてくださるのはとても嬉しいのですが、他人の感想に触れることで自分が感じた大切な感情にたいして疑問を持ったりすることはつまらないことです。最終的にものごとの良い悪いを選び感じとるのは自分しかいないのですから。
(とはいえ、自分の文章に対して責任を放棄しているわけではないですよ。)
キタコレ!戯れ言で知った「アシュラ」の再発を買って震えたり、「アンダーカレント」を何度も何度も読み返してその度新たな気づきを発見して泣きそうになったり、「夜千」で笑ったりと、マンガ漬けな日々です。
明日にはこうの史代の「さんさん録」が発売になります!これはマンガ読みじゃない方も必読ですよ!
適当な更新ですみません。
いつものことですが。
更に酔ったので寝ます
春は飯が旨くて困るよねノ(´д`)


燒賣太樓
大阪でいちばん好きな食べ物はここのシウマイ。551の豚まんをあっさりさせて、皮をモチモチさせたような食感。焼飯もラーメンも何でもうまい。昼も夜も平日も土日も、いつも同じおっちゃんがひとりで作っている。いつ寝ているのだろうか...
で昼休み、これ喰った後にダッシュでタワーレコード行って買ってきたのが小沢健二とウルフルズの新譜と、シェイン@ポーグスのDVD。
小沢健二 /Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学

オザケンはノ(´д`)うん まあ 悪くないんじゃないかな。インストにした気持ちはわかる。前作「刹那」よりもこなれていて聴いていても違和感がないし、ちょっとシカゴ音響系とかbattlesとかを彷彿としないでもない音の上に、うっすらと活動停止前のポップさが乗っているから、ジャケットがこうでタイトルがこうなのもとてもよくわかる。わかるわかる。わかるけど、オザケンが演ってるって思い入れを抜かして冷静に聴くと、Tスクエアをジョン・マッケンタイアがやる気なくプロデュースしたような感じであって、決して悪くないけど有り体にいうとちょっと退屈で、音楽は演ってる人の気持ちを慮って聴くもんじゃないので、うん まあ もう聴かないかも。
ウルフルズ /YOU

旨いチャイの作り方を知りたいひとは電話して!っつってラジオ番組で自分ちの電話番号教えちゃうようなデビュー当時の暑苦しい純な思いとかソウル好きで仕方ないねん!という止められない止まらない思いを、すり減らしながらも捨てることなく大切に擦り磨き上げてきた結晶がこれだ。今まであったノベルティ路線が一切無い。彼らはこれがいままでどうしてもできなかった。どうしてもどこか照れ笑いしていた。このアルバムにはそれが全く無い。ポップスであることに照れずに誇りをもって真正面から向き合っている。彼らが現役で活動している時期に生きていられたこと、そしてこの作品をリアルタイムで聴くことができたことに素直に感謝したくなる程のド傑作。吹っ切れた彼らは今後どんどん傑作を出し続けていくだろう。聴きながらジョギングしたららタイムが10分位短縮できた。そりゃあそうだろうよ!
ちょい前の話になりますが
2/25 新ナニワサリバンショー
今年で3回目、キヨシローを皆で囲む会in大阪。初参戦。
軽い気持ちで観に行ったんだけど、とても楽しめた。4時間半という長時間が一切だれることなくズビズバと過ぎた。客層は老いも若きもごちゃごちゃ。前の席に座ったおばちゃん達が小さく手拍子をかましていたりする。うーんいいな。あけすけでノホホンとした雰囲気で、「ここはフジロックのfield of heavenか、春一番@服部緑地か?」と思うくらい居心地が良かったよ。
ゲストでよかったのはアッコさん。演ったのは「山のふもとで犬と暮らしている」と「ひとつだけ」。まぁこの二人が組んだら悪い訳無いというのは何年か前のフジロックでの競演のすばらしさから予想できてはいた。その予想どおりに、ちゃんと良かった。 GoGo!7188も初々しくて良かったな。2・3'sの「芸術家」をカバーしてて、おいおいこの曲キヨシローじゃねえじゃん!と思ったけどかわゆいラケンローになっていたので良し良し。 斉藤和義はギター一本でアウェイの客を完全に掌握してた。すげえ。
中盤で出たHIS(キヨシロ+坂本冬美+細野晴臣)はとにかくゆるゆる。「パープルヘイズ音頭」でへろへろ踊った。きっと演ってくれると思っていた「500マイル」も聴けて満足。
最後にチャボが登場。RC時代の曲は、チャボが入るとソロで聴く時とは曲のきらめきが明らかに違っていた。とくに「いいことばかりはありゃしない」「君が僕を知っている」はたまらんね。オーラスはやっぱりこの曲しかないでしょう!な「夜の散歩をしないかね」をふたりだけでキメて去っていった。満腹。
他の方の感想
自然体。さん
Cafe5812さん
