なごみのお茶屋さん

　最近昭和っぽいレトロさがマイブームなのと。
　時期的なものでしょうか。
　なんとなーくな感じに図書館に行って、小一時間ほど昭和の歴史本を読みあさってきました。
　いやぁ、人の歩んだ道ってのはやっぱり小説より奇なるものだとつくづく思いましたね。
　私が住んでいる千葉県にも、戦争の足跡みたいなものは見られたりするのですが。
　やっぱり一番驚いたのは中山競馬場の話でした。


　競馬と戦争ってあまり結びつかないかもしれませんが。
　戦時中は病気に対抗した血清を作るための場所として使われていました。
　上からの命令により、当時の勤労学生たちは、何頭もの馬を抑えて沢山の血を抜き、運んでいたそうです。
　競馬場近くに神社もありまして、そこには犠牲となった馬たちを供養する碑もあるとのこと。


　ちなみに、そこからしばらく南東方向に歩くと真珠湾攻撃の際「ニイタカヤマノボレ」の暗号を打った通信基地の跡もあります。
これは地図上から見ると一目瞭然、ぐるっと円形に道がなっているんですよね。
　ここは今住宅団地になってますよ。
　もし、興味を持たれたら実際行ってみるのもいいかもしれませんね。