仕事から帰宅すると 私の大きめTシャツを着てくつろいでいる彼が
「おかえり」
と 寝ながら言ってくれる。
「ただいま」
夕食の支度を始めると
1日中暇だった彼が 料理している私の横に立ち
料理している私を見ながら 話をする。
先日 自分でストパーをかけてすごい髪の毛を痛めてしまいました。
毎日 トリートメントしています。
だから
本当は カラーを自宅でやろうと思っていたのを断念しています。
買ってしまった ヘアカラー剤があまっていました。
彼の髪の毛は真っ黒で とても元気です。
ふっっと 彼の髪の毛を染めたくなり
私「染める?」
彼「いいよ」
彼が私の横で寝言を言った。
ボソボソ
彼の地元の感想は緑が多い。
林のような公園のような そんなところが所々にあった。
私の住んでいるところは 山と海に囲まれていて平地が少ないため駅周辺に住宅街が
固まっている。
私が小さい頃は 田んぼでカエルのタマゴを取ったり、小さなどぶでザリガニを友釣
りしたりしたのに、田んぼも姿を消し、どぶにも全てフタをされてしまっている。
浄化槽から下水に整備されたためどぶの汚れは少ないが、めだかがいなくなってし
まったのはどうしてだろう?
めだかは 絶滅の危機に瀕しているらしい。
どぶといえば どぶにはいつも糸ミミズがうじゃうじゃしていた。
昼寝から目が覚めても横になっていると ガチャガチャと玄関の開く音がした。
私はささっと起き上がったが 彼はそのまま横になっていた。
ノックされて部屋のドアが開いた。
母様「お茶飲まない?」
私は にこりと頷いた。
彼「緊張しない?」
私「だいじょーぶ」
彼「でも あっちで話しなくちゃだよ」
私「そーか 大丈夫だよ」はぁ~。
このとき 無意識のうちに小さな溜息が出てしまった。
彼「溜息ついた。」
と 笑われてしまった。溜息ついた自分にびっくり。
緊張してんのかな。
母様「お茶はいったよ~」
私「行こうよ」
机にはケンタッキーフライドチキンがあった。
母様が話しているのを頷いて聞いていただけだけど、しゃべりまくってくれるので楽だった。
彼はほとんど母様の顔を見ない。
母様が彼に話し掛けてもテレビ(競馬)を見ながら(-。-) ボソッと一言二言。
彼のお姉さんのお子さんとちょうど出かけるところだったようです。
階段を上がっていくと、先に甥っ子君に出会った。
甥っ子「あ、、、あ~ちゃん青にぃちゃん帰ってきたよ」
母様「帰ってきた?○○まで送っていってよ」
姿が見えていない状態で階段の上の方から声がする。
彼「だめだよ。行けないよ」
母様「送っていってくれないのぉ?」
彼「お客さんが来てるんだ」
母様「お客さん?」
このとき 初めて顔を合わせた。
私「こんにちは」
母様「来てくれたのーー。ありがとう」
とてもにっこりと笑ってくれた。
彼の地元をはじめて訪れました。
彼は団地に母様と二人暮しです。
彼「汚いよ」
この2週間 部屋のいらない物を捨てたらしい。
片付けようと言うその気持ちだけで嬉しいです。
私「母様は在宅してる?」
彼「どうだろう?電話してみる?」
私「電話したら最近掃除してるしバレバレでない?」
彼「電話出たら 切っちゃうとか」
私「多分それも バレバレ」
そうこう言ってるうちに団地に到着。
階段を上ろうとしたら上の方から男の子の声がして
彼「あ、甥っ子の声がする」
二人「・・・」
二人で見詰め合った。
私が下ネタを話し始めると だまーーってただただ聞いていたのに
最近は 彼のほうから下ネタを振ってくる
「最近 私より下ネタが多いね」
「ムッツリの本領だよ」
「はっきりすけべなんすね」
昨日の日記のようなことは 考えないようにしているのですが
誰かの日記を読んだりして 同じ思いをしていたり
NKKの朝の連続ドラマ「こころ」を見てみたり
そんなことから ぶわ~っと胸が締め付けられます。
離れていて寂しいとか言ってみたり
昨日のような事を 日記で書いてみたりするのは
彼が不安になるからやめたほうがいいのはわかってるのに。
明日からちゃんと元にもどします。
子供が減って 年金の問題や税金の問題がありますが
子供は一向に増えそうにありません。
子供に費用が掛かる世の中になっています。
離婚してなければ もう1人20代で生む予定でした。
私は兄と妹がいるので 兄弟のよさがわかるし 娘をひとりっこにしたくなかった。
大人になったときに 姉妹はすごい助けてくれるし。
去年 もう1人生めるかな?なんて 考えたりした時期もあったりしました。
子供を生む気もないのに 彼とこのまま付き合っていていいんだろうか?
私は 結婚する気があるのだろうか?
そういう葛藤はいつもで、去年の暮れに別れ話をしたこともあります。
そんなことを考えて離婚後ずっと彼氏できなかったんだったと思い出したりもする。
彼のトイレの使いかたにちょっとびっくり
彼は犬を飼っているのですが
夜は犬を家の中に入れているそうです。
真夏になると犬が涼しいトイレに移動するという。
トイレの床はキレイ?
彼が仕事中に 私のそっくりさんを見つけたらしい。
「後姿がくろにそっくりな人がいてびっくりしたんだけどおしりを見たら僕好みじゃなくてさ」
彼は おしりフェチ?
私のヒップは毎年成長を続けている。
去年エアロビをはじめたため 去年1年はマイナス成長だった。
今月中に 初めて彼の地元に行く事になりました。
彼の部屋を見せていただこうと思います。
それとライバルである彼の愛犬とご対面です。
もしかしたら母様にも会っちゃうのかも?ドキドキ
急に決まったので 彼は部屋の掃除に汗かいてます。
「押入につっこんでる~」
「押入もみちゃる~」
「やめてくろ~」
押入に見てもらいたくないものがあるらしい。
私は知ってますから見てもいいと思うんだけど。
私は 娘と二人暮しなのでどうしても食事が手抜きになります。
掃除は好きなのですが 料理はどーも好きになれません。
ところが 彼が来ると彼のために料理を作るのはそんなに嫌じゃないんです。
これは 気持ちの違いであって
料理がきらいじゃないのか?と 先日気がついたことです。
彼も 母との二人暮らしで
彼の母様も仕事をしているし もう 彼も大人なので
どーーも料理が手抜きになっているようです。
彼といると 優しい気持ちになり
彼といると 幸せな気分になります。
彼は怒った事があるのだろうか?と思うほど
低い声でおっとりと私に話し掛けてくれます。
彼といると 散歩したくなり
夜 買い物がてら散歩しました。
20分ぐらい歩いたところで
「もう少し歩いていい?それとも戻る?」
「もう 戻る」
夜風が気持ちよかったです。
私はもう少し歩きたかったかな。
彼はとても痩せています。
彼が来たときは 彼の好きな物を作るのですが
やっぱり量的にあんまり食べられないようです。
娘のほうが沢山食べます。
それでも彼は私のところに来るといつも1キロ太って帰るようです。
今回の4日間でも1キロ太っていたそうです。
彼と四日間ずっと一緒にいたのは最長記録です。
昼間は仕事で私が家にいませんでしたので
夕方から朝にかけてだけですけど
「ボロ」が出ないかと心配しましたが
出なかったようです(笑)
月に一度くらいしか会えない彼ですと
何を言われても 怒る気にもなりません。
私も ある程度オトシですので
娘と二人ですと たまにヒステリックになる時もあります。
情緒不安定なときって 自分でおかしいと思っても止められないものです。
4日間ずっと彼がやってくれたことがあります。
金曜日の夜から火曜日の夜までの4日間
彼と過ごしました。
と 言っても
私は 月曜日だけしか仕事を休む事ができず
土曜日 彼と娘は映画デート
日曜日 彼と娘と妹で花見デート
火曜日 娘はひとりで出かけてしまい
彼は部屋で1人うだうだしていたようです。
駅に彼を迎えに行ったのです。
いつもの駅じゃなくて
新幹線の止まらない駅なので
降りてくる人も少なくて
彼をすぐ見つけられます。
改札で誰かを待っているのも 私だけでした。
それなのに彼は
私のことを見向きもせず どんどん歩いて行ってしまい
動く歩道に乗って動く歩道を早歩きで高速で行ってしまいます。
私は パタパタと走って彼に追いつき
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