
母親が調子に乗って、愛媛の農家から直接デコポンを取り寄せだしました。 しかも、我が家だけでなく、親戚にも一箱ずつばら撒いてるようです。 このデコポンは、味は悪くないのだけれども 巨大で、カタチがいびつで、肌がわるくて、 集団でいると非常にグロテスクです。 箱を開けた瞬間、「うわっつ」という親戚の顔が目に浮かびますな。
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最近、よく道に迷います。
あんまりしょっ中迷うので、このことを日記に書いてやろう、と思って エピソードを思い出そうとするのですが、 たったひとつしか思い出せません。 「渋谷から恵比寿まで歩いていたら池尻大橋に着いてしまった」 という話です。
しかし、ひとつしかエピソードがないのに何故そんなに しょっ中迷っていると感じたかと言うと、それは「夢」のせいです。
最近、毎日夢の中で道に迷っているのです。 しかも、どの夢も「中野に行くつもりが板橋本町に着いてしまった」とか 「教習所の送迎バスに乗ったら見知らぬ団地に着いてしまった」とか 妙に具体的かつ滅茶苦茶な夢なんです。 中途半端にリアルところがあるので現実のことと錯覚したようです。 まさに「夢か現か」って感じですよね。 いよいよヤバいのではないでしょうか。
この夢は何かのシグナルではないかと思って、 手元にある夢占いの本(なぜ持ってる)で調べてみたんですけど あまりにも現在の状態をよく表していたので、笑ってしまいました。 ああ、なんて単純な自分。
タイトル、はっぴいえんど風にしてみました。
日帰りで箱根に行ってきました。 温泉に入って、 土産屋で饅頭と蒲鉾をしこたま食べて帰ってきました。 たったそれだけでレジャー気分120%。 夜は新宿のNSビルの29階にアジアンキッチンが 入っているので、そこで食べました。 友人の受け売りですが あそこは夜景も内装もよいのでオススメです。 東京は私のもの、という気分になります。 アジアンキッチンに行くといつも、馬鹿の一つ覚えのように ナシゴレンとトムヤムクンを頼みます。 自分には辛すぎて、 帰りの電車で腹が下るとわかっていても いつもいつでもナシゴレン&トムヤムクン。 ナシゴレン、うまい。 最近、私の中でナシゴレンが大流行中でして 市販の調理キットを使って、家でも作って食べたりしています。 やっぱり店で食べるのと少し味が違いますが、それなりにうまいです。 祖母がつまみ食いをして、むせていました。 ナシゴレンとジャンバラヤの素を間違えて買ってしまうと悲しいです。 夏ごろはフライパンでできるパエリヤにのめりこんで 一週間パエリヤづくしでした。 このナシゴレン熱はしばらく続きそうです。
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或る日、夕食を食べていると、 隣のガキ(といっても中学生くらいなのだが)が廊下で 「み~や~さ~こ~!!」 と叫んでいました。 近くでロケでもやっているのか? しかしなぜ宮迫が千葉くんだりまで? などと勝手に想像を巡らし、野次馬精神丸出しで 茶碗を持ったまま廊下に飛び出さんばかりでしたが、 ぐっとこらえてその日は食事を続けました。
その翌々日、同じく夕食を食べていると、 隣のガキ(といっても中学生くらいなのだが)が廊下で、今度は 「ち~は~ら~!!」 と叫んでいました。 今度は千原兄弟が?! いったいなんのロケをやっているのだ? などと勝手に想像を巡らせましたが、その日も食事を続けました。
今考えてみると、ロケじゃない可能性大ですね。 ひょっとしたら、隣のガキは宮迫と千原の熱狂的なファンで 溢れるパッションをぶつけていただけかも知らん。 若さは馬鹿さ。 若いっていいね! しかし、宮迫ならまだしも千原兄弟のフアン~? ありえない、ありえなすぎる。 少なくとも私には。
真相は藪の中。
2002年03月24日(日) |
コンプレックス・カミングアウト |
終日アルバイト。 働くことは辛いことです。 今日電話で、会ったこともない人に 「予約がようやくとれました」 と言われました。 意味がわからず、電話が繋がりにくかったのかと思い 「ハァ」 と言うと 「…“よやく”と“ようやく”をかけてみたのですが」 と言われてしまいました。 アゴが床に落ちてしまうかと思いましたが、そこはグッこらえて 「あっはっは、そりゃあ」 と言い、すぐに 「ではよろしくお願いします」 と言って電話を切りました。 働くことは辛いことです。
夜は、バイトが終わってから、というか途中で投げ出して しりあがり寿サイン会&トークショー(ゲスト:安斉肇)に行きました。 楽しかった。 ************************************************************** 毎日、牛乳を飲んでいるのですがいっこうに背が伸びません。 と言っても、成長期を過ぎて5年は経つのであたりまえなのですが。 しかし、私はまだ諦めておらんのです。 どんなに無理と言われようと、医学的にありえなくても、決して。 なんでこんなにこだわるのかよくわかりませんが、 モデルのような体型の女性に対するそねみは相当なものです。 背の高い人に見おろされる感覚がどうも気に食わないのです。 昔、背の順が後ろから3番目くらいだったのに どんどんみんなに追い越されていって 背の順が一番前で「チビちゃん」とか言われてた奴が 今は167cmもあったりして、立場が逆転してたりして。 このような屈辱感を味わったことのある人は少なくないと思います。 背が高くて太っている人を見ると 「デカきゃいいってもんじゃないでしょ。いくら背がでかくても 細くなかったら、ただの大女だもんね。」 なんて負け惜しみを言っているのですが、 その人がダイエットに成功し、痩せたらけっこう美人だったりして いきなりモデルのような変貌を遂げたりすると、 「チッ」というのを通り越して、心はいよいよひねくれるばかりです。 私の目標は163か5cmで、私は現在161cm強なので あと2cmくらいなんとかなんないかと思うんですけどね。 些細なことにこだわりすぎですかね。 親父が長身だったので、遺伝子的には悪くないと思うんですけど 中高と全く運動をしなかったのが敗因だと思います。 こんなこと言っても後の祭りなのですが。 中途半端な身長がコンプレックスだと言うと 「ぜいたくだ」とか「小さい方がもてるのに」(そこまで小さくないのがネック)とか言って怒られますが、 中でも一番よく言われるセリフが 「十分でかいじゃ~ん」 なんですよね。 それはきっと私の態度のでかさと 気の力で人の目を3cm程ゴマかしているせいだと思います。

終日アルバイト。
帰り、電車よりも運賃が10円安いバスを利用した。 行き先を確認せずに乗ってしまったのだが、 途中でいつも行かない方面に曲がってしまったところで ようやく間違ったバスに乗ってしまったことに気がついた。 慌ててバスを降りたが、そこは普段は通らない河のそばの停留所だった。 「あ~あ、」
ふと目線を上げると、川沿いにはずっと桜の並木が続いていた。 停留所から家までとぼとぼ歩きながら、私は桜を堪能した。 こんなことがあると 「これは、週末に花見にも行けない私に桜を見せる為に 何者かにしくまれたことに違いない。」 と考えてしまう。 なにかにつけて、見えないなにかに操られていると考えてしまう。 東京マリオネット。 こんな私は運命論者だろうか?
関係ないが、私は“バス系”の間違いがもの凄く多い。 以前、無○良品の商品配送センターでアルバイトをしていた時も よその会社の送迎バスに誤って乗ってしまったことが何度もある。 途中からは、寝坊して送迎バスに乗り遅れた時など 後から来る違う会社の送迎バスにわざと乗って、 そこからセンターまで歩いたりしていた。 「あれえ、間違えて乗っちゃったみたいー」とか言ってな。 あれから2年。 また春が来る。
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昨日の昼間、ふたつに折った羽根ぶとんに挟まって 溶けたバターのようにどろどろ眠りこける猫を見ていたら 自分まで眠くなってしまい、小一時間ほどウトウトしてしまった。 猫にふとんを取られているので、もちろん何もかけずに。 起きたら案の定のどが痛くなってた。 やっちゃった!風邪だよ。
風邪をひくと、 血混じりの緑がかった黄色とか茶色の 極めてグロテスクな鼻汁が出ることがある。 こういうハナを見ると 私の鼻の粘膜では細菌と生体との死闘が繰り広げられていたのだなあ、 とあらためて思わされる。 ちょっとした気の緩みのせいで、 自分の体の一部がこんな大変な目に遭っていたと思うと、 なんだか急に申し訳ない気持ちになる。 健康に油断は禁物。 自分の健康に関心のない奴はバカだ。
午後、都内の診療所へ。 帰り道、信号待ちをしていたら 道路の反対側で、同じく信号待ちをしている自転車の母娘がいた。 飾り付きのヘアゴムで髪をちょんぼり結わえられ、 まだ補助輪が取れたばかりのような 絵のついたピンクの自転車にまたがった少女は、 信号が青になった途端 「ヘイ!レッツギョ~!!カモッ!ベイベ、ベイベ、ベイベ、ベイベ…」 と言いながら発進していった。 どこで覚えたのだろうか? 見かけによらず、すごいロック魂。 彼女が15年後くらいに、新世紀のプリプリとして 日本のロックシーンをリードしていくことを期待したい。
なんてことを思いつつ、 有楽町線に乗ろうとして、地下へと続く階段を降りていくと そこは駅ではなく、地下駐輪場だった。
なんだよもう、と思いつつまた地上に上がり 本当の地下鉄のりばへの階段を降りていくと、 今度は営団ではなく、大江戸線だった。
************************************************************** 書くことが思いつかない。 ので、こないだ近所のダイエーを徘徊していた時に 買ってしまったガラクタの一部を載せときます。
これは、ドギーマンの「じゃれ猫あそび」という猫のオモチャです。 見てください、これ。この丸い方。 葱ボウズのような、 耳かきについてる巨大な梵天のような、 たんぽぽの綿毛のような、 鑑識が指紋を探すときに使うやつのような… なんともイマジネーションの膨らむ形をしてるじゃありませんか。 この形と一個88円という価格に惹かれて衝動買いしました。 猫のオモチャなんて腐るほどあるんですけど、 なんか見つける度に買っちゃうんですよね。猫バカなもんで。 もう一個の白い方は、道連れです。 あの丸いの一個持ってレジに行ったら、なんかアホみたいだから。 でも、こっちの方が猫ウケがよかったりして、けっこうせつないんですけど。
 見て見て、これ。 懐かしくないですか?コーヒー牛乳の素、「ミルメーク」! 小学生の頃、たまに給食に出るのが楽しみで楽しみで。 去年、その小学校で選挙のバイトをやった時 湯沸し室でミルメーク見つけて あまりの懐かしさに盗んで帰ったりしたんですけど、 普通に百均で売られていたとは。 しかも、イチゴミルク味とココア味なんかも出てるし。 たまらず買って帰り、飲んでみると、 当時の味そのままでした。 なんだろう? 普通のコーヒー牛乳にはない、ならではの味がしますよね。 私的には、食塩がポイントなのでは、と考えているのですが。
 デコポンです。 すげい美味いです。 我が家で大ブレイク中。 変なカタチ。 写真、載せたかっただけです。
この日は、他にも 中途半端にオブジェ感のある百均のペーパースタンドとか、 カレーの形をした消しゴムとか、 (持ってるのを忘れて)家にあるのと同じ本とか、 なんか本当どうでもいい、というか無駄なものばかりでした。
多分、頭働いてないんだと思います。
終日アルバイト。
いい加減バイト辞めたくなってきた。 こうも毎週土日祝が潰されてはかなわん。 今のバイトは誰かが亡くなりでもしない限り、仕事を休めないのが キツいところ。 平日は興味のもてない勉強のために時間を拘束されて、 休みの日はいつでも「終日アルバイト」、じゃねえ。 時々「私の若い時間は1時間900円なんかじゃ買えないんだっ!」 と叫びたくなります。 甘いこと言ってますね、私。 と言いつつももう半年以上やってるのだけど。 これ、私のバイト最長記録。 私は本当にバイトが続かない。 ああ、ろくでなし。 バンザーイ。
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今日、一緒に仕事をした男性の家族は大のディズニーファンらしい。
その男性の妹さんはディズニー・アンバサダーホテルで挙式をし、 ミッキーミニー、チーデル(チップとデールのことをそう言っていた) に祝福してもらったという。 ミッキーミニーは始めからセットで、さらに他のキャラクターを 一匹あたり5万円で追加注文できるらしい。 でも、おかしいとは思わないかい。 ミッキーと小人が同じ値段なんて。 7人の小人なんて呼べば、それだけで35万!
ミッキーは、パークやシーの他にも ホテル、レストランなどあちこちで出没する。 どこかでミッキー同士が鉢合わせしたりはしないのだろうか。 双子?影武者? 戸惑う観光客、「偽者はどっちだ」と言い合いになるミッキー。 …なんてことはあり得ないらしい。 夢をこわすことは絶対にしないからね。 その辺のところは徹底してますよ、確か。 それにしても、そんなにあちこちに出没するのなら、 ミッキーの人というのはいったい何人ぐらい用意されているのだろう、 と思ってしまう。 こんなことを言ったら、関係者の人に 「ミッキーの“中の人”などいない!」 と怒られてしまいそう。 なんか吉田戦車の世界だ。
ディズニーランドの人気のあるお土産として、 「ベイビー・ミッキー」グッズがある。 赤ん坊のミッキーやミニーなどが、パステルカラーのロンパース を着ているぬいぐるみなんかがそれだ。 ディズニーシーの限定商品には、リトルマーメイドの主人公の 「ベイビー・アリエル」というものもあるらしい。 それを聞いた私は 「それじゃあ、稚魚ですね。」 と言って、まわりを引かせてしまった。 東京ディズニーリゾート内に勤めていながら、私は申し訳ないくらい ディズニーキャラクターに興味が無いのだ。 ドナルドダックの恋人「デイジー」を除いては。
デイジーや、クロネコヤマトの白いメス猫のような濃縮されたお色気、 高慢ちきなイイオンナっぷりには憧れるものがある。 人間で言うと、松雪さんとか、横町慶子みたいな感じかな。 私にはないものが、あるよ。
日中、「匂い」のアルバイトに行く。 企業の開発商品のサンプル品を匂って評価するというモニターをやっているのだ。
************************************************************** 警視庁のマスコットキャラクターとして絶大な人気を誇る「ピーポ君」。 もはや知らない人はいないはず。 ピーポほどメジャーじゃないが、東京都以外にも各県警(4県は除く) のキャラが存在するという。
我らが千葉県にもイルカの「シーポック」という県警キャラがいるのだが、 以前、そのことについて友人とメールで話題になったことがある。 メールのやりとりのなかで、私はこんなことを書いた。
>千葉県警のキャラがオルカっていうのは、いただけないな。 >「いるか」ならいいけど。 >なぜ海豚を?鴨川シーワールド? >千葉だったら、やっぱ落花生でしょ。 >サイレンのピーポーとピーナッツのピーをかけて、「ピー坊」とかさ。 >おでこにピー坊のアップリケのついた県ずきんとか売ってさ。 あまりにもベタな名前。 こんなこと言っといて、既によその県警に「ピー坊」というのがいたら 恥ずかしいので全国の警察のマスコットを調べてみたが 案の定、いなかった。
他県のマスコットは、どれもゆるいキャラ揃い。 愛知県の「コノハけいぶ」のようにシブ知なものや 滋賀県の「けいたくん」のように和み系のものまで、実にさまざまだ。 私としては、山梨の「ふじくん」、新潟の「ひかるくん・ひかりちゃん」 あたりが気になる。 静岡の「エスピーくん」、宮崎の「みやけいちゃん」も追加しておこう。
因みに、「シーポック」とは Citizen and Police of Chiba の略らしい。 他の県は、大阪府警の「フーくん&ケイちゃん」のように、ネーミングが 安易なものが多い。 それに比べてあんたは立派よ。 ごめんね、シーポック。
今、友人との間で「県警キャラクターグッズを集めながら全国を巡ろう」 という計画が目下進行中である。(といってもまだ構想の段階なのだが) その前に「自転車に乗って警視庁までピーポくんを買いに行こう!」 というのもあったのだが、それはその友人がぬけがけをしてピーポを手に 入れてしまった為、計画倒になった。
森永「苺のガナッシュ」チョコ、うまい。
日記3日ぶり。 おとといあたりはべっこり凹んじゃって、モー大変でした。 くだらないことが原因で、 鬼ヶ島の鬼が持ってるぼこぼこした金棒で後頭部を 「ごい~ん」とやられたような大打撃を受けてしまい、 何もやる気が起きず、インターネットしながら 父のこととかいろいろ思い出してしくしく泣いてました。 暗すぎ。 ああ、こんなことは滅多にないのです。 でも翌朝にはケロッとしてたんですけどね。
その時、元気の出そうな曲を、 と思ってホフディランの「スマイル」を聴いていたんですけど(単純) しばらく聴いてて、沈んだ気分が少し浮上したかなと思った矢先 いきなりベイビーが 「じさ~つ~…」 と歌いだしたのには参りました。 MDがつけっ放しだったようです。 ギャフン。
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今、安西水丸の「メロンが食べたい」というエッセイを読んでおります。 その中の、水丸氏が「寸借詐欺」にあったという話を読んで ちょっと思い出したことがあるんで懺悔させてください。
以前2、3回だけ巫女のアルバイトをしていた時のこと。 その日は、仕事が午後3時くらいからだったので、それまでの時間 私は電車で2駅のところにあるショッピングモールに行ってました。 そしてそこで欲しかったものを買おうとした時、財布の中身が淋しいことに気がつきました。 その時、「これを買ったら帰りの電車賃がなくなるな」とは思いましたが、 「銀行行っておろせばいいや」ぐらいに思っていたので 結局、有金を50円くらい残して全て使ってしまいました。
しかし、いざ銀行に行ってお金をおろそうと思ったら カードがありませんでした。 「しまった!」 思いがけずポケットやカバンの底に小銭が入っていることがあるので あちこち探してみましたが、こういうときに限って1円もありませんでした。 やはり、いくら探しても50円しかありません。 「このままじゃ電車に乗ることすらできない」と、私は途方に暮れました。 (今考えると「返品」という手があったように思えますが、その時は 全く思いつきませんでした。)
いろいろと考えあぐねた結果、 しょうがないので誰かに貸してもらうことにしました。 「もしかすると誰か知ってる人が偶然通るかもしれない」という淡い期待を 抱きつつ、しばらく待っていましたが結局誰も通らなかったので(あたりまえ) 諦めて見ず知らずの人に声をかけることにしました。 しばらく声をかけやすそうな人を物色していると、目の前に丁度良さそうな人が現れました。 券売機で切符を買おうとしているその女性は 年の頃は20代後半で地味目の会社員風といった感じでした。 今がチャンスだと思って、私は彼女に近づきました。
『あのう、ちょっといいですか?』 『えっ?!』 『…あの、私、今お金がなくってー、 電車に乗りたいんですけど切符が買えなくて、 お金おろそうと思ったんですけどカードがなくて、 キャッシュカードとかもなくて…』 『はあ。』 いきなり声を掛けられて、女性は驚いていました。
『いきなりこんなお願いして申し訳ないんですけど 住所教えていただければ、必ず返しますんで、 110円だけ、ちょっと貸してくださいませんか?』 『えっ…』 女性は不信な顔をしました。 お金を貸してくれそうな様子はありませんでした。 まあ、無理もないですね。 女性は私を、腰の低い、新手のかつあげだとでも思ったのでしょうか。 しかし、私も切羽詰っていたのでしつこく食い下がりました。
『私、時間がないんです、バイトなんです、3時から。 遅刻できないんです。クビになります。 110円でいいんです。絶対返します。 家に帰ればあるんです。お金あるんです。 わかってます、私がばかだってこと、わかってます。 でも、すいません。今だけ私を助けてくださいませんか?』
焦っているので、わけのわからないことをいろいろ口走ってます。 もうプライドなんてあったもんじゃありません。 それでもなお、女性は貸すのを渋っていたので 「こんなに私がお願いしてるのにどうしてわかってくれないの!」 と、こちらが逆ギレしてしまい、さらに強い調子で私は続けました。
『ああ、わかりました。 じゃあ、ここに住所書いてください。 (紙きれとペンを押し付けて)さあ書いてください。 家に帰れば、茶封筒がありますから、 それに入れて今日中にだってポストに投函できますよ!』
と言い、私は彼女に信用してもらう為、自分の住所氏名電話番号を 書いた紙を女性に渡しました。 なぜ、こんなにも強気なのか。 嫌ですね、こんな奴。私なら絶対会いたくないです。
結局、女性は諦めたようにしぶしぶ住所を書いてくれ、
『わかりました。で、いくらでしたっけ?』
と言い、券売機に小銭を入れてくれました。 その言い方が、いかにも「私は恵んでやってる」という感じで ちょっとカチンときましたが、そんなこと言える立場じゃないので 『すんません!確実に返します。』
と言い残し、電車に飛び乗りました。
ホントにあの女性は災難だったとしか言いようがありません。 ご愁傷様、女性。 ちなみに女性は今井美紀と同姓同名だった気がします。
後からわかったんですけど、事情を話して住所とかを書けば 電車って乗せてくれるんもんなんですね。 もっと早く知ってれば、あんなにみっともない真似をせずに済んだのに。
お金? ちゃんと返しましたとも。 封筒のなかに、110円と「ご迷惑おかけしました。」って書いて。
2002年03月10日(日) |
おどろよそれは「ジェ・ン・カ」! |
今日も、終日アルバイト。 私のバイト先は舞浜にあるのだが 春休みで、そのうえこんなにいい天気ともなると JR舞浜駅前はディズニーランドやシーに遊びに行く人でごった返す。 今日のようにあたたかでよく晴れた日に 天気のわからない場所でスタンプを押してるのは、せつない。 朝、舞浜駅で階段を下りていると おばあちゃんと手をつないだ幼児が 「ひろくん、ホラ階段はゆっくりおりないと コロコロコロ~ってなっちゃうよ。 コロコロコロコロ~っ。」 って言われてた。 本当に階段を転げ落ちたらコロコロコロではすまない。 流血の惨事だ。 「コロコロコロ~っ」はおむすびとか雪だるまみたいでカワイイが、 本当に落ちても全然カワイクない。 ************************************************************** 今日は朝起きてからずっと「ジェンカ」が頭を離れない。 エレベーターでも、帰り道でも、こうしてる今でも ジェンカが頭に鳴り響く。 私より上の世代の人は 「ジェンカ」といえば「レッツキッス」という人が多いようだが 私は今日まで、ジェンカのメロディに日本語の歌詞をのせて 坂本九ちゃんが唄っていたと言う事実を知らなかった。 ♪れっつきっす、ほほよせて ♪れっつきっす、てれないで ♪れっつきっす、こっとりのよーおにくっちっびるをかさっねっよ! こんなにこっぱずかしい歌詞でみんなが認識していたとは。 キスキスキスって思春期には毒だろうに。 しかし、実際にジェンカをやっているのは 「男子ってキライ~」とか変に男女を意識しだす前の 小学校低学年くらいのイメージがある。 小学校の体育の時間。 思い出してみる。 楽しい。 楽しい。 好き。 大好き。 ア~アアアーアー、DAISUKI。 列が長くなっていった時の「うねり感」がたまらない。 ぼうやよいこだねんねしな、の緑の龍 若しくはネバーエンディングストーリーみたいだ。 こんな軽快なフォークダンスのジェンカも 小一時間もやっていれば立派なスポーツになると思う。 もし、万が一 「スポーツジェンカ」がオリンピックの公式種目に選ばれたとして、 こんなに運に左右されるスポーツも他にはないだろう。 試合前にできることと言えば、 ミラーを使ってのステップの軽快さ及び足のキレの確認、 あるいはじゃんけんの素振りくらいだろうか。 ああ、ジェンカがやりたい。 千駄ヶ谷は東京体育館を貸し切って 老若男女入り混じっての「大・ジェンカ大会」。 そんなイベントがあったらきっとパーティー↑なんかよりずっと楽しい。 私としては、壮年期のおとうさん達の参加を推奨したい。
2002年03月09日(土) |
あんにょんキムチの国・コリア |
終日アルバイト。
あ、それで思い出したけど 私は「丸の内サディスティック」が何度聞いても覚えられない。 つい、「丸の内サティスファクション」と言ってしまう。 何回注意されても、アホみたいに繰り返す。 はじめから覚える気などないのだろうか。
前にもこんなことがあった。 ケビン・ベーコン。 最近だと、サラ・ヒューズ。 「ケビンなんだっけ、ケビン…」
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昨日の昼、デニーズで食べた 「シーザーサラダと鶏肉のプレート」とやらは美味かった。 そして、一緒に頼んだ「フランス風田舎パン」 これもまた当たりだった。 ファミレスなんて何年かぶりだったので興奮した。
サラダといえば エバラの「焼肉屋さんの『チョレギサラダ』」ドレッシング。 CMで見てすげい気になってたのだが、こないだスーパーで特売だった ので買ってしまった。 でも、味はなんのことはない インスタントの塩ラーメンのスープの粉みたいな味だった。 ちょっと凹む。
インスタントラーメンといえば 韓国の「辛」ラーメン。 辛くて痛くて、いつも死にそうになって食べるのに コロリと忘れてまた買ってしまう。 なんだか出産みたい。
韓国といえば ロッチリアでコリアンキッチンというキャンペーンを やっていた時に売っていた「サムゲタンスープ」。 まるで、しょっぱい米のとぎ汁のような雰囲気だった。 これにもかなり失望した。 というのは、 去年ソウルに行った時に連れて行かれた 「第一参鶏湯」という店で食べた「サムゲタン」が あまりに美味かったからだ。 「サムゲタン」は鶏のなかに、もち米をはじめ 高麗人参や、ナツメや、栗や、にんにく等を 詰め込んで煮た薬膳のスープで、 韓国人ツアーガイド金順理曰く、「胸ガ涼シクナリマス」。 (スッキリする、と言いたいらしい) 一人前にトリがまる一匹入っているので 一瞬、「うわっ」と思うのだが、 ひとりひとつづつたのんで 宝捜しのように中身をほじくりながら 「私はナツメがでてきた」とか 「この丸いのはなんだろ」とか やんややんややってるうちに、みんなペロリとたいらげてしまう。 いやあ、ホントに美味かった。
美味かったといえば ソウルで食った「冷麺」。ムルネンミョン。 私は無類の冷麺好きで、日本の「盛岡冷麺」とかも大好きなのだが、 日本のは多分全然違う食べ物だし、夏季限定が多いのも解せない。 やはり本場のものは格別ですな。 帰ってきてからしばらくして、 東京駅の八重洲地下街に韓国食材店があるのを見つけた。 そこで家でつくれる「冷麺」が売っていたのですかさず買った。 ハングルが印刷されたいかにも本場モンなやつだ。 家に帰り、ハリキッテ作って食ったが、 「なんか酸っぱいし全然美味しくねえ。」 始めは無理して食べていたが、こみあげてくるものがあったので 結局全部は食べることができなかった。 よく考えると、ソウルで食べたのも同じような味だった気がしてきた。 いや、でも、現地で食べれば美味かった。 日本で食べたら不味かった。 インドのチャイもそうだった。 やはり土地にあったものを食うべきなのか。
といえば、といえば、といえば… 「といえば」の無限カノン。
2002年03月08日(金) |
ゴキブリの撃退法あります!② |
あんまり暇だもんで、自転車に乗って図書館へ。 小説が読めるような気分でもなかったので、 みうらじゅんや、宮沢章夫や、椎名誠などの エッセイを10冊近く借りる。シエノサヨッホ。 それにしても、本を何冊かリクエストした時に応対してきた、 誤ってレンジをかけてしまった大福のような図書館司書の 愛想の無さは尋常ではなかった。 ああ、肉らしい。
うちの図書館は、10年以上前にやっていた 「素顔のままで」という月9ドラマで 安田成美が勤めてた図書館なんですよ。 どうでもいいか、そんなこと。
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≪昨日のつづき≫
ゴキブリを捕まえるいい方法。 そう、それは「猫」なんです。
猫なんです、なんて言ったって 猫を飼ってる人にとっては 何をいまさら、みたいな話ですよね。 焼鮭と白飯が合うんですよ、って言ってるみたいなもんですか。 そうですか。 鳩を捕まえて食べちゃう猫もいるみたいですしね。
うちは猫が2匹いるんですけど、その小さい方が 夜な夜な捕まえて来るんですね。 昔からいる大きい方は、全然そういうことはなかったので 全ての猫がゴキブリを捕まえるというわけではないようですが。
そんなわけで 今年も我が家では、猫による夜間パトロールが始まりました。
猫は、日中とろけるように眠り続け、 夕食時に一旦起きて食事を済ませると スグに夜のパトロールに備えて仮眠に入ります。 そして日付の変わる頃になると、おもむろに起きだし、 朝食の時間までずっと張り込みを続けるのです。
毎日夜勤。 毎日厳戒態勢。 ご苦労なこってす。
ひとたびゴキブリを見つけると、もうダメみたいですね。 かなしい性じゃないですけど 動くものを見つけたら、追わずにはいられないみたいです。 私の場合、ゴキブリを見つけたら、たとえ猫が寝ていても たたき起こして、ゴキブリを見せます。 (一寸かわいそうなんですけどね) すると、どんなに眠くとも目は爛々と輝きだし そして、たったの一撃でゴキブリを仕留めてしまいます。 肉球のついた手で「ぽふっ」ですよ。 それだけで、敵は瀕死。 さすが、猫の手。
ただし猫は、さんざゴキブリを痛ぶったあげく サクサクといい音をたててそれを食べだすので 直前にとりあげないといけません。 なんか鵜飼いの鵜みたいすね。
…皆さんも試してみてはいかがでしょ~うかっ!
全然「撃退法」じゃないですね。 どうもすいません。
≪終わり≫
2002年03月07日(木) |
ゴキブリの撃退法あります!① |
この3日間、インターネット三昧でかなりグロッキー。 怠惰な生活を送っとります。
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最近、通販グッズを買うのが止まりません。 鼻高矯正器「ハイコ」、高周波脱毛器「プロケアⅢ」、 美乳形成「アップルC」、視力回復「ピンホールアイマスク」…。 全部定価で買ってる訳じゃないですよ。 1万円以上するものはオークションで買ってます。 興味はあったけど高くて手が出なかったモノが 半額以下なんかで売っていると、つい、ね。 そんなの効くわけないじゃん、と思いつつ入札ボタンを 押してしまう私が居ります。 さあて、残すは「アブトロニック」か。
私って、踊らされてる?
通販グッズといえば、ちょっと前に大ヒットした「ペストX」って ありますよね? ゴキブリ・ネズミブロッカーの。 東急ハンズで11週連続首位ですって。 どうなんでしょう、アレ。 ゴキブリのいない北海道出身の友人が使ってますけど 感想は「効いてるような気がする」とのこと。 まあ、効果のほどは賛否両論でしょうけど、 どっかの通販サイトで 「フロアーライト付きでインテリアとしても最適!!」 って書いてあったのですが それは違うだろう、と言いたい。 それと今日、商品写真見てて思ったんですけど 「ペストX」って見れば見るほど、「顔」みたいですよね。 一文字眉で口をあんぐり開けた、まぬけ面。 まさに、♪Oの形の口をして~ ですよ。 さらに「かりあげ君」のようなテン目。 私の場合、特に想像が膨らんで 「角刈りのバスケ部の中学生」のように思えてきました。
それにしても、空気がぬるんでゴキブリも活発になってきた のでしょうか、ここ2、3日毎日連中に遭遇しています。
でもゴキブリを捕まえるのって、叩くと変な汁が出るわ 動きは素早いわ、突然「ぶぶぶ」と飛んでくるわで、 実に厄介ですよね。 「ゴキブリホイホイ」?「ホウ酸団子」?「コンバット」? 「ペストX」は高いし…。 何かいい方法ないかしら?
私は去年いい方法を見つけたんです。
≪つづく≫
追試が終わった。
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今日、なんとなくゼリーのことを考えていました。 …「ゼリー」ってなんかノスタルジックな響きすね。 私は元来ゼリーとか、ババロアとか、こんにゃくとか、ああいった類いのものが大好きなのですが、 そういえばここしばらく食べてませんな。
 小学生くらいの頃よく食べたのは、 薄ピンクの取っ手のついたカップの かなり果実感のあるイチゴゼリーでしたね。 ゼリーの真ん中がハート型にくり抜いてあって、 付属の薄めた練乳みたいなミルクソースを そこに流し込んで食べるのですが、 あれは美味かったなあ。 なんていう商品名だったっけかなあ。
 あと、小さい頃スーパーでよく見かけて、 すごく食べたかったけど結局一度も買ってもらえなかった 透き通った緑色のゼリー。 思い出しますね。 まずあの色に心奪われたのですが、 中にはみかんとかさくらんぼとかが入ってて すごく魅力的でした。 誰かわかる人います?
あとはなんと言っても「プリンゼ」でしょう! プリンとゼリーでプリンゼ! プリンゼは、缶の中いっぱいに イチゴ味やメロン味のゼリーがつまっているゼリーの缶詰です。 テニスルックをした小学生の少年少女と 外国人の少女の出てくるコマーシャルのやつです。 当時、あのパステルグリーンやパステルピンク、 そして他の商品に比べてずば抜けたあのボリュームには、 かなり憧れました。 缶詰を開けると、乳白色のゼリーがにゅ~っと 出てくるあのボリューム感は 「バケツ一杯分のゼリーを作って、その巨大なゼリーを直接スプーンでたらふく食べてみたい」 という、誰もが昔抱いたであろう願望に通ずるところがあります。 (数年後にKONISHIKIが冷蔵庫かなんかのコマーシャルで、巨大なイチゴゼリーを食べてるのを見て、「そうそう、これがやりたかったんだあ」なんて思いましたっけ。)(その後実際に、イチゴのゼリエースでボール一杯分の巨大な半円形のゼリーを作って食べてみましたが、何口も食べないうちに気持ちが悪くなりました。)
しかし、私は一度もプリンゼを食べたことがないのです。 「あんなの美味しくないから」と、母親が買ってくれなかったのです。 実際、決して美味しいと言える代物ではなかったようですが。
そういえば、まだプリンゼはあるのだろうか?
あるのなら、今からでも遅くない、 自分の舌でどんな味なのか確かめてみよう。 と、いうことで販売元のSSKのホームページを調べてみたら、 ありました!! 健在でした、プリンゼ。 しかし、かなりリニューアルされていて、 当時のラインナップはもう残っていませんでした。 今あるのは、抹茶あずき味、ラ・フランス味、ブルーベリー味、 フルーツゼリー味、コーヒーゼリー味の5種類。 今あるプリンゼは、当時のジャンクな味わいとはガラリと変わって、 かなり美味しいそうです。
…やっぱり、ゼリーの缶詰っていうのが効いてるわな。 缶詰って、フルーツとシロップとか、 魚と煮汁とかが入ってたりするのに、 缶を開けたら、乳緑色の「ゼリー」。 上までみっちり「ゼリー」って。 そういう感覚って、ペディグリーチャムとプリンゼくらいなもんでしょう。 プリンゼはあんまり店頭では見かけないようですが、 そのうち見つけたら買ってみようと思いまっす。
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