くじら浜
 夢使い







最近嬉しかったこと    2001年11月04日(日)

人の命がひとつ吹き返したこと






十六夜    2001年11月03日(土)

晩秋の

おぼろ月夜に

打つ命







十三夜    2001年10月28日(日)

少しづつゆっくりと膨らんでいく
その姿はなによりも美しく
気高い満月よりも
まだ未熟なその光は
どこまでも透明にまっすぐに
ひかり輝く

満月未満の十三夜






アヤシイ会員証   2001年10月26日(金)


アヤシイ人妻同盟
からアヤシイ会員証が届きました!
はなび会長、多謝多謝!
ゆめつかいどっとこむのバナーにしよかな(爆)







森の中へ    2001年10月23日(火)

そこは陽射しがまったく届かぬほどに樹々が生い茂り
その樹はあくまで高く
見上げれば天に突き刺すように真っ直ぐに伸び
でんと構えた何本もの大木がふたりを迎えた

肌に直接沁みる冷気は
細胞のひとつひとつに語りかけ
それは覚醒と同時にふたりの眠気を促がす

宇宙はたしかにここにあり
ぼくの存在は君を認め
君のぬくもりこそがぼくを認めた

敷き詰められた枯葉の上に
背からおろした毛布を一枚
ふたり一緒に包れば
互いの細胞は一瞬のうちに溶け合い
その大木の脈動につながり
その枝葉の意識につながり
その光線の調べにつながり
そのざわめきの彎曲につながり

たとえばこれが宇宙の果てならば
たとえばこれが大きな力なら
透明な透明な
森の中は
ここにある






東京にふる星   2001年10月19日(金)

ぼくたちに星がふる

ここにもこんなにたくさん星がふるんだ と

ポツリと君がつぶやいた











初日 最新 目次 HOME