かなしいうわさ
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2004年10月30日(土) 347

梅田を歩いていたら結構可愛い女性が「取材してるんですけど、30秒だけアンケートいいですかー!?」と声を掛けてきた。アンケートというか住所や電話等の個人情報を書くものだったので何これ?と聞くといやブライダル関係の会社なんですけどー等モゴモゴしているので30秒と言わずそこの喫茶店で落着いて話しましょうよネェネェと誘ったら去っていった。我ながら不用意な対応だなぁと反省したがオッサン臭い下品な断り方ができたので満足。




cover
想い出波止場 /大阪・ラ
わやくちゃな音を出して滅茶苦茶な歌を歌っているのに、いやらしさやアングラ臭が全くなく、なんだかメジャーな感じすらする。見事。最近のロックで瞬発力でlightning boltに勝っているのはこの作品位だ。俺は最初にTortoiseを聴いたときには、ここまで行ってくれると思っていたんだけど、彼らは未だに想像の範囲内な安全でソツのない音しか出せていない。俺らはボアダムスよりも思い出波止場を世界に誇りまくるべきではないだろーか。 





会社のオサレさんに服装を褒められた。なんか俺の事をオサレ仲間だと思っているらしく、他の人は皆若いのに服装を気にしなさすぎますよネーという話をされた。セレクトショップとかrelaxとかにだまされちゃって、可哀想に。で、普通大人になるとこういう事は気が付いてもわざわざ指摘してくれないものなので、面倒臭いけど俺が言ってやるかと思ってヤンワリと指摘してあげたところ、案の定すげえ不機嫌になってた(´Д`)
君が褒めた俺の服はジーンズメイトで2000円位で買ったものだよ。
サイズが丁度良くて材質さえよければ服なんて何だって良いの。





cover
オリジナル・ラヴ /街男 街女
絶好調だな。未だに週2〜3回聴いている前作「踊る太陽」よりライトな感じはするけど、スルメのように何べんも噛みしめればしめるほど良いダシが出てくるので、判断は保留。しかしまたジャケットで損をしている気がするよ。






ごく一部の人間にしか役に立たないmp3情報
カーターUSMのライブだヤホー





2004年10月28日(木) 訂正

昨日の文は酷すぎる 眠すぎる時に書くべきじゃないな (;´Д`)


Shandi-I売り切れてた。こないだのワッキーズの限定盤といい、みんな買うの早すぎ。





2004年10月27日(水) 345

なんだかいろいろクサクサしていたので仕事残ってるのに無理矢理早く帰ってきてさあ寝るぜと思ったら自宅のカギを会社に置き忘れていて部屋に入れなくてまた会社に取りに戻っていまふたたび帰ってきた俺が来たよヽ(´ー`)ノこんばんwa



iPodはやっぱり電池の持ちが悪いよ!膨大な曲をインストールしてそれをランダム再生して聴くというのは、軽くショックを受けるくらいに新しい音楽との関わり方だった。一時期はそれでしか音楽を聴いていない位だった。けれど電池の持ちが悪いというのは物凄いストレスだ。「さぁ音楽聴いて帰ろうかな」というときにバッテリー上がっていても売店で電池買ってってわけにもいかないのも駄目だ。なので最近は商談や会議の音を録ろうと思って買ったrioのmp3プレイヤーを毎日使っている。

128MBしか容量が無いのでアルバム2枚ぎりぎりで入るかどうかというところ。iPodと比べたら情けない程曲が入らない。でも朝出かける前にその日に聴きたいアルバムを選んでプレイヤーに落とすというのは、面倒臭いけど悪くない。iPodのなかからアルバムを選ぶんじゃなくて、わざわざ選んで入れるという不自由さが良い。アルバム単位で音楽を聴く楽しさも思い出した。こっちの方が俺の性には合っている。長期の旅行にはiPod、普段はrioという住み分けがいいかなと思ったが長期の旅行なんて行かないや俺。




ジョン・ピールが死んだ。ピール・セッションのCD幾つ持ってるかなと思って数えたら5枚あった。The Fallやビーフハートを知ることができたのはあなたのお陰です。ありがとう!さようなら!お疲れ様!!





買物 本ばかり
こうの史代 /夕凪の街 桜の国
コニー・ウィリス /犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
中原昌也 /ボクのブンブン分泌業
ニック・ホーンビィ /ソングブック
レベッカ・ブラウン /若かった日々


積ん読まくり。寝る前に少しづつ読んで消化していこう。










2004年10月24日(日) 344

いいのカナー俺がrecommuniに参加していないのはrecommuni界にとって大きな損失だと思うんだけどナー
お誘いいただきました。まだUPされている曲も少なく、遊べるのはまだまだこれからという状況。俺の知人でやってみたい人は連絡下さい。




台風で水没したお店の復興お手伝いをする日々。テレビでチューハイ見ながら「アー大変ヤネ」なんて見ていた、この年にもなって経験しないと想像できない俺は糞だ。酷い状況に唖然としながら無駄口もきけずに黙々と作業する俺らは、明るく元気に作業している現地の人達に逆に勇気付けられたのだった。水没した大量のCDやDVDを捨てる作業は胸が痛い。ソカベの新譜や小津BOXとかいろいろ捨てた。


腰が足が肩がいたい(;´Д`)





買物

Latin Quarter /Light House
想い出波止場 /大阪・ラ
Sim Redmond Band /shining through
Jackie Mitoo /Time Treatment
nice man & the bad boys /the art of hanging out
Al Johnson /Peaceful
luna /randezbvous
The Residents /Commercial Album DVD


梅田タワレコで購入。気持ちの入ったプレゼンテーションがしっかりできているレコード屋でCDを買うのは楽しい。ジャケットを手にとったり、POPを読んだり、じっくり試聴したり。輸入盤はアマゾンの方が全然安いので、タイトルだけメモってアマゾンで買ったりしていたんだけど、最近は店で買うようにしている。こんなおもれえCDをこの店のおかげで知ることができたんだから、ちょっと高くてもここで買おう、と思えるレコ屋が近くにあるのは嬉しいことだ。
いまツラツラと聴いていっているんだけど、今回は外れがなさそうだ。

今回欲しかったけど我慢したのは、モスデフのロッキンな新譜、KENTから出ている60年代ソウルのコンピ、スティーナ・ノルデンスタムの新譜、ミーターズをカバーしたりしている得体の知れないニュー・ルーツ・ダブの人とか。







2004年10月17日(日) 343

京都駅からバスで20分、最寄のバス停を降りて10分ほど迷って着いた拾得は住宅街の真ん中に、ひっそりと、どっしりと立っていた。

中に入ると、まるでライブハウスとは思えないなごやかな感じ。ライブハウスっつうか居酒屋じゃん。座敷席があって、みんな定食食ったりビール飲んだり。ステージは小さいけど、必要十分な大きさ。うーん、良い場所だな。しかしこんな小さなハコでNRBQもやったとは... 
先に来られて座敷にいたケンゴーさん、リカさんと、どもどもはじめましてと合流。
程なく、フラワーカンパニーズみたいな前座バンドの演奏開始。豆カレーを喰いながら観る。ボーカル君は威勢いいキャラなのに一寸テレちゃったりして、かわいらしいねえ。純情な感じで悪くなかった。それにしても、うわっ隣は民家なのにこんなにでかい音でいいんですか!?ってくらいでかくてちゃんとした音。サウンドシステムもちゃんとしてるなぁ良いハコだなぁ。
5曲くらいでサクリと終わって、友部さん登場。まず独りで、新作から3曲。新作の曲は明確なサビがなく抑揚に乏しいように聴こえるけれど、同じメロディを何度も繰り返し歌えば歌うほどに独特のグルーヴを生んでいく。俺はハウスやテクノのグルーヴよりラケンローのこのグルーヴが好きだ。いつも通り、ひとりで歌を歌い、ギターを弾き、ハーモニカを吹くだけで全く過不足のない演奏。素晴らしい。4曲目で「楽しい曲なので、バンドでやります」といって、マーガレット・ズロースの3人が登場。このセッションが滅茶苦茶楽しかった! マーガレット・ズロースの演奏(特にギター)は本当にヘタクソでヘロッヘロだったけれど、ラケンローしていたので何の問題もなかった。ヘタクソだけど、3ピースとは思えない程厚い音で、間が気持ちよい演奏だった。良いバンドであることと上手い下手はあんまり関係ないね。友部さんも普段なら考えられない程ノリノリで、がしがしとヘッドバンキングまでしたり、ぴょーんと飛び跳ねたり! あの寡黙な友部さんが!有り得ない! ラウドな演奏に負けない強いヴォーカルも格好良い。この日の友部さんはまるでローリング・サンダー・レビューの時のディランのようだったよ! ああ楽しい楽しい。最高だ。 静かにやればじわじわ心に響くし、ラウドにやればガツンと来る、曲に力があるってのはこういうことなんだな。まさか「一本道」がレゲエ・バージョンで聴けるなんて!
あなたたち、これからもずっと一緒にやっちゃえば? と思う程素晴らしいショーだった。そして友部さんが去り、マーガレット・ズロースのライブ。
(以下 10/21日追記)
友部さんがあんな凄いライブをやっちゃった後に演るのはキビシイよなー、まぁがんばれやー、などと思ってたけど、一曲目がはじまってすぐにビビビときた、こいつら格好良いわ、とにかくボーカルの声がたまらない、くせのあるつまったような声だけど、静かに歌えば柔らかく、張り裂けんばかりにてっぺんで叫んでも美しく、歌詞ははっきりと聴き取れて、ダイレクトに胸に刺さる、ぶいぶいと低音でよく動き回るベースと、達者じゃないけど軽快なドラム、ヘロヘロにヘタクソなギターのスリーピースで、ド厚い音を出している、他人のサポートだとへろへろだけど、自分達の曲をやるとガチっと決まるというのも格好良いじゃないか、バンドってそれで良いと思うよ! 
特に胸を打ったのは「べいびー」という曲、これは彼らにとっても一世一代の名曲だと思う、こんな曲歌われたら、俺が女だったら惚れてるよ!
最後はアンコールに応えて、再び友部さんをメインに据えて「ブルースを発車させよう」を、ラウドにラフに決めてくれた。友部さんもズロースに負けじとシャウトシャウト。最高だ。この日のこのライブは死ぬまで一生忘れないだろうと思う。




cover
マーガレット・ズロース /ネオンホール
会場ですかさず購入。ライブ盤、CD+DVD。
当然生のほうが良いけれど、かなり良い状態で彼らのライブが銀盤に納まっていると思う。青臭い勢いがあってどの曲も良いけれど、「べいびー」、「斜陽」、「ネオンホール」あたりは何度聴いても堪らんね。「べいびー」聴きながらチャリこいで通勤してると、朝っぱらから泣けてきたりするよ。ニーネ、ピーズ、友部正人、ここらへんのどれかに引っかかった人は是非聴いてほしい。
あんなに素晴らしい拾得でも敵わないと彼らが言う、長野のライブハウス「ネオンホール」でこいつらのライブを観てみたいな。このページの一番下の写真を見たら、ネオンホールって場所が良い場所なんだろうなってことがなんとなくわかる。





cover
曽我部恵一 /Strawberry
こりゃいいわ。ホクホクと暑くて熱いラケンロー。手で持つと火傷しそうなバカっぷり。こういうバカまるだしでちんこまるだしな曽我部を聴きたかったんだよ俺は。スカッとするね、せいせいするね。







CDやらレコードやら本やらいろいろ買ったんだけど、印象に残っているのは上のふたつのCDかな。あ、あと「体の贈り物」が文庫になっていたので即買って、移動中の地下鉄のなかでまた泣いたりもしたな。単行本から数えるとこの本買うの6回目。何度読んでも、希望と絶望は表裏一体であるという忘れがちな真実を思いかえさせてくれる。メメントモリ(´ー`)モリ。 柴田元幸の訳も最高。一家に一冊。






2004年10月16日(土) 342

眼鏡のつるがゆるんできてズリズリと落ちてきてしまうので眼鏡屋で直して貰わないと仕事にならねえ。買った店じゃなくてもやってくれるかな。


仕事を片付けたら、京都の拾得にマーガレットズロースと友部正人の演奏を聴きに行ってくる予定。ここのサイトの左下のほうでライブ映像が観れる。滅茶苦茶良い。ソウルだね。友部さんのライブ観るのも久々だし、拾得も一度行ってみたかったからすごく楽しみだ。
京都のライブハウスはどんどん行きたい。磔磔とか。西部講堂も。西部講堂にはボロフェスタで行く予定だったけど結局行かなかった。釣り行ってた。
しか釣れず残念だったけど、内海だから波も少なく、シーンと静まり返っているなかで、ポツンと浮かんだ枷でゆらゆら揺れてボーッとできて最高だった。釣り堀とかじゃないちゃんとした釣りをやったのは初めてだったけど、こりゃあいい趣味だなー。はまるかも。

上の「シーン」の写真はグレンEのこれを意識したけど全然違うな。台風後で水が濁ってなかったら本当にこのくらい水が澄んでいるらしい。





柏原譲のブログなんてものを発見。職業:低音屋 たぁ いかすね







2004年10月13日(水) 341

輸入盤が4年間も日本で買えなくなってしまうのが嫌な人は、出してください。

著作権法改正要望のパブリックコメントを提出する


締め切りは13日、今日です。


こちらの文例をコピペして送るのでも良いと思う


何にもしないであとでうだうだ言うんじゃねえよ、できることをやりましょう、
つことで(´ー`)よろしく






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