かなしいうわさ
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2005年01月16日(日) 380

曲がった瀬尾の治し方

セオ・パリッシュの12インチ「Essential Selections Vol. I」はセオのなかでも特に好きな一枚。低速飛行するせづなスロウファンク「Selector's Theme」をはじめ3曲とも良い。
これを聴いたあとレコ棚に戻さずにテキトーに積んでおいたら、変な圧力がかかってぐんにゃりと反ってしまい、完全に聴けなくなってしまった。最近レコ屋でもこのレコードはあんまり見ないので焦る。


で、
荒療治。

デロンギのオイルヒーターの上に乗せて圧力をかけるッ



オイルヒーターによってじわじわと熱せらることによりレコードの反りが治る筈。間違いない。



これで1時間置いときます

バッチリ反りが直りました。




デロンギの羽の形にしっかりと痕がつきましたね
大失敗ヽ(´ー`)ノ








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upsets feat. zero /Groove On
井上薫のレーベルからアルバムだしてるジャムバンド(?)zeroが、upsetsの音にあわせてジャムって、それをさらにupsetsが再構成。ただでさえダブっぽく乾いて気持ち良いzeroのバンドサウンドを、upsetsが絶妙なエフェクトで更にトバしまくる。飛ばして飛ばして飛ばして飛ばして飛ばすすすすすずずずずずずっすすすす フェラ・クティさながらのアフロファンキー、DFA顔負けなロッキンディスコ、ミックスマスターモリスもかくやのチルアウトチューン、そのどれもが飛べます飛べます。 頭ん中の開けてはいけない回路がぱっこしと開いちゃっているのかもしれないなーという位気持ち良い。ボアよりrovoより断然好み。最高。たぶん一生ヘビロ。





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KF a.k.a. Calm /keyfree
Calmが4つ打ちをやっているKF名義のアルバム。レコ屋で試聴したら音色の質がどの曲も好ましいので買ってみた。この人はcalmでもそうだけどダブっぽい音作らせると上手いねぇ。「ダブハウス」ってわけではないけど、音の質感が実にダビー。絶妙なセンスだ。そして、その丁寧な音からは音楽への敬謙な思いみたいなものすら伝わってくる。
うーん、でも、やっぱり俺これ全っ然好きじゃないわ。calmもそうなんだけど、猥雑さが全然無い。つまらんつまらん。おんなじような音でも例えばムーディマンが寿町のフリーコンサートに出たらおっちゃん踊ると思うのよ。これではたぶん踊らない。あの貪欲でバレリアックなダンサー達だってこれじゃ踊らないよ。こんな音じゃ越冬できないよ! もっとちんこまるだしで! 








2005年01月11日(火) 379

窓の手とかWin高速化とか窓使いの友とかを併せていろいろ設定してたらレジストリ壊れたので、OS再インストールした。ローカルのメールアドレス宛にもらった大切なメールがたくさん消えた。泣きそうだ。
あとテレビチューナーソフトのバックアップCDロムが見当たらないので、テレビが一切無い生活に。普段見ないくせになんだか寂しいのでpeercast入れてラジオとか聴いてます。




はじめてのステロイド
劇的な効果。
検索したら薬の強さが「strong」 ヒエエ畏れ
使用方法について特に注意もなく10本も出すのはどうだろう。ヤブ医者の予感。







■久々にネットを見て、いろいろ見つけたのでメモ。こういう時って「○○さんとこで知った」とか書くのが礼儀なんだろうと思うのだけどどこで見つけたかいちいち覚えてない。感謝しまくっていますので許して。



no water no life
フラッシュ使ってるサイトは大抵嫌いだけど、こういうのは良いなあ。でも今は冬だから、これは寒い。夏に見たいね。今のうちにブックマークしておいて、夏頃にふと思い出して各自見てください。 たまにむかーしにブックマークして忘れてたやつを「これ何だっけ?」とか思いながら掘り返したりするでしょう。今ブックマークしておくとそのまま忘れてずっと経ってお盆休みくらいの暇なときにまた掘り返して丁度良い筈。





マッド・マイクのインタビュー
重いけど。UR関連の名曲もぼちぼちかかる。





フィッシュマンズが新たにベスト盤を2枚リリースする予定あり
北極熊団 低音部 赤塚支所より
それぞれ2枚組で、1枚目:リマスター、2枚目:シングルB面+未発表音源という形態になるらしい。佐藤の死後ちょっと経ってから、欣ちゃんがラジオで「いかれたBaby」のデモを流してて(これがまた良いんだよ)、「少しでも多くのレア・トラックをみんなに届けたいよ!」というようなことを言ってくれていたので、いよいよかと期待して待とう。VOSのビデオに入ってたスカしていかしたロックステディ「いわないで」とかも入れて欲しい。お願いします。





フィオナ・アップルの窮地を救う抗議に参加しませんか?
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7956
ありゃりゃ。







http://blog.livedoor.jp/akioda1/archives/12193567.html
レッド・クレイヨラが来る
凄い凄い凄い凄い、絶対行く
フリーフォーム・フリークアウト







おおっ
フリーフォーム・フリークアウトを検索しようとしているうちに chill in chill outというサイトを発見。
フリフリとチルチル...
センス良いしDJミックス音源置いてあるし、良いサイトでうれしい。
ここらへんのドラムンベースは久しく聴いてないのでちょくちょく覘こう。







忙しく調子悪いので、今後の更新は間が空きそうです。
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Calypso Pioneers
洗練されていない泥臭いカリプソを聴きながらチューハイを飲んで、おやすみなさい。








2005年01月10日(月) 378

3連休は、初日に映画を観に行った以外は家でぐだぐだしていた。

映画は「カンフーハッスル」「Jackass The Movie」
どちらも予告編の出来が最悪だったのであまり期待していなかった。体調が悪いこともあって気分が滅入っていたから、スカッとさせてくれるバカ映画ならなんでも良かった。
んで、どっちもきっちりと痛快なバカ映画で、きっちりとスカッとした。うんざりした気分がカラリと晴れた。このふたつの映画に関わった人(特にジャッカスは観客含め)ありがとう!ありがとう!とハグして回りたい位感謝したい。Last Night the Movies Saved My Lifeだよ、ほんと。




カンフーハッスル


いろんな奴が出てきてワイワイやってゴチャゴチャしてて、いろんなことが起こって、ありえないことがありえちゃう、そんなことだってまぁあってもいいよなって勘違いかもしれないけど思わせてくれる映画で、そんな映画を俺が嫌いな訳がない。もう滅茶苦茶好きだ。前半のマフィアの描き方なんて、一級の映画が持っている雰囲気がプンプンしてて本当に格好良かった。斧持ってダンスするところとか惚れ惚れしちゃうよ。カンフーで戦うシーンも、全盛期のジャッキーを彷彿とさせるような格好良さ。でも中盤以降はマトリックスなワイヤーアクション含めて途端に安っぽいB級映画に。そんなとこも含めて愛おしい。ストーリーが単純なことを批判している人が多いようだけど、単純なのに面白い映画の方が俺は凄いと思うけどねー。確かにガタガタしたストーリーだとは思うけど....
あと、チャウ・シンチーの笑いのセンスは駄目な人はとことん駄目みたいなので、「笑わせてもらい」に観に行くとがっかりするかも。日本での宣伝のされ方がもろに笑わせますよ!って感じで良くない。というか宣伝のセンスが最悪。日本の配給会社が作ってる映画のサイトなんか絶対に見ない方が良い。見るなら本国版のサイトをどうぞ。予告編もこっちのほうが全然良い。




んで、Jackassだ。

アメリカのアホ達がとことんアホな事をやって、それが切れ目無く最初から最後まで続くという映画。
これは絶っっ対に劇場で観るべきだ!「知らんもの同士が一カ所に集って、とことん下らないものを観て、とことん笑う」というのは最高に気持ちいいね!音楽のライブとかお笑いのライブとか演劇とかスポーツ観戦とかいろんなお祭りとか遊園地とかいろいろなエンターテイメントを体験してきたけど、それらのどれにもなかった恍惚感があの場にはあった。モンティ・パイソンでバカ笑いしてる観客の気持ちが判った。いままでTV版のジャッカスを観てもぜんぜん笑えなかったんだけど、劇場で観たら最高に笑えたのは、内容が面白いものだけで厳選されてたというのもあるけど、劇場でおおぜいで観たからというのが理由としてでかいと思う。だからDVD出てから部屋で少人数で観てもあんまり面白くないかも。 
隣に座っていたのが60歳は超しているおじいちゃんで、「何の間違いでここに来ちゃったんだろう...無料チケットとか貰っちゃったのかな... しらけてるぐらいなら良いけど、途中で怒って帰っちゃったりしたら嫌だな....」などと思っていたんだけど、始まってみたらおじいちゃんが劇場のなかで一番笑ってた。うはは。最後には俺と肩叩き合って笑った。隣の一人で来ていたおとなしそうな青年も凄く笑ってた。みんなみんな、笑ってた。ウィットもセンスも糞もない、ヒトとして最低最悪なアホがアホやってる、「うんこちんちん」みたいな映画で。(まぁ引いてた人もいたのかもしれませんが。) 
最高のライブを観終わった後、ステージ前から去っていく見知らぬ人と「最高だったなオイ!」とか言って握手したりハグしたりすることがあるけど、映画観ててそんな気分になったのはこれが初めてだ。流石に60のじいちゃんとはハグしなかったけど。ということで、これは是非スルーせずに劇場で観て。







2005年01月07日(金) 377

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Roots Rock Reggae (クロニクルシリーズ)
素晴らしい。愛がある。陳腐な言葉だけどそうとしか言い様がない。数々のインタビューがどれもすんばらしいけど、様々な人が寄せたコラムもどれも良い。ちょっとでもレゲエが好きな人は絶対に!買って欲しい本なんだけど、結構高い本なので買えない...という人は、90年代以降、特に172ページ以降のコラムはどれも腹に染みわたるような良さがあるので、立ち読みでも良いので読んで下さい。








久住昌之 /食い意地クン
腹が減る減る。ダイエットしている人は絶対に読んじゃ駄目だ!
「冷やし中華」の章が好き過ぎる。





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The Two Lone Swordsmen /From the Double Gone Chapel
40過ぎのテクノDJがいきなり乱痴気ガレージパンクを始めたという話自体が格好良いけど、音だって格好良い。あぁ...あやかりたい。






2005年01月05日(水) 376

東京いる間の散財


アナログ
Recloose /Cardiology (Isolee RMX) 12吋
Underground Resistance /Ma Ya Ya 7吋
Tommy McCook /Hot Lava
Tommy McCook & Supersonics /Top Secret!
Soul Brothers /Carib Soul
General Smile & Papa Michigan /Rub-A-Dub Style


CD
V.A. /Studio One Disco Mix
V.A.(Tommy McCook) /Soul For Sale
V.A. /Strictry Rockers Revenge by Ben The Ace
V.A. /Aquarius Rock
V.A. /Jamaican Memories
V.A. /The Santic Collection
Don Drummond /Greatest Hits
Ranking Dread /In Dub
Rebel MC /Word Sound Power
Two Lone Swordsmen /From The Double Gone Chapel
Robert Wyatt /His Greatest Misses
Built To Spill /Live


カセット
Dj Klock /direction of Rainbow


本秀康 /本秀康の描く4ページ
花輪和一 /刑務所の前 2巻
松村雄策 /R&BコンプリートCDガイド
食い意地クン /久住昌之
おおひなたごう /フェイスガード虜 5巻



たくさん買っちったヽ(´ー`)ノ満足






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V.A. /Studio One Disco Mix
レゲエでの<ディスコ・ミックス>は、80年代に「ディスコが流行っているアメリカへレゲエを送り込んじゃうぜ」という商魂のもとに作られた。歌入りの曲のおしりに、ノンストップでダブ・バージョンがついた形態が多い。ダンサブルで、ファンキィで、ダビーで、ちょっと切ない...という、俺の好きな要素がてんこ盛りだ。もう最高に格好良い。ただそれらはアメリカのキラキラとしたディスコでかかるにはモクモクと煙たすぎたため、あまり流行らなかった。市場に出回った数もごく僅かのため、これまであまりまとめて聴ける機会が無かった。レゲエレコ屋に行くと、裏表2曲しか入っていない12インチ一枚に3800円だの12600円だの24200円だの45000円だのという値段がついてる、んなもん集められる訳が無いわ。そんな希少なディスコ・ミックスを、バサリとまとめてくれたのがこの一枚。今までにも同様の趣旨のコンピはあるにはあったんだけど、このコンピほどきっちりまとまっているものはあまりなかった。再発レーベル「ソウル・ジャズ」らしい洗練された確かなセレクトのセンスが素晴らしい。アルバム全体のトータル感もある。(あ、でもトロージャンBOXセットのこれもヨイな)
ディスコミックスじゃない曲もあったりするけど、まぁそこいらへんはレゲエだしさ、テーゲーな目で見てください。 
「ディスコ」の華やかさを期待して聴くと肩すかしを喰らうかもしれないけど、何度か聴けばきっと夢中になる。煙たくてルーディな愛の歌達よ。
視聴




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V.A. /Aquarius Rock
ハーマン・チン・ロイというアジア人が70年代にやっていた、すっかすかダブレーベル<アクエリアス>のコンパイルCD。オーガスタス・パブロの最初期の名作「This is Augustus Pablo」(最高!)や、世界初?のダブ・アルバム「アクエリアス・ダブ」などを出していた一筋縄ではいかないレーベルのアイテムを集めただけあって、おもろ格好良い曲がてんこもり。「抜きの美学」を追求しまくったすっかすかなダブから、そんなダブにヘロヘロで味の有りすぎるトースティングをのせたもの、そして渋くて泣けるせづなソウルまで、多彩なこと多彩なこと。スモーキーでローファイ。たまらんです。





ちなみにこれがアクエリアス・ダブだっ

ジャケも格好良い。昔は超レアだったらしいけど、今はアナログで再発盤がある。レゲエレコ屋に行けばそれ程入手は難しくない筈。上記コンピを気に入ったら是非聴いて。すかすか過ぎて全然ダブになっていない。ってこと自体があまりにダブ過ぎる。ダブの特徴であるリヴァーヴ等々のエフェクトは殆ど無くて、音の抜き差しだけ。カラカラのスカスカ。激烈に渋い名盤。

んでこれがパブロの「This is」だっ
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これもあんまり「ダブ」っぽいエフェクト処理はされてないけど、すっかすかに音数が少ない乾ききった渋いバック・トラックにのせて、ピラヒラ〜ペロペロ〜と吹かれるピアニカの潔い格好良さは何度聴いても痺れる。こちらも言うことなしの名盤。






2004年12月29日(水) 374

仕事を納めた。今日の夜から東京戻ります。
年明け4日頃までここはひっそりします。
お世話になりました。
来年もどうぞ宜しく。





おれ的わたし的2004ベスト
一応しめきった。いただいた分は全てUP完了。
(でもまだ受付はします。)
ご協力いただいた皆様、本当にどうもありがとう。
ちょっと危惧していたのは、糞雑誌リラックスみたいな「こんなにセンス良い音楽聴いてて、俺ってセンス良くねえ?どう?」みたいなノリになってしまうことだったんだけど、全然そんなことなかった。手前をどう見せるかより自分の好きな音楽を伝えたい気持ちで投稿してくれた人ばっかりで、見ていて本当に楽しいし、聴きたい音楽もモリモリ増えた。やってよかったです。

画像を省いて携帯で見れるようにしなければ。レコ屋行ったときに「あーあの人のおすすめしてたアレ、なんつうんだっけ?」て時に携帯で観れたら良いよね。田中夏樹の「コココケ」を思い出せなくて、ジャズフロアの店員さんに「あー確か田村なんとかさんのコケコケというCDないすか」と尋ねて一寸笑われるという俺の悲劇を繰り返さないように...
とりあえずnogateという携帯用のプロクシ通したアドレスがこれ
このアドレスを携帯にメールで送ればとりあえず見れるはず。
こんな具合。


携帯インターネッツの正しい使い方っすよ。パケット代滅茶苦茶かかりそうだけど。








納豆ごはん専門店

いいいい行くしかしかかかヽ(´π`)ノ

あーいやこれは自分で作れば良いか。高菜+納豆は実家で試そう。そうそう関西の人が納豆喰わないというのは嘘やで。ワシワシ喰うわ。










散財


ECD /Final Junky
Tommy McCook /Greater Jamaica -Moon Walk Reggay
Bitty McLearn & The Supersonics /On Bond Street KSN.JA.
Aurora /Flare
田村夏樹 /コココケ
Tackhead /Tackhead tape Time
ピジョンズ /ピジョンズ
ECD イリシットツボイ 久下恵生 /session impossinble
矢野絢子 /ナイルの一滴
 (もらいもの)


UJT /ハイ!こちらFRESH研究所
remix 1月号
クロニクルシリーズ Roots Rock Reggae
小田島等 /無 for sale


買いすぎた。休み中にゆっくり消化しよう。
ビティ・マクレーンは遂に梅田タワレコに入荷だ!お年玉持ってタワーに走れ!
レコードより3曲多いのでCDも買ったんだけど、聴いてみたら元ネタのスーパーソニックスの曲がボートラとして入っているだけだった。レコ持ってたら買う必要なかった。
超局地的に盛り上がっている、ON−U再発シリーズはタックヘッドだけ買った。俺は昔OU−Uっ子だったのです。ONーU関連のものは見たら全部買ってた。 タックヘッドは黒人による人力エレクトロダブヒップホップ(ラップなし)。プライマルのシングルで、アーヴィン・ウォルシュのポエットが入ったサッカー賛歌ダブがあったでしょ。全編あんなノリ。今聴くと新鮮ではあるがものすごくヨイものというほどではない。ゲイリー・クレイルは今回再発のアルバムより次に出た「Emotional Hooligan」の方が好き。あれは多分今でも聴ける。ビーツ・インターナショナルの流れで聴ける。ビーツほどポップでカラフルじゃないけど。マーク・スチュアートはDFA関連とかはまっている人が聴くと新鮮なんじゃないすかね。まぁ凶器みたいなもんだから今の俺には要らない。





cover
田村夏樹 /コココケ
おっさんがトランペット吹いたりコココケコケとかテキトー語で呟いたり歌ったりするというもので、すばらしい。これはフリージャズなのかな? 全っ然難解じゃない。むしろこんなに判りやすい音楽ははじめて聴いた。としさんがおれわたしで書いていた
>音楽と生活の境はどこにあるのだろう?とちょっと考えました。
という評、あぁもうその通り、初めて聴いたのに、風の音と自動車の音の醸し出す街鳴りとか洗濯機のゴーッゴーッという音とか100円ショップで買った安い時計のコチコチという音とかパソコンのHDのカリカリという音とかおっさんのカーッ、ペッ、とかと同じように耳に馴染んでしまうという。こりゃすげえ。滅茶苦茶アナーキーで滅茶苦茶普通だ! 目から鱗がポロポロポロポロポロ.....






(28日にベートルズさんライブの感想も書いたので、そちらも見てね)
 ↓



2004年12月28日(火) 373

12/26
ベートルズ@天然酵母パン樸木



奈良の田舎にポツンと建っているパン屋にて、ベートルズこと渡辺智恵さんのライブを観てきた。前日に仕事帰りにCDを買って2回くらい聴いて臨んだけどCDより全然良かった。2歳のお子さんを横に。この子が歌うのよ。たまに、テキトーに。可愛いね。薪ストーブの香りも良く。豆カレー旨く。
この店、この客、この時期、この近さ、この匂いの下で観れたことがすごく幸せだった。あの場所にあるものすべてがあのライブに不可欠なものとしてそこにあった。軽く奇跡だ。 エル・モカンボのストーンズとか、西部講堂のボガンボスとか、シュラインのフェラクティとか、観たかったライブはいくつもあるけど、こんな良いロケーションでこんなに良いライブを観れたのだから、もうそういう伝説のライブなんて羨ましがる必要ないな、って。来れなかった人は羨ましがって下さい。
主催者のケンゴーさんはじめ、あの場にいた全員にありがとう。

今後も渡辺さんのライブは逃さず行こう。
オリジナルの曲もすっごく好きなのですが(うった、しゃんそんそん、らーらー)、童謡や昔歌のカバーも素晴らしかったので、ニカセトラみたいにCDRでもよいので音源化をすると良いのになと思ったりしました。







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