かなしいうわさ
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2005年03月19日(土) 412

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アル・グリーン、復帰後2作目が出た。トータス松本が「前よりええやん」と言ったとか。前作「I Can't Stop」も相当良かったのにそれより良いですか。はぁぁ。で、これとベン・ハーパーとブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマのライブとか買おうと思って行ったら、どちらもCCCDなので買わず。CD探そう。


代わりに買ったのが
Beck /Guero
V.A. /See Mi Ya
Smith Connection /Under My Wings
Araki Kenta /MSX TYPHOON





Beck /guero
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ベックちゃん新作。この作品は「Odelay!」回帰と言われているけれど、あれとはちょっと違うかな。「Odelay!」はちんこ丸出しな勢いを無理矢理センスの良さでまとめ上げていたけれど、この新作は頭の良い人がセンスと経験を遺憾なく発揮して作った、統制の効いた音楽という印象。バックトラックやアレンジはかなりやんちゃだけれどあくまでも聴き易いし、メロディは近作同様に落ち着いてい洗練されている。とても丁寧に作られた良いアルバムだ。でも、洗練され過ぎているから、俺の好みでは無いなぁ。俺がベックに求めているのはセンスが破綻を抑えきれない瞬間なので。「mellow gold」みたいな。
ライブならコントロール失って面白くなる気もする。フジロックで観よう。






平本アキラ /俺と悪魔のブルーズ
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ブルース漫画。主人公の「RJ」はロバート・ジョンソン。ブルース好きには有名なクロスロードのエピソードとか色々出てきて、ニヤリとできる。ただなぁ、ニヤリとできるだけなんだよな。一番残念なのが演奏シーンから音が聴こえてこないこと。マンガの中から音が聴こえてくるかこないか、っていうのは絵とか構成が上手い下手ってことじゃないからね。それと同じ事はこのマンガの中でも何度も出てくる、
「テクじゃねえんだ、魂だよ」
ブルーズの史実に忠実だとか当時の黒人文化が良く描けているとかそんなこたどーーでも良いから、もっと豪放にガシガシ描いて音を聴かせて欲しい。「アゴなしゲンさん」からはたまにブルーズ聴こえてたぞ。





ブルーズ漫画といえばこれだよこれっ

泉昌之 /ジジメタル・ジャケット the Delta
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うーん、聴こえる!
いい歳したじいさん達がヘヴィメタルバンドを結成しちゃってガタガタバタバタするという傑作「ジジメタル・ジャケット」の続編。俺が本気でブルースを聴くきっかけになった一冊。ライブシーンでは音が聴こえる。やかましい位に聴こえまくる。ジミー・リード聴きながら長風呂!







2005年03月15日(火) 411

かなり酩酊しているので手短に



レッドクレイヨラ行ってきました
メイヨさんは元気ハツラツ
ニコニコしながらブツブツ、たまにギャーッと歌ってました。愉快愉快。
サウンドはもう一人のギターの人がひっぱっているような感じで
そのギターの人が単独で音楽やってたら観てみたい聴いてみたいと思いましたよ。


でも実はメイヨさんの前に観たあつしひろしの方が全然良かった。4曲くらいしか観れなくて残念。
全体的に適当。手を抜いているというのとは全然違うんだ。想い出波止場みたいな偽アホとも違う。あくまでも大人のロックなのだけどうんこちんちん的小学生マインドをキーポンしているというか、Metal Boxの頃のPILが風呂あがりに牛乳片手にジャックスをカバーして遊んでいるというような.... うーん酷い事を言っているが本当に素晴らしいのですよ。 こういうのをフリーフォームフリークアウトと言うのだろう。間奏でグゴギャラムヒョギョベペペペと切り込むひろしNaのギターが凄い、魂をこそげおとされるようだ。久々に悪魔と取引しちゃってる系のギターを聴いた。







会場で買ったアルバム「大誤算」 2000円なり

名盤過ぎる。ニプリッツやポートカスより良いかもしれない。


あ わん つー ろっけんろー
何ごちゃごちゃ言うてんねん
ブッシュお前あほか言うてしばいたったらええねん

恋はイエイエ 恋はイエイエ
恋はイエイエ ぐでんぐでん


ちっこい頃はしんどなかった
どこまでも歩いていけた
ちょっと大きいなって疲れる事をおぼえてしもた
だから今夜はほぐれようぜ
ロックンロールでかわいいな
エーマイナーは8000メートル
気持ちいいかな 今夜はスケベ
皆そうだろう ちがったら ごめん






2005年03月14日(月) 410

なにこの昨年対比
ざけんな杉





明日はレッド・クレイヨラのライブがある
メイヨのへなへな声聴いてへなへなになり たい
うーん行きたいなぁ

ここで最近のライブ動画が観れるのだけど
うわわ、ドシャメシカで格好えええ!
「Wives in Orbit」かかっこよよすぎぎぎ




今日は、ド名盤の「ヘイゼル」でも聴きながら酩酊しつつ寝ます
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はぐれ音楽、叙情編。1曲目なんて本当に美しい。







2005年03月13日(日) 409

氷結を飲んでいる 飲まれる前に潰れるさ
15分も粘れば 粘れば声もきこえるよ



ありがとう@みらい
さようならヽ(´ー`)ノ
さようならヽ(´ー`)ノ





劇場で「Ray」と「香港国際警察」鑑賞。
「Ray」は良かった。レイ・チャールズ大好きな人と映画作りを良く判っている人とがっちりタッグを組んで作った、骨太な映画。主役の役者さんは評判通りの素晴らしい演技。そりゃグラミーも獲るよ。ライブのシーンが格好良い。あえて立ち見で、ライブの場面になったらグラグラと踊りながら観ると良いかもしれないね。俺もダスダスと足踏みして観たかったけど、ハイソで年齢層の高めなお客さんだったから静かに首だけ振って観てました。

「香港国際警察」は、映画としてはB級も良いところ。ベタなストーリー、ベタな演出。しかし俺は「ray」よりこっちの方が好きだ。
まぁおすすめはしないよ(;´ー`) 
映画の最中、往年のギャグ満載なジャッキー映画を期待してきたおっちゃんおばちゃんが「そこ泣かせドコだと思うんすけど...」というところでもゲラゲラ笑っていた。最初はまわりの客も皆ひいていたものの、次第にその下品な笑いが伝染していき、観客のノリが暖まってきて、最後のクライマックスでみんなゲラゲラ笑っていて、それが凄く良かった。劇場ではじめて「大阪のグルーヴ」を実感できた瞬間。



その帰り道、ツタヤで「Big Fish」のDVD借りて帰る。
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俺は相容れない親子関係を描いた映画に弱いみたいだ。相容れない親子関係と言えば「マグノリア」が思い浮かぶ。あれも良い映画だけど、「マグノリア」はちょっとお涙頂戴的ないやったらしいところがあった。この映画ではファンタジーでそれをうまく中和している。嘘だらけだけど嘘じゃないと理解し受け入れる息子に涙。画の綺麗さ、美しさも素晴らしい。DVD買わなきゃな。






購入物

The Gospel Soul Of Sam Cooke with The Soul Stirrers vol.2

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Sam Cooke /Portrait of a Legend 1951-1964

「ray」観た帰りにサントラ買おうとしてタワー寄ったものの、ホンモンのゴスペル聴きたくなりサントラ買わずにサム・クックのソウル・スティーラーズ購入。毎週教会でこんな良い音楽聴けるならそら皆キリスト教にも成るわな。




Eric Roberson /esoteric...

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トモフスキー /39

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茶の味(DVD)








2005年03月08日(火) 408

自分で動き回る油滴発見
こういう話は好きだなぁ。




購入履歴とか書くの面倒臭くなってきた。ジャック・ジョンソンとか買ったの書いたっけ? あー書いてないな。

Jack Johnson /In Between Dreams
Chris Murray /Collected
Little Axe /Champage & Grits
medications /medications
Big Fish /Ready To Eat
Sage Francis /A Healthy Distruct
Asa-Chang & 巡礼 /みんなのジュンレイ
maher shalal hash baz /maher on water
Dr.Feelgood /Going Back Home
Kid Creole & the Coconuts /best of
Yoshii Lovinson /White Room


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ジャック・ジョンソンの新作はかなり良い。お気楽ご気楽なリラックス・ミュージックじゃんと思っていたのだけど、なんだか深みが出てきていて、郷愁感までも漂わせている。内容は結構一本調子で前2作と変わらないんだけど、より深く掘り下げることでマンネリを回避しているのが凄い。見くびっていた俺がアホだった。 

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ギター一本でスカやロックステディを奏でてしまうクリス・マーレー、こちらは正真正銘のお気楽ご気楽音楽。昼間っからビール飲んでシヤワセならいいじゃないすかヒックて感じ。しかしレゲエへの愛にミチミチ溢れていてどうにも憎めず、何度も聴いてしまう。数曲でスラッカーズが参加。

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あと気に入っているのがメディケーションズ。フガジとか出してるディスコードのバンド。フガジより軽快でキビキビしている、すがすがしい変拍子パンク。暑い夏の日に冷たいシャワーを浴びたような気持ちよさ。ドラムがほんのりラテンぽいのがまた良いね。しかし得体が知れない(googleでもあんまり引っかからない)ので詳しい方は教えてください。


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吉井ロビンソンはひどく地味。しかし良い。これがあればもう当分スピッツは聴かなくても良いなぁ。







<仕事のBGMシリーズ その1>
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Chuck Brown & Soul Serchers /Any Other Way To Go
テンポが遅めなのにバコバコ踊れる音楽と言えばGo-Go。おっさんがパチンコ屋行くときに目一杯オシャレキメているみたいなファンキーさとしたたかさ。大好きだ。ゴッドファザー・オブ・ゴーゴー、チャック・ブラウンのレコードは大抵500円くらい。その位の金額で買えてしまうところも、なんだかゴーゴーという音楽に合っていて良いぜ。仕事の時はブリブリしたものよりもこのくらいに気の抜けた音楽の方がはかどる。
ッチャッ チャッカチャカ ッチャチャ チャカチャカ... 
ジャングル・ビートに比肩しうる無敵のリズム。無条件幸福だ。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの「Family Affair」のカバーも収録。ゴーゴー・バンドのEUも同曲をカバーしていてそちらもなかなか良いのだけど、俺はチャックのへろへろバージョンの方が好きだなー。







2005年03月07日(月) 407



フジロック出演者 発表第2弾

Beck
クレイジーケンバンド
Eddi Reader
Foo Fighters
Los Lobos
The Magic Numbers


CKBもエディ・リーダーもフーファイターズも嬉しいけど
ロスロボスが最高に嬉しいなぁヽ(´ー`)ノ





2005年03月06日(日)

日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」がラジオドラマ化


NHK-FM
【放送日】
3月28日(月)〜4月1日(金) 22:45〜23:00(1-5回)
4月4日(月)〜4月8日(金) 22:45〜23:00(6-10回)

あらすじ:人生は「G線上のアリア」のメロディーのようには美しくない。でも、俺たちはマンガで世界と戦える。マンガを描くこの手で、俺たちは戦場のような人生を切り開き、いつの日かヘヴンズドア(天国の扉)をノックしてみせる。・・・人気マンガ家の父に反発する町蔵。家庭を捨てた父を憎み、マンガを描くことだけを心の支えとしてきた鉄男。二人の高校生は運命的に出会い、青春の全てをマンガにぶつけ成長する。恋人やライバルを巻き込みながらマンガと格闘し、ついに人生の意味を見つけ出す二人の波乱万丈の友情を描く青春ドラマ。21世紀の『まんが道』と呼ばれるべき、感動と興奮の傑作コミックのドラマ化である。


空間コミックビーム掲示板より





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