lucky seventh
DiaryINDEXpastwill


2004年02月09日(月) 天国と地獄

誰かが言っていた。
この世は地獄だ、だからこそ美しいと。



いつの頃からか真夜中に、一人で泣くようなになった。
これがよく小説とかに書いてある「いつの頃か忘れたが、」というやつで、
そんな風な逃避をしながら私はマイブームみたいに変わってゆく人形抱き締める。
情緒不安定らしい。
らしいと言うのは憶測だ。
2〜3年、あるいはそれ以上の期間そう、らしい。
私の短い人生の1/4はそうして費やされているから、バカみたいだ。
バカなのだ。


誰も助けてくれないのに、言わなければ誰も気付いてくれないのに、
それでも口をつむぎ、必死に自分の身体に爪をたで
バカみたいに唇かんで、誰にも強制されたわけ、じゃないのに、
たえて、
堪えて、
耐えて、
絶えようとして、


自分を殺そうてしている。
見殺しにしようとしている。
私が私を殺そうとしているのに気が付いてしまった。
そして、気が付いて私はショックだった。


一人で夜中にタエテ泣いてる自分がとても可哀想に思った。
自分で自分に絶望した。
その応えに、
その解答に、
今まで生きてきた自分が、無意味だと言われたようで、
生きている自分が、なんだかひどく無意味なんだとしらしめされた。



この世は醜い、だからこそ天国なんだ。


醜いことを知れば、美しい天国が、
美しいことを知れば、醜い地獄が、
いつだって、どこでだって、見れることを知った。
思い知らされた。


ナナナ

My追加