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2002年04月13日(土) TVの感想(評論家じゃないんだけどサ)




逃げる事も必要なのかもしれない、なんて。

世の中には色々な病気があって。
精神的、肉体的、あるいは両方。
それについての考え方はきっとそれぞれで、
怒る人もいれば、
泣く人もいる、
理解出来る人もいれば、
出来ない人もいるのは、仕方の無い事。

それが「理解」なのかは、
本人次第だしね。
彼は彼なりに「理解」だと思っているのかも、しれない。
けど。

それは、
「苦しめてる」だけなのだと、
そう思ってしまうのは、私。

怒っているのは、私。

「逃げる」事に意味なんてないんだよ。
言いたい事があるんじゃない、
伝えたい事があるんじゃない、
「逃げたい」ただそれだけ。
万が一あったとしても、
伝えられるわけがない。

「人間」という生物に対しての
「免疫」が無いんだから

伝えたい事がある
伝えたい気持ちもある
でも言葉を知らない
言えないもどかしさ

それが
誰より1番本人を傷つけている事を
責めてる人たちはきっと知らないんだね

「男らしく」生きられたら
「ハッキリ」物事を言えたら
「引きこもり」なんてとっくに止めてた

「希望」は知っていた
「夢」も持っていた
だけど「言葉」を知らなかった
ただ、それだけのこと。

それを彼らは知らない

「強く」なれるほど強かったら
もうとっくに止めてたよ
外に出てたよ
その「強さ」が無いから
今まで「助け」を求めてたんだ

馬鹿みたい

そんな事を、彼らは知らない

仕方の無い事

だけど、
知って欲しいなぁ、なんて。

TVの中の人
憧れの人

貴方たちが
そこにいるまでに
どれくらい辛い思いをしたのかは、
知らない
私達よりずっと、
ずっと頑張ったのかもしれない
だから、
仕方ないかもしれない

だけどさ、

みんなの注目を浴びてる
スポットライトを浴びた
煌びやかな人達

貴方たちは知らない

「人夫々」という言葉を






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