2002年05月04日(土)

後遺症


今日、男の人に声を掛けられた。
部活帰り、歩いているところを前から走ってきたバイクの人。
怖かった。
いつかの記憶がパパパッと私の頭によみがえる。
しかし、道を聞かれただけだった。
警戒し過ぎだってわかっているけれど、
でも、怖かった記憶と言うのはなかなか消えないものである。
今でも一人でいるところを男の人に声を掛けられるのは怖くてたまらない。
すれ違うのでさえ怖い。早足になる。


大好きな人が、“自分を女としてしか見ていない人が怖い”と言われていた。
たぶん、私もそう。
私を女としてしか見ていない人が怖い。
それって、私じゃなくてもいいってことじゃないですか。
女にしろ男にしろ、“女”として認識するのではなく、
私という人間を見て欲しい。
本気で惚れこむって、たぶんこういうことなのだろうと思う。
恋愛感情でなくても、好きな人がいる。
性別とかそういう次元と関係する所で好きになった人じゃないから
恋愛感情なしに大好きだっていえるんだと思う。


しかしながら私は、男性を男性として見てしまう。
自分を人間としてみて欲しいと思っているのに自分は性別で判断してしまう。
この人は女の人だから安心だ、この人は男の人だから近寄らない、
そう考えたり行動に移してしまったりしている。
自分がそう思っているうちは他人からもそう見られてしまうのにね。




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