2002年09月03日(火)

本当のおバカさんは君だ!


合宿で、ぶっちゃけ大会をした。
あれ、本当によかったと思う。
あれが無かったら、
あたしは今、部活で信頼できる人がいなかった。
今だって十分プレッシャーに負けそうで、すごく憂鬱だけれど、
それでも部活へ行けるのは、
あの時、みんなが本音を言ってくれたからだ。


みんな手伝ってくれないし、
自分からはそういう事をなかなか言えないから、
結局、頼まれごとは自分でやるしかなくて。
大事なことを決める時とか、どこかへ行く時とか、
とにかく何でも、学年長だからってやらされて。
本当はさ、私だって、人の言うことを聞いていればいいだけの、
楽な位置にいたかった。
だけど、いろいろあって、そうも行かなくて。
部長をやりたいって言う子は、自分の権力欲しさの為だし。
先輩にだけ良い顔するし。
そんな子がなるくらいなら、
やっぱり自分がやったほうが良いのかな、って。
どっちが部長をやるか、かなりモメたけど、
顧問の先生が私のほうを押してくれて。
私が部長に決まった。
だけど、本当にやりたくてやってるんじゃないって言うか、
「結局はやっぱり自分がやらなくちゃいけないんだ」
って気持ちで引き受けたから、
すごく嫌で。
実際やってみて、やっぱりみんな手伝ってくれないし、
結局自分一人で作業することが多くて。
すごく辛くて。
やだな、やだな、やだな、って、ずっと思ってた。
それで、合宿を向かえて。
最後の日、ひょんなことからぶっちゃけ大会に。
その場で、部長の話になって。
誰かが、
「紀央ちゃん、ひとりで抱え込んじゃうからさ、
 何かあったら言ってよ。
 力になれないかもしれないけどさ、
 なんか言ってくれたら嬉しいよ。」
って、言ってくれて。
なんか、涙が出てきて。
本当は今まで一人で嫌だったんだ、って言ったら、みんな、
「ごめん、これからは何か言ってね。
 手伝うからさ。力になるからさ。
 ぶっちゃけてくれてありがとう。言ってくれて嬉しいよ。」
って言ってくれて。
みんなの気持ちが嬉しかったのと、私が悩んでたの知ってたんだな、
みんな気付いてくれてたんだな、っていうのが嬉しくて。


独り善がりな考え方で、本当は、あたし逃げていたんだね。
みんなが怖くて逃げていたんだ。
ごめんねみんな。
嬉しかったよ。
ほんとにほんとに嬉しかったよ。
ありがとう。
ほんとにほんとにありがとう。


今度は勇気を出して、ちゃんと言うよ。
みんなの為にも、あたしの為にも。




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