2002年11月03日(日)

答えないんじゃない、答えられないんだ。


あたしって、なんだろう。

考えてみる。よくわかんない。
とりあえず、大部分の人から見れば、あんまり必要のない人間みたい。

別に、そこはいいんだけど。

だってあたしがそうであるように、
あたし以外の大部分の人が自分以外の人からすれば、そういう存在なのだから。

でも、少しでも頼ってしまった人とか、
仲の良い友達とか、
そういう人から、あなたよりも大切な人がいるんだ、
って態度をとられると落ちこむ。

あたし、保健室の先生がどうしても好きになれない。
好きだ、っていう人はたくさんいるから、みんなの前では言わないけど、
好きになれない。
嫌いじゃないよ。
だけど、好きになることはきっとないだろうなと思う。

保健室、きらい。
なんで早退する時に保健室に行かなくちゃいけないんだろう。

保健室に行くと、涙が出てくる。
冷たくて、痛い。
扉を開いた瞬間に、トゲトゲのボールを投げつけられたみたい。
「教室へ帰りなさい。」
部屋全体が言ってる。

あたし、あたし、言い返すことが出来なくて、
ただ、惨めな姿をみんなに見せながら、教室に帰る。
その対応の方が辛くて、数学の時間、涙が止まらなかった。


どうしようもなくて、でも保健室には行きたくなくて、
トイレで無理やり口の中に手をつっこんで吐いたこともある。
あたし何してんだろう、ほんとにバカじゃん、って思いながら、
何度も口の中に手を入れた。
その後結局保健室に行ったけど、やっぱり行かなきゃよかったと思った。

こらえきれなくて泣いてしまうとようやく先生は優しくなる。
でもこの人には絶対相談なんかしないんだ。

信用なんて出来ないよ。
話が横流れしているのはもう知ってる。
それに、責められ続けるとわかっているなら、言いたくなんてないじゃない。

他人の具合なんてあたしは知らない。
知りたいんだったら、本人に聞けばいい。
今、ここに座ってあなたと話しているのはあたし。

ねぇ、どうして大人はみんな、向き合っていても、
目線の先にあたしを映してくれないのかなぁ。




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