
人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
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2003年01月16日(木) ■ |
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「アイシテル」という錯覚 |
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今の気持を勘違いしてしまいそうなのは、 きっと私だけじゃない。 「後輩」もそうだと思う・・・。
普通じゃない状況に、私達は一緒にいた。 妙な連帯感が私達の間には生まれて、 不安感から、私は「後輩」に思い切り心を傾けてしまった、頼ってしまった・・・。
「俺がいなきゃ、こいつ(私)はダメなんだ。」
そういう意識を、「後輩」の中に芽生えさせてしまった気がする。
「後輩」と一緒に過ごした夜に、彼は言った。
後輩「翼先輩は、俺のこと好き?」 私 「なに言ってるの?あたりまえじゃん(笑)」 後輩「そういう“好き”じゃなくて・・・。」 私 「じゃあ、どういう“好き”なの?」 後輩「俺は・・・、翼先輩の事、“アイシテル”よ。」
私は、何も答えられなかった。何も言えなかった。
「後輩」には、彼女がいる。別れる気配もないと思う。 彼がどういうつもりで私を“アイシテル”というのかは解らない・・・。 でもそれはたぶん“恋愛感情”ということだよね?
誰かに、「アイシテル」と言われるのは嬉しい事。 でも、この状況で喜んじゃいけない、喜べないよ。 私は「後輩」に対して“恋愛感情”はない・・・、と思う。 彼女と別れて欲しいなんて思ってない。自分を選んで欲しいなんて思ってない。 だったらもう、ここでひかなきゃ。 これ以上進んだら、取り返しのつかないことになってしまいそうだ。 だけど・・・、私は「後輩」から離れられない。
「あの人」のことが好き。誰よりも、好き。 その気持に、今も変わりはないけれど・・・、けれど、 「アイシテル」とは決して言ってくれない「あの人」と、 「アイシテル」と言って強く抱きしめてくれる「後輩」と、 今の私に必要なのは、どっちだろう・・・?
「愛情」じゃない。 これは「愛情」じゃない。 解っているのに・・・
もう戻れないところまで、私は来てしまったのかな・・・?
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