初日 最新 目次 MAIL

人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

MAIL

My追加

2003年01月22日(水)
壊れていく・・・

昨日(21日)は、ゼミの飲み会でした。
「T君」も同じゼミなので一緒だった。
お互い論文が終わってほっとしてた。

「T君」は、最近私と「後輩」の中があやしい事に気づいていたみたい・・・。
二次会でたまたま席が隣になった時に、さりげなく聞かれた。

「翼ちゃん、最近あいつ(後輩)と仲良いよね。ヤバイくらい。」

ドキッとした。「T君」は本当に仲の良い友達だから、
きっとすぐに解ったんだろうな・・・。それに・・・

「俺だけじゃない。みんな言ってるよ。けど・・・あいつには彼女いるの、
 知ってるだろ?」

知ってるよ。痛いくらいに、解ってる。

私的にも限界だった。このまま「後輩」とこの関係を続けていく事の痛みに、
耐えられなくなってた・・・。だから、打ち明けてしまった、
「後輩」と“寝た"事を・・・。

そしたら「T君」は怒った顔をして、離れていった。
そのまま二次会の間は、私と「T君」は言葉を交わさなかった。

そして、帰り道・・・。
「T君」と私はアパートが同じ方向。だから必然的に送ってもらうことになった。
しばらく無言のままで並んで歩いた。

しばらくして、突然「T君」が振り返って、私のことを抱きしめた。

「ちょっと、なにすんの!?」
私は驚いて「T君」から離れようとした。
「T君」は本当に仲のいい男友達だった。ずっと長い付き合いで、
今まではそんなふうに“男女”を感じさせるような事は一度もなかったから、
私はかなり動揺していた。

信じていた。「T君」と私の間にあるのは“純粋な友情”であると。

だけど・・・、「T君」は、それから私に「キス」をした・・・。

その瞬間に、今まで築き上げてきたものが、一気に崩れた。
「T君」は言った。

「俺はずっと翼ちゃんのことが好きだったよ。ずっと友達以上に好きだった。
 大切だから、幸せになって欲しいと思ってた。俺以外の誰かとでもいい。
 幸せになって欲しいって・・・。でも、今の翼ちゃんは見てられないよ。
 どうしてあいつとなんか寝るんだよ!」

涙が流れた。
それは、「T君」に大切に思われていたという、喜びからじゃない。

“壊れていく・・・すべてが壊れていく・・・"

心の中で、そうつぶやいていた。

ねぇ、だって「T君」。あなたにだって彼女がいるじゃない?
なのにどうして私に「キス」するの?
どうして?どうしてあなたまで私を裏切るの?
酔ってたから?でも「酔ってたから」で許される事じゃないよ。

「好きだ」って言ったって、「大切だ」って言ったって、
みんな最後には彼女を選ぶんでしょ?
どうしてそんなふうに中途半端に私の心の中に入ってくるの?

もう、何がなんだか解らない。
私が悪いの?私が「軽い女」だからいけないの?
もう、何が大切なのか、何が信じられるのか、解らないよ・・・。






↑エンピツ投票ボタン

My追加


所詮、“男女の友情”なんて成立しないんだね・・・。







エンピツ