
人物紹介 ☆ 「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛 ☆
「T君」−友達のダンナの親友。 1歳年上。 私の事が好き?みたいです。 ☆
「H君」−出向先の人。元カレ。 6歳年下。 すごく好きだったけど、フラれた。 ☆
「 I さん」−同じ会社の元上司。 3歳年下。 好きだった人 ☆
「Nさん」−元元彼。 6歳年上。交際2年9ヶ月。 憎まれてます ☆
「Aさん」−10歳年上。 既婚者子持ち。 昔々の好きな人。 ☆
「あの人」−元元々彼。2歳年上。 1ヶ月でバッサリふられました。 私の通っていた大学の職員。 ☆
あなたには届かない
翼
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2003年01月22日(水) ■ |
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壊れていく・・・ |
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昨日(21日)は、ゼミの飲み会でした。 「T君」も同じゼミなので一緒だった。 お互い論文が終わってほっとしてた。
「T君」は、最近私と「後輩」の中があやしい事に気づいていたみたい・・・。 二次会でたまたま席が隣になった時に、さりげなく聞かれた。
「翼ちゃん、最近あいつ(後輩)と仲良いよね。ヤバイくらい。」
ドキッとした。「T君」は本当に仲の良い友達だから、 きっとすぐに解ったんだろうな・・・。それに・・・
「俺だけじゃない。みんな言ってるよ。けど・・・あいつには彼女いるの、 知ってるだろ?」
知ってるよ。痛いくらいに、解ってる。
私的にも限界だった。このまま「後輩」とこの関係を続けていく事の痛みに、 耐えられなくなってた・・・。だから、打ち明けてしまった、 「後輩」と“寝た"事を・・・。
そしたら「T君」は怒った顔をして、離れていった。 そのまま二次会の間は、私と「T君」は言葉を交わさなかった。
そして、帰り道・・・。 「T君」と私はアパートが同じ方向。だから必然的に送ってもらうことになった。 しばらく無言のままで並んで歩いた。
しばらくして、突然「T君」が振り返って、私のことを抱きしめた。
「ちょっと、なにすんの!?」 私は驚いて「T君」から離れようとした。 「T君」は本当に仲のいい男友達だった。ずっと長い付き合いで、 今まではそんなふうに“男女”を感じさせるような事は一度もなかったから、 私はかなり動揺していた。
信じていた。「T君」と私の間にあるのは“純粋な友情”であると。
だけど・・・、「T君」は、それから私に「キス」をした・・・。
その瞬間に、今まで築き上げてきたものが、一気に崩れた。 「T君」は言った。
「俺はずっと翼ちゃんのことが好きだったよ。ずっと友達以上に好きだった。 大切だから、幸せになって欲しいと思ってた。俺以外の誰かとでもいい。 幸せになって欲しいって・・・。でも、今の翼ちゃんは見てられないよ。 どうしてあいつとなんか寝るんだよ!」
涙が流れた。 それは、「T君」に大切に思われていたという、喜びからじゃない。
“壊れていく・・・すべてが壊れていく・・・"
心の中で、そうつぶやいていた。
ねぇ、だって「T君」。あなたにだって彼女がいるじゃない? なのにどうして私に「キス」するの? どうして?どうしてあなたまで私を裏切るの? 酔ってたから?でも「酔ってたから」で許される事じゃないよ。
「好きだ」って言ったって、「大切だ」って言ったって、 みんな最後には彼女を選ぶんでしょ? どうしてそんなふうに中途半端に私の心の中に入ってくるの?
もう、何がなんだか解らない。 私が悪いの?私が「軽い女」だからいけないの? もう、何が大切なのか、何が信じられるのか、解らないよ・・・。
所詮、“男女の友情”なんて成立しないんだね・・・。
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