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人物紹介

「翼」−私。苦手なモノ → 恋愛

「T君」−友達のダンナの親友。
1歳年上。
私の事が好き?みたいです。

「H君」−出向先の人。元カレ。
6歳年下。
すごく好きだったけど、フラれた。

「 I さん」−同じ会社の元上司。
3歳年下。
好きだった人

「Nさん」−元元彼。
6歳年上。交際2年9ヶ月。
憎まれてます

「Aさん」−10歳年上。
既婚者子持ち。
昔々の好きな人。

「あの人」−元元々彼。2歳年上。
1ヶ月でバッサリふられました。
私の通っていた大学の職員。


あなたには届かない

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2003年04月22日(火)
私達の、行き着く場所

「後輩」が、“不倫”してるって…。
付き合ってる時から、なんとなく、感じていた事だけど…。

「後輩」が、「元彼女」のさらにその前に付き合っていた人は、
年上の女性で、確か20代後半だったらしい。
私はその人を、直接見た事はない。
「後輩」がその人と付き合っていた時には、
私はまだ「後輩」と知り合っていなかった。

「後輩」はその人のこと、すごく好きだったんだろうなって思う。
会った事はないけど、話だけならよく聞いた。
もちろん、友達だった時期にだけどね。

その人は、学生時代にモデルのバイトをしていた事もあるくらいの美人。
お父さんもおじいさんも会社の重役で、ものすごいお嬢様。
らしい…。

そんな女の人だから、まあ冷静に考えれば、大学生の「後輩」を、
本気で相手にするわけもなく…、
その女性にはフィアンセがいた。
結婚式ギリギリに、その事を打ち明けられた「後輩」は振られたらしい。

私と友達だった時期には、その女性と別れてからも、
何回か会った事があるっていう話は聞いていた。
付き合ってからはもちろんない。
うぬぼれかも知れないけど、本当に私と付き合っていた時期には、
その女性には会ってない…、と信じたい…。

私は、今日は休日出勤した代休で休み。
だから昨日の夜、「後輩」とご飯食べに行こうっていうことになって、
出かけた。(まぁ、この時点で私も相当最悪なんだけど…。)

それから、「後輩」がいるゼミに新しく入ってきた人達の話になった。
「写真が車の中にあるから見せるよ。」
そう言って、店を出て駐車場に向かう「後輩」。
一人テーブルに残った私は、「後輩」が置いていった携帯が、
なぜだかとても、気になってしまった…。

なぜそんな事をしたのか…、本当に最低だと思う。
でも、ふっと魔が差してしまった…。
私は、「後輩」のメールを盗み見てしまった…。

次の瞬間、

“見なければ良かった”

という後悔が、ものすごいスピードで襲ってきた。

そこには…、その年上の元カノのメールがあった。

その彼女からのメールも、「後輩」が送ったメールも、
とても、そのままかけそうもないくらい…、過激…。

まぁ、内容的には、“Hしよう”“昨日は楽しかった”“またいつ会えるの?”
“やっぱり相性ばっちりだね”みたいな…(汗)

お店のドアが開く音がして、私は慌てて携帯を元の場所に戻した。
「お待たせ。」
何もなかったように、そう言って笑う「後輩」。
何も悟られないようにしようとしながらも、
思わず、

“おいおい、あんたってそんなキャラクターだったの…?”

という目で「後輩」を見てしまう私。

別に今更、「後輩」にとやかく言う権利は、私にはない。
私と寝た次の日に、違う女と寝たからって、
確かに腹がたつけど、責める事は出来ない。
よく考えたら、私だって同じ事をしているんだから。

でも、もし「後輩」をそんな風な行動に走らせるほど追い詰めてしまったのが、
私のせいだとしたら…?
そんな事、今すぐにでもやめさせたい。
事実。私はその女に嫉妬してる…?
でも、これで「後輩」に戻ったとして、私はそれからずっと、
その女の存在に怯えながら、嫉妬しながら、また苦しむのだろう…。
そう、「元カノ」の時と同じように。
結局そうなんだ。「後輩」はなんだかんだいって、いつも私を不安にさせる。
でも、それは全部、私のせい…?

頭が混乱して、よく解らない。

私と、「あの人」と、「後輩」の、行きつく場所はどこなんだろう…。
そこには優しい光が溢れてる?
それとも、延々と続いていきそうな暗闇があるの?





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解らない。
「後輩」が私にとってどんな存在なのか?
「あの人」の事を私はどのくらい好きでいるのか?
自分は…、どこを目指して進んでいて、
そして、何を求めているのか…?








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