:NO LIFE KING:
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2002年05月29日(水)

*泣かないように、負けないように。

余りに理解が足りないので(苦笑)、高根さんの8月の客演、「卒塔婆小町」について
ちょっと調べてみました。(といっても検索かけてみただけ‥‥)
ふぅ〜ん、高根さんてそーゆう役なんだね。(どうゆう?)
またまた期待が高まってしまいましたv
検索してわかったんだけど、ついこないだまで大阪で美輪様の卒塔婆小町やってたのね‥‥
観てみたかったなあ。
今度は相手の中村京蔵さんについても調べてみよっと。(←一度に調べとけ)

さて今日ようやく、鴻上さんの「ファントム・ペイン」を手に入れたのです。
あとがきのウワサ(笑)を聞いてからずっと読んでみたいな〜と思っていたんだけど。
そもそもあたしは戯曲を買うって習慣がなくて(笑)、
とにかく読みづらいしセリフばっかりってのも気に食わないし(爆)、
それに一度観た芝居をわざわざ本で読まんでも‥‥とどこかで思っていたんですよ。
だから今までどんなに感動した芝居でも戯曲まで買おうと思ったことは一度もなかった。
んだけど、ついに「ファントム・ペイン」は購入。
買ってみたら‥‥よかったんだな、これが。
文字になってるとまた印象が違うのよ。言葉になってると。
ファントム・ペインなんて劇場で2回観た上にDVDまで持ってるんだけどやっぱり、
本で読むとまた違うもんなんだね〜。むしろ、本で読んだ方がよかったんじゃないか?
と思えることもあって(それはちょっと言い過ぎだけど(^^;)
考え方を改めました。
で、あとがき。
実はあとがきよりも本編のがずっと感動しちゃったあたしなんだけど、
なんだろう、あんまり泣ける泣けるって聞いてたせいか、
あたしは泣いちゃいけないんだ、みたいに思っていたのかも‥‥。

ずっとあたし、なんで第三舞台が(とゆうか鴻上尚史が)好きなんだろう、って
考えてたんですよ。最近なんか、理由がよくわからなかった。
昔は鴻上さん自身のことが好きで(笑)第三舞台よりも彼に惹かれていたんだけど、
それは彼のラジオを聴いていたからなのね。
その頃のあたしは彼が第三舞台の主宰である、ってことも知っていたかもしれないけど、
結構そんなことどうでもよかった。ただ鴻上さんが好きだった。
鴻上さんの語る言葉を聞くのが好きだった。
番組の最後でいつも鴻上さんがささやいてくれた、
「泣かないように、負けないように、いい夢を見るんだよ」
その言葉を聞いてから寝るのが、大好きだった。
そしたらほんとに、いい夢を見れそうだったから。
ファントム・ペインのあとがきを読んでね、ようやく思い出したんですよ。
ああ、あたし鴻上さんの言葉が好きなんだ。(そういえば「ごあいさつ」も大好きだ(笑))
それって、鴻上さんの舞台が好きってことや、第三舞台が好きってこととは、
違ってるのかもしれないし関係ないことなのかもしれないけれど‥‥
でももうそんなことはどうでもいい(笑)。
あたしは鴻上さんの言葉を追いかけて、また10年後。
伊藤さんが亡くなってしまって、命の灯なんてあんなにもあっけなく
消えてしまうんだってショックからはまだちょっと立ち直れてないけど、
10年後なんてどうなってるかわからないけど。1年後、明日のことさえも。
わからないけれどでも、あたし頑張って生きますよ鴻上さん。
そいで10年後にお互い生き延びて、また逢いたいです。
とりあえず今は、鴻上さんの決心をきちんと受け止めるべく。
「幽霊はここにいる」をとても、とても楽しみにしているあたしです。


鈴音 |mailhome
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