*蒼天おぼえがき*


2008年04月17日(木) ふぁいんぺーぱー。
竹尾PAPER SHOW@丸ビル。

そんな季節がきたんだなーと、今年も丸ビルまで(迷いませんでしたとも!今年は/笑)。ショップやカフェとファインペーパーがコラボレーション、オリジナルの文具セットの制作・展示。青山ブックセンターの「わたがみ」ふわっと文具、オルビスの「アラベール」うす透け爽やか文具、阿部の「色上質」でキリリと箔押し文具(色上質であのキリリ感はすごい!)、ハバダッシュリーの「プライク」の布質手にフィット文具、など。どれもその紙の特質を生かしたデザインで、ほれぼれ。


■読んだもの

『封印の娘』(香月日輪/理論社)
雀に春到来?結局は、まだ遠き彼方の薄闇の中(笑)。
でも「いいじゃないか、ゆっくり育てば」と回りはやさしい。大江戸でのびのび暮らしながら、ふとした瞬間に垣間見える雀の過去。ほんと、雀はこれから、大江戸でゆっくり育てばいい。



『ミミズクとオリーブ』(芦原すなお/創元推理文庫)

図書館で借りたので、手にしたのは実は文藝春秋の単行本(苦笑)。
すでに版権が創元社にうつっているようで、今、購入できるのは創元社版のみ?

八王子の郊外に住む作家の奥さんは旦那さんの友人が持ち込む事件を解く安楽椅子探偵。ただし、奥さんは積極的に事件を解決しているのではなく時に共感、時に憂鬱、時に憤り、する、気のよい奥さん。旦那さんの不用意発言に対し怒ると武士の妻のような口調になるところとかなんだかほのぼの(笑)。登場する四国の郷土料理がまた美味しそうで。


天才探偵Sen』(大崎梢/ポプラ社)
作者追いかけ児童書まで。コナンの少年探偵団編のような感じ。
自分の小学1年のときの『しらべものちょう』に5年前の事件のキーワードを見つけるとこなど、最近の小学生のことを見てるんだなーと。

知らない言葉を見つけるたびにノートにつけて、あとからつくえに向かい、ひとつひとつ辞典でしらべて意味を書きとった。





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ひなた [MAIL] [HOMEPAGE]