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雑記。 - 2005年05月06日(金) どんよりとした空。 昨日迄の青空は嘘のようで あと数時間もすれば 街は雨に包まれてしまうだろう。 この連休の青空が広がっていた間に 彼女の肌着を 石鹸で手洗いして 干してアイロンをかけた。 肌の弱い新生児に 新品の肌着の糊はよくないと 母に言われたから。 一つ知ったのは 新生児の肌着の縫い目が外縫いに なっていること。 ファミリアのはそうなっているけれど 他のメーカーのものは知らない。 外縫いにして、わざと縫い目を外にだし それを アクセントにしているのかと思いきや 縫い目の刺激が赤ちゃんの肌を過敏にするかもしれないという 心遣いであるということに気がつく。 なるほどな。 大した事ではないけれど なんでも経験すると学習する。 先日 出産後に実家に里帰りするために 赤ちゃんグッズを車にのせて彼と運んだ。 玄関の扉が開いたとたん、歩けないはずのポメが ヨロヨロとよろめきながら 前庭にある階段を急いで かけ下りて 喜んでこちらにやってきた。 私によってきたものだとばかり思って その場でしゃがみ込み ポメを迎えようとすると 私の前を素通りし 彼の足元で ちぎれそうなほど 尻尾を振って目を輝かせた。 歩けないのに歩いた事と 私の前を素通りしたことには とても驚いた。まったく。 実家からの帰り際、父がポメを抱きながら 「この犬はよい事と悪い事がしっかりわかっている犬だから 赤ん坊が居ても悪さをしないので 心配はいりません」と 彼に説明をしていたのだけれども そんな父の姿を見て はじめて 親バカだなあ というか 飼い主バカだなあ と醒めた目で見てしまった。 確かに実家のポメはとても利口だが 過信しすぎるのも どうかとも思う。 彼女が生まれたら 見せてあげたいものが沢山ある。 もちろん 私の大切なポメもそうであるけれど 樹の間からこぼれる光とか それがつくり出す蔭とか 澄んだ綺麗な海とか 緑の稲が作る草の波とか ペンギンの行進とか 羊の毛狩りとか クマのダンスとか いちめんのなのはなとか 心許ないホタルの光とか ただただ青い空とか 風とか 星とか いろいろ。 こういうものを みて抱く感覚を 彼女と共有できればと 思う。 ...
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