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2004年11月27日(土)
今年最後の四国 前編

 11月の頭、四国にいる友人からmailが。

『Mission! 今年も鍋をやるので、都合が付くなら来るヨロシ』


 なるほど、ひと足早い忘年会ですな。ありがたい事に今年も声をかけていただいたので、これはもう、行くしかねぇよなぁ。と言う想いで仕事の休みも何とか都合付けて、今年もお世話になるべく二つ返事で参加を表明ですよ。

 で、当日までの経緯は過去の日記にも書いた通り、四国の高速乗り放題チケットを入手し、ハイウェイカードもゲットし、レーシングワールドでオーバーパンツまで購入して準備は万端。問題があるとすれば、当日は仕事で、仕事が終わってからの出発。当然の事ながら、残業が発生すればするほど出発、到着の時刻がズレ込むと言う事だけです。

 現地では既に友人達が鍋の準備をしつつ、一番遅いであろう俺の到着を待っているはずなので、俺もまた腹をくくって、目標は勤務終了後に大阪を出発しジャスト3時間。休憩も最低限にして、22時までに、目的地である愛媛県の土井と言う所に到着を、と考えていたのですよ。

 んで、当日は残業30分以内を目標にしたのですが、手際が悪いのか、それとも運が悪いのか、やっぱり1時間近く残業してしまい、この時点で非常にピンチ。勤務後、出立前の最後の準備をしてたら、阪神高速に乗る頃にはやっぱり19:30になった訳で……3時間極力ノンストップ、走行距離300km超の壮大な旅の始まりです。

 まずは明石海峡大橋までの阪神高速と第二神明。普通と言えば普通な交通の流れ。京橋から月見山までが少し混んでいてイヤ〜ンでしたが、渋滞と言うほどではなかったので良しです。続く明石海峡大橋の橋上は風もなくスムーズに。ライトアップが幻想的。車載カメラ用意しておけば良かった、と本気で悔しい思いをしたのはナイショ。次回機会があれば必ずRider's Viewで撮影を誓いましたよ。

 続く淡路島、神戸淡路鳴門自動車道は、途中片側車線が工事で規制されていて速度が乗らず、ストレスゲージ急上昇。追い打ちをかけるように休憩ポイントである淡路島南SAが到着と同時に閉店。寒空の下缶コーヒーをすすりながら、友人たちに定時報告メールを送ってそのまま徳島へ向けて出発ですよ。

 徳島は鳴門に着いたところで一旦精算。ここでお待ちかね、本州で用意しておいた3Day高速乗り放題チケットを手渡し、いざ四国へ。少し国道を下ってから徳島道に乗り、四国を真っ二つにする勢いで愛媛を目指します。鳴門でそのまま高松道、と言う選択肢もありましたが、かえって遠回りの予感がしたのでここちらのルートで。

 徳島道に乗ってからはひたすらに西へ。淡路島に上陸したあたりから徐々に冷え込んできましたが、ここ徳島ではそれに輪をかけての冷え込み。気温の低い山間部、常時吹きっさらしの平野部が連続し、ライダーの体力を根こそぎ奪うため注意が必要なのですが、こんな事もあろうかと用意しておいた! と真田さんを彷彿させるようなタイミングで投入したオーバーパンツが、予想通りのイイ仕事をしてくれて一安心。大阪を走っていたときは暑いぐらいでしたが、この日の徳島を走るにはちょうどよかったです。

 そんな徳島道は、到着時間の兼ね合いもあって、人にはあまり言えない速度で駆け抜けたのですが、それでも第2休憩ポイントである吉野川SAにつく頃には22時。ここでも到着と同時に売店が閉店時刻に。踏んだり蹴ったりだな、今回の高速は(笑)
 ちなみにこのSA、少し離れたところに一般道からも入る事ができる温泉、と言うよりかはスーパー銭湯だと思うのですが、そういった施設があって可能ならそこでひと風呂……と思ったのですがそちらも21時には閉店していて、またまた寒空の下定時報告メールだけ打って最終目的地である松山道の土井インターへ。

 結局、高速の出口で精算した時点で22:40。走行距離は約330km、出発したのが19:30ですから、おおよそ3時間と10分での到着となった訳ですな……正直、速いとは思えんなぁ。やはりライダーがヘタレだからなんですが、それでも淡路島の工事がなければジャスト3時間に……言い訳ですねスイマセン(苦笑)

 高速を降りてからは、友人たちと再会。1年ぶりですが皆元気そうで何より。相変わらずのバカ話を交えて鍋、そしてなぜかゲテモノドリンク試飲会を経て、麻雀大会となる頃には、酔いと疲労で先に寝てしまったんですが、楽しいひとときでありました。ほんま、おおきに(^^)