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るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 悲恋の幾つも

小さな頃

私にとって空港は 

感傷と旅情をかきたてる 言わば異次元の入り口でした。






飛び立つ旅客機の向こう側に

様々な人の それぞれの人生が見える気がして

勝手に 人様の乗る機影に感動していたのです。






すっかり大人になってしまった今は

空港に足しげく

時には ピックアップのために

時には 自分のために

毎月のように 通うようになりました。






羽田に

ハングルと日本語で

日本は韓国の皆様を歓迎いたします

の、ような意味あいの文字が すごく大きく書かれてから

間もなく一年になるでしょうか。 

書かれたのは

韓国からの直行便乗り入れ故だと聞きましたが 合っているでしょうか?






もう慣れましたけれど

最初見たときは ちょっぴりびっくりしました。

誰の意図が反映されているの?

いぶかしいほどに目立ったハングルでしたから。






飛び立つ人を今日も見送って

空港を見渡せば

ひときわ振りまく空気の異なる恋人達もいました。

あぁ、納得。

彼が日本人で 彼女が白人系ね。






人生は 愛だの恋だのが全てではないけれど

引き込まれるように感情移入しそうになって ハッとしました。

心を吐露しやすい こういうウェブ日記を通じて

悲恋の幾つもを 共有しているからでしょう。











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実は

住まうところも 通うところも

さる人を通じて 押さえてあるのです。






でも 問題がやはりあって、

それは現在のお仕事。

特殊性と役割分担が どうしてもネックになってしまう。

それを押して 自己実現を叶えるには

あまりにも 様々に縛られすぎてしまいました。






全てを捨てる覚悟なら 今からでも可能なのですが

捨てられないものを やはり抱えすぎてしまいました。

残念です。







五年後なら 状況は許すかもしれません。

果たして

五年後の自分に 今の意欲が残っているでしょうか。






飛び立つ人と 

一緒に乗って 決めてしまおうかという想いが

一瞬脳裏を掠めました。









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2004年09月26日(日)
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