ことばを、少しずつ喪おうとしている。 ことばのかたちに 曖昧に切り取らぬよう あえてぼやかして沈めたままのこころと 切り取ることを辞めて鈍ったことばの どちらを悼むべきか 決めかねて散漫な思考根拠の無い絶望に裏打ちされた憂鬱少しずつすこしずつ揺らぎ崩れていく想いにあえかに救われているのもわかっていていつかきっとなんにもわからなくなってしまうんだとただ赦してもらいたくて泣いてしまいそうになる