■鬼のいぬ間に美少女と。
2001年04月30日(月)
朝、彼女は出勤していった。
「夕飯は適当にどこかで食べてね」
本日は泊まり勤務だから夜は家にいないのだ。
そおかあ~夕メシ、今日はないのかあ~
外に食いに行くかあ~
でも一人だと寂しいな~
じゃあRちゃんでも誘ってみるか~
ホントは彼女の手料理が食べたかったんだよ~
仕方ないな~。
等と超自己欺瞞をしつつ、
彼女がいないのをいいことに
「Rちゃん、飯行こう!」
「行く!」
近所の美少女、お気に入りのRちゃんと
メシ食ってきた。ばれたら怖いな…。
家に帰ってからは久し振りにチャット。
流石に彼女が後ろにいると出来ないものである。
久々に独身気分を満喫。
て言うかまだ結婚してないけど…。
それにしても自分の部屋ってこんなに広かったっけ…。
悔しいが少し寂しかったりして。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■カメラ小僧、美少女に撮影拒否される。
2001年04月29日(日)
トイレに落として死んだと思われた彼女のデジカメ。
何故か健気にも復活。
彼女が買ったものだというのに
本人はあまり使うことなく
もっぱら僕の私物と化している。
撮っている被写体といえば僕のお気に入りの
Rちゃんとかモノクロ日記のネタになる
変なモノばっかだし…このデジカメも持ち主も
不憫な気がしないでもない。
まあいいや。
今日もカメラ片手にゲーセンへ。
店員のRちゃんはカウンターで
UFOキャッチャーの景品の梱包をしていた。
よく見ると…それは…ローターだった。
「こんなん取る奴いるの??」
「エロ系の景品が一番人気あるよ~」
男が夜の営み用に取っていくのだろうか。
ちなみに僕は道具を使ったことは一度もない(爆)
「Rちゃん、じゃあそれを持ってニッコリ笑ったところを一枚」
ローターを一個手渡してカメラを向けると
「そ…それだけは勘弁して!!!!」
断固として拒否された。
いつも人前でエロ本読んでるくせに。ぷ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■Show You~醤油。
2001年04月28日(土)
このアパートに引っ越してからずっと、
冷蔵庫にキッコーマンの醤油瓶が入っていた。
何故入れたか誰が買ってきたか全く覚えていない。
僕は外食専門の一人暮らしだったので冷蔵庫は滅多に開けなかった。
醤油瓶はほぼ満タンの状態で放っておいた。
二年ぶりぐらいに冷蔵庫を開けてみたら
醤油瓶にカビが付いていた。
触るのも嫌になって、放っておいた。
それからまた二年ぐらい後にまた冷蔵庫を開けてみた。
「これって…電気のムダだ」
ようやく気付いて、冷蔵庫の電源を切ることにした。
冷凍庫の中で凍っていた霜と氷が溶け出して床に溢れだし、
下の部屋に水漏れさせてしまったが…。
(居留守使ってダマテンで逃げた)
霜が取り払われると、これまた四年は経過しているであろう、
誰かからもらったまま冷凍庫の中でコールドスリープし続けていた
冷凍食品が出てきたので捨てた。
それでも醤油瓶は残っていた。
触るのがイヤ、というより、何か捨てるのが惜しいという気持ちが
あったのである。
それからまた1年ぐらい後、彼女が居候するようになり、
冷蔵庫が復活した。いつも食材を買い込んできては中に詰めこんでいる。
今日初めて中を見てみると…。
あの醤油瓶はもうなかった。いつの間に捨てられたのだろうか。
勝手に捨てるな、とも言えず、
中に入っていたガーナチョコを盗んで食った。
ちょっと悲しくなった。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■頭文字K。
2001年04月27日(金)
近所の美少女Rちゃんに「タバコ占い」というのを教わった。
タバコを吸っていると吸い先のフィルターの面に
ヤニがにじみ出てくる。
そのシミがアルファベットひと文字に見える時がある。
それが将来結ばれる人のイニシャルを表しているのだ…
というまことに大雑把な占い。
いかにも栃木あたりの場末スナックでママさんが
使ってそうなネタ。
この女の子はどこで聞いて来るんだか。
ともかく早速Rちゃんとやってみることにする。
もちろん『R』の文字が出るのを願いながら。
先に確認したのはRちゃんだった。
「うげえ。コレ『Y』って読める。最悪~」
Yがイニシャルの男、誰か心当たりでもあるのだろうか。
そして、僕のほうはというと…、
『M』だった。Mが付く女って…
彼女じゃん。
当たり前過ぎ。つまんねえよコレ!
もしRちゃんのタバコに『K』(わたくし)の文字が現れたら
どんなリアクションするんだろうか。
怖いね。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■買い物ブギ。
2001年04月26日(木)
買物の日。
お気に入りのデザイナーのショップが
近くにオープンしたというので行った。
Tシャツを買ったら店員の女の子が
「ステッカー、オマケしますぅ~」
と、こんなモノをくれた。

…あ…ありがとう…。
次の買物は花屋。彼女の両親の結婚30周年記念に
花束を贈ろうという企み。
「5千円くらいの花束を作ってください」
「どんなお祝いで?」
それは彼女の両親の…と言いかけて言葉が詰まった。
何故か「彼女」と言うのが恥ずかしかったのだ。
えーと、
妻じゃないし、
嫁じゃないし、
女房じゃないし、
カミさんじゃないし、
片割れじゃないし、
山の神じゃないし、
恋人と言うのもアレだし、
子猫ちゃんと言うのはもっとナニだし、
私のラバさんと言ったらは酋長の娘だし、
散々迷った挙句、
「えー、相方の両親の結婚30周年で…」
と言ってしまった。
「お客さん、漫才師ですか?」
ちゃいまんがな。
単なる「いらっしゃいませ」と「ありがとうございました」
だけで終わる買物なんてつまらないよね。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■想い想われ振り振られ
2001年04月25日(水)
「想われニキビができてるよ」
アゴのところにいつの間にか生まれていたそれを
彼女が目敏く見つけやがった。
「どこの女に想われてるんでしょうねえ~?」
口調はやさしいが目が笑っていない。怖い。
「残念ながらそんな奇特な女性はいない、はず…」
ずばりと言い切らなかったのが気に入らなかったのか
「心当たりはないの~?」
更に近寄って聞いてくる。思い当たると言えば…
「昨日アポロチョコ3箱を一気食いしたからじゃないの~」
しかし彼女はそんな答えを求めていたのではないらしい。
「口から下に出来るニキビは想われニキビなの~!!
どこの女だああ!!ムキー!!」
一人で怒り始めてしまった。
だいたいもう「ニキビ」とかいう年じゃないだろ。
全く迷惑な俗信だ。
じゃあ、高校生の時、顔全体にニキビが出まくって
顔面というより月面と表現した方がふさわしかった山川君は
想いまくり想われまくりフリまくりフラれまくりの
波乱万丈の高校生活を送っていたのか?
確か彼はずっと童貞だったと思うが…余計なお世話か。
ニキビ1個でここまで嫉妬されてもねえ…。
Rちゃんだったらいいな(ぼそ)
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■断罪!彼女のデジカメ壊しちゃった罪。
2001年04月24日(火)
彼女自慢の最新デジタルウェポン。
それはデジカメ。
見事に壊してしまった。
パーカーのポケットに入れていたら
トイレの中に落としてしまった。
慌てて拾い上げ、スイッチをいじりまくったがもう動かない。
「動いてくれ~」
悲鳴に近い呼びかけをしても無駄だった。
へんじがない。ただのしかばねのようだ…。
彼女には素直に弁償するから許してくれ、と平謝りするしかなかった。
水損事故は保険対象外だろうし…。
意外にも彼女は
「いいよいいよ」
少し悲しそうな笑顔であったが大して怒りもせずに許してくれた。
ホントに怒ってないのかなあ…。
そんな疑問を感じた時は彼女のホームページチェック!
僕がココに日記を書いているように、彼女もホームページに
アップしている。僕にはアドレスを教えてくれないが
既に検索で見つけてしまっているので時々コッソリ見てしまうのである。
どれどれ…あ、やっぱり日記に「デジカメ壊された」と書いてある…。
「情けないダーリンの顔見てたら、もぉ怒るに怒れない」
「ムネの内の煮えくり返る怒り!!を沈静化してニッコリ笑ってなぐさめるアタシ」
げ。やっぱり怒っている…。そんな情けない顔してたんか。
カラダで払え、修理代!
ぎゃああああ。なんて過激なことを…。
僕よりえげつない日記ではないか…。
日頃彼女のデジカメでお気に入りの美少女、
Rちゃんを撮りまくってた罰であろうか。
半分以上はRちゃんだったしなあ。
とかいって、今日いじくってみたらいつの間にか動く!
あれ…?直ったのか?…とりあえず、動くようだ…。
よかった。体で払うハメにならなくて…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■Go Home。
2001年04月23日(月)
駅のホームで泣いている女を慰めている男がいた。
おそらく恋人同士だろう。
僕はそのカップルを図らずも美しいと思った。
僕は自分の彼女を何十回泣かせただろうか。
仕事から家に帰って来た時、僕は酔っていた。
と言っても仕事での付き合いなので苦痛以外の何物でもない酒。
このところ溜まりまくった欝憤を晴らすべく
「出掛けてくる」
彼女に一言だけ告げて家を出た。
だが彼女には今の僕は精神不安定で相当危なっかしく映っており、
その時も心配そうな顔をしていたがその時は気付かなかった。
いつもどおりゲーセンで遊んでも気が重く、
お気に入りの女の子Rちゃんと長い間話し込んでも気が晴れず、
いつも来ている場所なのに地に足が付かないような感じで
ふらふらし、帰ったら午前四時。
だが彼女は起きていた。
「今まで何してたのよ…」
そして泣いた。
「今の状態のあなたを、その上酔ったあなたを、
送り出す時どんなに不安だったか…」
「…」
「今のあなたじゃ自殺しかねないし、もしあなたに何かあったら
送り出した私のせいになるんだからね!」
「…」
「あなたにとって私は何なの?
私じゃあなたの慰めにならないなら、私は出ていくから…」
僕はそんなことも気付かなかった。
そんなことも分からなかった。
僕は彼女を何十回泣かせただろうか。
ここにれば、いいのだ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■タダメシのイタメシ彼女はウラメシ。
2001年04月22日(日)
ぐをををを腹減った~!!!
まだ仕事中の午後8時。
一息入れてメシでも食いたいが、
休憩などせずに仕事を少しでも早く切り上げて
とっとと帰りたい、という考えもある。
そんな微妙なタイミングを突き、職場の人が寄って来た。
「これから立食パーティーがあるんだけど行かない?」
「ああ!そうだった!行こう」
オープンを直前に控えたイタリアンレストランが
僕の職場と同じビルにある。
そこの関係者だけを集めた、お披露目と試食会の意味合いがある
パーティーだ。
僕らの職場は某事情により招待されていたのだ。
もちろんタダ。先日のホテルタダ泊まりに続き
タカリ癖が付いてきたような…。
おっされーで、とても自腹じゃ来れそうもない高そうなイタメシ屋。
「あ、あそこに女優がいる!」
職場の同僚が騒いでる。
「誰?誰?」
他の人も騒ぎ出す。
「名前が思い出せない…TVで見た事はあるんだけどねえ~
みんなも見てみてよ」
「あ、あの人?…う~ん、見た事はあるんだけどねえ」
結局誰も名前を思い出せなかった。名前不詳の女優、憐れ。
肝心の料理も、もちろん美味くて腹一杯食ってしまった。
ふう…。
さて、家で飯作って待っている彼女にどう言い訳しようか。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■31階ルームへヨウコソ。
2001年04月18日(水)
仕事がますます忙しくなり、
とうとう家に帰れなくなることも出てきた。
だがとある事情で、そんな時は某豪華ホテルの部屋を
用意してもらえたりする。
それだけがせめてもの救い。
昨日手配された部屋に入った。
夜景ばっちし!
部屋広い!
ベッドも広い!枕が二つもある!
…ってダブルの部屋じゃねーか!
意味ねー。
一人で泥のように眠るだけなのに…
こっちは彼女を家に置いて来てんだぞおおお。
家に帰れないイライラが増してきたような気がした。
すると彼女からケータイ。
「もしもしワタシ。一人は寂し…」
ぶつ。
切れた。
またかかってきた。
「寂しいからあなたのトレーナー着て寝…」
ぶつ。
超ケータイ入り悪。
使えない部屋だ。
その後風呂場ですっ転んだ。
タダより高い部屋はないということか。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■哀愁ファミレス。
2001年04月17日(火)
彼女と江古田のデニーズに行く。
この店に来るのは2年ぶりぐらいになるだろうか…。
かつて『ダンスダンスレボリューション』というゲームが好きな
ゲーセン常連たちが集まったグループがあった。
その連中とゲーセンが閉店してから毎晩のようにほとんど朝まで
いたもんだ。
持ち込んだ画材とコップの水でネイルアートをしたり
彼女とケンカした友達の話を延々と聞いていたり
うるさすぎて店員に注意されたり
イヤな奴がどうしても帰らなくて、お開きにするふりして一旦店を出て、
そいつだけ帰した後もう一度店に入り直したり
近所の女の子に高校の時の制服を着せて来させたり、
で、記念写真撮ったり、
ほとんど明け方までいたもんである。
その仲間達も引っ越したり、
ゲームに飽き始めてゲーセンに来なくなったりで
もう滅多には会わなくなってしまったが。
あのときの仲間達と戯れていた時期が一番楽しかった。
「懐かしい…」
思わず一言だけ口から漏れた。
だが彼女はそれで全てが分かってしまったようだ。
「アタシを無視して回想モードに入らないでくれる?」
僕の夜遊びをあんまり快く思っていなかった彼女。
しかし、僕はもう一度あの頃に戻りたいもんだ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■川島ナオミズム。
2001年04月16日(月)
「ワイングラスが欲しいの」
「何に使うんだよ」
「ワインを飲むのに決まってるでしょ」
「え、お前が?」
「寝る前に飲みたいのさ。うふ」
彼女がそんなことを言い出した。
今まで酒なんてほとんど飲まなかったくせに。
大人の女ちっくなことをしてみたいお年頃なんだろうか。
生憎、僕にも晩酌の習慣はないので
ワイングラスなどという大人チックなものはない。
そういう訳で買って来た。
「ナイトガウンにワイングラスを傾け窓から
夜景を眺める…お約束のエロいイメージだよね」
「でも2階の六畳一間だし。隣は都営アパートだし。
ナイトガウンじゃなくてジャージだし」
新品のワイングラスをいじくりつつ現実とイメージの差が
どんどん離れていく。
100円でショップで買ってきたものだから無理もないか。
ワインをちびちび飲りながらにへにへする彼女。
頬が真っ赤。大人の雰囲気の雰囲気を醸し出すどころか
まるで雪国の子供みたい…なんてことは言えない。
ほっとこ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■振り向けばブルーライト横浜黄昏。
2001年04月15日(日)
昨晩横浜でネット仲間のダイナと麻衣子
の2人と遊んだ。
仕事が長引きそうなのでやめようかと思っていたのだが
「もう2度と会えないかもよ~」
とダイナが脅すので仕事を切り上げて横浜へ。
パフェ食った後、
お約束のようにビートマニアをやれやれと言われる…。
恐れていた事が…
んなもん見られても恥ずかしいので
なんとかイロイロ言い訳をかまして逃げようとしたが
ずんずんゲーセンに連れて行かれ
結局披露するハメに。
流血のオマケつきで披露した。
その後も結局3人でゲーセンでキャアキャア遊んで終わってしまった…。
なんつーオタッキーなオフ会。
しかし、この2人、滅茶苦茶可愛すぎる。
2人と向かい合った時から
僕は思いっきり浮いていることよ、と思ったものだが。
流血した指が…い、痛い…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■古き良きモノ。
2001年04月10日(火)
長年愛用し、家から江古田のゲーセンへの
足だった原チャリが壊れた…。
度重なるイタズラによりもうボロボロなんである。
シートを破られ、
ミラーを盗まれ、
テールランプを根こそぎ盗られ、
ハンドルロックを壊され…
うをををを、犯人、出て来い!!
今やもう走行中分解しそうな勢いなので
葬ることにする…さようなら…。
同じ日、僕の部屋をヨレヨレのおっさんが尋ねてきた。
予告のない来訪者は絶対シカトするのだが、
居留守がバレてしまった。
「えーと、どちらさんで?」
『忍法居留守の術』が破られたので冷たく言い放つ僕。
「ここの大家です。はじめまして」
ぎゃっふーん。このアパートに住み始めて6年目にして
初めて見る大家だった。確かに貧乏臭いところは
このアパートそっくりだ。
大家は驚くべき事を言う。
「来年の3月にココを取り壊したいんですよ」
げっ!聞いてねー!
「何回か手紙出したんだけどネエ」
げっ!読んでねー!
原チャリに続いてこの部屋までなくなってしまうのか。
愛着があるだけに辛いなあ…。
原チャリは5年、
アパートは6年、
ぼろっちいが長い間使ってたので
とても愛着があってとても悲しい。
これらの上を行くモノとしては
9年モノの彼女があるんだけど、ね。
まだぶっこわれそうにない。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■深夜のトランプ大会。
2001年04月06日(金)
トランプ~!ジジ抜き大会~!
「じゃ、お前抜けろ」
という話はおいといて(今年で30か…)
僕のお気に入りの女の子、Rちゃんが何故かトランプを
持っており、
「なんかやろうよ~」
と言い出して始まった深夜1時。
しかもゲーセンの前の地べたで。
参加者は8名。ハナから何か賭けないとやらないような
連中なのでドべが全員にジュースをおごることとなった。
「ぎょええええええええ!!!」
結果、最後まで残ってジジを持つハメになったのは
いいだしっぺのRちゃんだった。
缶ジュース120円×8人分=960円。
ルノアールの深夜のコーヒー並みだ。高。
たまにはRちゃんにゴチになるのも悪くない。
ついでにこのジジイも一緒に持って行って
くれんかの~。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■俺がこんなに強いのもあたり前田のクラッカー。
2001年04月05日(木)
居酒屋がたくさん入った雑居ビル。
僕は6Fから下りのエレベーターに乗った。
中は飲んでいい気分になった人達で混み、
それぞれ好き勝手に喋りあってワイワイ
していた。
途中4Fで停まり、扉が開く。
「すいませーん」
理系大学生っぽい男が入ってきた。
中は混んでるのでその男は
扉付近に立ちくるりと背をこちらに
向けた。
賑やかだったエレベーターの中が
一瞬、しーん、となった。
そして少しの時間差の後
「ぷぷぷぷぷぷぷ~」
堪えきれない笑いが充満した。
その男、背中に三度笠をを背負っていたんである。
藤田まことか?(古いっての)

彼は何事もなかったかのように
渋谷の喧騒の中に消えていった…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■何かに寄り添いながら。
2001年04月04日(水)
更新が滞っておる…。
肉体的にも精神的にもかなりハード。
日課だったビートマニアも全然やってない。
仕事でズタボロになって、その後ゲーセンに行く余力が
ないんである。
彼女と同居し始めたころ、お気に入りの友達、Rちゃんに
帰宅拒否症だなんだと言っていた。
「同居って息苦しい。一人暮し時代が懐かしいよう」
などとグチをほざいていたのだが、彼女は家事を全てやってくれるし
自殺しちゃうかも~なんて思っててボロボロな僕を
色々支えてくれているので
かなり感謝している。顔射はしていない。
ちなみにその時のRちゃんは
「別れちゃえば?」
と、クールかつ的確なコメントをしていたが…。
で、やっとゲーセンに行った。
Rちゃんに会うのも久し振りだった。
しばらく喋ったりしながら
「さて、そろそろ帰るか」
いつもより早く僕が帰る仕度を始めるとRちゃんは
ニマア~っとエロく意地悪い笑顔を満面にし、
「へっへっへ。帰宅拒否症、頑張ってね、彼女の相手」
と肘で突っついてきた。
違うもん。もう帰宅拒否症じゃないのだ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■彼女、家出?
2001年04月02日(月)
一人暮らし時代とは違い、今は彼女が住みついているので
夜家に帰って来ると部屋には灯かりが付いていて、
それはそれでありがたい事なのであるが…。
金曜日の晩、家に帰ってきたら
家の中、もぬけの殻。
真っ暗だった。
さては愛想を尽かされて逃げられたのか…。
よく見るとパソコンのキーボードの上にメモ書きが。
「実家に帰ります。明日戻ります」
ぬお。んなこと聞いてないぞ。
「明日戻ります」の一言がなかったら
マジで三行半だよな。
彼女が戻ってきてから
「実家に何しに帰ったの?」
ちょっと怖かったが聞いてみた。答えは予想通り
「家族会議」
ずーん。籍はいつ入れるんだ式はいつ挙げるんだ、とか
うるさく言われるんだろうな~。
未だ帰ってくるのも自由だが
出ていくのも自由な中途ハンパな関係。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
■出す男。見る女。
2001年04月01日(日)
外から家に帰ると彼女が既に家で待っていた。
コートを脱ごうと思ったが、ちょっとひと泡ふかせてやろう、
と座っている彼女の前に立ちはだかり
「ほりゃあー」
コートをぬばーっと全開。しかし彼女は顔色ひとつ変えず。
「たってないじゃん」
「…は?」
アホのように聞き返す僕。彼女はクールに
「勃ってなきゃ露出狂じゃない」
ぎゃふん。逆にひと泡ふかされてしまった。
演技力を磨かないといけない。
て言うか見たことあるのか?露出狂…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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