←クリックしないとあなたの鼻毛がボーボーになります。娘・R(5才)と息子・タク(3才)の授業参観日記の続き。
まず僕はRの授業、嫁はタクの授業を観ることにしたので、それぞれの教室へ向かった。
Rの教室に入ると、この日のために描かれたのであろう、父親の似顔絵がずらりと並んでいた。皆、目とか鼻とかグリグリと力強くダイナミックに描かれていたのだが、Rのは違った。
なんか、顔のパーツが薄い。目もひょろーっと、鼻もひょろーっと、頼りない細い線で描かれていた。おまけに髪の毛も薄い。
なんか僕のだけ晒し首みたいだなあ…と落ち込んでいたら、後でそれを見た嫁に
「死に顔みたい」
と言われ更に落ち込んだ。しかし落ち込むことばかりではない。Rはこの日「お当番さん」(日直)であったため、みんなが並んでいる前に出て一番目立つポジションに立つ。そしてみんなから
「今日のお当番さんはRちゃんです。がんばってね!」
と言われると
「頑張ります!」
力強く答えてガッツポーズ。
「おおお…なんというおいしい見せ場…あの目立つのが大嫌いなRが…」
僕、感動で前が見えなかった。まじで。誇張なしに。その後授業が始まり、歌を立て続けに5曲大合唱。よく歌詞を見ないで覚えてるなあ…。かなり練習したのであろう。Rはそのまま一番前の位置にいたため、撮影もばっちりであった。
歌が終わってから嫁と交替。僕はタクの教室に向かった。タクは登園する時、幼稚園に到着して嫁と別れるタイミングになると寂しがって
「ママあああああ!」
と絶叫してしまうので、ひょっとしたら嫁が行ってしまうと泣いちゃうかなあ…という一抹の不安があったが、嫁と入れ替わりに僕が入って来ると
「まねっこ動物するんだよ~」
と悪戯っぽくニヤリと笑った。よかった。僕と遊ぶ気らしい。
まねっこ動物とは、父親も参加して動物のモノマネをして遊ぶことらしい。
「はい、お父さんは方はお馬さんになって下さい。そしてみんなはお父さんの背中に乗って下さい!」
という先生の号令で父親全員が速やかに四つん這いになった。すげえ。SMの女王様でもここまでは出来ない。そしてタクが僕の上に乗って大はしゃぎ。
「じゃあ次はお父さんはカンガルーです。お子さんをだっこしてピョンピョン跳ねて下さい!」
先生は結構ハード気味なプレイを要求する。やっぱ女王様以上。腰が悪いお父さんは大変だぞこりゃ。
「ぎゃはははは!たのしーい!」
でもタクは興奮気味であり、なんか超楽しい様子。そう。君のその笑顔が見られるのであれば僕はどんな動物にでもなろう。現に種馬だし、極楽トンボだし、働き蜂だし、負け犬だし。
父親参加のお遊びは終わり、その後はちょっとしたリトミックとお別れのお歌を歌っておしまい。
その間のタクは…なにかとお気に入りのしゅんた君(ひとつ前の日記参照)に抱き付いたりチューしたりするんである。余程止めようかと迷ったが…他のお父さん方にはどんな風に映ってしまったのだろう。
授業が終わってタクの手を引いて教室を出た。
「君はどんだけしゅんた君が好きなんだ…」
さすがに呆れたので聞いてみたら
「けっこんしたい」
キリッと大真面目に答えおった。オランダとかカナダとか行かなきゃ無理だっつーの!
「タクはマホちゃん(タクが大好きな女の子)と結婚したいって言ってたじゃん」
一応僕も孫の顔を見たいので、女の子と結婚するように誘導してみたところ
「さいしょはしゅんた君と結婚」
「最初は?」
なんと、バツイチは想定内なのか。今時の3才児の人生設計は恐ろしい。
この日Rとタクの授業態度を見た結果…予想通りRは真面目でタクはおちゃらけであった。先生の言うことを聞かないというわけではない。無駄にウケを狙うんである。例えば
「走って行きましょう」
と言われたらわざわざ欽ちゃん走りで走る…みたいなノリである。まったく誰に似たんだか…。このままおちゃらけが増長すると、来年の参観には更に大恥かくようなことをやらかすのではないか…と今から心配になってしまった。。
父親参観が父親叫喚になったりして…。
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■いかん、あかん、父親参観
2009年06月14日(日)
←クリックしないとあなたの鼻毛がボーボーになります。朝、娘・R(5才)が
「今日、お当番さん(幼稚園の日直のようなもの)なのよ」
と言っていたので
「あれ、土曜なのに幼稚園あるのか?」
と聞いたら
「何言ってんの!父親参観でしょ!」
嫁に怒られた。そう。今日は父親参観の日だったのである。父親参観なのに母親カンカンとはこれいかに。ここで嫁の乳を鷲掴みにすれば父親参観にて乳揉みアンアン。
父なんかより乳の方が遥かに価値の高いこのエロス・ソサエティにおいて、それでも父親参観を催してくれることはありがたいことである。
Rは年長であり、僕にとってはRが幼稚園で学ぶ姿を見られる最後の機会。逆にタクは年少なので、初めての機会。絶対外すわけにはいかないイベントなのである。今の今まで忘れてたけど。
当たり前だがRのクラスとタクのクラスの授業は同時に行なわれる。両方の授業を最初から最後まで観ることはできないのだが、父親参観といっても女人禁制ではなく、途中退室もOKとのことなので、嫁と半分ずつ観ることにした。

幼稚園に行く途中、気合いが入っているRとタクの姿。幼稚園に着くとタクが
「しゅんたくーん!」
お友達を見つけたようで、叫んで走って行った。仲良しの友達が出来たのだな、と追い掛けていくと、そのしゅんた君という子はタクよりも小さく、クラスのマスコット的なポジションになり得る幼い感じの男の子であった。タクはシュンタ君に抱き付く。
「ははは、仲いいねえ」
ここまでは僕も微笑ましく見ていたが、それだけでは終わらなかった。タクは更にしゅんた君しゅんた君に頬擦りをし、チューまでするではないか!違う…これは友達じゃない…タクが一方的に愛玩している!
「こらこら、ちょっとやり過ぎじゃないのか…」
取り敢えず止めてみたものの、タクの愛は止まらないらしく、欧米以上のスキンシップ。
タクには好きな女の子が複数いて、さぞや女の子にまとわりつく諸星あたる的な行動を目の当たりにするんだろうなあ…と参観前はそんなことを考えていたが、まさか男の子とは!
しゅんた君は見た目通り大人しい性格らしく、「イヤ」とか「やめろ」とか抵抗するわけでもなく、地蔵のように固まっている。いや、タクの余りの激しい愛撫に僕も固まってしまった。すると隣にいたしゅんた君のお父さんと目が合ってしまい、
「い、いやあ、仲良くしてもらってよかったねえ」
と話しかけてもらったが多少顔が引きつっており、
「な、なんかすいません…」
居たたまれない気持ちになり、謝ってしまった。うちの息子は、バイだったのか…。いいなあ…人生倍楽しくて、いや、そんなんではなく…。
一体タクは幼稚園でどんだけ恥ずかしいことををやらかしているのか。他にもワカチコワカチコとかヒットエンドラーンとかのお笑いネタを披露しているとも聞く。
よそさまの見守る中、とんでもないことをしでかすのではないかと、父親参観が始まる前に一抹の不安を覚えてしまった。しかしここで引き返すわけにはいかない。何故ならばいにしえの言葉で、こういうものがある。
参観することに意義がある!なんつって。
なんとこの日記は続きます。
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■幸せカニばさみ
2009年06月13日(土)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。娘・R(5才)と息子・タク(3才)はスイミングスクールに通っている。
まだまだ浮きをつけて浅いプールでバチャバチャやる程度だが、上達具合によってそれなりに等級があるらしい。
「きょう、級が上がったのよ~」
Rがうれしそうに言うので
「何級になったんだい?」
と聞くと
「カニ1級」
「カニ?」
それって…あんまり嬉しくないような。めちゃくちゃ泳ぎ下手そう…。いや、確かに下手なのには違いない。自力じゃ泳げないしようやく顔を水に漬けられる程度だし。そう考えると妥当なのかもしれない。
「たっくんはまだ2級なのよ」
1級と2級の差は、水中で目を開けられるかどうからしい。タクはまだそれが出来ないのである。
「うーん、カニかあ…。じゃあ一番上手になると何になるんだ?イルカか?北島か?」
と聞いてみるとRは首をかしげながら
「ラッコか…くらげ」
と答えた。うわ。最上級でも扱い低っ。ていうかなんだクラゲって。幼児クラスなのだからレベルもそれなりなのは分かっているけれども、なんかもうちょっとこう、「泳ぎが達者な動物」として連想しやすい魚系にして欲しいような気がする。
泳ぐのが最も速い動物はバショウカジキ(125キロ)、メカジキ(90~130キロ)、マグロ(80キロ)であるという。やはり魚類がベスト3を占めているんですね、ぎょぎょーっ。(さかなクン調)
それでもRは
「かーにーさん、かーにーさん」
カニ1級が嬉しいようだ。ま、カニでも何でも「楽しむ」ことが水泳を続けて行く上で一番重要であろう。
カニ道楽。なんつって。
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■君がだいすき
2009年06月12日(金)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。娘・R(5才)と息子・タク(3才)の幼稚園遠足の写真を見せてもらった。
場所はとしまえん。超近場。我が家は今年だけでもう5回は行ってしまっている。しかしRとタクは何度行こうが楽しいようだ。
そういえば僕が小学生の時の遠足は、やはり近場の太平山(おおひらさん)という山であった。1年生から6年生までずっと太平山。高校の遠足まで太平山だった時は笑うしかなかった。どんだけ太平山マニアやねーん。山のマニアでヤママニ。山岳信仰の山かっつーの。
さて、子供達の集合写真は2枚あった。Rのクラスとタクのクラス。まずタクのクラス写真を見てタクを探すと、妙にほっぺが真っ赤で目が腫れぼったいタクの姿があった。
「泣いてたのか?」
と嫁に聞くと
「ぐずってたよ。もう帰りの直前だったから、はしゃぎすぎて疲れてたみたい」
入園式の写真も泣きべそ顔だったなあ…。僕にはいつも撮れ撮れと超ノリノリのくせに。
そしてRのクラスの写真を見る。そういえば、タクが大好きなマホちゃんはRと同じクラス。一体息子が惚れた女の子とはどんな子だろう…と思い
「R、マホちゃんはどこかな?」
とRに教えてもらうと
「この子だよ」
Rの指差した女の子は、目がキョロリンとしたカワイイ子であった。ふーむ、目元パッチリネコ顔系。僕と好みがかぶってるかもしれない…。血は争えん…ブラッド・キャント・バトルである。
「まーほーちゃーん!」
タクがそれを見て興奮し、僕が見てるというのにぐいぐい割り込んで見ようとする。発情期の犬か。
で、遠足の写真の次は水泳教室の写真も見せてもらった。Rとタクを含め、男の子5人、女の子3人の小クラス。僕が見ているとタクがまたぐいぐいと写真を覗き込んで
「あーかーりーちゃーん!」
水着姿の女の子を指差すではないか。するとRが
「たっくんはあかりちゃんも好きなんだよね」
と解説した。
「タク、そうなの?」
「うん。だいだいだいすき」
これは問題だ。惚れっぽい男は女の子の信用を得られず、相手にされない恐れがある。
「どっちかにしろー!」
「やだ、かわいいからすき」
恐ろしい子!諸星あたるのような奴だ。
しかし…若い子は出会いの場が多くていいなあ…。
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■あなたのお尻をもっと尻たい
2009年06月11日(木)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。朝起きて、子供達がまずしなければならないことはトイレに行くことであろう。
さあ行けそれ行け。尿意ドン。なんつって。
「はいはいとっととトイレ行って着替えて~」
と娘・R(5才)及び息子・タク(3才)を行かせようとすると
「パパと」
僕と行きたいと言い出す確率が7:3ぐらいである。
「じゃ行くべ」
と手を引こうとすると
「だっこで」
だっこして連れてけと言い出す確率が8:2ぐらいである。
「じゃ、ほら、来い」
だっこしてトイレまで連れて行って
「はいズボンとパンツ脱いで~」
と服を脱ぐように言うと
「パパが」
僕に脱がしてくれと言う確率が9:1である。
「はいズボンとパンツ脱いで~」
嫁に同じことを言うと
「やだ」
拒否する確率は10:0である。
そんなわけで子供達のパンツを脱がすのだが、ぺろりんと現れるお尻が何ともカワイイ。ちゅるっちゅるのすっべすべ。これがあと15年もするとケツ毛ボーボーになるなんて信じられない。
「いやー。君達のお尻はホントカワイイね」
と言うと、
「ちがうよ。ももじりだよ」
とタクに言い返された。そうだなーパパも桃尻大好きだぞー桃尻にブルマなんて最高だ…ってオイ。
「お前どこでそういう言葉覚えてくるんだ?」
タクは時々不思議なボキャブラリーを出してくる。
桃尻の3才、タク…。これが桃尻3年というやつか。そんなタクの夢は野球選手である。
目指せ日本尻ーズ。なんつって。
結局僕が一から十までトイレの世話をし、
「はい。おしっこ出たー?じゃ拭いてー」
と言うと
「パパが」
僕は使いっぱ尻。なんつって。
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■ひとつでもサングラス
2009年06月10日(水)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。息子・タク(3才)が
「ねえパパー。これしてー」
とサングラスを持って来た。僕が昔若気の至りで買ったものである。若気の至りなのでイタリー製である。ウソである。1000円である。わしが男塾塾長江田島平八である。
タクにせがまれるままにかけてみると
「ぎゃははははははは!」
とりあえず笑われた。
「じゃあタクしてみろ」
タクにサングラスを渡してカメラを向けると

こんな感じになった。
妙に80年代アイドルばりのぶりっこポーズなのがちょっとだけキモかったので、
「なんていうかこう…男の子っぽいかっこいいポーズしてみてよ」
とリクエストしてみたら

こんな感じになった(後ろは写りたがりの娘・R)
あれ…かっこいいポーズにてかっこよくなると思ってたのに…

どうして北の将軍様ちっくになってしまうのだろう。まあ僕の遺伝子がベースで出来上がっているので仕方あるまい。
「パパー。またしてー」
タクはまた僕にグラサンを渡して来た。
「えーもういいよ」
「それしてかいしゃにいってよ」
「いやいやそれ無理だから」
常にサングラスをかけてOKなのはタモリである。あと中島らもとレイザーラモンHGと鈴木雅之と浜田省吾とサンプラザ中野と…えーと、えーと…もういいや。とにかくお仕事する時にサングラスはかけられません、と説明すると
「そっか…」
タクは何か寂しげであった。家にいる時ならいいんだけれどもね…。休日の夜、子供達を寝かし付ける時ぐらいならかけてもよい。
「ねーんねーん、ころーりーよ、おこーろーりーよー。坊やーは、良いー子ーだ、イイトモロー」
タモリ歌。なんつって。
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■メメント・メモリ
2009年06月09日(火)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。あれは土曜日、デザートバイキングの店を出た時のことじゃった。
「USBメモリが欲しい」
と嫁が言うので、安さ爆発カメラのさくらやに寄ったのであった。安さが爆発って凄いフレーズだよなあ…。
「で、何に使うんだい」
「エクセルの教室に通い始めたの。で、先生が必要だって言うから。2ギガぐらいのメモリでいいってさ」
そんな教室行き始めたのなんて聞いてねー。まあそれはよしとしよう。しかし
「エクセルだったら僕が教えてやるよ。セルの結合ー。僕と君の結合」
授業料がモッタイナイと主張したが目を逸らされ無視された。僕への愛のメモリは2バイトぐらいしかないらしい。
「じゃ、ま、探してみようか…」
店内を探してみると、デジカメの売り場があった。

いつかは欲しい憧れの一眼レフデジカメ。しかし持ち歩くのがかったるいなあ…それにキムタクならサマになるが僕みたいなオタク面がこんなのぶら下げてたら盗撮魔に見られてしまうかなあ…。
デジカメの前で、トランペットを欲しがる黒人少年状態になって固まってたら
「見つかった?」
と嫁が寄って来た。
「いや、コレ欲しいなあって思って…」
とデジカメを指差すと
「はあああ!欲しいいいい!」
「だろ?動画も撮れるんだよコレ」
嫁はカメラの後ろのキムタクのポップをむんずと掴み、ガタガタと引っ張るではないか。そっちかよ!
「あれ。取れない」
「当たり前だ!」
なんという悪質な客なのだろう。そんなことをやっていると
「ねえパパ見て見て~」
娘・R(5才)と息子・タク(3才)が僕を呼ぶ。ふたりは何かのパンフレットを持っていた。
「ん?どうしたんだいそれ?」
「イチロー」
ふたりが持っていたのは、バットを構えるイチローが大きく写っているフレッツ光のパンフレットであった。
「君達イチロー好きだっけ」
「うん。すきー」
ふたりは
「イッチッロー!イッチッロー!」
と叫びながらまた店内を探索に行ってしまった。まったくどいつもこいつもミーハーなんだから。
なれば僕も負けてはいられない。なんか可愛いアイドルが写ってるパンフレットでも探すべく歩き回りつつ、あ、あのAUのキャンペーンだかなんだか喋ってるお姉ちゃん可愛いなあ…とか見ていたら嫁が
「で、USBメモリってどこで売ってるの?」
はっ。そうだった。本来の目的などポックリ忘れておった。
木を見て森を見ず。ギャルを見てメモリを見ず。
馬鹿さ爆発になってしまった。
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■なんとなく、クリスチャン
2009年06月08日(月)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。娘・R(5才)と息子・タク(3才)と公園で遊んでいたら
「ぼくもいれてー」
と見知らぬ男の子に声をかけられた。小学1年生だという。しばらくみんなで公園をぐるぐる走っていたら
「ねえ、教会で遊ばない?」
と男の子が言った。公園のすぐそばにわりと大きめの教会があるんである。一度教会主催のバザーだかなんかで中に入ったことがあり、結構広く、おもちゃもいっぱいあるプレイルームがあったのを覚えている。そのことを言っているのだろう。
きっとこの子の家族がクリスチャンなのだろう。僕らを勧誘しているのだろうか。君のことを心の中でザビエルと呼んでやろう。でもバザーとか開放日でもないのに僕らが入ってもいいのだろうか。
「うち真言宗だけど大丈夫なのかな?」
一応聞いてみると
「大人が一緒にいればいいんだよ」
とザビ夫。
Rもタクも「いきたーい」と言う。うーん。今はやめて後で…と誤魔化すわけにもいかないよなあ…。教会だけに、
「いつ行くんだい」
「今日かい!」
なんつって。そんなわけで請われるがまま教会へ。でも「大人と一緒ならいい」と言っても、この教会の檀家の大人と一緒ってことだよなあ…と躊躇する。
しかし聖書にこういう言葉ある。
「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」
なので扉を叩いて入った。これでよし。プレイルームには誰もおらず、ザビ夫とRとタク、もう既に仲良しで3人で盛り上がって遊んでいた。ザビ夫がココで遊びたいがために僕らを誘ったんだろうけど、やはり部外者の僕は尻の座りが悪かった。
関係者がやって来て
「お見かけない方ですが、どちら様ですか」
なんて言われたらどうしよう。そして真言宗だとバレたらどうしよう。きさくなギャグで切り抜けようか。
「イエス様って武士だったんですってね。キリスト御免!なんつってハレルヤー」
ああダメだ磔にされる!メギドの火で焼かれる!やっぱりあんま長居はできないなあ…と適当に頃合いを見計らって
「じゃ、そろそろ出ようぜ~」
渋る3人をなんとか説得して公園に戻り、また外で遊び、いい加減よい子はお家に帰る時間になったので
「遊んでくれてありがとな」
ザビ夫と別れて家路に着く。
「また教会いきたーい」
Rとタクは教会が楽しかったようだ。
「じゃあクリスチャンになるかい?」
「クリスチャンって何!」
「んー。それはねー。おっかの上、ひなげしの花で~♪」
そりゃアグネスチャンである。
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■スイーツ(笑)誕生日の嫁へのご褒美(笑)
2009年06月07日(日)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。約束通り、嫁と子供達を連れてデザート食べ放題のバイキングに行って来た。
「スイーツパラダイス」という、甘党でないオヤジの僕にすれば店名だけで胸焼けしてしまいそうな店だが、嫁と娘・R(5才)および息子・タク(3才)は
「ケーキだケーキだ!」
と目を輝かせていた。

食べる気満々のRとねずみ男のタク。
お店に入ると看板に偽りなし。もう色んなスイーツのパラダイス銀河。ケーキ・和菓子・ソフトクリームにかき氷まである。店内には制服の女子高生が多く、
「すわ、これも食べ放題か」
手を伸ばそうとしたら嫁に手を引っぱたかれた。あ…売り物じゃないのね。客層はやはり圧倒的に女性が多い。お前ら全員糖尿病には気を付けろ!女子高生の甘い尿…うーむ、エロス。
僕はケーキを3つ平らげたところでもう胸が一杯にてギブアップ。

しかし横では嫁と子供達がガツガツと平らげており
「僕、もうダメだけど大丈夫なの?」
と嫁に聞いてみると
「いくらでもイケる」
スイーツに取り憑かれていた。この店の良いところは甘いものだけでなく、パスタやドリア・サンドイッチ・カレーなど普通の飯もあるので、僕はそちらメインで食べることにした。
この日、嫁が一番ときめいていたのは
「あっチョコファウンテンがある!」

コレであった。なんかタワーからチョコがどばどば溢れ出ている。うわーこんなの初めて見た。いい時代だなあ。僕の子供の頃にこんなのがあったら、頭ごと突っ込んでじゅるじゅる啜ってると思う。
「たっくんもやりたい!」
と言うのでやらせてみたところ、
「お熱いのでお気を付け下さい」
店員に釘を刺された。お熱いのがお好き。頭突っ込んだらとんでもないことになっておった。タクがマシュマロにチョコを付けて、出そうとするので
「あっチョコがこぼれる!」
と慌てて皿を差し出したところチョコファウンテンに突っ込んでしまい、皿、チョコだらけにてギャース。
「もー何やってんのよ」
と嫁に呆れられた。すいませんねえ…田舎者なんで…。チョコファウンテンにてチョコをつけまくり、

タクは世界のナベアツのようになっていた。折りしも隣の席の女子高生が何故か化粧直しを始め、ドス紫色の口紅をべったりと塗りたくっておった。
うわー…女子高生なのに場末のスナックのホステスみたいな口紅ってどうなの…と眺めていたら
「パパー、あのお姉さんもチョコがついたの?」
Rが素朴で危険な質問を投げかけるので慌てて口を塞いだ。
食べ放題の制限時間は80分で、あっという間に終わってしまった。しかし全員「もういい」ってぐらい食べまくれることができた。、味は学食レベルだったがRもタクも
「またいきたいー」
と言っておりまた来てもよいかもしれない。
帰りの電車では
「あっ!なんか絵が描いてある!」

メーテル電車に遭遇。なんとも微妙である。もしこの電車内で痴漢が行なわれてしまったら、

痴漢鉄道999になってしまうではありませんか!
発射オーライ。なんつって。
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■虫歯予防デーを無視
2009年06月06日(土)
←クリックしないと枕がしょうゆ味になるであろう。6月4日のことじゃった。
朝、普通に起きて、普通に子供達と戯れて
「行ってきまんもす」
と普通に家を出て、普通に電車に乗ってから気が付いた。
「あ、嫁の誕生日だった」
お、思いっきりスルーしてしまったんだな。2、3日前には
「お祝いにデザートバイキングでも行くか~」
とは言ってあったのだが、当日なんだからにはせめて「おめでとう」のひとことでも言ってやればよかった。毎年こんなパターンのような気がする。
「そういえばそろそろ誕生日。忘れるところだった。あぶねー。セフセフ」
と何日か前に思い出すのだが、結局当日忘れるという…ダメである。仕事帰りに何か買って帰ることにしよう…手ぶらで帰るのも味気ないと思ったので。手ぶらで帰って
「ただいまー!嫁誕生日に僕手ぶらー!お前の乳に手ブラー!ちんちんブラブラー!」
とかわめく案も閃いたが2秒で却下した。
何を買おうかと考えていたが、仕事が終わった時点で既に午後10時。どこも開いてやしない。途方に暮れて唯一開いていたコンビニに吸い寄せられ、気が付いたらチロルチョコ7個を買っていた。まあいいか。嫁コレ好きだし。
家に帰ってから
「誕生日おめでとう…とりあえずコレ…」
と嫁に渡すと
「あ、あ、ありがとう…」
鳥居みゆきのようなキョドッた顔をされてしまった。若干引かれたようだがまあよい。誕生日なんだから普通の夜では終われない。
「チロルチョコでテロルチンコじゃー!」
結果:140円で嫁の体は買えませんでした。
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ランクが上がると練馬区の景気が回復します。
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■男と女のラブジュース
2009年06月05日(金)
←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。たまにファミレスに行くと
「どりんくばー!どりんくばー!」
娘・R(5才)と息子・タク(3才)がドリンクバーをオーダーせよとうるさい。まったくいっちょ前にドリンクバーなんて言葉を覚えおって。ついこないだまではイナイイナイバーで満足していたのになあ…。
子供達のゴリ押しに負けてドリンクバーを注文し、カルピスをコップに注いで持って来てやる。しかしふたりは
「すとろーがないとダメ」
くわああああああ!家じゃ牛乳やら麦茶やらガブ飲みしてるくせに気取ってんじゃねえ!それでもストローをふたり分持って来てやる僕はカルピスより甘いのかもしれない。
「ねえたっくん。ラブラブしよ?」
Rがタクに向かって聞き捨てならないことを言った。
「なんだ?ラブラブって…」
するとRはタクにストローを渡し、
「これがラブラブ」
なんだそうだ。ああ、微笑ましくていいなあ…僕も嫁とラブラブしたいなあ…と思いを募らせた。
僕らも夜のカルピスでラブラブしたい!と夜襲ってみたら
「えーめんどいなあ…」
ラブラブじゃなくてシブシブになってしまったとさ。
ま、断られなかっただけマシか。
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■ああ発情
2009年06月04日(木)
←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。息子・タク(3才)は女好きであることが判明している。
「たっくんねえ、かしゆかとのぞみちゃんが大好きー」
芸能人では「かしゆか」(Perfume)と大橋のぞみちゃんが好きであることをカミングアウトしている。そして身近なところでは
「マホちゃん大好きー」
娘・R(5才)の友達、マホちゃんが大好きであることを何かというと言い触らしている。タクがマホちゃんを好きになる前はモナちゃんという女の子にベタベタ付きまとっていたため、モナちゃんからは
「たっくんは前モナだったけど今マホちゃんが好きなのよね」
なんて言われているらしい。もしモナちゃんもタクが好きだったら、他の子を好きになったことを怒るであろう。しかしケロッとしているらしいので、
「ベタベタされなくなってせいせいした」
という感じなのかもしれない。やーい一方通行。
また、彼女らの他にもテレビで綺麗なおねいさんが映ると
「たっくんこのお姉さん大好きー」
しょっちゅう大好き大好き言っているので、
「この子、発情期かしら」
嫁が呆れ顔で言った。
「おいおい発情って、そんな」
我が子をノラネコみたいに言うものではない、と会話を打ち切った。何故ならばこの話題を続けるとなると
「誰に似たんだか」
↓
「年中発情期の僕」
↓
「やーいドエロ」
ということで僕に矛先が向かうに決まっているからである。さて、僕はタクぐらいの頃から色ボケしていたのだろうか…と思い出してみると…。
僕には生まれた時からの幼馴染み、タカコちゃんがいた。タカコちゃんは隣に住んでいて、僕らは毎日のように遊んでいたらしい。仲良しだったんである。しかも遊ぶ前には必ずチューをしていたらしい。ラブラブだったんである。僕はほとんど覚えていないのだが、実家にはタカコちゃんとチューしている写真が何枚もあり、動かしようがない事実らしい。
…ということで、タクと比べると僕のほうが進んでいたかな。チューしてたし。両想いだし。フフン。
まあ色ボケのマセガキでも心配することはあるまい。死ぬわけではないし。
命に発情はないでしょう。なんつって。
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■○ックスデー
2009年06月02日(火)
←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。嫁実家にて嫁父と話していた。
「あそこの家はなあ、ちょうどあいつ(嫁)と同じ年に生まれた子がいてな」
「ほう」
「その子が10月生まれで、あいつは6月生まれだろ?」
そうそう、嫁は6月生まれ…ってギャアアアアアアアアア!
誕生日じゃん!6月は嫁の誕生日じゃん!ポックリ忘れてた。6月の後半ならまだ余裕もあろうが、4日である。虫歯予防デーである。なんかしみったれた日に生まれてるなあ…。
昔、結婚前、嫁の誕生日が過ぎてからもずーっと忘れていて壊滅的な危機が訪れたことがある。あのクライシスを乗り切っていなければ、今頃娘・R(5才)も息子・タク(3才)も存在していなかった。
同じ過ちを犯してはならぬ。女子高生となら過ちを犯すことは歓迎だ。
とは言ってもねー。もう長い付き合いなので誕生日プレゼントのネタもないんである。聞いたところで嫁も思い浮かばないだろう。
「新築100坪一戸建て」
とかマジレスされても困るし。
「嫁、誕生日に何か欲しいものある?」
でも一応聞いてみた。すると答えは
「…ない」
やっぱそうか…。
「あ、日傘が欲しいかも」
「ほう、日傘。なるほど。何色がいいかな?」
「黒」
「…ババ臭」
「じゃあいいですぅー。自分で好きなの買いますぅー」
ああっ。せっかくのネタを潰してしまった。しばし「うーん」と唸って考えていると、
「あのね、花をくれるぐらいならケーキがいいわ。私、花より団子だから」
花で腹が膨れるか!ってな勢いで嫁が主張した。花よりちんこだったらすぐ用意できたのに。まてよ、ケーキといえば…
「お前、前デザートバイキングに行きたいって言ってたろう。そこ行って祝ってやる」
と言ってみると
「いいねえ、それ、そうしよう」
思い付きで言ったわりには嫁の食い付きがよい。よし、今年はバイキングでいこう。Rとタクも大喜びだろう。
願わくば夜はファッキングをお願いしたいところである。2時間やり放題。
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■降りそで家事
2009年06月01日(月)
←クリックしないと枕元に牛乳雑巾を置かれるであろう。朝。嫁実家にて。
家でグダグダしててもしょうがないなーと思いつつも外の天候が微妙。空にはどんよりとした雲が重く敷き詰められていた。天気予報は曇りのち雨。
今にも雨が降りそうだけれども、このまま持ちそうにも思え、降りそでウッフン、持ちそでウッフン。ああ、外で遊ぶべきか非常に迷う。
「まあいいや。ちょっと散歩でもするかい。降ったらすぐ戻ってこよう」
と娘・R(5才)と息子・タク(3才)を誘うと、Rは
「やだ」
ぬおおおお…珍しく父のナンパを断りおった。一方タクは
「いくー!」
やはり外で暴れたくてしょうがなかったらしく、ふたりで外へ。歩いてほんの1分ほどのところに、小さなお花畑があった。花の名前は分からないが紫色、オレンジ色の綺麗な花が咲いており、おじさんがひとり手入れをしていた。
「おはなだー」
タクは叫んで走って行き
「こんにちは、おじさん。おはなきれいだね」
と話しかけており、
「おやおや、僕、しっかりした子だね」
とか言われていた。まったく外ヅラだけはいいんだから。お前は「ぶらり途中下車の旅」の阿藤快か。花畑を離れてからは
「こっちにいきたーい」
タクが勧めるがままに歩いて行く。道はやがて小学校にぶち当たった。おお、ここは嫁の母校ではないか。
「ここで遊びたい!」
このご時世、休日とはいえ小学校には勝手に入ってはいけないはずだが門は思いっきり大開放。ま、嫁が卒業生ということで大目に見てもらおう…と入っていった。
「パパー。ボールがあるよー」
片付け忘れなのだろうか、コロンと校庭に放置されたサッカーボールがひとつ。タクはそれを見付けた。
「サッカーしよ」
タクはボールを蹴って僕に回す。勝手に使っていいのかなあ…でもま、嫁が(以下略)
しばらくタクとボールの蹴り合いをする。タクは実は
「サッカー選手と野球選手と新幹線の運転手、ぜんぶなりたい」
というとても壮大な夢がある。そんなタクのボールさばきを見て才能があるかどうか…なんてことは素人の僕には当然分かるはずもないが。
「あ…雨が降ってきた。タク、帰ろう」
冷たいものが体に当たり、校庭の水溜まりに波紋が広がる。タクはもう少し遊んでいたいようだったが雨にはかなわぬと見てボールを元あったところに戻した。それでも名残惜しかったようで、
「ボールくん、ばいばい」
「また会おうね」
なんかボールを擬人化して手を振っており、
「ははは、なんかお友達と別れるみたいだね」
と僕も笑っていたが
「はっ…ボールはトモダチ!」
これはキャプテン翼の一貫したスピリッツではないか!と気付き愕然とした。タクは…もしかしたらすんごいサッカーの才能があるのかもしれない。
「パパー」
「んー。なんだい」
「サッカーたのしかった」
「そうか。よかった」
帰り道、タクは何度も「サッカー楽しかった」と言っていた。僕とタマ蹴りしたことの印象が強かったようだ。裏を返せばこういう遊びはあまりしてやっていないことになる。
僕の子供の頃、父が野球大好きオヤジだったのでよくキャッチボールをさせられたが僕は大嫌いだった。なのでタクにもそういうことはしようとも思っていなかった。
しかし男の子というのは普通好きなんだなあ…と思い知らされ、思い付きで出掛けた散歩であったが、わりと得るモノが多かったと感じたのであった。
Rが断ったためにタクとの散歩になったが、散歩は男同士に限る。
その心は、股間も散歩もブラブラするのがよいでしょう!
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