←応援クリックよろしく近所の大学が学祭をやっていたので、娘・R(6才)と息子・タク(4才)の手を引いて見に行ってきた。
この大学の学祭には一昨年も行っており、Rとタクは覚えていた。
「わたあめ、たべたい!」
特にわたあめ好きのRは、その時買ったわたあめを今年も食べたいのだと言う。また、昼飯が足りなかったらしく
「なんか食べたい」
という小腹の空いた嫁も付いてきた。僕としても生女子大生の手作り料理が食べられるこのチャンス、みすみす逃すことはありますまい。
キャンパスに入るとたくさんの屋台が出ておりいい感じである。
「いかがっすかー」
という売り子に声をかけられながら冷やかしてみると、一生懸命ヤキソバを焼く男子大学生や、中華鍋を手際良く振りながらジャコジャコとチャーハンを調理する男子大学生。
なんか大学祭とは思えぬ程本格的で旨そうだがそれは違う。僕は生女子大生の手料理が食べたいのだ。
不慣れな女子大生がエプロン姿でテンパりながら一生懸命作っている…という理想のシチュエイション屋台がなかなか見付からずにいたが、
「わたあめないよー」
Rとタクのお目当てであるわたあめを売っている屋台も今年はなかった。学祭で屋台を出すサークルというのは、代々同じものを出品するところが多いのだが当てが外れたようだ。
「ごめんねー。今年はわたあめないみたい…」
その代わりタクはワッフルの屋台に反応し
「わっふる食べたい!」
と言い出したので、チェックしてみるとおお、女子大生が作っている。オッケー!そんなわけでいっこ購入。ではRには何を買ってやろうか…と探していると、可愛い女子大生がクレープを作っている屋台を発見!
「Rちゃん、クレープはどう?」
「たべる!」
そんなわけでクレープも購入。
「チョコバナナと黒蜜きなこのどっちがいいかな?」
と生女子大生がRに声をかける。
「ちょこばなな…」
Rが恥ずかしそうに答えると横から明らかに酔っぱらった赤ら顔の男子大学生がRに近付き
「どうもありがとうございまっすー。うわーこの子超カワイイ!」
とベタ褒めであった。ウチの娘に近寄るんじゃねえ!ちなみに嫁はオムソバとタコ焼きを買っていた。本気食いモードだなこいつ。
食べ物を買った後、ライブをやってる芝生広場で聴きながら食べる。ちょうど僕好みのテクノ系の音が流れていたのである。

うんこ座りで聴くRとタク。
なんかトランスに民族音楽をオカズにしたような感じで、曲のテンションが上がると立ち上って踊り始める人が増え、野外レイヴ状態になった。その中には何故か友蔵(まる子の祖父)みたいな爺さんがいて、ひとり異様なテンションで狂ったようにカポエラのようなストリートダンスを踊りまくっており怖かった。のりピーの仲間に違いない。
踊る人が増え、ズンドコズンドコとトライバルなビートも最高潮になると、タクも興奮してきて
「うっきゃー!」
前の方に走って行ってしまい、タテノリで踊りまくっておった。さすが僕の血を引く子。なんかもう4才にしてクラブとかWIREとかのレイヴとか連れて行っても全然普通に楽しみそうな感じである。
野球を志した父が息子の野球をする姿を見るのってこんな感じなんだろうかとか思ってみたり。昼間の野外レイヴとかに連れて行ってやりたいな…とか思った。
僕も学祭の時の思い出は多々あるけれども、あの頃はまさか子連れでまた学祭に来るなどとは思ってもみなかった。今日見る大学生達も何か楽しそうだが、学祭自体の他にも色々お楽しみはあるわけで、僕も学祭が終わった後の夜の校舎で当時の彼女と…。
あの時の彼女は今何をしているのだろうな…と思ったら横でタコ焼き食ってた。
みんな食べ終わってライブも終わったので
「そろそろ帰るかね」
と帰ることにした。でもタクは帰り道になっても踊りをやめず、

赤い靴を履いたバレリーナかお前は。
この学祭に来る度に思うのだけれども、ここは酒を売っている店が多いし、クレープの屋台にいたような酔っぱらい学生も多い。
僕の大学では学祭で酒を売ることは禁止されていた。実際は「水:200円」とか書いて日本酒を「密売」していた屋台もあったが、こうも大っぴらに大学内で酔っぱらうことは不可能だったのである。理由はミッション系大学だからなので、
すなわちミッション・インポッシブル。なんてね。
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■お菓子もしくはイタズラ
2009年11月01日(日)
←応援クリックよろしく夕方、近所の商店街でハロウィンパレードが行なわれることになっていた。
「いきたいいきたいいきたいいきたい!」
娘・R(6才)と息子・タク(4才)は、去年参加してお菓子をたくさんもらったことを覚えているらしく、何日か前から是非行きたいとうるさかった。連れて行かなければ文字通りトリックオアトリートな勢いだったので
「うん。わかった。行こうね」
行く時は一緒よ。
「あ、でも着ていく仮装服が…」
何にも用意していないのだ、と嫁が言った。去年着た服はある。タクはシルクハットとドラキュラマントなので、特にサイズを気にすることはないが、Rのシンデレラのドレスは3~4才用と書いてあるんである。
「ちょっと着てみて。大丈夫かなあ」
心配になって着せてみたらなんとまだピッタリ。3~4才用がピッタリの6才児って…さすが学年一のちびっ子である。
商店街に行くとRやタクの友達も来ていた。みんなオーロラ姫だのアリエルだのお姫様の格好をしており、女の子は誰でもみんなお姫様なのよ、という小公女セーラのセリフを思い出す。
タクはその中のお気に入りの女の子、モナちゃんのお姫様姿にときめいてしまったらしく、
「モナちゃーん」
と抱き付き、
「たっくんとモナちゃん、結婚しよ!」
いきなり求婚してきた。お前突っ走りすぎ。
「あらまあ~、どうする?」
とモナちゃんママは苦笑い。ちなみにモナちゃんママはタクに乳を鷲掴みにされたことがある。タクは親子ドンブリを狙うおそろしい子!すいません、迷惑ばかりかけて。
「モナちゃん、まだ結婚は早いよね~」
と言ってみると
「うーん、どうしよっかなー」
あら、まんざらでもない様子。おのれタク。父に似ずモテ野郎である。
「やっぱり考えておく」
うん、そうした方がいいぞ。公家やお武家さまじゃないんだから6才で結婚相手を決めることはない。
子供達は商店街のお店を周り、お菓子をもらう。

みんなで手を繋いでパレードのR。

お姫様に囲まれて羨ましいタク。
「さ、君達、お菓子もらう時になんて言うんだっけ?」
とRとタクにおさらいをさせてみると
「とりっくあとりーと!」
「うん。よくできました」
Rは「とりくあとりーと」と書いたメモを持っていた。しっかりした子!こうしてお菓子をもらい歩き、結構な量になった。これで当分おやつは困らないだろう。
ひと昔前はハロウィンなぞは馴染みが無く、無理矢理流行らせているような感じがしてイヤであったが、こうして現物支給されたり、友達の美女が
「川崎のパレード行って来ました!」
とすんごい色っぽい自作衣装を身に纏った画像を送ってくれたりすると、
「ハロウィン最高!」
と思ってしまうのであった。
そんなわけでトリックオアトリート。
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