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2003年08月31日(日) ■ |
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臆病 |
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間違いなんて
いくつもあった
気付いては後戻り
気付いてはやり直し
間違いなんて
いくつもあった
戻れぬ間違い
やり直せぬ間違いが
後悔になった
そして
だんだん臆病になる。。
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2003年08月30日(土) ■ |
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思いやりという偽善 |
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思いやりという偽善
寂しいでしょう
つらいでしょう
悲しいでしょう
わかりきったことを
繰り返す
思っているフリなら
知らないフリのほうがいい
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2003年08月29日(金) ■ |
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同じじゃない |
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理由なんていらない
同じような顔だちも
同じような背格好も
同じような話方も
同じような思考も
あふれる程の人の中
どれほどいるだろう
好きになるのは 本能
理由なんていらない
同じような人でも
同じじゃないから
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2003年08月28日(木) ■ |
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途切れた時間 |
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どんな言葉を並べても
過去は変わらない
どんな言葉を探しても
未来は見つからない
途切れた時間は
もう つなげない
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2003年08月27日(水) ■ |
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もしも・・・ |
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もしも 男なら
友情をもてたのか
もしも 出会わなければ
苦しまなかったのか
もしも・・・
どんな例えでも
ちがう誰かと出会い
ちがう喜びと苦しみを味わうだけ
ちがう誰かより
あなたでよかったと思いたい
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2003年08月26日(火) ■ |
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星の中 砂の中 |
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星の数ほど人はいるのに
何故たったひとりに
砂のようにありふれたものなのに
何故たったひとつに
人は同じじゃないから
たったひとりに
心はありふれていないから
たったひとつに
星の中 砂の中でも
輝いて見えるもの
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2003年08月25日(月) ■ |
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急ぎ足で通った道 |
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急ぎ足で通った道
何を急いでいたのだろう
慌てることなどなかったのに
どんなゴールを望んだととしても
急いだからとて
そうなるものでもないのに
急ぎ足で通った道
周りを見れずに
結局は 迷い道
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2003年08月24日(日) ■ |
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嫌い |
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嫌い 嫌い 嫌い
何もかも
嫌い 嫌い 嫌い
自分さえも
たったひとつ
好きなもの
・・・あなた
どうして簡単に
嫌いになれないのだろう
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2003年08月23日(土) ■ |
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不安の中で |
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不安の中で見る夢は
幻よりもはかなくて
不安の中で見る真実は
夢より信じ難いもの
不安の中で
逃げれば逃げるほど
心に嘘をつく
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2003年08月22日(金) ■ |
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ちいさな |
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ちいさな ちいさな
つぶやき
誰に言うでもなく
ちいさな ちいさな
ため息
何のためでもなく
一休みするたび
それが私の ちいさな
クセになる
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2003年08月21日(木) ■ |
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胸騒ぎ |
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何を恐れて
何を愁いて
胸騒ぎ
揺らぐ思いは
全てを疑り 拒絶する
胸騒ぎ
思い過ごしを
重ねては・・・
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2003年08月20日(水) ■ |
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いくつもの錯覚と |
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口にしなくても
言葉にしなくても
分かり合える
そう思ったのは 錯覚?
口にしても
言葉にしても
伝わらないことがあると
知ってしまったら
伝える努力は 無駄?
いくつもの錯覚と
いくつもの無駄と
繰り返し 繰り返し
真実は見えるのだろうか
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2003年08月19日(火) ■ |
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意味のあること |
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意味のない事だと思うものも
何もしないよりは
意味のあることかもしれない
私がここに存在する意味は
私にとって意味のあるものであればいい
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2003年08月18日(月) ■ |
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心を落ち着かせてくれるもの |
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心を落ち着かせてくれるもの
安らぎ 支え
温もり
優しさ 眼差し
微笑み ささやき
幸福 祈り 抱擁
信頼 夢
愛 くちづけ
” あなた ”
どれも欠けずに
必要なもの
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2003年08月17日(日) ■ |
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手探りで |
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一生懸命になったり
投げやりになったり
結果などわからない
行きつ戻りつ 手探りで
一生懸命になったり
投げやりになったり
わかっているのは
途中であきらめたら
そこで終わるということだけ
行きつ戻りつ 手探りで
あきらめの時を 延ばしながら・・・
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2003年08月16日(土) ■ |
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捨てられず |
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どんな花より 美しいと
どんな宝石より 輝いていると
思えたもの
忘れられず
捨てられず
美しいまま 輝いたまま
仕舞っておけたらいいのに
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2003年08月15日(金) ■ |
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孤独 |
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誰かに愛されたいということ
・・・これ以上の孤独はない
誰かを愛するということ
・・・これ以下の孤独もない
ひとりだと思わなければ
孤独は存在しない
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2003年08月14日(木) ■ |
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無口な心 |
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翳りのある瞳は
心の翳り
閉ざされた唇は
心の重さ
愁いは 今もここに
心を無口にさせたまま
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2003年08月13日(水) ■ |
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終わりはいつもそんなもの |
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いつの間にか 色褪せている
それが恋
いつの間にか 身を焦がす
それが愛
いつの間にか 足枷となる
それが情
終わりはいつもそんなもの
いつの間にか・・・
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2003年08月12日(火) ■ |
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強がり |
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見たくない
知りたくない
気付かぬフリ
認めたくない
諦めたくない
最後の強がり
弱い自分を守るため
愚かだと・・・
わかっているから・・・
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2003年08月11日(月) ■ |
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駆け引き |
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恋には駆け引きも必要
そう悟らせたのはあなた
恋には駆け引きも必要
遊びの恋ならばそれもいい
できない駆け引きならば
ゲームオーバー
そこまでの恋
そんな恋ならいらない
そう悟らせてくれたのも あなた
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2003年08月10日(日) ■ |
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小さな悲しみ |
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小さな悲しみがあるだけで
自分がとても不幸に思えてしまう
それだけが全てじゃないと
わかっていても
小さな悲しみがあるだけで
自分だけが不幸だと思えてしまう
小さな喜びに気付かずに・・・
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2003年08月09日(土) ■ |
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宅急便 |
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例えどんなに遠くても
心を届けることはできる
届けたい心があれば
受け取ってくれる心があれば
いちいちハンコのいる
宅急便のような心なら
近くにいても
信じられなくなるもの
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2003年08月08日(金) ■ |
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何も変わらない |
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何も変わらない
私は私
何も変わらない
あなたはあなた
何も変わらない
いい事も悪い事も
変えたくない事と
変えたい事が見つからないうちは
何も変わらなくてもいい
それに耐えられなくなるまで
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2003年08月07日(木) ■ |
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目を閉じて |
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瞳の奥に焼きついているものを
信じよう
閉じた瞼のその裏にある
決してきえないもの
目を閉じて
心で見えるものだから
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2003年08月06日(水) ■ |
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無意味 |
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無意味なことを繰り返す
どうにもならないことに
無意味な言葉を並べても
伝わるはずもない
無意味なことだと
わかっているのに
やめることもできない
無意味なことだから
どうでもいいのかもしれない
あなたにとって・・・
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2003年08月05日(火) ■ |
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最悪な恋の終わり方 |
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炎のごとく 熱い情熱
焦がした身には
何が残るのだろう
氷のような 冷たい視線
突き刺さるほど
何を残したいのだろう
最悪な恋の終わり方
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2003年08月04日(月) ■ |
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秘密 |
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密かに秘めたる思い
それは秘密
誰にも明かさず
この胸に抱いて眠る
密かに秘めたる思い
変わることなく
忘れることなく
この胸に綴られて・・・
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2003年08月03日(日) ■ |
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いつか |
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いつかこの空を羽ばたいてみたいね
自由に気ままにのびのびと
いつかこの海を越えていきたいね
真っ直ぐ強くおおらかに
「今」が満足できなくても
「いつか」であってもいい
飛び越えていけると
信じることができる
今よりいつか
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2003年08月02日(土) ■ |
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白い雲 青い空 |
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白い雲 青い空
セミの声
照りつける太陽
夏の日の情景は変わらないのに
一夏 一夏
心の中で蘇る 思い出だけが
眩しくなっていく
白い雲 青い空
夏の日の情景はかわらないのに・・・
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2003年08月01日(金) ■ |
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道はある |
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答えなんか見つからない
いくつも いくつも
道はある
どれを選んでも
正しいとか悪いとか
決めるのは自分
悪いと思ったら
引き返せばいい
それもまた
ひとつの道になる
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