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2003年12月31日(水)
大晦日

★皆様、今年も1年ありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください♪


大晦日は忙しくて、1年を振り返る余裕などない。日記のタイトルも考えていられないので「大晦日」。そのまんまです!お正月用品の買出し(なにやかやと買い忘れがある)もしなくちゃいけないし、年越しそばも食べなきゃいけない。おせちも作らなきゃいけない。その上、今年は「世界はこうしてだまされた!?」スペシャルがあるから、それも見なくちゃ!(^^;

ドタバタしながら、これだけは絶対見るぞ!と思って見た、アメリカでも放送を躊躇しているという「アポロは月に行っていない」というフランスの番組。月面着陸の映像はキューブリックが作ったとか、ロケット発射はハリウッドが総がかりで演出したとか、ラムズフェルド、キッシンジャーなど、政界の大物が「あれはでっちあげだった」と暴露したなどなどの話は、実はエイプリル・フールの番組だったなんてー!マジぃー???ま、最後に大槻教授と韮沢さんの超常現象バトルが見れたから良しとしよう。

今年は他の3つのテレビ局で、アントニオ猪木をはじめとする肉体派が勢ぞろい。外国人選手もお正月は日本に出稼ぎに来てるんだなあ。昔ながらのプロレスは面白いと思うけれど、K-1とかは好きじゃないので見ていなかったが、桜庭がまた負けた。というか、桜庭が勝った試合を見たことないんだけど・・・。なぜ話題になるんだろう?

というわけで、今年もまた大晦日は、煩悩だらけで慌しく過ぎていく。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『アンダーキル』(B+)/レナード・チャン
内容(「MARC」データベースより)
アレン・チョイスの恋人リンダの弟が車ごと谷底に落ちて死んだ。やがて彼が、純度の高い麻薬を売りさばいていたという事実が明らかになり…。すべてが収斂していく先にある衝撃の真実とは?


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2003年12月30日(火)
肩こりが治らないわけ

主婦の仕事って、結構重たいものを持つことが多い。買い物も重たい、洗濯ものも重たい、ゴミ捨ても重たい。しかも重たいものを持って、坂や階段の上り下りもしょっちゅう。掃除機、建てつけの悪い窓の開け閉め(うちは網戸のほかに防音のためガラス戸が2重になっている。つまり窓を一度開けるたびに、3回力を入れなければならない)など、肩に力を入れることも多い。これじゃいくら葛根湯を飲んでも、肩こりは治らないよねえ。病院の先生には、「重たいものは持っちゃいけませんよ」と言われているのに。。。(--;

よく男の子が女の子のバッグを持ってあげていたりするのを見かけるが、そんなのも今のうちだけだろうなあ。力仕事は男の仕事だなんて、大嘘!家庭では力仕事は女の仕事だ。バッグなんか持ってくれなくていいから、ゴミ袋持ってよ!って感じ。

今日も今年最後の燃えるゴミを出そうと、マンションの階段の下まで重たい袋を持っていったところ、「本年度の可燃ゴミの収集は終了しました」とあった。うげげー!まじで?再び重たい袋を担いで階段を上り(うちにはエレベーターなどという便利な機械はない)、建てつけの悪い窓を3回開けて、ベランダに出した。

そんなわけで、石油ストーブなどは一生使うまいと思っている。灯油を買いにいくのも、ストーブに入れるのも、きっと私だからだ。引っ越すなら、エレベーターつき、乾燥機つき、生ゴミのディスポーザーつきのセントラル・ヒーティングのマンションというのが条件かも。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Autobiography of Santa Claus』/Jeff Guinn
ハードカバー: 304 p ; 出版社: Putnam Pub Group ; ISBN: 1585422657 ; (2003/10/23)
※クリスマスもだいぶ過ぎて、やっと読み終える。とはいうものの、この本によれば、クリスマスホリデーは1月6日までということだから、けして時期外れなわけじゃない。最初の歴史の教科書というイメージは消えて、すごく面白かった!

『Mummies in the Morning』(Magic Tree House #3)/Mary Pope Osborne
Book Description
Jack and Annie find themselves whisked away to ancient Egypt, where they come face to face with a dead queen--and her 1,000-year-old mummy!

『Pirates Past Noon』(Magic Tree House #4)/Mary Pope Osborne
Book Description
Jack and Annie are in deep trouble when the Magic Tree House whisks them back to the days of desert islands, secret maps, hidden gold--and ruthless pirates! Will Jack and Annie discover a buried treasure? Will they find out the identity of the mysterious M? Or will they walk the plank?


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2003年12月29日(月)
油断禁物

今日は大久保に買出し。早稲田の帰りにいつも寄っていた、激安の八百屋。ここは店先とは裏腹に、中に入ると魚屋という騙されたような店なのだが、これがすごく安い!例年、年末は築地の知り合いの店に買出しに行くのだけれど、今年はここでいいや。その他、ビールとかお酒とか買い込んだはいいが、これまで辛い思いをしてきたダイエットはどうなるのか・・・・・。

でも重たいものを持って歩いたので(約1万歩)、すごくお腹が空いて、夕食には近くの洋食屋に行ってしまったし、冷蔵庫にはお豆腐を入れてあるものの、しばらくあの白い姿を見ていない。でも、ジーンズをはいた時、ちょっとゆるかったから、まだだいじょうぶ???


いやいや、油断禁物!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『The Knight at Dawn (Magic Tree House, 2)』/Mary Pope Osborne (著), Sal Murdocca (著)
Book Description
Illus. in black-and-white. Jack and Annie travel back in time to medieval England for an adventure inside a storybook castle, from feasting hall to dreadful dungeon.


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2003年12月28日(日)
大掃除

私が今住んでいるところは、周囲の地域開発のため、もうすぐ(って一体いつ?)壊される予定だ。なので、どうせ壊されるんだから、今年はもう大掃除なんてしなくていいよねと思っていたら、アポロ13号が、どういうわけだか張り切ってしまい、いきなり大掃除をし始めた。お昼ご飯を食べて、のんびり読書でも・・・と考えていたのに、すっかり予定が狂った。

普段は細かいところには気を使わないアポロ13号なのに、今日は鬼のように汚れと格闘していた。もう8時だから夕飯にしようといって、やっと食事になったくらい。それで終わりかと思ったら、ご飯のあと、また残った汚れと格闘していた。うげげ!

いや、ありがたいことです。ご苦労様です!
とは思うものの、私は所在ない。本を読んでいるわけにもいかず、やっぱり何かしら掃除してるふりでもしないと悪いし、何かが足りないと言えば、買ってこなきゃならないし、なにより「掃除が終わったあとの掃除」ってのがあるのよねぇぇぇぇぇ。アポロ13号が格闘していた部分は確かにきれいになっているのだが、周囲にあれやこれやちらかしてあるので、その後また掃除しなくちゃならないという按配。男の人の掃除や料理って、最後の後片付けまでは含まれていないから。

結局、あまり格闘していない私も、それなりに疲れた。
年末年始って嫌いだ!主婦にお正月はない。まったく、主婦が楽しているなんて言ってるのは誰?私の男性の好みは肉体派だが、私は肉体派ではないので(ある意味肉体派かもしれないが)、何にせよ格闘するのは疲れるから嫌!

同じような理由で、温泉も嫌い。たとえ温泉が嫌いでも、出かけるのが嬉しいようなそぶりを見せ、道中には他人に気を使い、お風呂では「くつろいでしているふり」をしなくてはならないのが、非常に疲れる。何が楽しくて大勢の人の前で裸になってくつろげるんだ?と思うと、家の小さいお風呂でも、誰にも気を使うことなく、無理にお腹をへこませることもなく、のんびりお湯につかっていたほうがよほどくつろげる。のんびりしに行ったはずが、ほとんどいつも疲れ果てて帰ってくる。

でもアポロ13号が、そろそろ温泉に行きたいと言い出しているから、体力を温存しておかないと!温泉と格闘するには、気力と体力がいる。ここはひとつ、親戚のアントニオ猪木に「ビンタ」でももらって、気合を入れておくか。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Dinosaurs Before Dark』(Magic Tree House #1)/Mary Pope Osborne
Book Description
本文中のイラストは白黒。事実とユーモアと空想の世界を面白おかしくミックスした物語。魔法のツリーハウスを見つけた兄妹ジャックとアニーは、気がつくと6500万年前の世界にタイプスリップ! そこは、恐竜と火山と冒険の世界だった。本を開くことで、子どもたちは好きなところへ行き、どんなに離れた場所でも見られる魔法を手に入れる。そんな「読書の力」を、経験豊富なストーリーテラー、メアリー・ポープ・オズボーンが、ツリーハウスの中に置かれた本という形で物語に取り入れた傑作。


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2003年12月27日(土)
「赤表紙本」読了!

今年は去年より、読んだ本のページ数が約1万ページ増えている。学校に行っていたから、ページ数は減っているだろうと思っていたら、逆に増えていた。授業の準備のために、必死で読んだのが功を奏した?5万ページには達しないだろうが、あと数日でどこまでその数字に近づけるだろう?

得意げにアポロ13号に話したら、「そのかわり、家事がおろそかだった」と厳しい指摘。うへえ~!

というわけで買い物もたまっていて、行くとなると何往復もしなくちゃ(お米もない、おかずもない、日用品もない)・・・と思って、なかなか出かけられずにいたところ、一緒に行ってやるから、買い物に行ってくれ!(普段は絶対に行ってくれないのだが)と頼まれたので、しぶしぶ出かけた。ここぞとばかりに、お正月の買い物も。これで、年末ぎりぎりになって、重たい思いをせずに済む。(^^;

先日読んだ、ジュード・デヴローの『心すれちがう夜』に、「男は食べ物に惹かれる」とあったが、1900年頃の話とはいえ、それは今も真実だと思う。美人だとか、スタイルがいいとかいう以前に、やっぱり料理なんだろうなあ・・・。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Lord of the Rings』 (Complete)/J. R. R. Tolkien
ハードカバー: 1216 p ; 出版社: Houghton Mifflin ; ISBN: 0395193958 ; Collectors 版 Collector's Ed 巻 (1974/11/01)

「これはもともとはビルボ個人の日記であってかれはこれを裂け谷に持って行った。それをまたフロドが、いろいろ覚え書きを記した多くの文書類と共にホビット庄に持ちかえった。そしてホビット紀元1420、21年にかけて、フロドが自分の戦争の記述で日記のページをほとんど埋めた。しかしこれに付属して3冊の大部の記録が、ともに保存された。これは赤革で装丁され、おそらく同一の赤いケースにおさめられていたものであろう。」(ホビット庄における覚え書きより)

まさに、これ。指輪ファンなら、ぜひこの「赤表紙本」を手元に置いておきたい!読むときのわくわく感も、ひとしお! 以前から、どうしても欲しくて欲しくて、やっと手に入れた。

・・・と、この本を入手してから間もなく読み始めて、何ヶ月?って、記録を調べてみたら、今年の2月から読んでる。。。今年中に読了しようという目標も、無事達成できてほっとした。(^^;

途中で中断しても、話はわかっているので、少しずつでも読み進めてこれた。内容は同じでも、この「赤表紙本」を読む気分は最高。


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2003年12月26日(金)
サーバーダウンの原因

メインのサーバーが復帰。
ダウンの理由は、URLの変更と、ファイルマネージャーの作り変えにあったようなのだが、何のお知らせもないし、finito-webのサイトを見に行っても何も書いてない。ただ、いきなりURLが下記のように変更になっていた。

http://finito-web.com/schazzie

http://schazzie.finito-web.com/

前のURLでも、新しいURLに飛ぶようになっているのだけど、コンピュータがそれを認識するまで、最初はブラウザの更新ボタンを押さないと表示されない。何の案内もないので、このままでいいんだろうか?それともいずれ使えなくなるのか?という疑問も解消されない。

ファイルマネージャーも、「クリスマスエルフ」で使っているeasterと同じ、気持ちの悪いものに変わっている。何も知らせずにサーバーをダウンさせて変更作業をして、それについて案内も何もない不親切さと、使い勝手の悪い(おそらくいずれ変な広告も入ってくるんだろう)ファイルマネージャーになったことで、かなり頭に来ている。いくら無料だからって、あまりにユーザーをないがしろにしてる!

長期でダウンしていたので、これは年明けにも違うサーバーで作り直さないとダメかと思っていたが、一応復帰はしたものの、考えたほうがよさそう。とはいっても、前にも書いた下記の「Fast URL」で登録していれば、どこのサーバーに引っ越しても、このURLは半永久的に変わらないので、このURLでアクセスしていただいている人には全く関係がない。

http://clix.to/schazzie


今日はター坊の誕生会を兼ねて忘年会。クリスマスに食べ過ぎて、体重も2キロ戻っているから、これはまずい!と、最初は「アタリメだけでいい」なんて言っていたのが、気づいてみれば、ケーキ、シャンパン、ピザ、スパゲティ、ドライカレー、おでん・・・いくらカロリーをカットするサプリを飲んだって、これはやばいでしょう。これじゃお正月も豆腐三昧ですかね。(--;

お腹いっぱいの帰り道、雨が降ってると思ったら、雹(ひょう)だか霰(あられ)だか・・・。気温もぐっと下がっていた。それにしても、雹とか霰とかって、こんな難しい字だったのね。PCでなきゃ書けない。(^^;


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2003年12月25日(木)
ミ★ Merry Christmas







Shhh.... Santa is sleeping!
Santa is now taking a much needed rest from his long journey around the world. Merry Christmas and Happy New Year!

今年のサンタクロースの旅も終了。
そのハイライトはこちらで! <Dec. 24, 2003 Highlights>

今年読んだクリスマス本は、現在読書中のものも含めて15冊。おかげで、クリスマスやサンタクロースについては、何かと物知りになった。クリスマスって、日本では、どうせ彼がいないからとか、彼女がいないから面白くない!という人も多いけれど、そういうもんじゃないでしょう。世界の人々に向けて愛を!・・・って書いてるほうが気恥ずかしいが、例年のアポロ13号の決まり文句「うちは仏教徒なんだから、クリスマスなんかしなくていいんだ」なんていうのが日本人。他人に愛情をかけるというのを恥ずかしがる国民なのだ。

日本ではクリスマスといっても、ほとんどの人が「キリストの誕生を祝う」という当初の目的など忘れているか、下手をすれば知らない人もいるだろう。今年はクリスマス関連本をたくさん読んだおかげで、その目的を忘れずにすんだ。だからといって、キリストの誕生会をしたわけではないが。

中学はミッション・スクールだったので、クリスマスが一番大きなイベント。市の大ホールを借り切って、大きな催しをする。全員白い手袋をして、聖歌(カトリックでは「聖歌」、プロテスタントは「賛美歌」)もラテン語で歌う。その昔、そういった歌は全てラテン語だったが、自国語で歌うようにしたのが、聖フランシス。それ以降、聖歌や賛美歌は人々に馴染み、クリスマスにはクリスマス・キャロルを歌うという習慣もできた。

で、彼氏や彼女がいなくたって、家族やそばにいる人に、メリー・クリスマス!と言うだけで、心が和まないかな?キリストはともあれ、サンタクロースってそういう人だと思う。プレゼントがなくたって、サンタのことを考えると、愉快にならないだろうか?たしかに、ひとりぼっちですごすクリスマスって、街が賑やかなだけに寂しいものだけど、そんな人にもサンタは夢を届けてくれるのだと思いたい。目に見えるプレゼントじゃないけれど、一人一人にちゃんと届けてくれると思う。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『A Christmas Memory, One Christmas, & the Thanksgiving Visitor』 (Modern Library)/Truman Capote (著)
ハードカバー: 107 p ; 出版社: Random House Inc ; ISBN: 0679602372 ; (1996/11/01)

※<イノセント・ストーリー>シリーズの「クリスマスの思い出」、「あるクリスマス」、「感謝祭のお客」の3作が入った本。日本語訳でも読んでいるが、翻訳では味わえないカポーティの細やかな感性が感じられる名作!


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2003年12月24日(水)
サンタクロースの自伝

★クリスマス・イブ★

クリスマス本の1冊 『The Autobiography of Santa Claus』 が、がんばって読んではいるんだけど、明日までに読み終えそうにない。実際の歴史と(日本の歴史まで含まれている!)、サンタクロースの話がなぜ今のような形になったか、そしてまた、クリスマスに関連する事柄の由来などが織りまぜて書いてあるのだが、最初は歴史の教科書でも読んでいるみたいでうんざりだったのが、だんだん面白くなってきて、ちゃんとメモをとりながら読んでいるため、結構時間がかかっているのだ。ま、今年中に読み終えればいいでしょう。

とはいえ、この本どこまでが本当なんだろうか?そのあたりがビミョー。だって、サンタクロースとアーサー王が一緒に旅をしていたりするし、ディードリッヒ・ニッカーボッカー氏(「スリーピー・ホローの伝説」を書いたワシントン・アーヴィングのペンネーム)やディケンズ、アメリカ大統領までサンタと関わってくる。じっくり読めば、実に荒唐無稽で面白い話なのだ。

というわけで、クリスマス・ディナー(といえば聞こえがいいが、ただのチキンとケーキ)の時に、それまでに読んだ内容を、アポロ13号に教えてあげたところ、じゃあ、サンタはユダヤ人なのか?から始まった人種差別問題とか、ヨーロッパの侵略戦争のこととか、シュワちゃん映画「ジングル・オール・ザ・ウェイ」のサントラが流れているだけという例年のクリスマスと違って、ちょっと歴史についても話し込んだ、高尚で(?)有意義なクリスマスとなった。とはいえ私としては、たまにはどこかのレストランかなにかで、賑やかで華やかなクリスマスもしてみたいよねー。そうそう、今日は「デビルド・エッグ」を作った。会心の出来で、これが一番気にいった。アメリカ南部の料理っておいしい。

ところで、クリスマスにモバイルを買ってくれるという約束はどうしたんだろう?(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『心すれちがう夜』/ジュード・デヴロー
内容(「BOOK」データベースより)
1909年、ニューヨークに住む29歳の美女テンペランスは、女性の人権を向上させることに心血を注いでいた。ところが、寡婦だった母親が突然スコットランド人と再婚し、テンペランスも否応なしにスコットランドへ。不満を爆発させる彼女にたいし、義父はアメリカへの帰国を許すための条件を提示した。それは彼の甥ジェイムズの花嫁を見つけてあげること。承諾したテンペランスは、美しい田園地帯の領主ジェイムズのもとへ赴くが…。人気作家が繊細なタッチで綴るロマンス小説の佳編。


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2003年12月23日(火)
そろそろトールキンの世界へ!

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の第三部「王の帰還」は2月に公開。アラゴルンが王になる一番好きな部分なので、すでに前売り券は2枚ずつ買ってある。しかし、映画のヒットもいいんだけど、原作の『指輪物語』を読んでいる人が、身近にはアポロ13号しかいないので、『ロード・オブ・ザ・リングQUIZ1000』もできやしない。今年は『追補編』『シルマリルの物語』も入手したので、そのあたりもしっかり読んでおこう。このあたりになると、まるで歴史でも勉強しているような感じだけど。。。


メインサイトで使用している「finito-web」のサーバーが、ずっとダウンしたまま。ここのサーバーは前にも長期で不調になったことがあって、ちょっと信用できないところがある。無料なのでつべこべ言えないのだが、ミラーサイトにも限界があるので、長期で不調だと困ってしまう。ミラーサイトはトップページだけだから、下層のページはカバーしていないからだ。日記とかは関係ないが、「finito-web」で作っているページは、当然見れない。それを見越して、あちこちのサーバーに分けているのだけれど、それでも限界がある。早く復帰してくれないと困る。この不景気だから、サーバーを管理している会社そのものが潰れたというのもありうるなあ。この間も、あのLYCOSも潰れたし(LYCOS的には合併したと言ってほしいんだろうけど)。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Santa and the Magical Unicorn: A Christmas Fantasy』/T. G. Bradley
これは、中世の話とクリスマス・ファンタジーがミックスされた物語。ポークという王国には、魔法使い、邪悪な魔女、魔法が使える王女とユニコーンがいた。王国の魔法使いであるエドモンドは、邪悪な魔女のワンダと戦いをする。一度は敗れたワンダだが、新しい不思議の国では、その力が倍になり、けして消滅しないことを知る。だがそれには、まず平和と喜びをもたらすサンタクロースを探してやっつけなければならなかった。ポークの王女ジーナは、それを阻止するために、クリスマス・エルフのデイビーと、ユニコーンはサンタクロースとチームを組み、邪悪な魔女ワンダに立ち向かっていく・・・。


『スケッチ・ブック』/ワシントン・アーヴィング
<詳細>
森で出会った妙な風体の連中の宴で酒に酔って眠り、目覚めると20年後をむかえていた男の奇妙な物語「リップ・ヴァン・ウィンクル」、首なし騎士の亡霊が現われるという伝説のつたわる谷間で、ある教師の身にふりかかった世にも不思議な事件を描く、幽霊談の古典「スリーピー・ホローの伝説」など、各国の民話、風俗、習慣を題材にした、ロマンティシズム色濃い13編を集めた必読の名作。クリスマスの話も2編含む。


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2003年12月22日(月)
恒例のサンタ追跡サイト


■恒例のサンタ追跡サイト、元ビートルズのリンゴも協力
< http://www.hotwired.co.jp/news/news/20031222205.html >
北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、恒例となっているサンタクロース追跡の専用サイトを開設した。クリスマスイブの24日朝から、「映像」を加えてサンタの動きを知らせる。今年は元ビートルズのリンゴ・スターが歌などで協力する。

<NORAD TRACKS SANTA WEBSITE>

※これはとっても素晴らしいサイト。「只今、富士山上空通過!」なんてのがリアルタイムで(?)見れる。サンタクロースって、ほんとにいるんだ!と思ってしまう。なんたって、作っているのは北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)だ。この夢のあるユーモアには感激する。


◆「ハリポ」5作目、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の発売が2004年9月1日に決定。予約可能になりしだい、Eメールでお知らせします。


◆またですね、Amazon!

誠に申し訳ございませんが、大変残念なご報告があります。お客様のご注文内容のうち、以下の商品については入手できないことが判明いたしました。

Robert Shea (著), Robert Anton Wilson (著)
"The Illuminatus! Trilogy: The Eye in the Pyramid, the Golden Apple, and Leviathan"

お客様にこの商品をお届けできる見込みでしたが、現時点ではどの仕入先からも入手できないことが判明いたしました。お客様のご期待に背くお知らせとなりますと共に、お客様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

※しかし「通常3~5週間以内に発送します」とあるので、また注文しよう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『サンタクロース』/ジョーン・ヴィンジ

著者略歴
1948年生まれ。サンディエゴ大学で人類学を専攻したのち、ヴァーナー・ヴィンジと結婚、ともにSF作家として活躍。のちに離婚するが、編集者ジム・フレンケルと再婚したころからめきめきと頭角をあらわし、ヒューゴー、ネビュラ両賞を初めとしてSF各賞をほとんど総なめにして人気作家となる。代表作に『雪の女王』『スターウォーズⅢ・ジェダイの復讐』があり、当代一の人気女流作家である。


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2003年12月21日(日)
早大、京産大撃破!

◆ラグビー大学選手権(秩父宮ラグビー場、12:00、14:00)

■第一試合:覇権奪還に挑む関東学院大も好発進、明大粉砕
■第二試合:早大、京産大撃破、FL松本3T!!貫禄の55点差


今日もラグビー観戦。
今年からシステムが変わったので、ラグビーシーズンも3月まで延びた。それはいいんだけど、クリスマスもお正月もなく毎週試合があるので、こちらも忙しい。私の居所は、日曜日には、秩父宮か国立競技場ってことになるだろう。とりあえず、大学選手権の決勝までのチケットは購入済み。年末の1試合を除いては、全ての試合を見に行く。

今日は、退部したんじゃないかと思っていた安藤が出場した。特に贔屓にしていた選手ではないが、カムバックしたのかと思ったら、妙に嬉しかった。このところ出場していない山岡もまた戻ってきてほしいのだが、同じポジションの吉永も絶好調だし、山岡が出る幕がないかも・・・と心配。でも、バックスの足の速さと、フォワードの力強さを持っている吉永のほうが、山岡より上かもしれない。相手が束になってタックルしてきても、それを押しのけてトライするパワーには、感服する。

次は1月2日の法政戦。お正月から荒ぶる!

そういえば、クラスの渡辺さんから電話があって、試合の結果を聞かれたのだが、頭がパーになっていたようで、全然でたらめな結果を教えてしまった。勝ったという事実は間違いないが、どこの点数を教えたものやら、全然違う点数を言ってしまった。渡辺さん、ここでお詫びいたします。結果は上のリンク先(サンスポ.com)を見てください。


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2003年12月20日(土)
オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダ

◆Orquesta de Tango Waseda The 42nd Cocert

近所の四谷区民ホール(図書館の上)で、早大生によるタンゴの演奏会があるというので、聴きに行った。ジャズの話は何度か書いているが、タンゴって初めてかも。特別タンゴが好きというわけではなかったのだが、シュワちゃんファンならご存知の「トゥルーライズ」でのタンゴシーン。あの曲が大好きで、なんというタイトルなんだろうか?とずっと知りたかったのだ。

で、やってくれました。曲名は「ポル・ウナ・カベーサ」(首の差で)。作曲はカルロス・ガルデル。この曲は、「トゥルーライズ」のほかに、「セント・オブ・ウーマン」や、「シンドラーのリスト」などにも使われているらしい。でも、なんたってシュワちゃんがタンゴを踊るシーンが一番印象的。私もシュワちゃんと踊ってみたい。(^^;

父がタンゴが好きだった。子ども用のレコードと一緒に、タンゴのレコードが何枚かあって、父とタンゴを踊った思い出もある。背の高い、大きな父にぶら下がるようにして。だから、タンゴを聴くと、何かしら深い郷愁のようなものを感じる。父と母は、若い頃に二人でタンゴを踊ったことがあるらしい。子ども心に、父と母が踊っているのはステキだと思った記憶がある。

肝心の演奏のほうだが、アマチュアの場合、なぜか弦楽器がダメだなあ。タンゴのメインであるバンドネオンは良かったが、ヴァイオリンとかウッドベースとか、音狂ってます。それだけ難しいってことなんだろうけど、上記の「ポル・ウナ・カベーサ」などは、ヴァイオリンの旋律が目立つので、ちょっとがっくり。とても優雅でステキな曲なのに。。。どんな曲?と思われる方は、ぜひ「トゥルーライズ」をご覧ください。


今日は、メインサイトのサーバーがダウンしている。「http://clix.to/schazzie」にアクセスしている方は、ミラーサイト(アクシデント時に備えた、メインとまったく同じに作ってあるサイト)に行けるが、そうでない方には、ご迷惑をおかけしています。

つまり「clix.to」は、こういう場合に役に立つ「Fast URL」というもので、こうした実際のアクシデントがあって初めてわかる、「転ばぬ先の杖」といったようなもの。それでも自動的に切り替わるわけではないので、即座にミラーサイトに飛ぶというわけではないのだが、管理人がサーバーがダウンしていると認識すれば、その都度ミラーサイトに切り替えるというわけ。「clix.to」で覚えておいていただくと、管理人もサーバーがダウンした!とあせることなく、安心していられる。


さて、夕方Amazonから本が届いた。遅れている2冊を除いて、他のものがまとめて一気に!ほんと、楽しみが減るってのよ。一気に届いたって一気に読めるわけじゃなし、しばらく箱の中にしまっておくうちに、忘れちゃったりするんだろう。もうかなり箱が積みあがっているんだけど。。。(--;

「洋書・外国文学ファンの読書日記」の掲示板で、leidenさんが書いてくれた書き込みに、

ちょっと古い、97年の記事ですが、柴田元幸、宮脇孝雄、若島正の三氏による座談会「ぼくらは30年間こんな風に小説を読んできた」を読んでいたら、「買った本をどれくらい読むか」という質問があって、[若島氏:3分の1くらいでしょうか。柴田氏:そんなにいきますか? すごいですね。僕は3パーセントくらいです。宮脇氏:僕も3パーセントから5パーセント。]という答えでした。

とあって、あの柴田さんでさえ、買った本の3パーセントしか読めないんだ!と思ったら、ずいぶん慰められた。「本は買っただけでも読んだに等しい」という友人のコピーライターの言葉にも、「等しい」とまでは思わないまでも、かなり慰められている。読書という言葉の中には、「本を所有する」という行為も、かなりの割合を占めていると思う。本を買うときには、その本に対して、それなりの思いをはせるわけだから。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Willows at Christmas』/William Horwood \1294
ペーパーバック: 256 p ; 出版社: St Martins Pr ; ISBN: 0312304307 ; (2002/12/01)

『The Tenants』/Barnard Malamud \1277
ペーパーバック: 208 p ; 出版社: Farrar Straus & Giroux ; ISBN: 0374521026 ; Reissue 版 (1988/04/01)

『The Stories of John Cheever』/John Cheever \1573
ペーパーバック: 693 p ; 出版社: Random House Inc ; ISBN: 0375724427 ; (2000/05/09)

『Gothic Tales』(Penguin Classics)/Elizabeth Gaskell \1179
ペーパーバック: 366 p ; 出版社: Penguin USA ; ISBN: 014043741X ; (2001/01/30)

『Ruth』(Oxford World's Classics)/Elizabeth Gaskell \978
ペーパーバック: 471 p ; 出版社: Oxford Univ Pr ; ISBN: 0192834762 ; (1998/08/01)

『Sylvia's Lovers』(Oxford World's Classics)/Elizabeth Gaskell \1174
ペーパーバック: 560 p ; 出版社: Oxford Univ Pr ; ISBN: 0192837311 ; (2000/04/01)

『ギャスケル短篇集』/エリザベス・ギャスケル \700
文庫: 375 p ; サイズ(cm): 148 x 105
出版社: 岩波書店 ; ISBN: 4003226623 ; (2000/05)
内容(「BOOK」データベースより)
ごく普通の少女として育ち、結婚して子供を育て―とりたてて波瀾のない穏やかな生涯の中で、ギャスケルは、聡明な現実感覚と落ち着いた語り口で人生を活写した魅力的な作品を書いた。本邦初訳四篇。


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2003年12月19日(金)
これは戦争だ!

誠に申し訳ございませんがご注文いただいた以下の商品がまだ確保できて
おりません。

"Christmas Classics from the Modern Library (Modern Library)"/Modern Library (著)
商品の発送が4~6週間ほど遅れます。

げげーっ!Amazonってばまただー!この本、これで2回目。
「通常7~8日以内に発送します」って書いてあるのに。こんなんだったら、2~3ヶ月かかりますと書いてよ!って感じ。

この本にこだわっているのは、古典というのもあるけれど、ほかのアンソロジーでは、あまりお目にかかれない、サー・ウォルター・スコットのクリスマス・ストーリーが入っているから。出版元のランダムハウスでも宣伝してるくらいなんだから、クリスマス時期に増刷してるんでしょうに。

さらに、今更もうクリスマスものはいいから、来年また早めに頼み直そうと思って、キャンセルしにアカウントページに行ったら、メンテナンス中なので、利用できませんだって。なんだと!こういう展開を予想してメンテナンスなんかしてるのか?このギフトの時期に?と疑う。普通お客様相手のサイトなら、メンテナンス予告くらいするものじゃないのか?普段からしょっちゅうエラーが出るし、AmazonのプログラマーだかSEだかは、とんでもなくヘボだ。

もう1冊、何度も遅れている本がある。これも今月24日までには配送予定のはずなんだけど、たぶん入手できないんでしょうね。もうほとんど諦めてはいるのだが、「現在扱っておりません」とならないうちは、何度でもオーダーするぞ!これは私とAmazonとの戦いだ!

こういう本て、入手したらしたで、それだけで満足して、そのまま読まずにしまっておくんだろうなという予感もするが。。。


さて、「バルザック情熱の生涯」の後編を観た。バルザックについては、作品名以外、プロフィールはほとんど知らなかったので、興味深く観れた。最後は感動もの。あのきついお母さんがすごいなあ。母親の愛情に飢えていたバルザックが、死ぬ間際に「作品はすべて母さんのために書いたのに・・・」というところなんて、男ってみな多かれ少なかれ、マザコンなんだなと思った。そういう私はファザコンだけど。。。ちなみに、バルザックを演じたジェラール・ドパルデューは大男なのだが、バルザックの身長は1メートル67センチ。そのあたりをごまかすための苦心が見える。

この中に、友人としてヴィクトル・ユゴーが出てくるのだが、お正月には、そのユゴーの「レ・ミゼラブル」の主人公として、バルザック(ドパルデュー)が登場するというのは、なんとも奇妙。


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2003年12月18日(木)
「T3」DVD到着!

これといって面白い本がないので、あちらこちらの本に手を出している状態で、なんとも集中しない。そのうえ、DVD到着ラッシュで、観なくちゃいけない物が目白押し!

またシュワちゃんか!と言われそうだけど、今日も、明日発売の「T3」のDVDが、一足先に届いた。これって、シュワちゃん最後の映画かもしれないし、やっぱり外せないものねえ。

今日は、昨日録画した「バルザック情熱の生涯」の前編を観たのだが、やっぱり「モンテ=クリスト伯」とかぶるなあ。出演者も一緒だったりするし。「モンテ=クリスト伯」よりは、「バルザック」のほうが合っているとは思うけど。

どうしてドパルデューばっかりなんだろう?と思っていたら、ドパルデューのプロダクションが製作しているらしい。じゃあ、仕方がないかとも思うが、続けて観ると良くない。観ているうちに、ドパルデューはけして嫌いじゃないなとは思うようになったけれど、原作を読んだときに、イメージが全部ドパルデューになってしまうのが困る。

<ジェラール・ドパルデュー関連サイト>

でも、ドパルデューに気をとられていて、夕方やっていた「西部開拓史」を見逃した。これにはグレゴリー・ペックが出ていたのだ。あ”-っ!がっかり!常々、『大草原の小さな家』などを読みながら、開拓時代の西部ってどんな感じなんだろう?と思っていたので、これはぜひ観ておきたかった。それに、西部劇でのグレゴリー・ペックも好きだし。豪華キャストですよ、これは!

『西部開拓史 特別版』
出演: ヘンリー・フォンダ, デビー・ヘイノルズ, その他
監督: ジョージ・マーシャル, ジョン・フォード
Amazon.co.jp
3台のキャメラで撮影し、右・中央・左と3方の映写機で同時にひとつのスクリーンに映写するシネラマ方式で製作された、映画史上初の超大型劇映画。

1830年代から80年代までのアメリカ西部開拓とともに歩む一家三代の物語を、ジョン・フォード、ヘンリー・ハサウェイ、ジョージ・マーシャルといった西部劇の名匠3名が、ジェームズ・スチュアートやジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、グレゴリー・ペック、リチャード・ウィドマークなどなどそうそうたるスターを総動員して、全5話のエピソードで描いていく。イカダによる激流下りや、ネイティヴ・アメリカンの襲撃、暴走する野牛の群れなどダイナミックなシーンの数々が、劇場公開時はシネスコよりもさらに横長の超大画面で繰り広げられていった。できることなら映画館で体験してみたい作品ではある。(的田也寸志)


◆Amazonから

『ターミネーター3 プレミアム・エディション』/アーノルド・シュワルツェネッガー \3184
出演: アーノルド・シュワルツェネッガー, その他
監督: ジョナサン・モストウ
Amazon.co.jp
ご存じ人気SFアクション・シリーズの第3作。審判の日に世界が崩壊せず、母サラの死を見届けた成長したジョン・コナー(ニック・スタール)は、世間との接触を極力避けながら細々と生きていたが、そこにまたも2体のターミネーターが現れた。女性型T-Xは、なぜかジョンではなく彼のクラスメイトだったケイト(クレア・デーンズ)ら、ほかの人間たちの命を狙う。そしてT-850(アーノルド・シュワルツェネッガー)は「“審判の日”は引き伸ばされただけで必ず訪れる」とジョンに警告する…。

ジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウに監督がバトンタッチしたが、彼ならではの粘っこい演出によって、ダイナミックなドラマが見事に構築されている。1作目のシンプルなテイストを狙っているあたりも、シリーズのファンだったというモストウらしい。また前作までのファンをギョッと思わせる意外な結末からは、このシリーズの第1章が終結し、新たな展開に進んでいくことを予期させるものがある。第4作が観たくなる快作。(的田也寸志)


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2003年12月17日(水)
「エデンの東」&ジェラール・ドパルデュー

先日テレビで放映された「エデンの東」をビデオに録ったので、観てみた。これは絶対以前に観ているはず。でも、ジェームス・ディーンがあまり好きではないので、全然内容を覚えていなかったし、昨年、この映画の舞台になった、モントレーとペブルビーチなどに行ったので、もう一度観てみようという気になった。それと、青山先生の「ロスト・オン・ザ・ネット」の記事の影響もある。そう、以前にもここに書いた、8月号の「スタインベックとハリー・ポッター」の記事。

というわけで、かなり気になっていたのだけれど、シュワちゃん好きの私にとっては、ジェームズ・ディーンはいわずもがな。あのひ弱な感じはどうしても好きになれないし、すねた感じの上目遣いでさえも、母性本能はくすぐられない。結末は感動的だが、それはスタインベックの原作がいいからでしょう。私は未読だけど。

それにしても、昔の映画というのは、テーマがシンプルだ。愛情を注いでもらえないとグレてしまうというのを素直に表しているというのが、とてもストレートでわかりやすいのだけれど、考えてみると妙な感じがする。今の非行少年は、そんなにシンプルじゃないし。

モントレーとかペブルビーチも、当たり前だとは思うが現在の様子とは全然違っていて、わずかに、海岸からペブルビーチ・ゴルフリンクスのほうを見た地形が、あそこだなとわかる程度。


この次は、NHKBSで録画した「ナポレオン」を観よう。ここにもまた、「モンテ=クリスト伯」で伯爵を演じたジェラール・ドパルデューが出ているので、どんな感じなのか楽しみ!って、あれ?さんざんけなしていたのに、もしかしてファン?(^^;

今日から、やはりBSで「バルザック情熱の生涯」をやる。1月の読書会にバルザックの『ゴリオ爺さん』(または『ペール・ゴリオ』)を考えているので、これも録画しておこう。しかし、ここにもドパルデューだ!というか、ドパルデューがバルザックなのね!これじゃ、「モンテ=クリスト伯」や「ナポレオン」とかぶってしまうなあ。フランスって、ドパルデューしかいないの?たしかにフランスでは人気の高い俳優らしいけど。。。

ちなみに『ペール・ゴリオ』は、バルザックの人間喜劇全集のための新訳なのだが、その解説に、タイトルを「爺さん」としては、若い人たちが「なんだ、爺さんの話か」と思って、手にとってくれないだろうから、あえて原題のままにしたとあった。なるほど、たしかにね。かくいう私も、今までは「なんだ爺さんの話か」と思っていた。

ついでに書いておくと、1月1日~4日まで、ユゴーの「レ・ミゼラブル」をやる。これも、主人公のジャン・バルジャンがドパルデューだ!これじゃ、フランス文学はみなドパルデューのイメージになってしまう!ぎゃー!

<おまけ>
クリスマスにはこれ→「クリスマスツリーの伝説」


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2003年12月16日(火)
5年前のメモ

5年前のメモが出てきた。ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストの中から、気になった本をメモしたものだ。当時は、Amazon.comはあったけれど、まだAmazon.co.jpはなかったんだったかな?検索などもせずに、そのまま忘れていたようだ。

Amazon.co.jpで購入するようになったのは、1999年の年末にオーダーして、2000年のお正月に届いたのが最初。お年玉みたいに、ステンレスの保温(保冷)カップがおまけについてきた(今でも使用中)。以来、Amazonとはお友だちというか、相当貢いでいる。

問題のメモは、ほぼタイトルだけで選んだと思うのだけど、これを見ると、装丁って大事なんだなと思う。もちろん内容が一番重要なのだが、未知の作家などの場合、タイトルと装丁がうまくかみ合わないと、絶対買わないと思う。装丁は内容をイメージしていたりするから、文字だけでイメージしていたのとだいぶ違うものもあって、本てタイトルだけじゃわからないものだなと。。。

というわけで、一応検索をして、まとめてみた。→<5年前のメモ>

今日は2回もAmazonから荷物が届いた。これもちょっと早すぎ。CDなどは、3~5週間かかるとあったのに、今見ると、24時間だって!

で、シュワちゃんの「T3」のDVDは予約してあるのだが(もうすぐ!)、「T2」もスペシャル価格で出たので購入した(1作目の「ターミネーター」は持っている。私が初めて買ったDVDがこれ。まだDVDプレーヤーも持っていなかったのに!)。ところが、この日記を記入するのに、Amazonを開いていたら、<新ターミネーター2>シリーズという本が目に入って、内容を見ると、どうやら「T2」と「T3」の間の話らしいのだ。

夕方、BOOK・OFFに行ったら、これがまた5巻までずらっと並んで私を待ちかまえており、これは買うしかないでしょう!って感じ。全6巻のうち、最後の1冊だけなかったのが惜しいけれど、ま、仕方がない。5巻まであれば、だいぶ節約。


〓〓〓 BOOK ほか

◆読了した本

『ブリージング・レッスン』/アン・タイラー
内容(「BOOK」データベースより)
周りの人の幸せを願うあまり、ついお節介をやいては話をややこしくしてしまうマギー。結婚28年目を迎える夫アイラと、ある日友人の葬式のため車で出かけていく。普通の人々のなんでもない日常を描いているのに、読みはじめるとわくわく、しみじみおかしくて少しほろ苦い珠玉の一作。ピュリツァー賞受賞作。


◆Amazonから

MUSIC CD 『Last Session : The Complete General Recordings』/Jellt Roll Morton \1089
CD (1997/01/28)
オリジナル盤発売日: 1939/12/14
GRP - ASIN: B0000001NO
Arna Bontempsの授業で聞いたもの

DVD 『ターミネーター2 劇場公開版 [『T3』劇場公開記念バージョン]』/アーノルド・シュワルツェネッガー \1480
内容紹介
『ターミネーター2』を超スペシャル価格で限定リリース!
初回限定生産。

DVD 『ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版』/グレゴリー・ペック, オードリー・ヘップバーン \3184
内容紹介
オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック主演の名作映画『ローマの休日』が、特典ディスク付きの2枚組(期間限定生産)で!


◆BOOK・OFF

『モーリス』/E.M.フォースター \100
内容(「BOOK」データベースより)
モーリス、きみを愛している―親友クライヴの言葉が、平凡な青年モーリスの人生を大きく変えた。やがて訪れたクライヴとの別離、理想の愛を求める彷徨、そして生涯の恋人アレクとの出会い…同性愛への偏見に満ちた20世紀初頭のイギリスを舞台に、同性愛者として生きることを選んだひとりの青年の魂の遍歴を、イギリス文学の巨匠フォースターが詩情豊かに描く、その衝撃的な内容ゆえに著者の死後まで発表されず、その後ジェイムズ・アイヴォリー監督の手で映画化されて一躍脚光を浴びた幻の名作、待望の改訳決定版。
※リンクは文庫版だが、購入したのは単行本

『サンタクロース』/ジョーン・ヴィンジ \100
文庫: 297 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087601145 ; (1985/10)

<新ターミネーター2>シリーズ(1)~(5)/S.M.スターリング 合計\1450


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2003年12月15日(月)
求む!「すごく面白い」クリスマス本

◆この1年間、早稲田のオープンカレッジでの講座を日記に記録してきたものをまとめた。

原文で味わう新しいアメリカの短編小説 【2003】

自分で振り返ってみるにも、日記をずっと遡るのが面倒だったし、とりあえず1ページにまとめてみた。日記をそのままリンクしているので、内容は変わらないし、講座に関係ないことも書いてあるのだが、ともあれ、講座の内容を振り返るには、まとめておいたほうが何かと便利だろうと思って。サイトトップにリンクを作ったが、「BOOK SALON」からも入れるようにした。


さて、現在本を何冊か同時に読んでいるのだけど、どれもこれもはまらない。なんかねー、と思うので、あちこち手を出している状況。そもそもクリスマス本には、これといって「すごく面白い!」という本はないのだ。古典は別としても、ファンタジーでもロマンス本でも、みなクリスマス商戦に乗って出しているのが多いから、駄作でも表紙がきれいで、「心温まるいい話」なんてコピーが付くと、売れてしまう。それにまんまと乗せられているのが、この私。

それはよーくわかっているのだが(毎回失望を繰り返しているから)、それでもどこかに「すごく面白い!」クリスマス本がないかと、毎年期待を込めて購入してしまう。そのひとつに、『Christmas Classics from the Modern Library (Modern Library)』があったのだけど、何日か前に、例によってAmazonから「遅れます」とのメール。クリスマスに間に合わないのでは、意味ないでしょうが。

それはそれで文句をつけても仕方がないのだが、この本はタイトルにあるように、古典の中のクリスマスの話を集めたもの。Book Descriptionを見ると、ほほう~!と思う。その中に、「the opening sections of Louisa May Alcott's Little Women」という箇所がある。てことは、やっぱりオルコットの『Little Women』は、クリスマスものなんだ。とにかく冒頭の2章はクリスマスのことが書かれている。じゃあ、これ読もうかなあ。でも、そのあとが思いっきり長い。子どもの頃に読んでいるから、内容は知っているのだが、長い。分厚い。どうしよう。。。

この『A Yuletide Universe: Sixteen Fantastical Tales』なんて、冒頭、ニール・ゲイマンの作品では、サンタクロースが「こんな仕事やりたくない。早く死んでしまいたい。HO! HO! HO!」なんて言ってるし、ファンタジーと言ってもSFも入っているので、科学的な造語なんかがポンポン出てきて、何言ってるの?状態なんだなあ~、一応今のところは。この先、期待しているようなファンタジーが出てくればいいんだけど。

『The Autobiography of Santa Claus』に至っては、世界史の教科書でも読んでいるような錯覚を起こす。史実も含めて、異常にサンタクロースの歴史に詳しくなりそうだ。それはそれで勉強になって、あとで役に立つからいいんだろうけど(どこで?)。

というわけで、あれやこれや読んでみると、なんとなく古典のほうが、私の考えているクリスマスの雰囲気があっていいみたいだ。現代もので面白かったのは、絵本などは別として、読み物ではカポーティのクリスマスものと、デイヴィッド・セダリスの『Holidays on Ice』くらいかも。

でも、とりあえず読書中の本を、がんばってクリアするべきだろうか?クリスマス本と書いているけれど、一番投げ出したいのは、クリスマスには何の関係もない、アン・タイラーの『ブリージング・レッスン』。以前に『Ladder of Years』(邦訳『歳月のはしご』)を読んで、内容はもう全然覚えてもいないのだけど、退屈だなあと思った記憶があって、私の英語力がなくてそう感じたのだろうと考えていたのだが、今回は翻訳で読んでいるのに、やっぱり退屈。主人公に共感できる人には、自分のことを読んでいるような気にさせる面白い小説だとは思うんだけど、私にはちょっと・・・。


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2003年12月14日(日)
ラグビー大学選手権1回戦

◆ラグビー大学選手権1回戦
早大、関東学院大など勝つ
試合結果速報

大学選手権が始まった。今日は早稲田大対関西学院大の試合を観戦。天気もよく、ぽかぽか陽気だったので、ホットウィスキーの出番はなかった。にしても、早稲田のほうは、メインの主力選手がほとんど出ていない状況。

もしかして1回戦で負けるのでは?と思ったりもしたが、あれ?主将の太田尾とかがいないほうが、のびのびとやってるんじゃないの?という感じで、85対15の大勝。太田尾の小技を使ったパスなんかじゃなくて、ロングパスも見事に繋がり、久々に早稲田ラグビーのきれいなラインを見た気がした。早稲田側はほとんどが独走トライで、たまにはタックルしてよ!みたいな・・・。いやいや、関学もよく戦ってました。15点も入れたのは偉いと思う。

ところで観戦中、近くに座っていた子どもがうるさくて、その周りの人がだんだんいなくなっていった。子どもはそういうものだろうが、全然注意しない親が悪いと思う。うるさいなあと思いながらも、うまい具合に視界が開けたので、そのまま我慢して観ていた。

試合後、ご飯を食べにつるかめ食堂に行ったのだが、この間食べた時となんだか違う。酔っ払ってみんなで食べに行ったのでおいしかったのかな?エビフライは2本で350円に値上がりしていたし。ぶぶぶ!

みんなでエビフライを10本ずつ食べよう!という「エビフリャー10本企画」というのが催される予定なんだけど、とりあえず辞退しとこう。つるかめ食堂はもういいや。(^^;

帰りに、歌舞伎町の信濃屋という有名な酒屋に行き、「オールド・カナダ」(私の好きなカナディアン・ウィスキーの銘柄なのだが、なかなか売っていない)を買った。1450円。以前、どこだかの店では(ボトルを入れると)、これ1万円だったぞ!ボロ儲けしてたんだなあ。。。(--;


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2003年12月13日(土)
グランマ・モーゼス

テレビで、アメリカのグランマ・モーゼスという画家の話を見た。私の知っているところでは、ターシャ・テューダーのような画家。あえて言えば、カントリー・アートというのだろうか。それがポストカードとして売り出され、感謝祭やクリスマスには、そのカードが国中に飛び交ったという。

グランマ・モーゼスの画家としてのデビューは、なんと80歳だ!正式な美術の教育を受けたわけではないが、幼い頃から絵が好きだったという。ちゃんと絵筆をとったのは70も過ぎた頃だが、それまでに作ってきた刺繍なども見事な出来栄えで、その才能は天性のものなのだろう。構図なども特に計算しているわけではないのに、人の心を捉えるゴールデン・プロポーションとなっている。

巧みな絵というわけではないけれど、見ていると、なにかほのぼのとしてくるような絵だ。そして、グランマ・モーゼスの生き方もいい。けして弱音を吐かず、愚痴も言わず、「ただ一生懸命やればいいのよ」と、非常にシンプルだ。一生懸命やれば、何だってできるというわけ。ちょっとズキンとくる。少しでも辛いことや苦しいことがあると、すぐに弱音を吐く。愚痴を言う。そんな私には耳が痛い。弱音を吐いたり、愚痴を言ったりする姿はけしてカッコ良くない(だから、今読んでいるアン・タイラーの『ブリージング・レッスン』の主人公はカッコ悪い)。辛い時があっても、そこに何かしら楽しみを見出すことができなければ、人生は面白くない。グランマ・モーゼスは、カッコイイおばあさんだ!

もうひとつ教訓がある。彼女の父親は、早くから娘の才能を見抜いており、「お前がみんなに拍手されている夢を見たよ」と言って励ました。彼女の夫は、きつい農家の仕事をしていても、絵を描いたりすることをくだらないなどと言ったりせず、「かなり上手く描いている」と褒めていた。豚もおだてりゃ木に登るというが、人間だって、やっぱり褒められたほうが伸びるのだ。褒められて嬉しくない人などいないだろう。


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2003年12月12日(金)
心にこがらし

昨日の日記のジョン・チーヴァーの画像が、今年亡くなったふくちゃんに似てるなあ・・・と思った。まあ、両方とも故人だから、天国で仲良くなっているかもしれないなどと馬鹿なことを思いつつ、講座が終わったため、気が抜けたような1日を過ごした。学校があるうちは風邪など引いていられない!と気をはっていたのが、ふっと緩んだみたいだ。ちょっと心にこがらし。。。

でも、図書館などは利用できるから、これからも早稲田には行くだろうと思う。往き帰りで1万歩の運動がてら、激安の大久保の八百屋や、ドラッグストアにも行きたいし。今や、早稲田までの往復1万歩は、軽くこなせるようになった。この間など、最初は往きに40分かかっていたのに、25分で着いた。我ながらすごい!帰りはあちこち寄り道するので、正味何分かかっているのかわからないが、だいぶ近くに感じるようになったから、結構時間は短縮されていると思う。

さて、ともあれ今月は、クリスマス本を片付けよう!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『川べにこがらし』/ウィリアム ホーウッド (著), William Horwood (原著), Patrick Benson (原著), 岡本 浜江 (翻訳), パトリック ベンソン
単行本(ソフトカバー): 381 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 講談社 ; ISBN: 4061484753 ; (1998/02)
出版社/著者からの内容紹介
モグラくんは吹雪の森へ、ヒキガエルさんは空飛ぶ冒険の旅へ──。行方不明の友だちを心配して救出作戦を練る、しっかり者のミズネズミさん、考えぶかいアナグマさん……。ケネス・グレアムによる世界的名作『川べにそよ風』の続編として、川べに住むゆかいな仲間たちがくりひろげる傑作動物ファンタジー。

<参考>
The Willows at Christmas/William Horwood (著), Patrick Benson (著)
U.S. 定価: $13.95
定価: ¥1,523
価格: ¥1,294
OFF: ¥229 (15%)
発送可能時期:通常7~8日以内に発送します。
ペーパーバック: 256 p ; サイズ(cm):
出版社: St Martins Pr ; ISBN: 0312304307 ; (2002/12/01)


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2003年12月11日(木)
原文で味わう新しいアメリカの短編小説(20)─青山南さんに握手してもらうの巻

◆「原文で味わう新しいアメリカの短編小説」講座第20回(最終回)
テキスト:「The Enormous Radio」(リンク先で全文が読めます)/John Cheever

<1912-1982>
現在の若いアメリカの短編作家に多大な影響を与えた、戦後アメリカの短編小説の代表的な作家。戦後の短編作家のリーダー的な存在としては、チーヴァーのほかに、バーナード・マラマッド、フラナリー・オコナーがいる。

※画像は『The John Cheever Audio Collection』
この中で、メリル・ストリープが今日のテキストの「The Enormous Radio」を朗読している。授業の最後に聴かせてもらったが、素晴らしかった。

株の暴落によって家が破産、父親は行方不明になるという不幸に見舞われる。もともとは裕福な家に生まれ、プレップスクール(私立の名門大学に入るための高校)に入学。17歳の時にタバコを吸って、プレップスクールを退学になるが、すぐにそれを小説に書き、事実上のデビューを果たす。

1930年代の大不況時代に、ルーズベルト大統領のニューディール政策の一環として、仕事のない作家や演劇家たちを援助するため、アメリカの主要都市のガイドブックを作らせた。その時チーヴァーは、ニューヨークについて書いた。

1930年代のなかばから亡くなるまで、「The New Yorker」誌に原稿を書いており、「The New Yorker」の顔となる。ここでは、ニューヨークに住む(または「The New Yorker」の購読者)アッパー・ミドルクラスを対象に、彼らを楽しませる作品を書かなくてはいけないし、またそういったものを書いてくれと頼まれるため、いわば「The New Yorker」誌のご用作家といった状況。ほかにジョン・アップダイクなどもいたが、最も積極的にその仕事に取り組んでいたのがチーヴァーであった。その結果、正当な評価がされず、「ニューヨークの風俗作家」であると皮肉を言われることにもなる。

1978年に『The Stories of John Cheever』を出版。ここにはそれまでに書いた短編の中から、選りすぐりの60数編が収録されており、この本の出版により、ピューリッツァ賞と全米図書賞の両賞を受賞。チーヴァーの作品に対する評価が一気に高まった。この4年後に亡くなったが、その時チーヴァーは、生まれて初めての栄光の絶頂にあった。作品に描かれている古き良きニューヨークの風情が、最近になってまた人気が出てきた。風俗小説と馬鹿にされてきたものが、逆に今、受け入れられている。


今日のテキストには、1940年代後半の事柄がたくさん出てきて、当時の様子をリアルに伝えている。まだテレビが出現していない時期、ラジオから聞こえてくる世間のさまざまな出来事(そのラジオからは普通の放送ではなく、隣近所や知り合いの家の様子が聞こえてくるという設定)に、お嬢さん育ちで世間知らずの主人公が引き込まれていく。それによって彼女の世界を見る目が変わってきて、どんどん不安になっていく様子が描かれている。チーヴァーの作品の中でも、名作中の名作である。

●参考サイト
<John Cheever Links>
<Personal Best: The Swimmer> by Michael Chabon
<American Story>


----------講座を終えて

最初に考えていたよりもずっと大変な授業で、「早稲田の校歌を歌いたい」とか、「憧れの青山南先生」などという生半可な気持ちは、早々に吹き飛んでしまった。「憧れの青山南先生」は、真面目で厳しい(と私は思う)先生だった。おかげさまで、この1年間は非常に充実した1年となり、いろいろと大変な思いもしたけれど、私の中で大きな財産となって残った。先生の文学に対する真摯な姿勢、それを生徒に伝えようとする先生の熱い思いが、ひしひしと伝わってきて、毎回感激もしていた。憧れの先生の目を引こうと小細工をしていたことが、この日記を読まれた先生にバレてしまったのは、いまだに赤面なのだが。(^^;

残念ながら、この講座は今年で終了になってしまう。非常に残念ではあるが、最後の講座に滑り込みセーフで参加できたことは、とてもラッキーであったとも思う。「早稲田&青山南先生」のセットになった講座は、今後は入学試験を通らなければ受けられないからだ。事故にあったり、授業の日に限って雨だったり、苦手な作家が当たったり、早稲田方面は鬼門ではないかと思うほどだったが、終わってみれば、どれも素晴らしい思い出となった。歩いて通え!という過酷な試練も、なんとかやり通せた。

これから生きていく中で、このちょっと苦しかった1年は、折に触れて役に立つことだろう。ここで学んだことも、けして無駄にはすまいと思う。この講座を受けたことで、私の世界は確実に広がった。受講前には自分のひきだしがからっぽのような気がしていたが、また再び、ひきだしが満たされた思いがする。

この1年で読んだ19の作品の中で、T.コラゲッサン・ボイルはもともと好きだったが、他に好きになった作家が4人いる。イーサン・ケイニン、マイケル・シェイボン、バーナード・マラマッド、ジョン・チーヴァーである。この講座を受けていなければ、もしかしたら全然読まずにいたかもしれない。これらの作家に出会えただけでも大きな幸運であった。

最後に、青山先生、いろいろな意味で、この不出来な生徒に最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。また、私と握手した人は不幸に見舞われるというジンクスにもひるまず、握手もしていただき、大変感謝しております(ラグビー部の清宮監督は、握手したあと優勝を果たしているので、ジンクスは破られたものと思います)。いつかまた、先生の授業を受けられる日があることを夢に見て。。。

そして、学校に通いたいという希望を叶えてくれたアポロ13号にも、大いなる感謝を。


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2003年12月10日(水)
ゴシック小説

◆この日記について

※新機能追加のためのメンテナンスがあります
2003/12/11(木)AM10:00から3時間ほど新機能追加のため全てのサービスを一時中断させて頂きます。この時間帯は書き込み、閲覧、日記帳の管理など全て出来なくなります、ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。


『American Gothic Tales』/Joyce Carol Oates (編)

明日は後期最後の授業。使用するテキストのジョン・チーヴァーの「The Enormous Radio」は、このジョイス・キャロル・オーツ編集の本にも収録されている。チーヴァーの作品については明日の日記に書くこととして、この本についてちょっと触れたい。この本にはワシントン・アーヴィング、ホーソーン、ポー、メルヴィルなどの古典から、ジョイス・キャロル・オーツをはじめとして、レイ・ブラッドベリ、アン・ライス、スティーヴン・キングなどの現代の作家のものまでのゴシック小説が載っている。この人もゴシックを書くの?という作家のものも多い。例えば、E.B.ホワイトとか、レイモンド・カーヴァーとか・・・。チーヴァー以外はまだ読んでいないが、その意外性にへえ~!と驚く本なのだ。

今日ゴシック本について書いたのは、今読書会で取り上げているエリザベス・ギャスケルも、ゴシック小説を書いているからだ。課題本の『女だけの町』は、割に優雅なタッチで書かれた、どこかほのぼのした雰囲気のある、世間話というか人情話といった感じの作品だが、実は『Gothic Tales』という本や、『悪夢の一夜』などという本も書いている作家で、それぞれの作品のイメージのギャップが大きい。だいたいギャスケルで検索すると、この『女だけの町(クランフォード)』をはじめとして、『Mary Barton』とか、『North and South』といったものしか出てこないし、それらの作品で有名なのだが、実はゴシック小説も書いていたのだ。こちらのほうを追求している人はあまりいないようで、全然話題にはならないのだけれど、ほのぼのとして可愛らしい話を書いている一方で、世にも恐ろしい話を書くというのが非常に興味深い。明暗や善悪といった、人間の二面性を見るような気がする。

これはギャスケルに限ったことではなくて、上にも書いたように、この作家もゴシック(ゴシックと言っても一概には説明できないが、ここでは「怖い話」というイメージ)を書いているの?と意外に思うことは、しょっちゅうあるのだけれど、ギャスケルの場合は、特に読んだ作品とのギャップが激しかったため、「へえ~!度」が高い。『女だけの町』を読む前から、ゴシック小説を書いていることは知っていたので、意外性という意味では、むしろ『女だけの町』の雰囲気のほうが意外だったかもしれないが。ギャスケルという名前からして、ゴシックのほうが合っているような気がするし。(^^;

でも、ゴシック小説の場合、これは何を言いたいのか?と聞かれても困る。明日のチーヴァーの「The Enormous Radio」だって、なんだかわからないが、このラジオ不思議だなあ・・・とは思うが、作者は何を言いたいのか?と言われると、言葉につまる。どんな感想が聞けるのだろうかと楽しみだ。たぶんタイトルの「enormous」は、「巨大な, 莫大な, 極悪な」という字義通りの意味ではないんだろうなあ。。。どこかのアンソロジーでタイトルを見たときは、この「enormous」を訳さずに、ただ「ラジオ」になっていた。


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2003年12月09日(火)
労多くして益なし

今日は、ずっとやらなければならないと思っていたHPの更新作業(表に出ないので他人にはわからないもの)をやった。いや、ずっとやっている。更新箇所でない部分まで、気になりだすと手を出さずにいられなくなるので、今日は座りっぱなしだ。管理人というものは、目に付かないところで何かと気苦労が耐えないのよ。労多くして益なし。

一番やめたいのは日記なんだけど(悩みの種)、文学サイトなのに(え?)、普段日記のことしか話題にならないってのは、どうなのよ?って感じだから。そういうことなら、いっそのこと本の感想とかをやめるかな?<何のサイトよ!(^^;

本の感想というのも、毎回なんとか形にするのに四苦八苦。小学生が本の感想文を書きたくないという気持ちがよくわかる。特に感想もないって時だってあるのに、ない知恵を振り絞って、どうでもいいような文章を書いたところで、何か為になることでもあるかしらん?と、その存在意義が大いに疑問だ。

というわけで、ボームの『サンタクロースの冒険』の邦訳を読み終えたのだが、予定ではそのあと原書『The Life and Adventures of Santa Claus』に行くはずだったのだけど、もう飽きたし、同じ感想をまた書くのもしんどい(内容は同じでも、多少何か気のきいた言葉でも付け加えてみたりしないといけないかなと考えるのがだるい)ので、今年はやめた。原書と邦訳では、明らかに読んだ印象が違うものもあるけれど、これに限っては一緒だなと数ページ読んで悟った。何やら教訓めいた話を、2度も3度も読みたくはないし。つまり面白くなかったってことか。面白い本なら何度読んでもいいんだから。それに、ボームは『オズの魔法使い』の作者だが、私は『オズの魔法使い』って別に好きじゃなかったんだっけ。そうそう!オズの続編のまえがきか何かを読んで、この作家を胡散臭く思って以来、読む気をなくしたのだ。

なーんて思いながら、それをさっさと箱にしまいがてら、その辺を整理していたところ、オルコットの『Little Women』『若草物語』)が出てきた。アラジン・クラシックス版で、厚さが5~6cmはありそうなやつ。分厚いねえ~と他人事のようにパラパラめくっていたら、物語の始まりはなんとクリスマスだった。げ!これもクリスマス本に入れないといけないかな?と思ったら、失神しそうになった。しかしこれ、バーゲンで500円で買ったのだが、現在Amazonでは654円。買った当時、紀伊国屋のプロパーでは1318円だったのに!紀伊国屋がとんでもなく儲けていたのか?今はもう少し安くなっているんだろうが、洋書にはとんでもない手数料をつけていたんだなあと、改めて驚いた。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『サンタクロースの冒険』/ライマン・フランク・ボーム
内容(「BOOK」データベースより)
あのサンタクロースにも、少年時代があったことを知っていましたか―赤ん坊のときにバージーの森に捨てられ、森の精ニシルに育てられた少年クロースは、あるとき自分におもちゃ作りの才能があることに気づきます。子供たちがおもちゃをもらうと大喜びすることを知ったクロースは、もっとたくさんの子供たちを喜ばせようと、仲間の妖精やトナカイたちの助けを借りて、おもちゃを配る旅に出かけることにしたのですが…『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームが贈る、心暖まるクリスマス・ストーリー。


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2003年12月08日(月)
「キング・ソロモンの秘宝」

夕べテレビで、映画「キング・ソロモンの秘宝」をやっていたので、ビデオに録って観てみたが、原作『ソロモン王の洞窟』とは全然違うものだった。原作とだいぶ違うってことではなく、まったくの別物。たしかに主人公の冒険家はアラン・クォーターメインだが、演ずるのはリチャード・チェンバレンで、痩せすぎていて貧弱で、クォーターメインのイメージに合わない。なんだ、クロコダイル・ダンディか!って感じ。やっぱりショーン・コネリーのほうがいい!

ヒロイン役はシャロン・ストーンだが(原作にはヒロインなど登場しない)、これまたきゃんきゃんしたおてんば娘の役で、邪魔なだけ。悪いトルコ人の役で、ジョン・リス・デイヴィス(「ロード・オブ・ザ・リング」のギムリ)が出演していたが、体型はたしかにギムリだけど、重厚な雰囲気はまるでない。「インディ・ジョーンズ」を作り損ねたドタバタコメディって感じの映画だった。がっかり。これにも第2弾があるというのが信じられない。



『オーディオブック「ハリー・ポッターと賢者の石」』/J.K.ローリング(作)、松岡 佑子(訳)、江守 徹(朗読)

世界2億5千万部のベストセラーシリーズ「ハリー・ポッター」の第1巻 『ハリー・ポッターと賢者の石』が、なんと名優・江守徹の朗読で聞ける!

※以下のURLで、ハイライトシーンを約3分に編集したサンプルが試聴できます。
mms://wm.amazon.global.speedera.net/wm.amazon.global/harrypotter.wma

※先日BOOK・OFFで買った、BBC製作のスティーヴン・フライの朗読はとても良かったのだが、これは試聴してみたけど、う~ん・・・。映画だって字幕で観ているから、日本語で「ハリー・ポッター」を観たことが(聞いたことが)ないせいもあって、どうもぴんとこない。江守徹の顔も浮かんでしまうし。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『A Yuletide Universe: Sixteen Fantastical Tales』/Brian M. Thomsen (編) \1273
※ニール・ゲイマンをはじめ、現代ファンタジー作家のクリスマス・ファンタジーを16編収録。PBだが、かなり大きいサイズ。表紙の絵は古めかしいが、中身は新しい。目次は「読書メモ」へ。

『The Holly Pond Hill Christmas Treasury』(Holly Pond Hill)/Paul Kortepeter (著), Susan Wheeler (イラスト) \1390
※<Holly Pond Hill>シリーズのクリスマスの大型絵本だが、物語絵本というよりクリスマスシーズンのあれやこれやがぎっしり詰まった、歳時記みたいなもの。字も小さい。「洋服を着た動物」ものが好きな私としては、眺めているだけでも楽しい。うさぎの仕草や表情がなんともかわいい。


◆読了した本

<12月読書会課題本>
『女だけの町』/エリザベス・ギャスケル
カバーより
世の荒波からぽつんと取り残された田舎町クランフォード。浮世ばなれしたこの町につましく暮らす老嬢や未亡人ら「淑女」の面々は、ちょっと風変わりだけど皆底抜けに善良な人ばかり。イギリスの女性作家ギャスケル(1810-65)が、絶妙な味わいの人情噺さながら、ユーモアとペーソスたっぷりに語る女の世界。


『The Holly Pond Hill Christmas Treasury』(Holly Pond Hill)/Paul Kortepeter (著), Susan Wheeler (イラスト)

※うさぎがイヤマフをしているのだけど、NOVAうさぎみたいに、耳はそこじゃないんじゃない?って感じだったのが大笑い!


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2003年12月07日(日)
ラグビー・早明戦

◆ラグビー・早明戦(国立競技場 14:00)

早大が3年連続全勝優勝-関東大学ラグビー対抗戦

今日はとてもいい天気で、観戦中も全然寒くなかった(ホットウィスキーのおかげ?)。「天才」曽我部を怪我で欠いて、ゴールキックも全然決まらず、一時は明治に追いつかれるか?という場面もあった。これは先日、私が清宮監督と握手したせいか?と心配していたのだが、無用な心配であった。


奥さん悼み喪章でプレー-早明戦で早大ラグビー部

試合開始直前、国立競技場に一瞬静寂が訪れた。奥大使(元早大ラグビー部)に黙祷を捧げたからだ。こんなところにも、イラクの戦争の影響があるのかと、暗い気持ちになった。


早大、初戦は関学大-ラグビー全国大学選手権

今年からシステム変更になり、大学選手権に出場するチームは、これからまた6試合もしなければならない(決勝まで行けば)。準決勝と決勝の日にちは分かっているが、恒例のお正月の試合はあるのか?ないのか?どうなの?


それにしても運悪く、よりにもよって体調不良時期に入ってしまった。しかし、伝統の早明戦であるから、行かないわけにはいかない。凍えるような寒さでなかったのがせめてもの幸いで、かなり後ろのほうの、前後が明治の応援という最悪の席で(ぴあで予約したって全然いい席がとれないから、手数料をとられるだけ無駄!)、ホットウィスキーを友に、静かに熱くなっていた(つまり、荒ぶれなかった!)。早稲田としては、あまりいい試合ではなかっただろう。それとも、明治が明治らしさと出したと言っておこうか。(^^;


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2003年12月06日(土)
モンテ=クリスト伯の肖像

Modern Library (2003.12)
The Count of Monte Cristo (Modern Library Classics)/Alexandre Dumas (著)

※今月のランダムハウスのモダン・ライブラリーの中に、『モンテ=クリスト伯』があった。先日テレビで放映された、ジェラール・ドパルデューの「モンテ=クリスト伯」もちょっとねーだったのだが、これもまた嫌だなあ。これならまだドパルデューのほうがまし???

架空の人だから想像は自由なんだけれども、イラストを描いたり、俳優を決める人たちは、本をちゃんと読んでいないのだろうか?あるいは、フランス語の原書と、英語に翻訳されたものと、日本語に翻訳されたものと、そんなに表現が違うのだろうか?

というわけで、どんな肖像があるのか並べてみよう。いかにも伯爵然としているものから、吸血鬼ドラキュラのようなものまである。日本版に至っては、まるで死神状態。ひどい!(--;




〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『One Wintry Night: The Christmas Story』/Ruth Bell Graham (著), Richard Jesse Watson (著)
ハードカバー: 72 p ; 出版社: Baker Book House ; ISBN: 0801038480 ; (1995/11/01)

※これはクリスマス本としては割に売れているようなのだが、買った人は皆、騙されたー!と思うに違いない。この表紙から、中身が「聖書物語」だなんて、誰が思うだろうってのよ。いわば勘違いではあるけれど、あまりに表紙と中身が違いすぎる。これには解説もレビューもなかったし。クリスマスと言えばキリスト様のお誕生日だから、べつに間違ってるわけじゃないけれど、吹雪の中で遭難した少年が、クリスマスエルフに助けられるとか、そういう話を想像していたのに。。。って、勝手に作るな~!(^^;


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2003年12月05日(金)
吉野家の牛丼!

昨日は、授業のあとで一杯やりに行った。などと書くとオヤジみたいだが、授業の後の一杯は最高。お酒を飲めない人は、ほんとにお気の毒。

久々にウィスキーを飲んだら、すっかり酔っ払ってしまい、今朝起きたら膝を擦りむいていたし(どこかで転んだらしいが記憶がない)、テーブルの上には、吉野家の牛丼が食べ散らかしてあった。あれ?牛丼なんか食べたのかっ!って感じで青くなったが、ダイエット中で普段食べられないものを、酔っ払った勢いで食べてしまったのだ。やたらにショウガがたくさん入っていたので、店で「ショウガをたくさん入れてください」と頼んだのは間違いない。無意識は恐ろしい!しかし、しっかり吐いておいたので、体重は2キロ減っていた。(^^;

ダイエットしてるのに、お酒なんか飲んじゃダメだろうと言われるが、私の場合、本当はお酒が飲めない体質で(飲めちゃっているのは慣れ)、だいたいあとで吐くから、むしろお酒を飲んだほうが痩せるという統計がある。汚い話でどうもすみません。m(_ _)m


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Christmas in Camelot』(Magic Tree House, #29)/Mary Pope Osborne

※主人公のジャックとアニーの兄妹は、アーサー王のいるキャメロットへ行く。実はこの設定は特別なものだった。このシリーズ、魔法で本の中のいろんなところに行くのだが、どれも実在の場所というのが基本らしい。ところがキャメロットは伝説の中の場所。最後に私の好きなマーリンが現れて、この設定の謎が解ける。


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2003年12月04日(木)
原文で味わう新しいアメリカの短編小説(19)

◆「原文で味わう新しいアメリカの短編小説」講座第19回
テキスト:「Talk to the Music」/Arna Bontemps

<The Works of Arna W. Bontemps>

アーナ・ボンタン。1902年-1973年。アフリカ系の黒人。今日のテキストは、なくなる直前の作品で、ジャズの発生に関わるブルーズについての話。アフリカ系の黒人は、奴隷船の歴史を引きずっているが、20世紀になって、ハーレム・ルネッサンスが起こり、自分たちは奴隷であっただけでなく、オーラル・トラディション(口承文化)や民話、音楽に独特のものを持っているのに気づき、そういったものの研究が盛んになった。詩人のラングストン・ヒューズや、リチャード・ライトなどが有名。ボンタン自身は、この時期には小説を書くというよりは、様々な運動をしていたため、現在では彼自身の本は、ほとんど入手困難な状況である。作家というより、黒人文化の守護者として名高い。

ボンタンは黒人の伝統について研究していたが、わざわざ書こうとしなくても、生まれたときから身についているので、自然にその雰囲気が書ける。今日のテキストはブルーズの魅力についてストレートに書いているが、ブルーズを知らない少年を登場させることで、ブルーズを言葉で説明することのばかばかしさを出している。また、この裕福な少年を登場させたことで、黒人は皆貧しいわけではないのだということも証明している。固有名詞(全て実在の人物や場所など)がたくさん出ているのも参考になる。


Storyville─ニューオリンズの赤線地帯。非合法で売春が行われているのを良くないと思った政治家ストーリーヴィルが、1897年にニューオリンズに売春宿を集めた。ここに音楽家が集まってきて、ブルーズやジャズが盛んになった。ただし、黒人の売春婦や客は入れない。1907年第一次大戦開戦と同時に連邦政府から廃止命令が出て、1917年に廃止された。ここを舞台にした小説や映画(例:「プリティ・ベイビー」ブルック・シールズ(Amazonではアダルト商品になっている!)、「ニューオリンズ」ビリー・ホリデイ)も多い。


●授業中に聴いたCD
Last Sessions: The Complete General Recordings [FROM US] [IMPORT]/Jelly Roll Morton
CD (1997/01/28)
オリジナル盤発売日: 1939/12/14

※とても素晴らしい!


●参考サイト
The Red Hot Jazz Archive
Bolden Tunes


◆次回のテキスト
『The Enormous Radio』/John Cheever


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『The Complete Stories』/Bernard Malamud
ペーパーバック: 656 p ; 出版社: Farrar Straus & Giroux ; ISBN: 0374525757 ; (1998/11/01)
「サロン・ドット・コム」より
マラマッドの『全短編集』(The Complete Stories)は一個の位相幾何学上の謎である。それは、外から見るより中から見た方がずっと大きい、ありえない物体である。アメリカが生んだこの最高の短篇作家の一人が遺した活力、高潔さ、寛容さは、今も厳然と存在している。それはいまだ正当に評価されていない宝物である。

※心待ちにしていたマラマッドの短編集が、学校に出かける直前に届いた。嬉しくて、重たいのは百も承知の上で学校まで持っていき、青山先生に見せた。<まるで子ども!(^^;
画像は黒っぽいが、実際は紺色ベース。黒と紺ではイメージが全然違う。


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2003年12月03日(水)
クリスマス本、一気に届く

Amazonから3箱届いた。届く日にちをずらして頼んでおいたため、箱だけかさばっているのだ。皆薄手の本だし、カレンダーなども含まれているから、全部積み上げてみたって、数の割りにたいした量にはならなかった。ちょっとがっかり。分厚い本は読みにくいなどと文句をいうくせに、薄手の本が届くと不満・・・って、わがままな読者です。(^^;

「Christmas Elf」というサイトを別に作っているくらいだから、クリスマス大好き!一年中クリスマスでもいい。ネオン好きと通じるところがあるのかも。子どもの頃の幸せなクリスマスを思い出すと、親に感謝しなくては!と思う。プレゼントはもらえないが、いまだにサンタクロースはいると思ってるし。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

<カレンダー、ほか>
『The Lord of the Rings 2004 Calender : The Return of the King』 \1276

※「王の帰還」だけは欲しかった。ほとんどの写真がアラゴルンとレゴラス。ちょっとフロドって感じ。アラゴルンとレゴラスが載っていれば、それだけでOK!

『Old-Time Christmas Village Sticker Advent Calender』/Darcy May \500

※アドベント・カレンダーだが、毎日窓を開いていくものではなく、毎日家を1軒ずつ建てていく(シールを貼る)もの。クリスマスの日に街が出来上がるという具合。楽しい!

『Trim a Victorian Christmas Tree : With 83 Sticker Ornaments』/Darcy May \500

※もみの木にオーナメントを貼って、クリスマスツリーに仕上げる。結構大きめのサイズなので、実際にクリスマスツリー代わりに飾れそう。
←仕上がりはこの通り。

『ターシャ・テューダーのポストカードブック』/ターシャ・テューダー \1600
Amazon.co.jp
1838年の処女作『パンプキンムーンシャイン』以来、80冊以上もの絵本を描き続けている絵本作家、ターシャ・テューダーのポストカードブック。14冊の絵本の中から抜粋したイラストが、35枚収められている。初期の伸びやかで愛らしい作品から、落ち着いて熟した表現力が際立つ最近のものまで、さまざまな時代の作品が収められ、ターシャの絵本作家としての軌跡を凝縮したかのようである。また、日本では出版されていない絵本からのイラストも含まれているので、カードとして使うのはもちろん、愛蔵版としても1冊手元に置いておきたい。


<読み物>
『One Wintry Night : The Christmas Story』/Ruth Bell Graham \1274

※表紙の絵が現代っぽいので、現代の(少なくともここ数十年の)話かと思っていたら、なんとびっくり!天地創造に始まる聖書の話だった。騙されたー!

『The Christmas Blessing』/Donna Vanliere \1387

※去年買った『The Christmas Shose』の続編。
それも読んでいないので、どうかな?と思ったんだけど・・・。どうかな?

『The Autobiography of Santa Claus』/Jeff Guinn \1665

※サンタクロースの自伝って、どういうの?という興味から。前にL.Frank Baumの『The Life and Adventures of Santa Claus』という、サンタクロースの幼少の頃の話が書いてある本を買ってあるのだけど、全然違う雰囲気。

『Santa and the Magical Unicorn : A Christmas Fantasy』/T.G.Bradley \1423

※かなり薄いPBで、この値段&手数料はちょっとねという感じだけど、面白ければ文句はない。サンタがユニコーンの引く橇に乗って・・・などと勝手に想像していたんだけど、どんなんでしょう?

『Christmas in Camelot』/Mary Pope Osborne \1174
(Magic Tree House, #29)

※シリーズものの29作目だが、これは単独で読んでもだいじょうぶな話らしい。タイトルにキャメロットとあるとおり、主人公たちがアーサー王物語の中に飛び込む。ランスロットも出てくる。そもそも「Magic Tree House」自体が、アーサーの異父姉のモルガン・ル・フェイのものという設定だから、この状況はあって当然という感じ。一緒にシリーズの1~4巻のセットも買っておいた。セットで買うとお得。ちなみにこのシリーズ、来年3月には31作目が出る。
<Magic Tree House>シリーズ(#1-#15)
<Magic Tree House>シリーズ(#16-#31)

『Magic Tree House : Dinosaurs Before Dark/The Knight at Dawn/Mummies in the Morning/Pirates Past Noon』/Mary Pope Osborne \1481
(Magic Tree House, #1-#4)
Book Description
10年前、ジャックとアニーは森でMagic Tree Houseを見つけ、読書の世界がすっかり変わった。何百万通もの手紙が寄せられた(世界中の子どもや親や教師たちから!)シリーズから、胸おどり、勇気づけられる4冊の本が愛蔵版になって登場。


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2003年12月02日(火)
原宿のBOOK・OFFへ

友人と、日本一大きいと言われている原宿のBOOK・OFFに行った。ここには洋書もあると聞いていたので楽しみにしていたのだが、たしかに規模は今まで見た中でも一番大きいし、洋書もちゃんとあったので、2時間くらいじっくり見てしまった。おかげで予期せぬ散財。本当はもっとカゴに入れたのだが、絞りに絞って、半分ほどになった。

そんなわけで、昼食はイタリアンの食べ放題。疲れ果てたので、夕食のおかずは「まい泉」のトンカツ。って、をいっ!もうすっかりダイエットなどどこ吹く木枯らし!しかし、木枯らしが吹いてもいい季節なのに、今日も暖かだった。なんか、店の中とかも暑すぎ!久々の昼間の原宿だったので、「竹下通りってどこだっけ?」というおのぼりさん状態。つい、近くにいたおまわりさんに聞いてしまった。(^^;

ところで、ちょっと前にストレス発散で、大量に注文したクリスマス本。少しずつ届くように時期をずらしてオーダーしたのに、いきなりどーんと一緒に届くみたいだ。いつでもいいと思っているものが早く届いたり、早く届いて欲しいものがなかなか届かなかったり、少しずつ楽しみたいのに一気に届いたり、まったくAmazonには参った。お正月には「懐に木枯らし」だ。


〓〓〓 BOOK

◆Amazonから

『マーティン・ピッグ』(BOOK PLUS)/ケヴィン・ブルックス \1000
内容(「MARC」データベースより)
マーティン・ピッグ。それはぼくの名前だ。何度ブタとなじられたか知れない。父は酔っ払いだ。母はとうに出ていった。そんなぼくの日常の中で事件は起きた。クリスマスの一週間前、ぼくは父を殺した-。注目の青春小説。

『リリス』/ジョージ・マクドナルド \880
内容(「BOOK」データベースより)
時には雌豹に、時には絶世の美女に、時にはまたいたいけな老婆に変身するリリスとははたして何者か?ルイス・キャロルやトールキンをはじめ、カスタネダなどにも大きな影響を与えた、イギリスの幻想小説作家ジョージ・マクドナルドの最高傑作。夢見る若者たちの冒険を描いた瞑想的なファンタジー。


◆BOOK・OFF(原宿店)

* Audio Tape
『Harry Potter and the Philosopher's Stone』/Written by J.K.Rowling, Read by Stephen Fry(BBC) \1400
出版社: BBC Audiobooks ; Cassette Travel Bag 巻
Amazon.co.uk
Harry Potter and the Philosopher's Stone Cassette Travel Bag is a complete and unabridged reading by Stephen Fry on six cassettes, contained in a travel box. Running time: 8 hrs 25 mins


『Harry Potter and the Chamber of Secrets』/J.K.Rowling(US版・ハードカバー) \1000
※ハリポタ・コレクション。(^^;
US版のハードカバーは、あと1巻を残すのみ。

『ダルタニャン物語〈第2巻〉妖婦ミレディの秘密』/アレクサンドル・デュマ \600
内容(「BOOK」データベースより)
美貌を武器につぎつぎと謀略をめぐらすミレディー。仏王妃アンヌの危機を救うため奔走するダルタニャンと三銃士。第一部「三銃士」後編。

※これはちょうどAmazonにオーダーしてあったのだけど、約3分の1の値段で出ていたので、Amazonのほうはキャンセルした。絶版になった文庫のほうも1~3巻まであったのだが、どうせ揃えるならこの版で揃えたい。

『停電の夜に』/ジュンパ・ラヒリ \300
内容(「BOOK」データベースより)
毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦―「停電の夜に」。観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻―「病気の通訳」。夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集。

『木のぼり男爵』/イタロ・カルヴィーノ \250
出版社/著者からの内容紹介
イタリアの男爵家の長子コジモ少年は、12歳のある日、カタツムリ料理を拒否して木に登った。以来、恋も冒険も革命もすべてが樹上という、奇想天外にして痛快無比なファンタジーが繰り広げられる。笑いの中に、俗なるものが諷刺され、失われた自然への郷愁が語られるカルヴィーノ文学の代表作。

『ナチュラル』/バーナード・マラマッド \250
※リンクは早川書房の版だが、これは角川書店版。内容は一緒。

『レベッカ』(上)/デュ・モーリア \100
『レベッカ』(下)/デュ・モーリア \100

『お姫さまとゴブリンの物語』/ジョージ・マクドナルド \100
内容(「MARC」データベースより)
山奥の館にかわいらしいお姫さまが住んでいました。地の底に暮らす恐ろしいゴブリン小人たちが、お姫さまを誘拐しようとたくらんだことから、人間対ゴブリンのすさまじい戦いが始まります。1985年刊の改訂。

『カーディとお姫さまの物語』/ジョージ・マクドナルド \100
内容(「BOOK」データベースより)
カーディ少年が、地下のゴブリンの国からお姫さまを救い出してから1年。お姫さまの命と王国がまた危険にさらされました。悪賢い従者たちが権力と富をねらって策略をめぐらし始めたのです。カーディは怪獣たちの味方を得て悪者たちと戦います。神秘的な美しさをもつ冒険ファンタジー。

『川べにこがらし』/ウィリアム・ホーウッド \100
出版社/著者からの内容紹介
モグラくんは吹雪の森へ、ヒキガエルさんは空飛ぶ冒険の旅へ──。行方不明の友だちを心配して救出作戦を練る、しっかり者のミズネズミさん、考えぶかいアナグマさん……。ケネス・グレアムによる世界的名作『川べにそよ風』の続編として、川べに住むゆかいな仲間たちがくりひろげる傑作動物ファンタジー。

※わ!『川べにそよ風』(講談社青い鳥文庫)というか、『たのしい川べ』(岩波少年文庫)というか、『The Wind in the Willows』というか、それの続編(作者は違うが)が出ていたなんて知らなかった!しかも「こがらし」よ!ちなみに『川べにこがらし』の原題は『The Willows in Winter』


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2003年12月01日(月)
「ライ麦畑」以来の傑作???

◆BOOK PLUS 新刊
(10月末に出ていたらしいが、書店で見かけなかった)

マーティン・ピッグ BOOK PLUS/ケヴィン ブルックス (著), Kevin Brooks (原著), 林 香織 (翻訳)
単行本: 363 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4048970402 ; (2003/11)
[ 内容 ]
マーティン・ピッグ。ぼくの名前だ。何度ブタと野次られたか知れない、でも父さんの苗字だから仕方ない。酒浸りで暴力的な父。でも憎んだ事ははかった。まして殺すつもりは……少年の瑞々しい語りで綴る注目のYA作!

※イギリスで「ライ麦畑」以来の傑作!と言われているらしいが、そもそも『ライ麦畑でつかまえて』(または『キャッチャー・イン・ザ・ライ』)を傑作と思っていないから、どうなのよ?って感じ。「ライ麦畑」が傑作だということにしたとしても、「ライ麦畑」以来、それ以上の傑作が出ていなかったとしたなら、私はとっくに世の中に絶望して、本など捨てているだろう。傑作と評価されるのはいいが、他人の作品と比較されるのは作家としても嫌なことだろうと思うし、こういう「ライ麦畑」だろうが「ハリー・ポッター」だろうが、「売れている本の名前を出せばいい」という宣伝の仕方はあまり感心しない。


「BOOK PLUS」の新刊が出たので(明日届いてしまうし)、慌てて未読の1冊『アンダーキル』を読み出した。今とくに読みたい内容ではないので、あまり気が乗らないのだけど、たまってしまうと大変だし、クリスマス本が届くまでに読了する予定。

にしても、なかなか届かないクリスマス本。11月の苦しい読書が終わったら、クリスマスものだー!と楽しみにしてたのに、全然届かないのでがっかり。去年までに集めてあるものもあるのだが、見飽きたものでなく、新しくてきれいな本を目にしたい。アドヴェント・カレンダーも頼んであるのに、早く届いてくれないと、楽しみがなくなるじゃない!


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