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2005年10月31日(月)
『何かが道をやってくる』

レイ・ブラッドベリの『何かが道をやってくる』を予定通り読了。実にハロウィーンっぽいと思うものの、これって実は10月24日くらいの話で、ハロウィーンの日まで至っていないのだ。だから、ハロウィーンの話ではないってことである。

それにしても、これを最初に読んだのは、物語の主人公と同じくらいの年齢の時で、非常にわくわくして、何か秘密の世界を知ったような気がしたものだが、今、年を重ねて改めて読むと、感じ方が大きく違うと思った。

すでに、あの少年たちのような感覚にはなれない自分がいる。もう、あの頃は二度と戻ってはこないのだな・・・などと、トルーマン・カポーティ的感傷に浸ってしまうが、事実その通りなのだから仕方がない。

しかし、過去のある一瞬、一瞬は非常に鮮明に記憶しており、その中のひとつに、10月のこの時期の不思議な感覚がある。それがブラッドベリの作品に通じるところがあるから、感じ方は違っても、なぜか懐かしい気がするのだ。

当時、ブラッドベリや江戸川乱歩を夢中で読んでいたが、今読んでみると、結構怖い話ではないか!と思う。子どもって、案外怖い話が好きなのだ。ブラッドベリと乱歩は非常に似ているところがあって、その二つに夢中になっていたというのも、我ながら納得できることではある。

昔は、日本ではハロウィーン・パーティーなんかやってなかったから、「ハロウィーンって一体どんなんだろう?」と、夢見ていたものだけど、今だって、本当の意味を知っている人はどれくらいいるだろうかと思う。

ちなみに、知っている人は当然知っているとは思うが、ハロウィーンとは万聖節前夜のこと。で、万聖節とは「All Saints' Day」で、11月1日、カトリック教会で諸聖人を祝う日(プロテスタントは関係ないのか?)。じゃ、ちょっと前に買ったアン・ライスの 『The Feast of All Saints』 は、万聖節のお祭りの話かしらん?などと。。。

早速、明日11月1日から読みたいとは思ったものの、またまた図書館でたくさん借りているので、これも叶わず。実際には、南北戦争前のルイジアナでの黒人奴隷の話らしいが、中身はどうあれ、読みたいと思った時に読まないと、こんな大部の書はなかなか読めないよと思う。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『何かが道をやってくる』 創元SF文庫/レイ・ブラッドベリ (著), 大久保 康雄
文庫: 350 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 東京創元社 ; ISBN: 4488612016 ; (1964/09)

出版社/著者からの内容紹介
ある年の万聖節前夜、ジムとウィルの十三歳の二少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった。カーニバルの騒音の中で回転木馬の進行につれて、時間は現在から未来へ過去から未来へと変わり、魔女や恐竜の徘徊する悪夢のような世界が展開する。SF界の抒情詩人が世に問う絶妙なリズム。ポオの衣鉢をつぐ一大ファンタジー。


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2005年10月30日(日)
「白鯨」&「ソフィーの世界」

昨日、前日ビデオに録画しておいた「白鯨」を観た。グレゴリー・ペックが好きなので、子どもの頃に何度か観ているはずだが、その時には、これがあの有名なメルヴィルの『白鯨』だとは知らなかった。怪獣映画の部類だろう程度にしか観ていなかったので、再度ちゃんと観なおそうと思って録画しておいたのだ。

グレゴリー・ペック演じるエイハブ船長が、宿敵モビー・ディックにくくりつけられて、死んでもなお乗組員を手招きしているところなどは、明確に記憶に残っていたが、それもちょっと笑えるB級ホラー映画くらいにしか観ていなかったのだ。

しかしクレジットを観ていて、レイ・ブラッドベリの名前があったのでびっくり!あの映画の脚本はブラッドベリが書いていたのだ。そういえば、そのようなことを聞いた覚えがあったなと徐々に思い出してきたので、たまたま今読んでいる『何かが道をやってくる』の解説をみてみたところ、たしかに書いてある。

「ジョン・ヒューストン監督で映画化されたメルヴィルの「白鯨」のシナリオは、ブラッドベリが執筆したものである」

なるほど、本にも映画にも“セントエルモの火”が出てきたりするし、映像にもちょっとブラッドベリっぽいところがあるかな、と思ったりもした。刺青の男なんてのは、まさしくブラッドベリじゃないかとも思うが、そもそもメルヴィルの『白鯨』を読んでいないので、原作のほうに“セントエルモの火”や刺青の男が出てくるのかどうかはわからない。だとすれば、それがもともとの世界なのか、「ブラッドベリっぽい」のかは、何とも言えないところだが・・・。

その後、夜中に「ソフィーの世界」を観た。冒頭を見逃したが、これもヨースタイン・ゴルデルの原作を持っているものの、未読のままなのだ。ゴルデルのファンタジーは好きなのだが、作品によっては、もともと哲学者ゆえ、ともすれば面倒な哲学談義になってしまう。それが嫌でずっと避けてきた作品なので、この際映画で観てしまえというわけだったのだが、へえ~、こういう話だったのかと。面倒な哲学を分かりやすくという狙いは分かるのだが、にしても結末がちょっと「分かりやす過ぎ」。やっぱり映画で観てしまってよかったなあ・・・なんて。これでさらに原作を読むのは遠のいたみたいなので、BOOK・OFFに売ってしまおうかなと。映画のソフィーちゃんが、あまり好みじゃなかったし。(^^;


◆六大学野球─早慶戦

早大快勝、勝ち点4/東京6大学
<東京6大学野球:早大4-1慶大>◇最終週最終日◇30日◇神宮

早大が4-1で勝ち、2連勝で勝ち点4を挙げた。最終順位が確定し、優勝した法大、2位早大以下は明大、立大、慶大、東大の順となった。首位打者は早大の武内内野手が打率4割2分6厘で初めて獲得した。1回に1点を先行された早大はその裏に上本の先頭打者本塁打などで2点を奪い逆転、その後も加点して快勝した。


◆ラグビー関東大学対抗戦

早大、筑波大に圧勝/ラグビー
<ラグビー:関東大学リーグ>◇30日◇東京・秩父宮ラグビー場◇1試合

早大が筑波大に64-17で圧勝した。早大は4戦全勝で、筑波大は1勝3敗。早大は4トライを奪って前半を26-3で折り返し、後半は6トライを加えた。


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2005年10月29日(土)
いたずら魔女のノシーとマーム

  


先日、細い三日月を夜空に見ながら、「あ、今月はハロウィーンか」と思ったことを思い出した。この時期の月は、満月でも三日月でも不気味に大きく美しい。

南部のパーティーが終わったら、それ系(魔女とか魔法とか魔物とか)のものを読みたいと思い、図書館に予約しておいたのが、児童書の<いたずら魔女のノシーとマーム>シリーズなのだが、2巻目が用意できたと連絡があったものの、1巻目は予約が結構入っていて、まだまだ順番が来そうにない。

しかも、原書は2冊とも在庫切れ(Amazon)で、すぐには買えない状態。それに、2巻目はもうクリスマスの話になってしまうのだ。それにしても、原書と翻訳の表紙が逆版になっているのがおかしい。なぜわざわざ逆版にするんだろう?右開きか左開きかの問題?

ともあれ、仕方がないのでブラッドベリでも読むかと、 『何かが道をやってくる』 を探し出してきた。「仕方がない」と書いたが、けして嫌々読むわけじゃない。ブラッドベリはその昔、私をファンタジーに目覚めさせた張本人だから、基本中の基本。この作品も何回目かの再読。

先日新しく購入し直した 『To Kill A Mockingbird』 も、ハロウィーン時期の定番で、毎年読んでも飽きない作品なのだが、今年は何かと南部関連にはまっていたので、今回はパスしておこうかと。

クリスマスといえば、昨日届いたファニー・フラッグの 『A Redbird Christmas』 は、タイトルどおりクリスマスの話。今年のクリスマスはこれ。というか、年のはじめに洋書バーゲンで買ったクリスマス本もあるし、去年購入して読み終わらなかった本もある。なんだかんだ言って、クリスマス本は毎年買ってしまうので、たまる一方。

ちなみに31日には、アイリッシュパブのダブリナーズで、ハロウィーン・パーティーがある。自分が責任を持つパーティーではなく、他人の開いたパーティーで、気楽にわいわい騒ぎたい気分でもある。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ミシシッピ=アメリカを生んだ大河』/ジェームス・M・バーダマン (著), 井出野 浩貴 (翻訳)
単行本: 240 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 講談社 ; ISBN: 4062583380 ; (2005/08/11)

出版社 / 著者からの内容紹介
「偉大なる褐色の神」を旅する。
ミシシッピはアメリカという林檎を貫く「芯」である。ニューオーリンズの情熱的なクレオール文化。デルタの苛酷な環境が生んだブルース。公民権運動の舞台メンフィス。NYや西海岸を見てもわからない、アメリカの歴史と文化の本質を探る4000キロ縦断の旅。


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2005年10月28日(金)
満員御礼

昨日はおかげさまで、「アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT」を無事に開催することができました。当初の予定を上回る28人もの方が参加してくださいました。

わざわざ出席していただき、また募金をしていただいた方々、お忙しい中、本当にありがとうございました。心より感謝いたしております。

さらに、この日のために寄付をくださった方々にも、厚く御礼申し上げます。皆様からいただいたたくさんのご好意は、必ずニューオーリンズに届くよう、今後も力を尽くすつもりでおります。

ご協力、本当にありがとうございました。

schazzie


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『A Redbird Christmas』/Fannie Flagg (著) ¥814
マスマーケット: 193 p ; 出版社: Fawcett Books ; ISBN: 0345480260 ; (2005/10/25)
From Publishers Weekly
Lured by a brochure his doctor gives him after informing him that his emphysema has left him with scarcely a year to live, 52-year-old Oswald T. Campbell abandons wintry Chicago for Lost River, Ala., where he believes he'll be spending his last Christmas. Bestselling author Flagg (Fried Green Tomatoes; Standing in the Rainbow) makes this down-home story about good neighbors and the power of love sparkle with wit and humor, as she tells of Oswald's new life in a town with one grocery store and a resident cardinal (or redbird, as the natives call it). Frances Cleverdon, one of four widows and three single women in town, hopes to fix him up with her sister, Mildred—if only Mildred wouldn't keep dying her hair outrageous colors every few days. The quirky story takes a heartwarming turn when Frances and Oswald become involved in the life of Patsy Casey, an abandoned young girl with a crippled leg. As Christmas approaches, the townspeople and neighboring communities—even the Creoles, whose long-standing feud with everybody else keeps them on the other side of the river—rally round shy, sweet Patsy. Flagg is a gifted storyteller who knows how to tug at readers' heartstrings, winding up her satisfying holiday tale with the requisite Christmas miracle.
Copyright © Reed Business Information, a division of Reed Elsevier Inc. All rights reserved.


◆図書館(→11/18)

『不運な女』/リチャード・ブローティガン (著), 藤本 和子 (翻訳)
単行本: 155 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105127020 ; (2005/09/29)


『奇跡も語る者がいなければ』/ジョン・マグレガー (著), 真野 泰 (翻訳)
単行本: 366 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105900439 ; (2004/11/25)


『ハーメルンの笛吹きを追え!』/ビル・リチャードソン (著), Bill Richardson (原著), 代田 亜香子 (翻訳)
単行本: 261 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 白水社 ; ISBN: 4560047804 ; (2004/04)
出版社/著者からの内容紹介
「ハーメルンの笛吹き」の話はとても有名。でもあの子供たちはいったいどこへ連れ去られたのか? 秘密の力を持つ少女が笛吹き男を追って子供たちを救出する素敵な冒険ファンタジー。


『イーサン・フローム』/イーディス・ウォートン (著), Edith Wharton (原著), 宮本 陽吉 (翻訳), 貝瀬 知花 (翻訳), 小沢 円 (翻訳)
単行本: 221 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 荒地出版社 ; ISBN: 4752100932 ; (1995/09)

※画像は原書 『Ethan Frome』

内容(「MARC」データベースより)
「衝突事故」のせいで額に赤い傷を残し、鎖にひかれるように足を引きずって歩く農夫、イーサン・フローム。ニューイングランドを舞台に一人の男の生き方を描く。愛憎の果て生きることの意味を問う珠玉作品集。


『すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER』/森 博嗣 (著)
文庫: 522 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 講談社 ; ISBN: 4062639246 ; (1998/12)
内容(「BOOK」データベースより)
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。


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2005年10月27日(木)
「アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT」


   ★☆★ 南部づくし!─アメリカ南部の夕べ ★☆★


SOUTHERN NIGHT




■日時:10月27日(木)6:00pm~(途中入場可)
■場所:どん底3階─新宿区新宿3-10-2 ℡ 03-3354-7749
■会費:3000円+お気持ち(ハリケーン被災者への募金)

※飲み物とお食事は十分ご用意してあります。



■南部映画:「The Grass Harp─草の竪琴」
■南部音楽:ジャズ、ケイジャン、ザイデコ等
■ニューオーリンズ名物「ハリケーン・カクテル」
■「スパニッシュ・モス」の現物をご覧ください!


【The Grass Harp─草の竪琴】
監督・製作:チャールズ・マッソー
脚本:スターリング・シリファント
原作:トルーマン・カポーティ 『草の竪琴(The Grass Harp)』(※カポーティはニューオーリンズ生まれ)
出演:エドワード・ファーロング、シシー・スペイセク、ジャック・レモン、ウォルター・マッソー

<内容紹介>
両親と死別した少年コリンは、ある日遠縁にあたる姉妹に引き取られる。ビジネス・ウーマンの妹ヴェレーナに比べ、いつも夢見がちな姉ドリー。心を閉ざしていたコリンは、次第にドリーに心を開いていく。そんなある日ふたりはふとした事件をきっかけに家出をし、森のムクロジの樹の上の家で暮らすことになる。自分らしく自由に生きるふたりに町の人々は次第に共感を覚え、愛すること、生きることを学んでいく・・・。







●ACCESS
※地下鉄丸ノ内線新宿三丁目駅 出口B2より2分
※都営新宿線新宿三丁目駅 出口C5より2分



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2005年10月26日(水)
「アメリカ南部の夕べ」前日

昨日は、なんとか家から抜け出して、歌の練習をしに行った。2時間ほど練習したが、歌詞を覚えられないのは相変わらず。伴奏のギターと合わせるのが精一杯。さらに、タンバリンも打つとなれば(手と腿の外側が青あざ)、そっちのほうに神経が行ってしまい、歌詞はさらに不明となっていく・・・。ま、コミックバンドだと思って我慢してもらいましょう。(^^;

にしても、歌を歌うのは非常に疲れる。夕食後テレビを観ながら、倒れるようにそのまましばらく寝てしまった。これで痩せればいいのだが、お腹もすごく減るので、食欲だけは増進。ぶぶぶ!

今日は、間際になって参加者が1人追加になり、合計23人となる。再度連絡し直し。食べ物、飲み物、ジャズフェスのチケットの手配、会場のレイアウトの確認などなど、万事抜かりはないかと気が気ではないのだが、ここまできてしまえば、なるようにしかならないさ!


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2005年10月25日(火)
The Misadventures Of Maude March



『The Misadventures Of Maude March: Or Trouble Rides A Fast Horse』/Audrey Couloumbis

Eleven-year-old Sallie March is a whip-smart tomboy and voracious reader of Western adventure novels. When she and her sister, Maude, are orphaned for the second time, they decide to escape their new self-serving guardians for the wilds of the frontier and an adventure the likes of which Sallie has only read about. This time, however, the wanted woman isn't a villain out of a dime novel--it's Sallie's very own sister!

Narrated by the irrepressible Sallie, what follows is the rollicking story of what really happened out there on the range. Not the lies the papers printed, but the honest-to-goodness truth of how things went from bad to worse and how two very different sisters went from being orphans to being outlaws--and lived to tell the tale! Bursting with memorable characters, fast-paced action, and laugh-out-loud moments, this is Newbery Honor winner Audrey Couloumbis's most unforgettable work yet.

● Hardcover | September 2005 | $ 15.95 | 0-375-83245-9
Wild West website




アメリカ南部の話もいいが、カウボーイが登場する西部ものにも大いに惹かれる。「Misadventure」とは、不運な出来事とか災難という意味だが、ということは、西部もので、なおかつレモニー・スニケットの<不幸な出来事>みたいな要素もあるのかしらん?と、俄然興味を持ってしまった。<不幸な出来事>同様、やっぱり孤児になるみたいだし・・・。

ニューベリー賞作家ということで今いち不安もあるのだが(私はどうもニューベリー賞作品は合わない)、この作品でニューベリー賞をとったわけではないし、1冊くらい読んでみてもいいかなと。

「Wild West website」 という公式サイトもすでにできていることだし、出版社も力を入れているのだろう。たぶんこの先シリーズ化されて、何十冊も出版されるのかも。となれば、1巻目を入手しておくのは、コレクターとしても見逃せないことかもしれないなあ、なんて。


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2005年10月24日(月)
Bev Marshall

この夏、 Bev Marshall の 『Right as Rain』 を購入したのだが、これは期せずしてアメリカ南部ミシシッピの話だった(未読)。中身がどうのというより、なんとなく・・・で買った本なので、よくよく見てみたら南部の話だったというのは嬉しい。

というわけで、 Bev Marshall は南部の作家なのかぁ~と思っていたところ、彼女の3作目が出た。『Right as Rain』 は2作目。

それが 『HOT FUDGE SUNDAY BLUES』 で、これもまたミシシッピの話。南部の話というだけでも興味深いが、タイトルもなんだかおいしそうで、そそられる。

私の場合、表紙を見ただけで買ってしまうジャケ買いもよくあるが、タイトルだけで気にいって買ってしまう本もある。これはその類。まだ注文してはいないけれど、カートの中には入れてある。(^^;

ちなみに、1作目は 『Walking Through Shadows』 で、これもまたいい感じの表紙。洗濯したばかりの木綿の白いワンピースから、石鹸の香りがしてきそうなイメージ。もちろんこれもミシシッピの話で、3作ともゼビュロンというスモールタウンが舞台になっているようだから、「続き」というわけではないだろうが、関連性はあるのかもしれない。ということは、1作目から読んだほうがいいってこと?と思い、これもまたカートの中。

スモールタウンが舞台というと、ちょっといい話ではあるが、スケールが小さくて退屈か、予想に反して内容が濃くてすごく面白いか、どちらかだろうなあというイメージがある。でも、アメリカのスモールタウンもの(南部に限らず)というのは、なんとなく好みではある。


こうして本を買おうかなあ・・・と思って考えているときが一番楽しいのだが、残念ながら今のところ読む暇がなくて、とても悲しい。それに、今日は風邪気味なのか、頭痛が全然治らない。朝一で、アポロ13号のお供をして出かけなくてはならなかったし、寝不足もあって体調悪し。

頭痛は、肩こりがひどいせいもあるかも。というわけで(?)アリナミンVを買う。明日はジップ・ジャックで歌の練習もあるし、体力をつけておかないと。。。


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2005年10月23日(日)
リロイ・ジョーンズ

まゆみさんからのメールで、現在リロイ・ジョーンズと一緒に演奏しているとあった。27日には、メゾン・バーボンも再開するので、ジャミール・シャリフもアトランタから戻ってくるそうだ。27日は「アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT」の日。ジャミールのCDもかけるつもりなので、グッド・タイミングではないか!

さて、リロイ・ジョーンズってかなり有名じゃないか・・・と思ったのだが、私が思い浮かべたのは、『ブルース・ピープル』 で有名な LeRoi Jones(Amiri Baraka) であった。まゆみさんが一緒に演奏しているのは、Leroy Jones で、スペルが微妙に違う。 LeRoi のほうは、40年前に『ブルース・ピープル』を書いたニュージャージーの景観詩人だが、 Leroy の写真を見ると、40年前にそんなことをしたとはとても思えないし、以前にジュンク堂のトークショーでもらった資料にあった LeRoi の写真とは、似ても似つかない(LeRoi は1934年生まれのおじいさんである)。

ともあれ、彼女も精神的にはいろいろあるようだが、今のところ元気に演奏活動をしているようなので、ほっとしている。

今日は家で歌の練習をしたが、やっぱり歌詞が覚えられない。こんなに記憶力が悪いとは!我ながらあきれかえる。というか、何か考え事があると、歌詞が全く頭に入ってこないのだ。口先だけで歌っている感じ。で、時間がないので、他に雑用をしながら覚えようとすると、これまた集中できないのでやっぱり入ってこない。逆に歌詞に集中しようとすると、手元がおぼつかなくなるし。


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2005年10月22日(土)
不運な女

肉体的にも精神的にも疲れた。病院の日だったので、血圧を測ってもらったのだが、高くはなっていなかったので、とりあえずよしではあった。このところ朝起きるたびに、倒れそうになっているので、ちょっと心配だったのだ。

腹が立つこと、悲しいこと、心配なこと、イライラすることなどなど、ほかでぐだぐだ書いていたりもするのだが、ここに書くべきようなことが思い浮かばない。読書も進んでいないし。

あ、そういえば図書館から、予約していたリチャード・ブローティガンの 『不運な女』 の準備ができましたと連絡があったっけ。これって私のこと?なんかグッド・タイミングだなあ・・・。でも、読む時間がないので、まだ取りには行けそうにない。

先日借りたフランシス・イタニの 『遠い音』 も全然開いてないし。あれは分厚いから、ちょっとやそっとじゃ読めそうにないのに、日にちだけが過ぎていく。

とにかく、疲れた。

それでも、やることは山積み。肉体的な疲れは休めばとれるが、精神的なことはそうはいかない。コンビニでリポビタンDを買ってきたが、アリナミンVにしたほうがよかったかなあ・・・なんて。<関係ないって。

リポDなんて、単なる気休めだ。でも、「気が休まる」ならいいのか。などと思っているうちに、プリンタのカートリッジ(黒)の残量が少なくなっているから取り替えろなんて表示が出てきて、またやることが増えてしまった。この間カラーのカートリッジを取り替えたばかりだってのに、どうせなら一度に言ってくれ!って感じ。

このところ、なにやかやと200枚くらいプリントアウトしているから、インクがなくなるのも当然といえば当然だが、プリンター本体がずいぶん安くなったなと思っていたら、インクで儲けてるのか。

さて、いまだにライブの曲の歌詞を覚えられない。というか、練習する時間もない。どうしたものか・・・。


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2005年10月21日(金)
主婦の立場

今日、アポロ13号の世話でヒーコラしているってのに、「昼間どうやって時間潰してるの?」と聞かれた。毎日24時間でも足りないというのに、「外に勤めに行かない状態=暇」という考えは、一体どこから来るのだろう?「毎日やることもなく暇で暇でしょうがなくて、まるでもう仕方なく時間を潰している」みたいに思われているんだろうか。

さらに、「主婦=何も生産的なことはできない(またはできるわけがない)=暇」という考えも、一体どこから来るものなんだろう?これは「女性蔑視」なのか?女には何もたいしたことができるわけがないと?

そういう考えをしている人にわかってもらおうとするには、何時間、いや何日もかかるだろう。場合によっては、いつまでたっても全く理解されないということもあるだろう。というか、わかってもらおうと思わなければならないこと自体に腹が立つので、そんなことについて話をしようとも思わないが、一体何を話したらいいものやら、それすらわからない。

たぶん主婦の大半は、老人介護などで大変な思いをしていても、外に勤めに出ていないから暇だし、大変なことなどないだろうと思われているに違いない。気の毒な主婦!

こうなったら、何が何でも「ぐうたら主婦道」を貫いてやる!


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2005年10月20日(木)
アポロ13号の災難

夕べ、最後に感動的なことがあったので、いい気分で家に帰ったところ、奈良にいるアポロ13号から電話があり、「骨折した」と言う。なんで!?という感じで、一気に酔いも感動もさめてしまった。

奈良の友人とお酒を飲んだあと、散歩がてら付近を歩いていたら、1.5mくらいの崖から落ちたらしい。友人が一緒だったので、知り合いの病院に連れて行ってもらい、すぐに手当てはしたらしいが、保険証のコピーをFAXで送ってくれとのこと。夜中です。

うちにはFAXがないので、とにかくコピーだけして、近くのコンビニに走る。酔いはさめたとはいえ、書き込んだ字はミミズがのたくっているかのようだ。あんた、さっきおでん買ってった人でしょう?という目で見られながら、全くなんてこった!という気分。

で、今日は東京駅まで迎えに行ったのだが、あら、やっぱ松葉杖ですか!と、冗談でなく、ほんとだったんだなあと、今更のように思う。それから家の近くの整形外科に連れて行き、ギブスをしてもらう。奈良では「手術になるかも」と言われたそうなのだが、複雑骨折ではなかったようで、手術はまぬがれた。全治2~3ヶ月だそうな。まったく災難だ。

しばらくは、ひとりでは何もできないだろうから、私もあまり出かけられなくなりそう。アポロ13号が外出しなければならない場合には、すべて付き添っていかなくちゃだし、パーティー前のしんどい時に、さらにしんどい事が重なり、ますますタフにならなければ!と、疲れた頭で思う。ダイエットなんかしてられないって。

そんなわけで、図書館で借りていた本のうちデルトラ4冊を読む暇がなくて、そのまま返さなくてはならない事態となった。4巻まで読んだので(全8巻)、もういいやという感じではあったから、延長もせずに返してしまった。ついでに、予約の本が用意できているというので、それを1冊だけ借りてきた。にしても、分厚いなこれ。


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→11/3)

『遠い音』/フランシス・イタニ (著), 村松 潔 (翻訳)
単行本: 526 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 新潮社 ; ISBN: 410590048X ; (2005/08/30)
出版社 / 著者からの内容紹介
音のない世界が、こんなにも豊かだったとは……。静寂の大地カナダで、戦争の世紀を生き抜いた聾唖の女性の半生を、実話をもとに力強く描いた感動作。


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2005年10月19日(水)
世の中捨てたもんじゃない

先日も書いたが、以前から復刊.comにもリクエストをしていた、スティーヴ・エリクソンの『黒い時計の旅』を、やっと入手できた。24時間以内に発送とあったのに、40時間以上たっても発送されず、またかAmazon!とムカついていたのだが、何はともあれ届いたのでよし。

これはすでに読んだことがあるので、今すぐにまた読み直すというわけでもないのだが、自分の手元にあるというだけで嬉しい本なのだ。そういう本て、それほど数は多くないが(というか、めったにない)、いくつかある。持っているだけで、幸せになれるという本だ。

ところで、ライブでギターを弾いてくれる人に、その曲が入っているCDを貸したのだが、「中身入ってませんけど」とメールが来た。あーあ、またやってしまった!よくやるんだな、これ。大ボケ。(^^;

というわけで、中身を届けに今日もお出かけ。どん底のキッチンに、パーティーで出す食べ物を全部OKしてもらったし、出席者も20人を越えたので、とりあえず一息ついた感じ。

帰りにDMXに寄ったところ、四国から来たという男の子二人組がいて、帰りがけに5000円を寄付してくれた。初めて会った人なのに、びっくりして、驚いて、嬉しくなって、また泣いてしまった。かなり頻繁に人間不信に陥る私だけど、世の中そう捨てたもんでもないなと。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デルトラ・クエスト(4)うごめく砂』/エミリー・ロッダ (著), Emily Rodda (原著), 岡田 好恵 (翻訳), はけた れいこ
単行本: 205 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 岩崎書店 ; ISBN: 4265061540 ; 4 巻 (2002/10)
内容(「MARC」データベースより)
つかれた体をひきずって旅をするリーフたち。めざすは「うごめく砂」。砂の前に立つ石碑に刻まれた言葉だけをたよりに、広大な砂丘にふみこんだ三人が目にしたものは……? 愛と友情と闘いのファンタジー。


◆Amazon

『Prisoner Of The Iron Tower: Book 2 the Tears Of Artamon (Tears of Artamon (Paperback))』/Sarah Ash (著) ¥893
マスマーケット: 542 p ; 出版社: Spectra ; ISBN: 055358622X ; (2005/08/30)


『黒い時計の旅』/スティーヴ・エリクソン (著), Steve Erickson (原著), 柴田 元幸 (翻訳) ¥1260
単行本: 402 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 白水社 ; ISBN: 4560071500 ; (2005/08)
出版社からのコメント
時間と空間の境界をやすやすと乗り越える瞠目すべき幻視力と読者の感覚を強烈に刺激する細部のリアリティ。スティーヴ・エリクソンの小説世界は比肩する者のない根源的な虚構の膂力をもってアメリカ文学界に屹立している。処女作『彷徨う日々』から『Xのアーチ』に至る邦訳傑作群はいずれも見事な想像力の産物だが、なかでエリクソン・ワールドの扉を開く鍵となる1作を選ぶとしたら、この『黒い時計の旅』が最適だろう。まずは、語りとして抜群に面白いからだ。ヒトラーの私設ポルノグラファーという意表をつく人物設定を軸に「もうひとつの20世紀」を構築するその手際は鮮やかというしかない。


『ルナティックス - 月を遊学する』/松岡 正剛 (著) ¥980
文庫: 336 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 中央公論新社 ; ISBN: 4122045592 ; (2005/07/26)
出版社 / 著者からの内容紹介
月的なるものをめぐって古今東西の神話・伝説・文学・芸術を縦横にたどり語られる「月の百科全書」。月への憧れを結晶化させた美しい連続エッセイ。


Amazon.co.jp オリジナルブックカバー(ブラック) ¥273
(Amazonギフト券 ▲¥273)
文庫: サイズ(cm): 16.2 x 31
出版社: ; ISBN: B0009WHOMG ; (2005/07/11)
素材:ポリエステルキャンバス
仕様:しおりつき
サイズ:縦 約16cm x 横 約30cm(文庫版サイズ)


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2005年10月18日(火)
広島、奈良の旅

今日からアポロ13号は、広島と奈良に一人旅。向こうにそれぞれ友人がいるので、彼らに会うのが目的らしい。今日は広島の友人と会い、カキを食べたらしいが、「ニューオーリンズのカキのほうがおいしい」とのこと。

たしかに広島のカキとニューオーリンズのカキは種類が違うし、日本ではあまりカクテルソースは使わないから、カクテルソース好きとしては、ニューオーリンズとかボストンのほうがおいしいと思うに違いない。そういう私もカクテルソース派なので、洋物のほうがいいなと思う。

アポロ13号がそんなことをやっている間、私は歌の練習やパーティーの準備に駆け回る。あれこれ考えなくてはならないことがたくさんあるので、歌詞が全く覚えられない。困った。

知り合いのカラオケスナックにタンバリンを借りに行ったところ、飲み代が5000円だった。ちなみに、新しいタンバリンを買っても、1500円くらいで買えるのだ。ケチった結果が、かえって高くついてしまった。うげげ!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ドラゴンランス 魂の戦争 第一部 墜ちた太陽の竜 (中)』/マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), 安田 均 (翻訳)
単行本: 286 p ; サイズ(cm): 21
出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757723466 ; 第1部〔中〕 巻
出版社 / 著者からの内容紹介
世界5000万部ファンタジー。世界は大赤竜マリスら巨竜族に蹂躙された。悲劇の魔術師パリンとタッスルに、暗黒騎士団、グリーンドラゴンが襲いかかる!! 謎と戦慄の第二弾。


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2005年10月17日(月)
スティーヴ・エリクソン新刊

スティーヴ・エリクソンの新刊 『アムニジアスコープ』 が欲しいなあと思っていたのだが、3000円近くもするので、ちょっと手が出ない。本全体が売れないせいか、どんどん高くなっている気がするけど、高いから買わないでいると、またさらに高くなるんだろうなあ。近頃では、文庫で1000円越すというのも珍しくないし。ちょっと待てば、BOOK・OFFなどで安く売っているから、新刊ではなかなか買わないしねえ・・・。

とりあえず図書館で借りて、気に入ったら買おうと思い、図書館に予約しようとしたら、結構予約が入っていて、しばらく待たなければならない。今すぐ読めるわけじゃないので、丁度いいくらいだとは思うけれど、エリクソン、やっぱり人気があるんだなあと。

ところで、絶版になっていた 『黒い時計の旅』 が、今年8月に復刊になった。エリクソン作品の中で、私が一番気に入っているものだ。初版の単行本とは違うので、復刊とは言わないのかもしれない。前からリクエストしていた「復刊.com」からは、何の連絡もなかったし。。。

どっちにしろ、これはどうしても翻訳を入手したいと思っていたので、とても嬉しい。柴田元幸氏の翻訳だから、原書より翻訳で読んだほうが面白いから。白水Uブックスで買えるというのもまた嬉しい。というわけで、早速買おうっと!となると、『アムジニアスコープ』もまた、そのうちUブックスで・・・というのは虫が良すぎるだろうか。


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2005年10月16日(日)
ラグビー「早稲田×日体大」

今年初のラグビー観戦に行ったのだが、神宮球場では六大学野球をやっており、第一試合の「慶應×法政」が延長戦になり、ラグビーが終わった時点で、まだ第二試合の「早稲田×立教」は始まってもいなかったため、急遽野球も観ることにした。

ちなみに、六大学野球の時の外野席は、女性と子どもは無料。今日は雨模様で寒かったけれど、天気の良い日だったら、すごく気持ちがいいだろうなあと。だって、早慶戦以外はガラガラに空いてるし。(^^;

でも、今年は法政が優勝じゃないのかなあ?早稲田は、かろうじて勝ち点は取ったものの、東大に1戦負けてるんだもの。今日のプレーを見ていると、こりゃ確かに東大にも負けるかもぅ~って感じではあった。


ラグビー ─ sanspo.com

関東学院大黒星、早大圧勝

ラグビーの関東大学リーグは16日、東京・秩父宮ラグビー場などで5試合を行い、リーグ戦グループで関東学院大が東海大に17-35で敗れて初黒星(2勝)を喫する波乱があった。対抗戦グループは5連覇を目指す早大が日体大に95-0で圧勝し3連勝した。


六大学野球 ─ sanspo.com

早大勝利も武内の通算100安打はお預け

(東京六大学野球、第6週第1日、15日、神宮)
1回戦2試合が行われ、早大と法大がそれぞれ先勝した。早大は4-2で立大に勝利。通算100安打まであと1本と迫った武内晋一一塁手(4年)は4の0で3三振と奮わず、記録の達成は16日以降に持ち越しとなった。慶大を4-1で下した法大は下敷領悠太投手(4年)が3連続完投でリーグ戦トップの4勝目をあげた。

社会人・大学生ドラフトで希望枠でのヤクルト入りが確実視されている武内が、通算100安打まであと1本に迫りながら4の0と足踏み。二回一死満塁のチャンスでは空振り三振に倒れるなどこの日は3三振を喫した。「自分の考えすぎです。今まで通り入っていればよかった。また明日打てるように切り替えます」と前を向いた。

法大・下敷領が3連続完投でトップ4勝目

下敷領が3連続完投でトップの4勝目をマークした。前週の東大戦では下敷領と平野のコンビで2試合連続完封し、この日も八回まで完封ペース。九回に適時打を浴び惜しくも3連続完封は逃したものの「完封を続けたかったけど、勝てたからいいです。とりあえずこの慶応戦が大事。去年もここでやられた」と気持ちを引き締めた。これでチームは5連勝。平成13年春以来の優勝が見えてきた。


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2005年10月15日(土)
<不幸な出来事>シリーズ12巻目&世にも不幸な出来事

10月1日に出るはずだった、レモニー・スニケットの<不幸な出来事>シリーズの12巻目が、やっと届いた。というか、事前にAmazonに予約しておいたのだが、いつになっても届かないし、Amazonからは例によってなしのつぶて。

以前にもカスタマーサービスに、予定日に届けられないなら、その理由を知らせるべきだとメールを出したのだが、まるで聞いちゃいないようだ。文句を言うだけ時間の無駄という感じ。いくら意見を言おうが、そういう企業体質って、全く変わっていない。

今回、ここまで遅れても平静でいられたのは、出版元のハーパー・コリンズから、18日に延期という知らせをもらっていたからだ。それがなかったら、またAmazonとやりあうところだった。

ちょっと前に実施されたAmazonのアンケートには、「お客に対する態度が非常に悪い」と書いておいたのだが、これも無視されたんだろう。とにかく、それで自分の血圧があがるのも馬鹿らしいので、Amazonには一切期待してはいけない。またか・・・という程度で、諦めておくしかない。


ところで昨日は、プロ野球セリーグ最終戦「横浜×ヤクルト」を神宮に観に行ってしまった。この間、もう今年は最後と言ったのだが、ヤクルトの若松監督が退団するし(監督の中では一番好きだった)、楽天の三木谷が、またホリエモンの二番煎じで、ごちゃごちゃと迷惑なことをやっているので、もしかして「横浜が横浜じゃなくなるかもしれない」という心配もあって、本当に横浜の最後かも・・・と、観に行った。

2球団は持てないから、野村監督就任も危うい(野村監督怒ってます!)楽天を売却するなんて噂もあって、そんなことだったらホリエモンに譲っておきゃよかったのにと思う。そもそも野球が好きなわけでもなく(好きでないどころか、野球を知らない)、ただ単に金儲けしか考えていないんだから、ファンのほうはいい迷惑だ。

楽天を売却するなんて、まさか!と普通の人は思うけど、その「まさか!」を平気でやれるのが三木谷だと思う。ファンのことなど、全然無視できてしまう人間だ。だって、もともと野球なんか好きじゃないんだから。

でも、「ビジネス」だからと言えば、なんでもいいのか。なんでも許されてしまうのか。世間の人たち(特に国会議員のセンセイがた)も、ホリエモンは批判するが、三木谷は批判しないって、どういうことだろう?また、村上ファンドは攻撃されるが、三木谷は攻撃されないって、そりゃとんでもなく不公平ってもんじゃないんだろうか?

言うことがコロコロと変わった三木谷の去年の言動は、まだまだ記憶に新しい。野球とは関係ないが、私はネット上でも多大な迷惑を蒙っている。そんな楽天とは一切かかわりを持ちたくないから、売るなら横浜のほうを売ってよ!という感じ。

今だって、どうせ試合を放映してくれないんだから、TBSが持ってるメリットなんかないわけで、だったらどこだっていいと思うけど、万一、楽天が所有するなんてことになったら、横浜ファンはやめる。それだけは絶対に嫌。

ちなみに、新聞でもテレビでも、三木谷の顔写真をデカデカと出さないでほしい。観るに耐えない。世界的に災害がたくさんあって、みな憂慮しているというのに、まったくのんきな話だ。アメリカ南部やパキスタンなどに、株で使ったと言われている900億円の一部でもいいから、寄付してあげたらいかがですか?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Evening Class』/Maeve Binchy (著)
マスマーケット: 544 p ; 出版社: Dell Pub Co ; ISBN: 0440223202 ; (1998/04)
Amazon.com
Maeve Binchy can always be counted on to spin an involving tale about ordinary people that brings out the extraordinary in everyone. In Evening Class, Binchy zooms in on the working-class of Dublin. Schoolteacher Aidan Dunne organizes an evening class in Italian with the help of Nora O'Donoghue, an Irishwoman returning home after 26 years in Sicily. When the somewhat squashed-by-life denizens of the surrounding neighborhood take the unexpected step of enrolling in the class, they find their lives transformed.

Binchy tells her story from the viewpoints of eight different characters and rewards both them and her readers with happy endings after the requisite rocky road. Reading a novel by Maeve Binchy is like catching up with old friends--you know everything will turn out fine in the end, but you're still interested in how things get that way.


◆Amazon

『The Penultimate Peril (Series of Unfortunate Events 12)』/Lemony Snicket (著), Brett Helquist (イラスト) ¥1257
ハードカバー: 353 p ; 出版社: Harpercollins Childrens Books ; ISBN: 0064410153 ; (2005/10)
※<不幸な出来事>シリーズ12巻目


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2005年10月14日(金)
ニューオーリンズの現状(2)

<まゆみさんからの報告>

"Thank you for the music. We need this."

私はまだニューオーリンズにいて、自分の家の片付けなどをあれこれやっています。ニューオーリンズの再建を手伝いたいので、たぶん来年の1月までは、他の町には行かないだろうと思います。また、ニューオーリンズのこの状況を、自分自身の目で見届けたいとも思っています。

今、住む家を探しているのですが、変な現象が起きていて、ニューオーリンズの家賃が異常に高くなっています。

昨日、フレンチクォーターのバーの外で演奏をしたら、町の人々が皆それぞれに、どれほどニューオーリンズを愛しているか、どれほどニューオーリンズが特別で、他の町とは違うかということを、熱い思いで分かち合ってくれました。

彼らはメディアを嫌っていて、先週のフジテレビの取材の時は、誰も外に出て来ませんでした。私もこの放送を観て、メディアの人たちのずるさに、頭にきてしまいました。

皆一緒になって、ニューオーリンズの有名な曲で踊りまくってくれて、それを軍の兵士たちや、他の州からヘルプで来ている人たちが、興味深そうに観ていました。

チャンネル6で働いている黒人の男の子は、何度も何度も「音楽をありがとう。僕たちには音楽が必要なんだ」と言ってチップをくれ、ビールを買ってくれました。彼もニューオーリンズを守りたくて、すぐに帰って来たとのこと。

本当にニューオーリンズを愛している地元の顔馴染みはもちろんのこと、馴染みでない人たちとも、熱いひと時を過ごしました。

これからも、町が復旧するまで音楽を届けます!

2005年10月14日 17:14:26
from MAYUMI


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2005年10月13日(木)
歌の練習を始める

「アメリカ南部の夕べ」でやるライブのために、今日から歌の練習に入る。生ギター1本で歌うのは初めてなので、キーを合わせたり、アレンジを考えたりと、何かと大変。4歳からピアノやっててよかったよ、と初めて思う。でなければ、そう簡単にはいかない。一番の問題は、歌詞をちゃんと覚えられるかどうか・・・。(^^;

夕方、どんじゃかの大将に会う。募金の件で話しておきたいことがあったからだ。もちろんパーティーにも参加してもらいたかったのだが、たまたま都合が悪く、出席できないとのこと。そのかわり、「これをまゆみちゃんに」と言って、大枚を寄付してくれた。ほんとに太っ腹な人だ。

というか、毎回思うのだが、これまで見ず知らずだった私に、こうしてお金を預けちゃっていいの?と思う。初対面で信用してくれたことにも感謝しているが、以降、ずっと信用してくれていることを思うと、いい加減なことはできないと身が引き締まる思い。


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2005年10月12日(水)
横浜4年ぶりAクラス確定

<横-広>横浜4年ぶりAクラス確定
[2005/10/12/21:13]
- nikkansports.com

<横浜4-2広島>◇12日◇広島

横浜は4年ぶりのAクラスとなる3位が確定した。三浦は2失点で完投し、自己最多タイの12勝目。打線は同点の5回2死二塁から石井の適時内野安打で勝ち越し。8回に佐伯の三塁打で加点した。広島の黒田は単独での最多勝獲得ならず。


横浜三浦、最優秀防御率が確実に
[2005/10/12/22:04]
- nikkansports.com

<横浜4-2広島>◇12日◇広島

横浜三浦は2失点で完投し、首位の防御率は2・52にアップし、最優秀防御率が事実上決まった。すでに登板予定がなく、14年目での初タイトルとなる。

前日、同僚の門倉に抜かれた最多奪三振も3個差で再び、トップに立った。三浦は「タイトルはどんなものか分からなかった。素直にうれしい」と喜びを口にする。昨季まで3年間で15勝の低迷から脱け出した満足感に浸っていた。


・・・というわけで、「観に行くと負ける」というジンクスも破れ、応援の甲斐もあって(東京ドームにまで行ったというのは、並みじゃない)、横浜ベイスターズがなんとか3位を死守。久々のAクラス入りだ。

バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!

このところの疲れもあって、今日は読書もダメだし、文章も考えられない。明日はバンドの練習だし、夜はパーティーの細かい打ち合わせに行くため、今日のところはちょっと休憩かなと。


現在、Maeve Binchy の 『Evening Class』 を読んでいるのだが、半分くらい読んだところで、嫌になっている。これはここでやめるべきか?それとも、ここまで読んだのだから、嫌でも最後まで読むべきか?迷うところだ。乗らない時に、乗らない本をだらだら読んでいてもなあ~とは思うんだけど・・・。「ドラゴンランス」の続編も手元にあることだし、早くそちらを読みたいという気持ちもあって、集中しない。なぜかやめる決心をする気にならない。なんでだろう?


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2005年10月11日(火)
ニューオーリンズの現状

まゆみさんから、自分の家に入ったときの様子がメールで送られてきた。わずかながらでも、自分の家はだいじょうぶかもしれないという期待もあったのだろうが、結局は全く住めない状態であることがわかっただけのようだ。

私の周囲には、「ミュージシャンはやることがあるから、すぐに立ち直れるだろう」という人もいるが、楽器がなくてはどうにもならない。どれだけの楽器がダメになってしまったのだろう。演奏したくても、すぐにはできないというミュージシャンが、一体どれほどいるのだろう。

南部の歴史を知れば、ニューオーリンズで音楽が発展した背景もわかる。ほかの場所のように、音楽は単なるレクリエーションというわけではなく、黒人たちの辛く苦しい生活の中で、彼らが何かを主張したり、表現したりするには、音楽が唯一の手段だったわけだから、音楽を取り上げられてしまうことは、彼らにとって生死に関わる問題だろう。

だからこそ、まずミュージシャンたちを助けてあげたいと思う。彼らが音楽を演奏できるようになれば、他の人たちも希望が持てるだろう。辛いことや苦しいことも、いくらか軽減できるだろう。そして、町も必ず復興するだろう。


<まゆみさんからの報告>

冷蔵庫を掃除しました。幸い、ゲロゲロにはならなかったです。でも、大量の蛆虫が、冷蔵庫の中にも外にもあふれていました。おえっ!もう、冷蔵庫は使えません。

悪いことに、キッチンの天井におびただしいカビが生えているのを発見したため、そこにはもう住めなくなってしまいました。私は今やホームレスです。ものすごくがっかりして落ち込み、思わず泣いてしまいました。

町のほとんどはめちゃくちゃな状態で、みな外で泣き崩れていました。

キッチンのものを全部捨てなければならないし、他のものも、本当に持っていけそうな物を選り分けなくてはならないので、しばらくニューオーリンズにいます。ホテルは来年までどこも空いていないので、今は友だちの家を転々としています。

ほとんどのミュージシャンは、こんなことになるとは思っていなかったので、楽器を置いたままにしていたため、使えなくなってしまったようです。私の楽器(ドラム)も、水が吹き込んで濡れてしまいました。

2005年10月10日 9:59:30
from Mayumi


◆マーケットプレイス(Music CD)

ジャンバラヤ~ハンク・ウィリアムス・ベスト・セレクション/ハンク・ウィリアムス
価格: ¥1,696 (税込)
ユーズド価格 : ¥1,028+送料¥340=¥1,368
(相模原市・サムズショップ2)
CD (2002/08/28)
ディスク枚数: 1
ユニバーサルインターナショナル - ASIN: B000068W5X
内容(「CDジャーナル」データベースより)
不幸な事故で人気絶頂時に亡くなったアメリカン・カントリー・ミュージック界の巨匠によるベスト・アルバム。タイトル曲をはじめ、超名曲「泣きたいほどの淋しさだ」など染みる歌を多数収録。


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2005年10月10日(月)
つくば宇宙センター

翌日は、雨の中を「筑波山神社」に参拝。正面には超特大の金の鈴。あいにくの雨で煙っている。その後、「つくば宇宙センター」を見学。ここは無料で見学ができるのが良い。宇宙食や、宇宙グッズを買うのも楽しい。

私が買ったのは、「パノラマ星座早見表」、NASAの「スペース・ペン」、「隕石キーホルダー」、「月齢定規」でした。今年、ヒューストンのNASAショップでも買い物をしたので、それほどたくさんは買わなかった。

ちなみに「スペース・ペン」は、気温マイナス35度、プラス121度の状況でも書けるし、水の中でも油の上でも書ける。もちろん逆さまにしても書けるという有名なフィッシャーのボールペン。

その後、「つくばエキスポセンター」で、世界最大級のプラネタリウムを見ようと思って行ったのだが、駐車場に長蛇の列。ひとまず諦めて、「ホテル・オークラ」の「CASA」で昼食をとる。その後、再び行ってみたが、閉館まであと2時間足らずの時間だというのに、前よりも列が長くなっていたので、仕方なく帰ることに。

筑波山周辺は、特に風光明媚というわけでもないし、雨なので頂上には登れないし、ほかに「エキスポ・センター」くらいしか行くところがなかったのかも。

ホテルのいたるところに置いてあった、「ふくろうの置物」。筑波は陶芸で有名な笠間の近くなので、こうした焼き物がたくさん売っているのだが、それにしても、なぜ「ふくろう」?筑波のシンボルは「ガマ」じゃないのか?

もちろん「ガマ」もたくさんあったけれど、「ガマ」よりも「ふくろう」のほうが多いくらい。最近はどこの観光地を訪れても(海でも山でも)、おみやげもの屋で「ふくろう」がたくさん売っている。「不苦労」という語呂合わせがいいのかな?と。

でも、帰り道、高速の三郷からずっと渋滞で、苦労した。「不苦労」を買っておけばよかったかと・・・。姪たちは成長したとはいえ、まだまだうるさいし、手がかかる。これも伯母としては苦労の種。相手をするのに疲れ果てた。


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2005年10月09日(日)
筑波山へ

今日は父の十三回忌の法事。身内だけで集まり、晩年、父が好きだった筑波山に行った。

筑波と言えば、昔は「四六のガマ」しかなかったのに、今や筑波大学を中心に、学園都市が発展。今年「つくばエクスプレス」が開通したため、雨だというのに、かなりの混雑。ホテルも1ヶ月前に予約しようと思ったら、ほとんどいっぱいで、やっと取れたという状態だった。

宿泊したのは、最近テレビにもよく出ている「青木屋」というホテル。山の中腹にあり、露天風呂から、周囲の景色が一望できる(天気が良ければ富士山も見える)という話題のホテルだが、個人的には「つくばグランドホテル」のほうが好き。しかし、グランドホテルは早くから満室で、全然ダメだった。

母は私同様、温泉が嫌い(というか、人前で裸になるのが嫌)で、一緒に入ったものの、そわそわと落ち着かなげで、全くリラックスしている様子がない。たしかにあんな状態では、温泉など行かず、家のお風呂に入ったほうが落ち着くだろう。それは私も同じ。

露天風呂も、雨が降っていたのでのんびりつかっているわけにもいかず、二人して、そそくさと出て、脱衣場でマッサージ機に座って、やっと落ち着いたという感じ。私たち親子は、とにかく温泉が嫌いなのだ。


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2005年10月08日(土)
案内状を送る

今日は、昨日できなかった宛名書きをして、案内状を送った。青山先生、村田先生、バーダマン先生には、他にお願いすることもあって、手紙を添えなければならなかったのだが、これに時間がかかってしまい、結局夕方になってしまったので、届くのは連休明けということになるだろう。

結婚式の招待状と同じで、送ってしまったらもう後戻りはできない。マーケットプレイスから届いた、カーペンターズの「ジャンバラヤ」とか、ルイ・アームストロングの「聖者の行進」なんかを聞きながら、自分で自分を元気づけているのだが、やっぱり不安。ちゃんとできるのかどうか、自信がなくて怖い。

やらなければならない細々したことがたくさんあって、やっぱり自分の書斎があればいいのになあ・・・と思った。封筒はこちら、便箋はあちら、文章を書くのはまた別の場所といった具合だから、効率も悪い。

しかし先生方に厚かましいお願いをするのに、どう書いたらいいのか、さんざん頭を悩ましたので、今日は疲れ果ててしまった。文章の下書きも山ほどしたので、手が痛くなってしまったし。

でも、「参加します」という連絡が続々と入ってきたので、とても嬉しい。と同時に、失敗できない!と思う気持ちが強くなってきて、どんどん緊張が高まる。今からこれじゃ、とても持たない。助けてくれる人もたくさんいるのだし、なるようになるさ!と思わないと。

ところで、明日は父の十三回忌のお墓参り。その準備もあって、さらに忙しさに拍車がかかる。車の中で歌詞を覚えなければならないし、着いたら着いたで母の愚痴なども聞かなければならないから、一泊しても気は休まらない。せいぜいプッツンしないように、安定剤でも飲むしかないか。連休明けは、たぶん脳性マヒ状態だな。


◆マーケットプレイスから(Music CD)

ゴールド/カーペンターズ
価格: ¥2130
ユーズド価格:¥800+送料¥340=¥1140
(岐阜県・ba094)
CD (2003/11/21)
ディスク枚数: 1
ユニバーサルインターナショナル - ASIN: B0000QWXV8
内容(「CDジャーナル」データベースより)
2003年10月より放送の月9ドラマ『ビギナー』のメイン・テーマ「トップ・オブ・ザ・ワールド」をはじめ、「青春の輝き」「シング」などTVでお馴染みのナンバーを集めたヒット曲ばかりのコンピ盤。


BEST of BEST/ルイ・アームストロング
価格: ¥1529
ユーズド価格:¥400+送料¥340=¥740
(名古屋市・WIZ-U)
CD (1994/10/26)
ディスク枚数: 1
ユニバーサルインターナショナル - ASIN: B0000561I3


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2005年10月07日(金)
準備、準備、準備

「アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT」の案内と挨拶状を作成。すべて合わせて60枚ほどプリントアウトする。切手を買ってきたが、宛名を書く時間がなくてポストに投函するまでには至らず。

プラス、募金箱用のラベルを作成。案内とラベルを持って、三丁目へ。ハリソンバー、HAVANA、どん底に預ける。この時点で、すでに募金が集まり始める。出掛けにロンドンの山本さんからも募金が届き、感激して泣く。

善意を伝えるのは容易でないことだと思いつつも、逆に人の善意が、普段の何倍も有難く感じる。HAVANAでは、テキサスとテネシーに住んでいたことがあるという人に、「がんばってください!」と言われ、すっかりごちそうになった。

パーティー参加者も10人ほど集まった。料理のほうも南部風にアレンジしなくてはならないので、やってくれるかどうか心配だったが、気難しいキッチンも、快く引き受けてくれたので、ひと安心。あとは予定の人数が集まるまで、もう少しがんばらなくては。

同時に、ライブで歌う歌詞を大急ぎで覚えなくてはならない。トランペッターを探しているのだが、まさかジャミール・シャリフを呼ぶわけにはいかず、かくなる上は、どんじゃかの大将に探してもらうしかないかも。

まだまだ道は遠い。。。


〓〓〓 BOOK

◆図書館

『ドラゴンランス 魂の戦争 第一部 墜ちた太陽の竜 (中)』
マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), 安田 均 (翻訳)
単行本: 286 p ; サイズ(cm): 21
出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757723466 ; 第1部〔中〕 巻
出版社 / 著者からの内容紹介
世界5000万部ファンタジー。世界は大赤竜マリスら巨竜族に蹂躙された。悲劇の魔術師パリンとタッスルに、暗黒騎士団、グリーンドラゴンが襲いかかる!! 謎と戦慄の第二弾。

『デルトラ・クエスト〈4〉うごめく砂』/エミリー・ロッダ
『デルトラ・クエスト(5)恐怖の山』/エミリー・ロッダ
『デルトラ・クエスト(6)魔物の洞窟』/エミリー・ロッダ
『デルトラ・クエスト(7)いましめの谷』/エミリー・ロッダ
『デルトラ・クエスト(8)帰還』/エミリー・ロッダ


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2005年10月06日(木)
多忙につき

だらだら書きます。

HAVANAの新井さんが、「アメリカ南部の夕べ」の日は休みなので、都合がつけば自分のバンドでライブをやってもいいと言ってくれた。常々新井さんはいい人だと思っていたが、やっぱりいい人だ。

このところ、まゆみさんから頻繁にメールが来るのは嬉しいのだが、向こうは日本語フォントが使えないので、英語で書かなくてはならない。ネットカフェかどこかで繋いでいるのだと思うので、開いたときにレスがなくてがっかりさせるようなことはしたくないから、毎日必死に英作文している。

ところが、今日届いたメールに「意味がわからなかったので、もう一度ローマ字で書いてください」とあった。( ̄□ ̄; 

もともと英作文は苦手なんだけど、これって超落ち込む。辞書に載っていた例文を、そのまま丸ごと使うって、やっぱダメなのね。ネイティブから発音がいいと言われても、意味が通じないんじゃ全然ダメじゃん!

バーダマン先生に出した英文メールも、意味が通じたのかどうか、とても不安になる。こいつ、馬鹿だなあ・・・なんて思われていやしないだろうか。もっと一生懸命勉強しよう。ていうか、勉強してないし。(^^;

明日は図書館に予約の本を取りに行かなければならない。もう3回も催促されている。読んでいる暇もなさそうなんだけど、とりあえず取りに行かなくては。

連休は父の十三回忌だから、実家にも帰らなくてはならない。髪をカットしようと思っていたのだが、それも無理かも。また母に「髪の毛なんとかしなさい!」とガミガミ言われるんだろうなと思うと、気が重い。

喪服の袖も直さなくてはならないし、黒のカーディガンに肩パッドも入れなきゃ。カーディガンの形が悪いのか、妙になで肩に見えて変だから。

こんな時でもなければ、「ドラゴンランス」も楽しめたはずなのに、いろいろやらなければならないことがあって、なんとなく気ぜわしく、あまり集中できなかった。キャラモンが死んじゃうところなんて、もっとじっくり読みたかったのに。しかし、それでも明日には続編が来てしまう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ドラゴンランス 魂の戦争 第一部 墜ちた太陽の竜(上)』/マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), 安田 均 (翻訳)
単行本: 287 p ; サイズ(cm): 21
出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757722354 ; 第1部〔上〕 巻 (2005/03/28)
出版社 / 著者からの内容紹介
救世主か、悪魔か? 現実か、幻か? 呪われた谷で嵐のなか突如現われた謎の少女ミーナの力で、巨竜勢に分割支配された世界が今、大戦乱へと動き始める。角川60周年記念・世界5千万部ファンタジー大作シリーズ!


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2005年10月05日(水)
タフでなければ・・・

「アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT」の打ち合わせ。あれやこれやの都合で変更を繰り返してもらちがあかないので、最初に決めた日程で開催することにした。

人を集めて何かをするというのは、本当に大変なことだと痛感。自分が有名人ならいざ知らず、無名の一般人が、そういう事をするというのは、肉体的にも精神的にもタフでないとやれないなと。

企画したり、何かを作ったりすることは、どんなに大変でも一向に苦にはならないのだが、こと人に関わると、とても疲れる。体格はいいが、体力も精神力もないという私には、非常に辛い試練だ。

実際、他人のためにお金を使える人って、そんなに多くないんだなと感じた。みな、急に貧乏人になるのだ。一流レストランに行ったり、ブランドものを買えたりしても、他人にはびた一文使いたくないという人が多い。私も知り合いになる人を選ばなければ。

でも、始めてしまったからには、後戻りは出来ない。快く協力してくれている人もいるし、ここで挫折しては、一生悔やむことになるだろう。生涯に一度くらい、自分のためではなく、他人のために努力することも必要だ。

「やるからには、責任を持って最後までやれ」と、アポロ13号にも言われた。そのとおりだと思っている。

自らも被災していて、現在やっとニューオーリンズに入ることのできたまゆみさんでさえ、被災者のためのチャリティ・コンサートに参加するために、またロサンゼルスへ向かうという。何という強さだろう。それに比べたら、慈善パーティーを開くぐらいのことで、へこたれちゃいられないって感じ。

・・・と書きながら、自分で自分を励ます。


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2005年10月04日(火)
『夜中に犬に起こった奇妙な事件』

『夜中に犬に起こった奇妙な事件』を読み終える。面白かったけど、読むのがとっても面倒でもあった。なぜかというと・・・(これが主人公クリストファーの口癖)。

主人公である15歳のクリストファー・ブーンは、数学や物理が大好きで、頭もとてもいい。いつも難しい本を読み、何も考えたくなくなると、素数や倍数のことを考えたり、二次方程式を解いたりする。ビッグバンとか隠喩とか「オッカムのかみそり」なんて話もちゃんと説明できる。

だが、彼は自閉症である。だから、人の表情を読めなかったり、感情を抑えられなかったり、いろいろと不都合なことがある。その彼が、近所の犬が殺された事件を扱うミステリーを書き始めた。

なぜかというと、学校で本を書きなさいと言われたからで、ミステリーにしたのはなぜかというと、シャーロック・ホームズが好きだから、なんである。

嘘をつくこともできないので、途中で説明をやめることは不可能。最後まできちんと説明しなくては気がすまない。実はこれが面白いのだが、おや、そういう理屈でくるのか!と驚く場合もあるし、読むのが面倒になってしまうこともあるのだ。時に屁理屈になることもあるのだが、この理屈が面白いのだから、一字一句ちゃんと読まなくてはならない。時に予想を超える理屈があるため、ざっと読むのは無理というものだ。

それと、クリストファーは知らない場所や知らない人が嫌いだ。なぜかというと、物事を全部見て説明がつかなければ気がすまないために、知らない場所に行くと、頭の中が一気に情報過多になってしまうし、知らない人は悪い人かもしれないと思うためだ。

クリストファーは、そこに何人の人がいたか、窓はいくつあったか、車は何台あったかということまで、全部数字として頭に入れる。知っている場所なら、だいたい同じ数字が浮かぶが、知らないところでは、全く予測がつかないため、パニックになってしまう。しかも、黄色は良い色で、赤は悪い色という思い込みがあるので、赤い服を着た知らない人などがいたら、大変なことになる。

自閉症というと、何か舌足らずなしゃべり方をさせたりする作家のほうが多いように思うが、このマーク・ハッドンは、クリストファーにきっちりしゃべらせているし、書かせている。全体として、確かにおかしいのだけれど、それはクリストファーの感じ方が普通の人と違うせいだ。この奇妙な感じは、読んでみなければとてもわかるものではないと思う。

なぜかというと、私にはうまく説明できないからだ。想像力を欠いた観察というものが、これほど面白いものだとは思ってもいなかった。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『夜中に犬に起こった奇妙な事件』/マーク・ハッドン (著), Mark Haddon (原著), 小尾 芙佐 (翻訳)
単行本: 373 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4152500093 ; (2003/06)
内容(「MARC」データベースより)
数学や物理では天才なのに、他人とうまくつきあえない自閉症の少年クリストファー。ある夜、近所の飼い犬が殺された。彼は探偵となって犯人を捜しながら、事細かに記録を取る。やがて驚くべき事実が明らかになり…。

Publishers Weekly
この啓示的な小説の語り手は、15歳の自閉症の少年 Christopher Boone だ。うめくことと頭の中で数学の問題を解くことで気を落ちつけ、赤いものは食べるが黄色いものと茶色いものは食べず、触られると叫ぶ。変わっていると思うかもしれないが、彼にしてみれば他の人たちこそ謎だ。というのも、ほとんどの人が本能的に頭の中で他人の考えていることを推測するが、彼にはその能力がないからだ。

隣家のプードルが何者かに殺され、その濡れ衣を着せられた Christopher は、お気に入りのキャラクターのひとりシャーロック・ホームズをまねて犯人を探そうと決意する。事件がやがて両親の離婚の秘密、さらには自分の居場所探しへとつながっていくなか、彼は推理によって、自分にとっては綴じられたままの本に等しい世間の感情的な複雑さを切り抜けていかざるをえなくなる。

これが処女作となる Haddon の手の中で、Christopher は魅力的なケーススタディであり、何より、思いやりのある少年である。典型的なタイプのように完全に心を閉ざしているのではなく、普通の人間のように周囲の環境を振るい分けることができないために、感情の波にあまりに無防備に圧倒されてしまうのだ。

Christopher が入り乱れる刺激を理解する方法はただ1つ、抽象的なパターンに当てはめることだ(「黄色い車が4台並んだ日は黒い日だ。誰にも口をきかないで読みかけの本の上に座って何も食べないで危ないことをしない日だ」)。想像力を欠く観察が、一種詩的な感性と辛辣な人物描写に拍車をかける。Christopher は「これは笑える本じゃない。ぼくはジョークは言えない。ジョークはわからないから」と言い張るが、この小説は感動的で皮肉なユーモアにあふれている。その結果、独特の語り口が胸に迫る、目を見張るような作品になっている。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.


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2005年10月03日(月)
アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT

前々から考えていたことを、いよいよ実行する時が来たようだ。新宿ジャズフェスティバルでも募金活動をするのだが、その前に少しでも多くの人に協力してもらいたいということで、個人的に慈善パーティーを開く企画を立てた。

題して「アメリカ南部の夕べ─SOUTHERN NIGHT」。南部映画、南部音楽、南部のお酒、南部の食べ物・・・などなど、アメリカ南部づくしの企画。ニューオーリンズ名物「ハリケーン・カクテル」(なんとも皮肉な名前だけど)も用意する。で、この際だから「スパニッシュモス」の現物も見せちゃおう!

ちなみに、興味のある方、参加を希望する方には詳細をお知らせします。メール(サイトトップ左下にメールフォームがあります)でお問い合わせください。

そうしている間に、まゆみさんからメールがあり、ようやくニューオーリンズに入ったのだが、まるで廃墟だったとのこと。復興にはまだまだかかるし、家に戻ることも許されていないので、しばらくはニューオーリンズ近辺に滞在するが、10月末には再びロスに戻る予定なのだとか。それも、ハリケーン被災者のためのチャリティ・コンサートのためだそうで、自分も被災者なのに、と驚くばかりだ。

ともあれ、今計画している活動が、何かしら被災者の役に立てればいいと思っている。誰か何かしないかしら・・・などと他人を当てにしていては、いつまでたっても何もできないから、自分が動くしかない。現在各方面で協力してくださっている方々には、心から感謝しています。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デルトラ・クエスト〈3〉ネズミの街』/エミリー・ロッダ (著), Emily Rodda (原著), 岡田 好恵 (翻訳), はけた れいこ
単行本: 205 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 岩崎書店 ; ISBN: 4265061532 ; 3 巻 (2002/10)
内容(「MARC」データベースより)
三つめの宝石を求めて旅をつづけるリーフ、バルダ、ジャスミン。迷いこんだチュルナイという街で、三人は赤い服の男たちにとらえられてしまった。その街の秘密とは……。愛と友情と闘いのファンタジー。


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2005年10月02日(日)
40周年記念バージョン「アラバマ物語」

欲しいと思っていた『To Kill a Mickingbird』の40周年記念バージョンを購入。ハードカバーは嫌いだけど、こういうものは「記念」だからいいのだ。読むための本ではないから。

とはいえ、これが出版されたのは1999年。もう6年も前の話。すでに18版である。意味なし。もうちょっと待って、50周年記念バージョンの初版でも買えばよかったか・・・。(^^;

でも、とにかくこれは毎年読みたい本なので(今年は忙しいのでどうかな?という感じだけど)、何冊あってもいい!と開き直る。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デルトラ・クエスト〈2〉嘆きの湖』/エミリー・ロッダ (著), Emily Rodda (原著), 岡田 好恵 (翻訳)
単行本: 197 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 岩崎書店 ; ISBN: 4265061524 ; 2 巻 (2002/08)
内容(「MARC」データベースより)
リーフは、デルトラ城の元衛兵バルダと森で出会った少女ジャスミンとともに旅を続ける。そのゆく手に魔女テーガンが立ちはだかる。嘆きの湖で三人が出会うのは? 愛と友情と闘いのファンタジー。

◆Amazon

『To Kill a Mockingbird』/Harper Lee (著) ¥1975
(Amazonギフト券 ▲¥500)
ハードカバー: 323 p ; 出版社: Harpercollins ; ISBN: 0060194995 ; 40th Anniv 版 (1999/11)


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2005年10月01日(土)
今度こそ最後(?)の野球観戦

先日、神宮球場の「横浜×ヤクルト」の試合を観に行き、これが最後と思っていたのだけれど、今日また、東京ドームに「横浜×巨人」の試合を観に行ってしまった。

9対3で横浜が勝ったので、「観に行くと負ける」というジンクスは破れたと思うが、くれぐれも「観に行かないと負ける」ということにならないようにと祈る。

でも、やっぱり神宮のほうが気持ちがいい。ナイターなのに、なんでこんなに明るいんだろう?あ、そうか、天井に電気が付いてるのか・・・という具合だが、どんなに設備のいい球場だとしても、屋内はすっきりしない。野球は外に限る。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デルトラ・クエスト〈1〉沈黙の森』/エミリー・ロッダ (著), Emily Rodda (原著), 岡田 好恵 (翻訳)
単行本: 188 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 岩崎書店 ; ISBN: 4265061516 ; 1 巻 (2002/08)
内容(「MARC」データベースより)
ここはデルトラ王国。王家に伝わる七つの宝石の魔力が、国を守っている。その宝石が影の大王に奪われた! 国を救うため、少年リーフが一枚の地図を頼りに冒険の旅に出る…。愛と友情と闘いのファンタジー。


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