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2007年01月31日(水)
温暖化破局まで7分

●新たな終末時計…人類危機に残された時間

熱帯雨林は枯れ、ツンドラは消滅。洪水が頻発し、マラリア、デング熱が蔓延―産業革命時の平均気温より2度上昇したとき、時計の針は深夜12時を指す。―Newsweek


もうすぐ春だなどと浮かれている場合ではないのです。ちょっと前の新聞には、破局まであと5分とありました。



●氷河ピンチ

地球温暖化とみられる影響で世界の氷河の厚さが2005年、平均66㌢減った。1980年からの25年間の厚さの減少は10㍍余りに達しているという。

2000年から2005年の氷河の厚さの年平均減少値も66㌢。これは80年代の3倍、90年代の1.6倍で、氷河のやせ方は加速している。

スタイナー国連環境計画事務局長は「各国政府は温室ガスの排出を減らすために今すぐに行動しなければならない」と訴える。―朝日新聞


各国政府にも真剣になって欲しいけれど、地球に住む人間一人一人がこういう事態を認識し、何かしら行動しなければならないと思います。


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2007年01月30日(火)
歌練習

ボックスで歌練習。今日は隣はトロンボーン。斜めの部屋では歌の音階練習。
しかし音狂ってます。ともあれ、皆頑張ってますね。私も頑張ろう!

ということで、苦手なキャロス・キングを練習。上手く歌えないので、とりあえず休憩したり・・・。「君の友達」、歌詞はとてもいいんだけど、キャロル・キングの感覚が私に合わないのかなとか。(--;

歌練習の後、コンビニで延々楽譜をコピー。それから帰り道途中にあるブックオフにCDを探しに行ったのだけれど、こちらは全く成果なしでガックリ。必要な音源何もなし。

家に帰ったら、座る間もなく急いでご飯の用意。いろいろやろうと思うと、雑用のあれやこれやが疲れます。"(ノ_<。)





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2007年01月29日(月)
パン粥

パン粥。パンをお湯で煮て塩で味付け。食べる時にバターを乗せます。固くなったパンとか余ったパンで十分OK!冷凍しておいたものでも大丈夫!牛乳好きな方は牛乳を加えても良いかと。

これはイギリスの児童書からヒントをもらいました。妖精が、お粥にバターが入ってない!と文句を言うのです。何のお粥なのかわからなかったけれど、イギリスだからお米ではないだろうと思い、パンで作ってみました。

しかし、イギリス領だったバハマでイングリッシュ・ブレックファーストを食べた時、荒挽きトウモロコシのお粥(グリッツ)があったので、もしかしたらそれかもしれません。

グリッツとは、そう!私の大好きなアメリカ南部のグリッツです。カリカリのベーコンなどと一緒に食べるのですが、確かにあれはバターが入っていないと美味しくないかも…。

あ、たまらなくグリッツが食べたくなった。やっぱりアメリカに行きたい!グリッツがあれば、アメリカ人になってもいい!・・・え?


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2007年01月28日(日)
牛乳は体に悪い?

牛乳が悪いというわけじゃありません。良く読んでね!

最近、牛乳は体に悪いという本が出版されているが、牛乳の是非の研究はほとんどされていないので、体にいいか悪いか断定はできない。しかし現在分かる範囲で、牛乳には重要な問題点がある。

カルシウムの含有率は他の食品より高いが、マイナス面として、牛乳は3大アレルギー食品のひとつだ。また、日本人は牛乳の主成分である乳糖を分解しにくい体質なので、お腹がゴロゴロしたり下痢になったりする。下痢を起こすと、他の栄養成分まで排泄してしまうので、プラスにならない。

さらに牛乳は完全栄養食品ではないので、母乳や水の代わりに乳幼児に飲ませると、貧血を起こしやすくなり、アレルギーの原因となる可能性がある。

というわけで、カルシウムは重要だが、牛乳を過信せず、小魚や海草など他の食品でカルシウムを摂取するようにしよう!ということです。


昨日、メガマックが買えなかったと書いたら、たくさんの人が私も買えなかったとか、3戦3敗ですとか、皆さん買えないみたいです。まあ、私も本当に食べたいというわけではなく、一体どういうものかという好奇心のみなのですが・・・。

で、メガマックは本当にあるのか?という疑問が起こりました。最初は確かにあったけれど、今は限定とかにしてプレミアをつけて、それを目当てに来る人に売り切れだと言い、違う商品を買わせるという陰謀じゃないかと。だから本当はもう売ってないのでは・・・?なんてことを考えたりしちゃいました。


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2007年01月27日(土)
750キロカロリー

メガマックのカロリーです。それを食べようとしてる自分が怖い。しかし、いつ行っても売り切れで、なかなか買えないメガマック。おあずけ状態でちょうどいいのかも。

今日も病院の帰りにマクドナルドに行き、メガマックを買おうと思ったのに、結局買えず。代わりにハッピーセットを買って、おじゃるまるのおもちゃをもらってきました。ああ、お子様・・・(^^;


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2007年01月26日(金)
挫折

ちょっと前から読んでいた、E.M.フォースターの 『ハワーズ・エンド』。どうにも進まなくて、中断決定!というか、やめます。もう一度読む気になるかどうかもわからないけれど、今回はただでさえはかどらない読書に、さらにブレーキをかけるような状態になっているので、思い切ってやめることにした。

理由としては、翻訳の日本語がどうしてもすんなり読めないのがひとつ。文章がスムーズに流れていかないし、直訳っぽい日本語にひっかかってばかりいるし、イギリスの上流階級の話だからシックでおしゃれかと思えば、「紅茶の土瓶」なんていう表現が出てきたりして、ちょっとついていけない。会話部分も、なんとも居心地が悪い感じ。

って、こんなことを書いてしまうと、これから読もうとしている人には申し訳ないけれど、私は個人的にこれダメです。フォースターの最高傑作とする意見もあるけれど、私にはどうしてもダメ。もうひとつ大きな要因は、フォースターのまわりくどい書き方。状況描写とかがくどい!というか、理屈っぽい。

そもそも作者がそういう書き方なのに、翻訳でさらにくどくなっているような感じで、内容が興味のあることならいいのだけれど、まるで興味の沸かない内容だったりすると、目がうつろになってしまう。字面だけ追っていて、全く頭に入ってこないので、気づいたときにはまた初めから読み直さなければならないという始末。

こういう本を訳すほうもどれだけ大変かと思うのだけれど、ともあれ、今の私の頭は理屈っぽい話は入ってこない状態になっているので、私にこれを読むだけの能力がないということで、結論としよう。全部読んだら、きっと面白い話なんでしょう。でも、個人として特別これに時間をかける必要もないだろう、という感じ。これを、この訳で読んで、傑作と言える人は偉いなあと思う。

また気が向いたらトライしてみようとは思うけど、こういうのを見ると、大島一彦氏のジェイン・オースティンの訳などは素晴らしいんだなあと改めて思わざるをえない。少なくとも、「紅茶の土瓶」なんてのは出てこないし。(^^;

もっと昔の60年代くらいの翻訳があるのだが(『ハワーズ・エンド邸』 絶版)、図書館にあったので読み比べてみようかとも思う。もしかしたら、思いっきり古めかしい訳のほうが、かえっていいかもしれない。

ともあれ、他に読みたい本も星の数ほどあるので、ここは不本意ながらいったん挫折ってことで、失礼。気晴らしに、これまた中断していた宇宙人の本でも読むかなっ!


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2007年01月25日(木)
渋谷のライブ

年末に、新宿三丁目のNew Tone's Appleで知り合ったギターの人(私のバックで“Georgia On My Mind”を弾いてくれた)のライブが渋谷であったので、行ってきた。ブルースと聞いていたのだけれど、実際はフュージョンだった。

ギター、ベース、ピアノ、ドラムのインストのみの演奏で、みな楽しそうに演奏しているのが、とても気持ちが良かった。演奏後、ピアノとドラムに紹介してもらい、とりあえずはピアノとドラム確保!みたいな・・・。でも、二人とも協力すると言ってくれたので、かなり期待。

帰りに代々木のバー(ザリガニのベースの店)に寄って楽譜などを受け取る。そこにはピアノがあって、昨年のジャズフェス前にもそこでライブをしたのだが、今後ピアノデュオとかやるなら、ここでやってもいいよとのこと。それもとりあえず考えてみよう。やる曲は大幅に変わるだろうけど。


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2007年01月24日(水)
アメリカに行きたい!

バーダマン先生の本を読んだり、「ミシシッピ・バーニング」を観たり、テレビでアムトラックの映像を観たりしていたら、「アメリカに行きたい!病」が始まってしまった。

去年、またニューオーリンズに行くつもりでいたのだが、結局行けなかったし、やむなき事情があって今年も無理だ。たぶん、ずっと無理だ。そうなると、余計に行きたくなるのが心情。いっそアメリカ人になりたい。(^^;

と言いつつ、本はイギリス文学の 『ハワーズ・エンド』 を読んでいる。これが日本語が読みづらいので、苦労している。フォースター自体が回りくどい言い方をする人だというのは、以前に 『天使も踏むを恐れるところ』 の原書と翻訳を読んでわかっていたのだが、問題は翻訳ですかね?

ジェイン・オースティンの 『分別と多感』 のような対照的な性格の姉妹の話だけれど、オースティンのようなワイドショー的な面白さは期待してはいけないのかなと。


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2007年01月23日(火)
ふたつのアメリカ史―南部人から見た真実のアメリカ

バーダマン先生の本をやっと読み終えた。途中で図書館の予約本が来てしまって、ずっと中断したままだったので、ものすごく時間がかかってしまった。そういう本が何冊かあるのだが、いい加減時間が経ってしまうと、もういいかと思ってやめてしまうものもある。

さて、バーダマン先生の本については先日も書いたが、これを読んでから映画「ミシシッピ・バーニング」を観ると、なるほど~!と思うことがたくさんあった。些細なことでも、当時の南部の状況に忠実に作られているのがわかる。

実際の事件をもとにして作られた映画で、事件そのものに関しては多少違う点もあるようだが、こんなところまでセリフに入れているのか!と思うところがあって、非常に丁寧に当時の南部を描写していることがわかる。

この本を読むまでは、ジーン・ハックマンいいなあ・・・なんてことしか思っていなくて、もちろん実際の事件を軸にした人種差別の話の理不尽さに憤りを感じてはいたが、それでも、ここまで細かく作られているとは知らなかったので、改めて観て、驚いた次第なのだ。南部好きは読むべし!の本かも。

本を読むのでも、映画を観るのでも、文化や歴史についての知識があるのとないのとでは、見方が大きく変わってくるものだなと。雑学でもなんでも、知識は多いほうがいい。常に好奇心を持って、たくさん勉強しよう!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ふたつのアメリカ史―南部人から見た真実のアメリカ』/ジェームス・M・バーダマン (著), James M. Vardaman (原著)
単行本: 230ページ
出版社: 東京書籍; 改訂版版 (2003/10)
ISBN-13: 978-4487799411
ASIN: 4487799414
サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
リンカーンは「悪魔」である。私たちが知らされているアメリカ像とその歴史を信じてはならない―。国家の成立以来、常に異端視され武力によって制圧されてきた、もうひとつの国家=アメリカ南部。そこに生まれた著者が語る、まったく新しいアメリカ全史とは。日本人のこれまでのアメリカ観をひとつひとつ根底から覆す意欲作。日本在住の著者が今こそ問う一冊。


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2007年01月22日(月)
ボックス半額につき

今日は、いつも歌の練習に行っているボックスが半額だったので、じっくり5時間近く練習してきた。いつもは3時間だが、さすがに5時間は疲れる。いいお天気なのに、暗いボックスに閉じこもっているのもどうよ?

・・・とは思うけど、半額だったのでめちゃ混み!特に高校生が多い。音楽以外にいろんな音が混じり合って、非常にうるさい。ちなみに、私が行っているボックスはミュージシャンが多くて、結構いろんな楽器を練習している。

サックス、トランペット、ギター、フルート・・・などなど、これが何人もいるのだから、単なるカラオケボックスとは思えないくらい。ここにきている人だけでバンドできちゃうよねという感じだ。あ、ウォッシュボードにタンバリンもいたね!←これは私。(^^;

音だけしか聞こえないので、どんな人が練習しているのかまではわからないけれど、みんな一生懸命練習しているんだなと思うと、なんとなく親近感がわいて、自分も頑張ろう!と思う。

帰りに用事があってどん底に行ったら、偶然雄弁会の岡田君に会ったので、飲むことに。彼は卒業したら四国に帰ってしまうので、とても残念。今どき珍しく礼儀正しい良い子だったのに。。。


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2007年01月21日(日)
南北戦争の真実

昨夜、雨になって冷え込んだので、今日は雪かもと思っていたが、意に反して良い天気。でも、たまったPC作業をしなきゃ!というわけで、引きこもり。 『ハワーズ・エンド』 と併読で、中断していたバーダマン先生の 『ふたつのアメリカ史─南部人から見た真実のアメリカ』 も片付け始める。

バーダマン先生の本には、タイトル通り南部から見たアメリカの姿が描かれているわけだが、今やほとんどのアメリカの歴史書には、南北戦争は奴隷解放が目的だったなどということは書かれていないというのを読んで、そうだったのか!と。というか、自分自身でもいろんな物語を読んだり映画を観たりしているうちに、奴隷解放が目的であったとは到底思えなかったから、やはりそうだったのかと思った次第。

今では私も南部贔屓のせいで、南北戦争の北軍のヤンキーは酷いなどと思うわけだが、学校で習った南北戦争では、北軍は奴隷を解放するために戦っているのだから偉いと思っていたわけだ。さらに、その時の大統領であるリンカーンは、素晴らしい偉人なのだと思い込んでいた。

アメリカ人ではないからリンカーンの詳細な人格についてまでは良くわからないけれど、少なくとも今では、何が真実なのかまでははっきりわからないにしても、学校で習ったようなことが全て真実ではないことを知っている。

どんな事にも二面性はあるわけで、北部から見たアメリカと、南部から見たアメリカとがあることを理解しなければならないし、話を広げれば、中東問題についても、ユダヤから見た中東、アラブから見た中東と、第三者は両側から見なくてはいけないと思う。

先日ある人と話をしていて(いい大人だが)、あまりにもユダヤ人に対する偏見があるのでびっくりした。知らないなら知らないで仕方がないが、事実を知らないのに、世間の風評を鵜呑みにして、ユダヤ人批判をしているのに腹が立った。

ユダヤ人だって人間だから、中には性格の悪い人もいるだろうが、ひとりを見て、全てのユダヤ人がそうだとは言えない。それはどこの国の人間でも同じことだと思う。実際、私は性格の悪いユダヤ人よりも、もっと多くのさらに性格の悪い日本人を知っている。そんな風に、ユダヤ人に対して故意に悪意で作られてきたイメージを、実際にユダヤ人を知らないのに、そのまま信じている人がどれほどいるだろうか。

どうも話が大きくそれてしまったが、要するに、事実を知らないのに、そうだと思い込まされていることが、世の中にはたくさんあるのだなと。そして、何かを考えるときには、少なくとも一方の側だけでなく、もう一方の側に立った見方もしなくてはいけないのだと思った。バーダマン先生のこの本は、そういうことが切実に伝わる本だと思う。


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2007年01月20日(土)
ハワーズ・エンド

先日、E.M.フォースターの 『ハワーズ・エンド』 の話が出たので、読むことにした。というか、これは私のサイトの「BOOK CLUB」で課題にした本なのだが、結局読んでいなかったのだ。たまたま話が出たので、そういえば!と思い出して、いい加減読まないといけないだろうという気になったのだ。(^^;

最近は、エンターテインメントばかりで、いわゆる純文学を読んでおらず、ちょっと小難しい文章などが頭に入ってこなくなっているので、そろそろリハビリしないと本当にアルツハイマーになりそうだから、このあたりで文学的な気合を入れ直そうかと。

日記を書くのに、「この本を読み終えた」という話題は、他に話題を考えなくていいから便利なので、つい数を増やすことに走りがちになってしまうのだが、やっぱりそれではいけないと、もうとっくの昔から気づいてはいるのだけれど、他にもやることがあったりすると、やっぱり何も考えずに読める本に手が伸びてしまうのだ。

そんなわけで、天気ばかりじゃなく、私の頭もカラカラになっている。「BOOK CLUB」も休止状態だし・・・って、何かと忙しいので、それはまあ仕方がないとしても、せめて頭に滋養のある本を読まなくてはと思う。エンターテインメントが悪いわけではないけれど、知識欲が満足しないから、いくら読んでも面白いと感じなくなっている。

作家の三田誠広氏が、「本を読んで好きか嫌いかではダメなのだ」と言っていたが、エンターテインメントばかり読んでいると、他に考えることもないから、好きか嫌いかしかない。その基準で他の本も全て好きか嫌いかになってしまう。青山先生は「本に好きも嫌いもない」と言っていたし、せめて私も、「好きか嫌いか+α」くらいは感じられるようになろう。


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2007年01月19日(金)
SUPERSTAR

“マスカレード”を練習するのでカーペンターズのCDを聴いていたら、“SUPERSTAR”に胸がキュンとした。昔仲良しのイトコと一緒に、夜明けに犬(今は亡きコリーのロン)の散歩に行った時、明けの明星が素晴らしく綺麗で、気付いたらラジオから“SUPERSTAR”が流れていて、涙が出るほど感動した記憶が蘇ってきたのだ。音楽には、そうした記憶も鮮やかに蘇らせる力があるんだなと感慨に浸る。

さて、カール・ハイアセンの『フラッシュ』を読み終えた。これはあっという間に読めるだろうと思っていたのだが、結構時間がかかった。今や巨匠と言われるハイアセンだが、昔から環境問題について書いていて、何冊も読むと、どれも同じように感じてしまう。これもまた扱う問題が違うだけで、似たような
話だった。

ほとんどがフロリダが舞台で、正義感にあふれる主人公とか、浮世離れした浮浪者とか、出てくるキャラもだいたい一緒だ。1冊1冊は面白くないわけではないのだが、やはり飽きる。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『フラッシュ』/カール・ハイアセン (著), Carl Hiaasen (原著), 千葉 茂樹 (翻訳)
単行本: 365ページ
出版社: 理論社 (2006/04)
ASIN: 4652077742 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
ここはフロリダ・キーズ諸島。子どもたちは海水浴を楽しみ、ウミガメが産卵に訪れる浜辺がある。伝説では、沖合で“グリーンフラッシュ”と呼ばれる緑の閃光が見られるという。そんな小さな町の夏休みの物語。


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2007年01月18日(木)
マスカレード

新宿Fでのライブが近づいているので、詳細がまだ決まっていないのだけれど、とにかく練習だけはしておかなくてはと、今日もボックスへ。サックスからのリクエストで、“マスカレード”を歌うことになり、それを練習。

“マスカレード”は、ジョージ・ベンソンやカーペンターズの歌で有名だが、もともとはレオン・ラッセルの曲。レオン・ラッセルは結構好きなのでいいのだが、泥臭い歌のほうが好きな私に、この手の曲が歌えるのだろうか?という不安はあったけれど、なんとかいけそうで一安心。あとは歌い込んでいけば・・・。

それより、本当にライブができるのかどうか、そちらのほうが心配。Fのライブはサックスのリーダーバンドだから、自分の好きなようにやれないし、友人のジャズシンガーに、私みたいなジャンルの決まっていないタイプは、自分のバンドを持ったほうがいいよと言われ、それもそうだなと思っているところ。

というわけで、どん底知り合いのベースとドラムに期待。どこで何をやるにしても、練習だけはしていないと、そこでもう繋がりが切れてしまうから、不安な気持ちは抑えても、練習だけはきっちりしておこう。


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2007年01月17日(水)
やっと雨

乾燥続きの東京にも、やっと雨が降って、いくらか楽になった。ジメジメもダメだけれど、カラカラにも弱い私。すぐに鼻の粘膜をやられて、風邪を引いてしまう。乾燥には気を使いたいところだが、アポロ13号がカラカラが好きなので、例えば洗濯物を部屋の中に干して、少しでも湿り気を・・・と思ってもできない。かといって、加湿器などもない。

歌の練習に行くボックスなどもバリバリ乾燥していて、風邪のウィルスの宝庫なので、必ず除菌のできる濡れティッシュを持参。気休めかもしれないが、多少は違うかなと。それと、ボックスではなるべく暖房をつけない。暖房をつけていると、もろに喉をやられてしまうからだ。

ともあれ、普段は雨は気分が盛り下がってとても嫌だけれど、今日は有難いと思った。人間には多少の湿気は必要だよね。バハマみたいに、湿度130%なんていうのも嫌だけれども。


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2007年01月16日(火)
ボールペンコレクション

私がホテルのボールペンのコレクションをしているということが結構広まって来て、国内外問わず、旅行をしてきた人がボールペンを持って帰ってきてくれることが多くなった。今回も山本さんに、ヨーロッパ各国ホテルのボールペンをいただいた。自分ではヨーロッパには行ったことがないので、とても有難い。ベネチア、ノルウェー、オーストリアなどなど、たくさん増えて嬉しい♪


ところで、昨年のジャズフェスに出演した時のバンド(ザリガニボーイズ)は、本当に幻となりそうなのだが、どうやら新しいザリガニが見つかりそうだ。どん底のお客さんの中にベースをやっている人がいて、ドラムもなんとかなりそうだとのことなので、そのあたりで決めてもいいかなと思っている。

もちろん、オリジナルのザリガニ達も忘れがたいけれど、皆それぞれいろいろな事情があって、再度組むことが難しいので、前は前、次は次と割り切って、新しいザリガニで頑張ろうかと。。。


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2007年01月15日(月)
久々にダブリナーズ

ロンドンから帰国中の山本さんに、新宿のアイリッシュ・パブ、ダブリナーズで会った。一年前には昼間の営業をやめていたのに、またやるようになったみたい。でも、料金がちょっと高くなったかも?

以前、昼間営業していた時は、ランチと一緒に頼むコーヒーや紅茶は150円だったような気がするのだが、200円に値上がりしていた。単品で頼むと500円というのは、他の喫茶店と変わらないんじゃないか?昔は単品でも250円とかだったような・・・。

でも、ダブリナーズは子どもが来ない分、静かで落ち着くので、やはりお気に入り。昼間やらなくなってとても寂しかったのだが、またひとりで静かに読書でもしながらお茶を飲むことができるので、非常に嬉しい。

普段は本の話ができる相手もおらず、たびたび欲求不満に陥るのだが、青山先生のクラスの人たちと会うと、本の話ができるのが嬉しい。他では、話をしても通じないことが多いのだけれど、ここでは作品を知らなくても作家は知っているとか、とにかく何を話しても通じるのが有難い。

欲求不満解消。皆さん、ありがとうございました。


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2007年01月14日(日)
フィリップ・プルマンの新作

昨日はラグビー大学選手権の決勝で早稲田が負けたので、やけ酒。というか、勝っても負けても飲むのは変わりないんだが・・・。

さて、そんなこんなであまり頭を使わない日々。今日もフィリップ・プルマンの新作児童書を読んだ。プルマンでなければ読まなかったかもしれないが、<ライラの冒険>シリーズ以来のプルマンだから、一応おさえておこうかと。

<ライラの冒険>シリーズよりも対象年齢は低い作品ではあるけれど、そこはかとなく漂うユーモアとかは、むしろ大人向けではないか?という気も。ドン・キホーテなどの話を知っている人たちのほうが楽しめそうな気がする。

召し使いになるジャック少年の利発さがかわいい。この本の翻訳も金原瑞人氏だったが、あまり金原節は感じられなかった。翻訳協力のお弟子さんのおかげだろうか?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『かかしと召し使い』/フィリップ・プルマン (著), Philip Pullman (原著), 金原 瑞人 (翻訳)
単行本: 333ページ
出版社: 理論社 (2006/09)
ASIN: 4652077890 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「MARC」データベースより)
勇敢でジェントルマンで鳥にもくわしい。仕事は、かかし。それが僕の人生です! 自分に自信を持ち気高い心を持つかかしと、召し使いになった少年がくりひろげる不思議な旅。心にコツンと響くハートウォーミングストーリー。


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2007年01月13日(土)
ラグビー大学選手権決勝

◆ラグビー大学選手権決勝 【早稲田26×33関東学院】

早大、3連覇へWTB首藤が先発-全国大学選手権・決勝
早大V3の夢散る…中竹元年、歌えなかった「荒ぶる」
対関東学院大 ワセダ、一時代の終焉…


絶対的な力が足りなかった。─Waseda Rugby.Com


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2007年01月12日(金)
子どもが夜中にさまよう恐怖

今日も歌の練習。今度予定しているバンドはサックスがあるので、それが生きる曲を仕入れようと思い、ボビー・コールドウェルの曲を練習してみた。コールドウェルの曲は割にベタなラブ・バラードが多いのだが、節回しが複雑で、一瞬の気も抜けないものばかり。難しいけれど、3曲ほどトライしている。

お正月ボケで、まだ歌う体力が戻っていないのに、2日続けて3時間の練習は結構きつい。その努力が実ればいいが、果たしてこの先どうなることやら。時々虚しくなりつつも、それを振り切って、もともと空っぽな頭をさらに空っぽにして何も考えないようにしながら、練習に没頭している。

ところで、フィリッパ・ピアスの『Tom's Midnight Garden』を読んだ。いつ頃買ったものやら、とにかく昔買って忘れていたところ、何かでこれはいいというようなことを読んで思い出し、引っ張り出して読んだ。

これって幽霊の話なのかな?と思ったら、夢オチとは違うけれど、夢の話。全部夢であるってことではなく、時間が関係しているのでややこしいのだけれど、時間と人間の思いの強さが絡み合ったみたいなことなのかな。最後は夢でなく、実際の少年と少女(すでにおばあさんになっているのだが)が再会するわけだが、私的にはなぜかちょっと怖かった。

子どもが夜中にふらふらしているという図に、昔から恐怖を感じているため、トムが夜中に寝室を抜け出して、パジャマのまま遊びまわっているのを読んで、とにかく怖いと感じてしまったのだ(あちら側の庭園では昼間だったとしても)。夜中に、絶対にいるわけがない暗がりに子どもがいる場面を想像してみてほしい。それって怖くないですか?


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『Tom's Midnight Garden』/Philippa Pearce (著), Susan Einzig (イラスト)
ペーパーバック: 229ページ
出版社: Harpercollins Childrens Books; Reissue版 (1992/10)
ISBN-13: 978-0064404457 ASIN: 0064404455
内容(「MARC」データベースより)
友だちもなく退屈しきっていたトムは、真夜中に古時計が13も時を打つのを聞き、昼間はなかったはずの庭園に誘いだされて、ヴィクトリア朝時代の不思議な少女と友だちになり…。


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2007年01月11日(木)
Summertime

ボックスにて歌練習。今日はあまり集中できなくて、どうも今いちだったが、サム・クックの「Summertime」をなんとかしようと頑張って、最後には満足できるくらいの仕上がりになった。あとは細かい部分を調整すればなんとか・・・。

「Summertime」は、ガーシュイン作曲のオペラの曲(ポギーとベス)だが、メロディの悲しい感じと、歌詞の中の“Don't you cry”とか“Mammy and daddy are standin' by”という部分が“God”を思わせるものとして、黒人の間で広く歌われている曲。

サム・クックは元ゴスペル・シンガーで、そのあたりの雰囲気は素晴らしいし、そのまま真似はできないけれど、ジャニス・ジョプリンか、サム・クックかという歌い方の問題として、私はサム・クックを選んでいる。泥くさいブルースっぽいほうが断然好きだからだ。サム・クックの別バージョンの「Summertime」も素晴らしい。


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2007年01月10日(水)
ヒストリー・オブ・バイオレンス

マーケットプレイスからDVDが届いた。ヴィゴ・モーテンセンとエド・ハリスの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」だ。これは公開されるのを楽しみに待っていたのだが、結局日本では公開されなかった・・・と思っていたら、ひっそり公開されて、さっさと終わってしまったようだ。

というわけで、DVDになるのを心待ちにしていたのだが、いつ発売されたかも知らないうちに、気づけばいつの間にか出ていた。まだ観ていないのだが、ヴィゴの演技が高く評価されているものの、たぶんアラゴルン的なイメージではなく、「インディアン・ランナー」的なヴィゴなんだろうなと。

ヴィゴとエド・ハリスはどこか似ていて、海外のプロモーションの写真を見た時は、最初エド・ハリスか?と思ったのだが、よくよく見るとヴィゴだった。演技的にも似ているところがあると思う。どちらも好きなので、この二人が共演しているというのは、とても興味深い。


◆マーケットプレイス─DVD

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
価格:¥3,121 (税込)
ユーズド価格:¥2,400+送料¥340=¥2,740
(港区新橋・ブックマート新橋店)
出演: ヴィゴ・モーテンセン, エド・ハリス, ウィリアム・ハート, マリア・ベロ
監督: デイヴィッド・クローネンバーグ
販売元: 日活
DVD発売日: 2006/9/8
時間: 96 分
ASIN: B000GIWLRG

Amazon.co.jp
デイヴィッド・クローネンバーグ監督が、グラフィック・ノベル(コミック)を原作に描くバイオレンス・サスペンス。ダイナーを営むトムは、店の客に銃で脅されるが、相手の隙をついて銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、彼の過去を知っているという謎の男が現れ…。妻と2人の子どもと幸せに暮らしていたトムの過去が、ゆっくり明らかになっていく。

クローネンバーグは、それまでの奇怪なテイストを極力抑え、要所の暴力描写のみにグロさを凝縮させる。本筋以外にもタイトルの「バイオレンス」を追求したシーンが多く、たとえば階段での夫婦の殴り合いがセックスへ発展し、いじめられっ子の長男が逆ギレして相手を倒すなど、暴力が人間の本能に深く絡みついていることがあぶり出される。暴力シーンによっては、妙にスカッとしてしまう部分もあり、観る者の暴力への欲求を試しているのかもしれない。キャストはそろって好演。とくに静かな狂気を微妙な表情でみせるヴィゴ・モーテンセンは、高く評価されるべき。(斉藤博昭)

●初回特典:スペシャル・パッケージ仕様


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2007年01月09日(火)
ライブの話が決まる

今日は歌練習始め。ジャズフェス後、気が抜けたせいか風邪が長引いて、ほとんど歌の練習ができなかったのだが、このあたりで一念発起。3時間ほど練習。年末年始に温めていた曲の練習にとりかかる。

さあ、やろう!と思うと、案外他の歯車もうまく回ってくるようで、突然ライブの話がまとまった。しかし、うちのザリガニボーイズは幻のバンドになりそうで、演奏してくれる人がいないんだけど・・・と思っていたら、それも何とかなりそう。来月から毎月ライブができそうだ。それも、ちゃんとお金のもらえる仕事として。

ということは、絶対に風邪など引いてはいられないわけで、体調にも気を使わなくてはならないし、体力もしっかり維持しなくてはいけないということだ。精神的にもステディでなくてはならない。

幸いにもサックス担当が明るい性格なので(今度はサックスが入るのだ!)、なんとか元気にやっていけるのではと思うのだが、ザリガニボーイズのようなわけにもいかないのも事実。ともあれ、やってみなくてはわからない。というより、切羽詰った状態で必死になれば、きっと頑張れる!


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2007年01月08日(月)
巨人・工藤が横浜移籍!

巨人・工藤公康投手(43)が、フリーエージェント(FA)選手の人的補償として横浜に移籍することが7日、決定した。球界関係者が「移籍が決まった」と明らかにした。

巨人はこのオフ、日本ハムから小笠原、横浜から門倉をFAで獲得。そのため日本ハムと横浜は、巨人の支配下選手のうち同球団がプロテクトした28選手以外から各1人を補償選手として獲得できる。工藤はプロテクトから外れ、日本ハム、横浜の2球団に獲得する権利が発生、重複した場合は同一リーグの球団に優先権があった。

横浜はすでに補償選手として投手を獲得する方針を示唆。最終的に昨年の年俸2億9000万円からの大幅ダウンで折り合いがついたことにより、移籍が決まった。早ければ9日にも発表される。

工藤は昨年までのプロ25年間で通算215勝129敗3セーブ。昨年は3勝2敗と不本意な成績だった。─SANSPO.COM


やっと横浜にも二重まぶた入団!今まで、大魔神だとかローズだとか、一部を除けば、どこを見ても一重まぶたばかりで皆同じ顔に見えていたのだが、これでやっと選手の顔にもメリハリが出るというものだ。私個人の統計によると、二重まぶたのスター選手がいると、横浜は強くなる!ほんと?(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『トロール・フェル(下)地底王国への扉』/キャサリン・ラングリッシュ (著), Katherine Langrish (原著), 金原 瑞人 (翻訳), 杉田 七重 (翻訳)
単行本: 237ページ
出版社: あかね書房 (2005/02)
ASIN: 4251065824 サイズ (cm): 21 x 15
内容(「BOOK」データベースより)
みなしごになったペールが引き取られたのは、血も涙もない叔父たちの暮らす寂しい水車小屋。頼りになるのは友だちになった女の子ヒルデと、気まぐれな妖精ニースだけ。不気味な妖精があちこちに隠れ住むトロール山のふもとで、ペールの運命は…!?疾走する物語、スリルと迫力のラストへ。


◆図書館貸し出し(→1/23)

『かかしと召し使い』/フィリップ・プルマン (著), Philip Pullman (原著), 金原 瑞人 (翻訳)
単行本: 333ページ
出版社: 理論社 (2006/09)
ASIN: 4652077890 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「MARC」データベースより)
勇敢でジェントルマンで鳥にもくわしい。仕事は、かかし。それが僕の人生です! 自分に自信を持ち気高い心を持つかかしと、召し使いになった少年がくりひろげる不思議な旅。心にコツンと響くハートウォーミングストーリー。


『フラッシュ』/カール・ハイアセン (著), Carl Hiaasen (原著), 千葉 茂樹 (翻訳)
単行本: 365ページ
出版社: 理論社 (2006/04)
ASIN: 4652077742 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「BOOK」データベースより)
ここはフロリダ・キーズ諸島。子どもたちは海水浴を楽しみ、ウミガメが産卵に訪れる浜辺がある。伝説では、沖合で“グリーンフラッシュ”と呼ばれる緑の閃光が見られるという。そんな小さな町の夏休みの物語。


『高田馬場ラブソング』/三田 誠広 (著)
文庫: 255ページ
出版社: 集英社 (1994/03)
ASIN: 4087481433 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
キャンパスを行く堀田紅美子、立花麗子、栗原芳絵の仲良し3人組。青春まっただ中の彼女たちの関心は、手ごたえのある大恋愛。なのに紅美子には中年男に好かれる背後霊でもついているのか、せまってくるのはオジさんばかり…。軽快でせつないトレンディコメディ。


『深くておいしい小説の書き方―W大学文芸科創作教室』/三田 誠広 (著)
単行本: 310ページ
出版社: 朝日ソノラマ (1995/11)
ASIN: 4257034610 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「MARC」データベースより)
高田馬場の、あのW大学で人気の、愛と笑いに満ちた講義録「天気の好い日は小説を書こう」の続編。前作よりレベルアップした、ますます面白い上級編。


『大鼎談―作家のホンネと大風呂敷 W大学文芸科創作教室―番外篇』/三田 誠広 (著), 岳 真也 (著), 笹倉 明 (著)
単行本: 259ページ
出版社: 朝日ソノラマ (1998/05)
ASIN: 4257035323 サイズ (cm): 19 x 13
内容(「MARC」データベースより)
直木賞から10年、芥川賞から20年、無冠のままで30年、そんな3人が語る作家稼業のすべて。作品を生む視点からわびしい経済事情まで、物を書きたい人・小説家になりたい人に贈る、W大学文芸科創作教室番外篇。


<アポロ13号用>

『漆の実のみのる国(上)』/藤沢 周平 (著)
文庫: 285ページ
出版社: 文藝春秋 (2000/02)
ASIN: 4167192322 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
貧窮のどん底にあえぐ米沢藩。一汁一菜をもちい、木綿を着て、藩政たてなおしに心血をそそいだ上杉鷹山と執政たち。政治とは、民を富まし、しあわせな日々の暮しをあたえることにほかならない。藤沢さんが読者にのこした遺書とでもいうべきこの長篇小説は、無私に殉じたひとびとの、類いなくうつくしい物語である。


『漆の実のみのる国(下)』/藤沢 周平 (著)
文庫: 315ページ
出版社: 文藝春秋 (2000/02)
ASIN: 4167192330 サイズ (cm): 15 x 11
内容(「BOOK」データベースより)
天よ、いつまでわれらをくるしめるつもりですか。改革はままならない。鷹山の孤独と哀しみを明澄な筆でえがきだす下巻。けれど漆は生長し熟しはじめていた。その実は触れあって枝先でからからと音をたてるだろう。秋の野はその音でみたされるだろう―。物語は、いよいよふかく静かな響きをたたえはじめる。


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2007年01月07日(日)
宗方慶司新作予告

知り合いに宗方慶司という作家がいるのだが、単行本を二作出した後、次がなかなか出なかった。一昨日、「秋に新作を出すのでよろしく!」と言ってきたので、他人事ながら嬉しくなった。出さないよりは、切羽詰っても出したほうがいいと思う。出すが勝ち!


みんな頑張れ~!


みんな頑張って、早く立派になって、私にもその栄光のおこぼれをください・・・なんて?(^^;

我が家では暗い年明けで、この先もどうなることやらなのだが、そうやって人が頑張っている姿を目にすると、また新たに気力がわいてくる(あまり現実的でないことばかりであるのが困りものだが)。私もあれやこれやいろいろ、頑張りたいと思います。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『トロール・フェル(上)金のゴブレットのゆくえ』/キャサリン・ラングリッシュ (著), Katherine Langrish (原著), 金原 瑞人 (翻訳), 杉田 七重 (翻訳)
単行本: 243ページ
出版社: あかね書房 (2005/02)
ASIN: 4251065816 サイズ (cm): 21 x 15
内容(「MARC」データベースより)
孤児のペールは、双子の叔父にひきとられ、トロール山の麓の水車小屋でこき使われる。だが、叔父たちは恐ろしい計画を企んでいた…。世界をうならせた傑作ファンタジー。


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2007年01月06日(土)
mixi(ミクシィ)に入ってみた

mixiというSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)はすでに有名だが、コミュニティ型のサイトにはあまり興味がないものの、周囲であまりにも多くの人がやっているので、知り合いに聞いてみたところ、招待してくれた。

とりあえず、どんなものか登録してみたが、皆が大騒ぎするほど画期的で面白いのかどうか・・・否であった。昔からネットで遊んでいるものにとっては、特に目新しいものはない。言ってみれば、Yahoo!掲示板にブログ機能がついたというようなものだろうかと。

どこが面白いのか?たぶん同じ趣味や興味で作られたトピックスに書き込みをすることで、友達が増えるとか(Yahoo!掲示板などでも同じ)、足跡が残るので簡単に行き来しやすく、メール機能もあるから、友だちを作るのに便利(これって私には一番うっとうしいのだが)とかということだろうか。

こういうシステムは何もmixiに限らず、同じようなところはたくさんある。会員(招待はいらないがそこに登録している人)だけに見せるか、一般に公開するかを選べるところもあるし、会員がどんどん増えたら、会員制の意味もないだろうと思う。リアルな知り合いが多いというのも曲者だ。実際に会った時に何を言われるかと思うと、好きなように書けないというのもある。

ちなみに、登録してとりあえず日記を書いたところ、知らない人(知っている人が多いと言われているが、私にはまだ紹介者以外知っている人がみつからない)からメール(ダイレクトに来るわけではない)が来て迷惑している。普通のブログのように、記事を読んでのコメントなら嬉しいが、いかにも異性のメル友を探しています的な行動があるのはいただけない。

mixiだけではないが、そんなに友だちが欲しいのか?と思う。全く知らない人に、どうしたら「友だちになりましょう」と言えるんだろう?中には数だけ多ければいいという人もいるようで、理解の範疇を超えている。会員制の意味はどこにあるんだろう?知り合いにしか紹介しないというのは、何のためだろう?

有効な使い方がされれば面白いシステムかもしれないが、はなからネットで知らない人とのコミュニケーションを望んでいない私には、ただうっとうしいだけかもしれない。私にもネット上の友だちはいるが、それはお互いのサイトなどを行き来して、それなりの理解をしてからの話。いきなりメル友とかは、絶対にお断り。

そもそも、用事もないのにメールをするのは嫌いだ。最近の子はメールをしていないと不安というのもあるようだが、彼氏とか彼女と毎日何通もメールしているとかと聞くと、恐ろしい世の中だと思う。そんな束縛には耐えられない!と思うが、自分がその年代で、メールが当たり前だったら、やっぱり付き合っている時はそうなるんだろうか。

「おすすめレビュー」という、Amazonと連携した本の感想を書く機能もあるが、書いていてふと気づいた。これで、ここから本がAmazonに注文されたら、その報酬はすべてmixiのものになるわけだ。自分もAmazonのアソシエイトだということを考えたら、非常に馬鹿らしい。

それでもやってみたいという方には、いつでもご紹介します。最近は携帯からもできるようになって、いろんな人とコミュニケーションをとりたい方には、とっても便利!(^^;

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWebサイト。友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校、あるいは「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供する、会員制のサービスのこと。人のつながりを重視して「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスが多いが、最近では誰も自由に登録できるサービスも増えている。


早実・斎藤の早大教育学部進学内定-13日始動の大学練習参加へ

昨夏の全国高校野球選手権大会で初優勝した早稲田実業(東京都国分寺市)の右腕エース・斎藤佑樹投手(18)が6日、系列の早稲田大学教育学部社会科へ推薦で進学することが内定した。今後、大学の教授会を経て正式に入学が決まる。

同投手は昨年8月、西東京代表で出場した甲子園大会で快投を続け、決勝では田中将大投手(18)=楽天入団=を擁して3連覇を狙った駒大苫小牧(南北海道)を引き分け再試合の末に破った。マウンド上で汗をぬぐう姿から「ハンカチ王子」と呼ばれ、一躍時の国民的ヒーローへ。続く秋の兵庫国体決勝でも再び駒大苫小牧の田中投手に投げ勝ち、2冠となった。

入部予定の早稲田大野球部は13日に始動し、同投手も練習に加わる見込みとなっている。


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2007年01月05日(金)
北欧が舞台のファンタジー

お正月休みも終わり、アポロ13号も今日が仕事始め。年末年始はバタバタで、ゆっくりするどころではなかったから、やっと私にも休養日が来たという感じだが、やはり今日から開館の図書館に本を返却に行かなければならなかったので、気分的に休んだ気にならない。

今年は手元の自分の本を読もうと決意していたのに、本を返しに行ったついでに図書館の棚を見て回ったところ、早くも決意が崩れ、2冊借りて来る羽目に陥る。もう、どうしても手ぶらで帰ってくることができないらしい。今年もまた自分の積読本の山が減らなさそうだ。

で、今日借りたのは、バイキングなどが出てくる北欧を舞台にしたファンタジーで、トロールや様々な妖精などが出てくる北欧神話の雰囲気のある本。翻訳は金原瑞人氏か・・・と思ったが、お弟子さんの名前もあるから大丈夫だろうと。金原氏の本の装丁もしているデザイナーに聞いたところ、お弟子さんの名前があれば、ほとんどお弟子さんの翻訳だとのことだから。

ここにもオビにハリー・ポッターの名前が挙げられているが、いい加減そういうのはやめてほしいものだ。ファンタジーだからハリー・ポッターと一緒というのは、それぞれの本を書いた作家にも失礼じゃないのか?とも思う。それはそれ、これはこれと区別して捉えてほしい。何でもかんでもファンタジーならハリー・ポッターの名前を出しておけというのは、あまりに短絡的。


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し(→1/19)

『トロール・フェル(上)金のゴブレットのゆくえ』/キャサリン・ラングリッシュ (著), Katherine Langrish (原著), 金原 瑞人 (翻訳), 杉田 七重 (翻訳)
単行本: 243ページ
出版社: あかね書房 (2005/02)
ASIN: 4251065816 サイズ (cm): 21 x 15
内容(「MARC」データベースより)
孤児のペールは、双子の叔父にひきとられ、トロール山の麓の水車小屋でこき使われる。だが、叔父たちは恐ろしい計画を企んでいた…。世界をうならせた傑作ファンタジー。


『トロール・フェル(下)地底王国への扉』/キャサリン・ラングリッシュ (著), Katherine Langrish (原著), 金原 瑞人 (翻訳), 杉田 七重 (翻訳)
単行本: 237ページ
出版社: あかね書房 (2005/02)
ASIN: 4251065824 サイズ (cm): 21 x 15
内容(「BOOK」データベースより)
みなしごになったペールが引き取られたのは、血も涙もない叔父たちの暮らす寂しい水車小屋。頼りになるのは友だちになった女の子ヒルデと、気まぐれな妖精ニースだけ。不気味な妖精があちこちに隠れ住むトロール山のふもとで、ペールの運命は…!?疾走する物語、スリルと迫力のラストへ。


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2007年01月04日(木)
冬の新宿御苑

子どもは早起き!というわけで、瀕死状態の伯母さんは、今日も体力・気力をふり絞って早起きし、朝ごはんを作って食べさせ、「伯母ちゃまの家のお庭が見たい!」と言う姪を連れて新宿御苑へ。家の庭とは御苑のことである。

新年は今日から開園の新宿御苑。1月の新宿御苑は植物に詳しくない者にとっては特に見るものもないが、常緑樹の緑がすがすがしい。見るものがないとは言え、ちらほらと花も咲いていたりする。冬桜という桜も花をつけていたし、梅の木も蕾をふくらませ始めている。バラ園で1、2輪バラが咲いていたのは、異常気象のせいだろうか?

今日から開園というのを知ってか知らずか、人はまばらで昨日の新宿の街の雑踏が嘘のように静か。ちょっと気持ちがいい。早起きは三文の得って、こういうことを言うのだろうか?

一時の静寂も瞬く間に過ぎ、家に帰ってお昼ごはんを食べさせ、休む間もなく帰り支度。再び千代田線乗り換えの国会議事堂前まで送っていく。そこからは乗った電車一本なので、一人で帰らせる。

御苑前駅では柏までの切符が買えなかったので、柏で清算しなくてはならなかったのだが、それがちょっと心配な伯母である。よほど柏まで乗っていこうかと思ったのだが、心を鬼にして見送る。あとからお母さんから電話があって、ちゃんとできましたとのこと。ずいぶん成長したものだ。

ともあれ、無事に帰れてよかったとほっとして、足も痛い、体も痛い伯母さんは、今夜こそは早く寝ようと決意する。


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2007年01月03日(水)
姪の初めてのお泊り

今日は姪が泊まりに来た。うちは狭いので、なかなかお客様も呼べないのだが、姪ともなれば話は別。数年前に姉妹二人でお泊りしたことがあるが、その時はまだ小さかったので、二人一緒でも泊まるスペースはなんとかできたが、もうだいぶ大きくなってしまったので、二人一緒は無理。というわけで、今回はお姉ちゃんが一人でお泊り。

千代田線乗り換えの国会議事堂前駅まで弟が送って来て、それを迎えに行き、高島屋でお買い物、暗くなってから高島屋とセンチュリー・サザンタワーのイルミネーションを見せて、三丁目の和ダイニングで夕食を食べさせ、花園神社に初詣をしてカラオケボックスに行くというハードスケジュール。

お正月は新宿駅周辺は超混雑なので、歩くだけでも大変。伯母さんは姪を寝かしたあとは瀕死の状態。疲れ果てました。


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2007年01月02日(火)
初夢

◆ラグビー大学選手権準決勝
早稲田大学×京都産業大学@国立競技場14時 【早稲田55×12京産大】

早大は京産大にFW戦で勝つ!全国大学選手権・準決勝
揺るがぬ王者の強さ!先制許すも早大が圧勝劇、3連覇へ王手
PR原田の2Tで関東学院大が完勝、6年連続ワセダとの決戦へ


昼寝で見た夢も初夢というなら、元旦の昼寝(夕寝?)で初夢を見た。それがなんと、ポール・オースターの息子の夢。オースターに子どもがいるのは知っているが、たしか娘だったような気はするのだけれど(それももうかなり大きい)、もう一人男の子がいるかどうかまでは定かではない。

夢の中・・・とあるパーティーに出席したところ、オースターの息子(小学生くらい)と出会い、仲良くなる。私が以前お父さんに手紙をもらったことがあるのだと言って、自分の部屋に案内するまでの話なのだが、その途中に、いろんな人が小説を書いている場面に出くわす。

お正月なのに皆さんお忙しいんですね、などと糸井重里と話をしたり、その隣の部屋では中国人の青年が、防音のために大きなヘッドフォンをつけて一心不乱に小説を書いている。それから、名前を度忘れしたコピーライターとか、とりあえずまともな小説家は誰もいないのだが、それと言うのも、私が現代日本の小説家を知らないせいだろう。

そして、いよいよオースターの手紙を見つけるのだが、手紙の中からステーキとチョコレートが出てくるという荒唐無稽な話。もしかしてお正月の料理に飽きて、そんなものを食べたかったのかも?で、一体そのオースターからの手紙には何が書いてあったのかというと、それについては一切触れていないというのがまたいい加減だ。

しかしオースターの息子は非常にいい子で、話も合う・・・って、なぜか日本語ペラペラなのだ。そこに今度はその子の妹、つまりオースターの娘も出てきて仲良くなるわけだが、そのあたりで目が覚める。

これって、しばらくオースターの本を読んでいないので(買ってはあるものの)、無意識に罪の意識か何かを感じていたのだろうか?だったら、ジョン・アーヴィングのも、コーマック・マッカーシーのも読んでいないのだから、そっちでもよかったはずなのに、どうしてオースターなんだろう?

などと思いつつ、本棚からクリスマス本を片付けて、ため込んであるオースター本を並べてみた。そろそろ読み時なのだろうと思って。もちろん、アーヴィングとマッカーシーの本も。

そして、いろんな人が小説を書いているというのは・・・なんとなく思い当たるふしがないでもない。


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2007年01月01日(月)
謹賀新年



本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2007元旦 schazzie



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