遠距離通勤なので電車に乗っている時間が長いのです。最近は「座る」ことを優先にしているために、京浜東北線を利用することが多いです。区間は概ね「赤羽-新子安」で乗車時間は1時間強です。それに「赤羽-武蔵浦和」の埼京線が加わります。違うルートでは時間を優先する場合には「湘南新宿線」を利用することになります。まだ学生さんが夏休みなので朝夕の電車は比較的混雑が少ないです。来週あたりから混雑が増すのでしょう。
ところで最近気になっているのが「電車内の飲食」です。ペットボトルが手軽に持ち運べるので、車内でペットボトルの飲料水で喉を潤す光景は珍しくはなくなりました。しかし朝夕の通勤電車の中で「お菓子を食べる」「サンドイッチ・オムスビを食べる」光景を良く見かけるようになりました。長距離通勤列車でサラリーマンがカップ酒は缶ビールを持ち込む光景は良くありますが、女性も負けずにスナック菓子などを口に運ぶ光景に出会います。さすがに遠慮があるのでしょうかバックから素早く取り出して口に運んでいる場合が多いです。
著距離列車や新幹線では「飲食」は当たり前なのですが、昔は「近距離通勤列車」と考えられる列車内では「飲食」は遠慮していたと思いますが、これってもう古いのでしょうか。それとも、もともとそんなルールはなかったのでしょうか。朝夕それぞれ1時間以上電車に乗っていると色々なことを考えてしまいます。
2013年08月28日(水) |
ヴェローナ劇場「アイーダ」中止 |
今日、ヴェローナ劇場「アイーダ」公演ホームページに公演中止がアナウンスされました。以下そのコピーです。
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“ベローナ劇場100周年・ヴェルディ生誕200周年記念オペラ アイーダ” 東京ドーム公演中止のお知らせ
2013年9月17・18・19日に開催される予定だったオペラ「アイーダ」東京ドーム公演は、開催の準備が予定の日程までに整わないため、中止となりました。 ご購入いただきましたチケットにつきましては、お買い求めのプレイガイドで払い戻しをさせていただきます。現在お持ちのチケットは、払い戻しの際に必要となりますので、必ずお手元にお持ちください。払い戻しは、イープラスは8月29日から、その他のプレイガイドは8月28日から、いずれも2013年9月30日まで行います。 チケットを購入された方をはじめ、ご期待いただいた皆様に、深くお詫び申し上げます。
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ヴェローナ劇場の東京ドームへの引越し公演で、読売新聞がバックにいるので一流の公演だと思っていました。実際来日が実現していれば「それなり」のものだったのでしょうが、ここに来て来日中止とはひどい話です。東京ドームの一階席(グラウンド)は数万円するというのですから、かなり高価なチケットでした。ウィーン国立とかミラノスカラ座並みの値段ではないかしら。
招聘元(実行委員会)は「開催の準備が日程までに整わない」としていますが、新聞報道等では「チケットの販売が思わしくない」ことが中止の理由のようです。日本の「オペラバブル」は既に終わってしまったとので、このような高価な公演は始めから無理だったのだと思います。それにしても「格好の悪い」話です。
2013年08月22日(木) |
お腹に赤ちゃんがいますか? |

通勤で鉄道を使う時間が長いのでこの「マーク」には気を使っています。自分としては社会貢献として献血・震災復興ボランティアに加え、当然ですが電車内のマナーには気をつけているつもりです。最初から座席に座らなければ問題ないのですが、毎日片道1時間の列車の旅をしているので基本的には早めに家を出て始発電車を待って並び座席に座っていこうと考えいるので問題になります。
要はこのマークを付けている妊婦の方なら簡単に話しが済むのです。このマークを見つけると少し遠くても声をかけて席を譲ることができます。パターンとしてこのマークは妊婦の方がハンドバックの柄にかけていたり、服にピンで留めていたりするので分かります。
問題はこのマークを付けていない人で、ひょとして赤ちゃんがいるのではと思われる方が目の前に立たれた場合なのです。私は通常以下のチェックをします。
①履いている靴が「平ら」か「ヒールが高い」か。 ②ゆったりした服を着ているか。(特に上着) ②上着の下に着古したジーンズを着てるか。 ③最期はお腹の大きさと顔の表情で判断します。(勝手な判断です)
というのも、「赤ちゃん」がいない方に席を譲ってしまった場合の「逆効果」を心配するからです。そうした場合多分席を譲られた方は「ムッ」とされると思うのです。これはかなり微妙な「駆引き」になります。独身の男性にはこれを判定するノウハウはないのでは。
今年の夏は暑いので、暑さ対策の対策のために電車内の女性は様々な(ゆったりした)服装をしています。そういうこともあって悩んでしまう場面が一度ならずありました。難しいでしょうが、「お腹に赤ちゃんはいませんマーク」を作ってくれて、微妙な体型の方はそれ印として着用してもらえると安心して座っていられるのですが。
2013年08月18日(日) |
「ネタジ・スバッシュ・チャンドラ・ボース」の69回目法要 |
1945年8月18日、台湾の台北松山空港での飛行機事故で「チャンドラ・ボース」が亡くなりました。今日はその日から68年目にあたります。「チャンドラ・ボース」の遺骨を預かる杉並区の蓮光寺で69回目の法要が行われました。単にインドに住んだことがあるという繋がりで、妻と一緒にお参りに行ってきました。
今や西葛西がインド人居住区として定着し、日本に暮らすインド人の数が格段に増加していることによるのだと思いますが、さして広くない蓮光寺の2階の本堂広間には多くのインド人の方が参列されました。見た目では日本人と半々位に増えたかなという印象です。そういう傾向はここ数年続いていて法要後の会食においては「ヴェジタリアン」用の食べ物として「納豆巻・稲荷寿司」が沢山用意されていたのは非常に良いことだと思いました。
今回はなんと自分達用の「ヴェジご飯」を用意してくるインド人グループもあったし、会場入口で「Donation袋」を用意してこなかったインド人参列者に配っている人もいて、法要に参加するインド人の方の間で、物珍しい見物気分から「法要参列」へと意識が変わってきているような感じを受けました。来年は70回の区切りの法要なので、より多くのインドの方を広めて欲しいと、話す機会をもったインドの方達には伝えておきました。
今回は日本人参列者の方達について少し観察しました。私達のような素朴な「インド&ボースファン」の方達がかなりいらっしゃると思いますが、話を聞いていると「政治からみ」の方々や「右思想からみ」の方達を見受けました。チャンドラ・ボースが「旧日本軍」と共にっていインドの独立を目指したのは確かな事実であり、先の戦いが宗主国の搾取に苦しんでいたアジアの植民地諸国の独立を促がしたと言う性質を有すると主張する意見を全面的に否定するものではないですが、先の戦争は明確に「侵略戦争」であり、チャンドラ・ボースはインド独立のためにドイツ・日本を利用しようとしたに過ぎないという冷静な状況認識は必要だと思います。
インド人の方々に「チャンドラ・ボース」に関する正しい認識を持ってもらうことは非常に大事です。そしてその際に日本人として先の第二次世界大戦に対するキチンとした認識もちながらインドと付き合っていく必要があると思います。「チャンドラ・ボース」を過度に英雄視することは彼の祖国インドでも受け入れられないことだと思います。これは「靖国神社」に参拝することと似ていて、戦没者を悼むことと戦争責任の問題は切り離されなければなりません。
インドの人達が日本人の「経」を理解できるかどうか分かりませんが、少し残念に思うことは言葉の問題です。蓮光寺での法要は全て日本語で行われるし、日本での「チャンドラ・ボース研究」は日本語でなされていることが多いです。一方インドの教育においては「チャンドラ・ボースの死」について別の見解が教えられているようです。これからインドの若い人達の参加も増えていくと思われますので、「ベジ」に加えて「英語による紹介」にも意を注ぐ必要があると思いました。
「梨」の美味しい季節なので、名産地の「千葉」まで行ってみることにしました。目指したのは「千葉県鎌ヶ谷市」です。東京外環の下を走る国道298号線を走れば方向としては合っているはずなので、新京成線の「くぬぎ台」を目的地に指定して出発しました。298号線は松戸近くの国道6号線まで片側2車線の道が続いていて、それ以南の国道と、三郷以南の外環の工事が進んでいました。
国道6号から国道464号に入って鎌ヶ谷までいったのですが、途中の松戸市郊外から市川市大町地区、鎌ヶ谷の初富地区の沿線には多くの梨園がありました。梨園(果樹園)の印は遠くからも良く分かる「宅配便会社の幟」です。この時期はどこの果樹園でも地方発送に大忙のようです。
「梨」を買う前に昼食を食べるために東武野田線鎌ヶ谷駅近くの「ドクトーレ」というイタリアンのレストランに行きました。今日のドライブで最も渋滞したのは鎌ヶ谷市内でした。新京成線の踏み切り渋滞、複雑に交差する幹線道路での渋滞と道路事情が悪いことは明白でした。
「ドクトーレ」さんも鎌ヶ谷駅近くにしては幹線から少し入った複雑な地形のところにありました。これから付近の開発は大変だろうと思われます。ドクトーレさんは「博士レストランビレッジ」という中に「タイ料理店」と並んで広建物を構えていました。庭を見渡せるテラス席もあるのですが、あついので室内の席にしました。ネットで鎌ヶ谷付近の「窯焼きピザ」を検索して探し当てたのですが、ナポリのヴェスビーオさんの石で作ったという立派なガス窯がありました。「博士レストラン」とは少し変わった名前ですが、オーナーのお父さんが医学博士、オーナのご兄弟二人も医学博士で、栄養学を研究し身体に良い健康的な食べ物を扱ってきているのだそうです。自家製のパスタは色々な工夫がなされているようです。
今日注文したのは「マルゲリータ」と「マリナーラ」です。最初にお願いしたマルゲリータはチーズを「塊」ではなく細かくして使ったようでチーズの「白」は明確に区別できるものではありませんでしたが、その味はかなり完成度の高いものでした。まず焼き加減は最高だと思いました。保温性の良い石釜をガスの炎で強烈に熱することとなるため多分かなりの高温が得られるのだと思いますが、ピザ生地の縁・裏のパリパリ感と表面のトマトソース・チーズのトローリ感の絶妙さは他ではなかなか味わえない領域だとおもいました。トマトソースはチーズ・オリーブオイルと交じり合って複雑な味わいに仕上がっていました。
これに対し後で食べた「マリナーラ」はトマトソースの味が前面に出すぎていて、もう少し別な仕上げ方もあるかなという感じでした。トマトソースは全体に甘味が強くてトマト本来の味がしないのです。また「大蒜」の両が少ないので大蒜の味は殆どしませんでした。レストラン全体が高級感があり室内装飾も立派なので料理の味にも気を使っているのかなと思いました。でもマリナーラでは、トマト独特の臭みと大蒜の強烈な味を出さなければ、訴えるものが亡くなってしまいます。全体としてはトスカナ、ヴェネチア方面の料理が得意のように見えました。
昼食後鎌ヶ谷市内の梨園で大玉の「幸水」を買い、松戸の梨園にも寄って追加買いをしながら梨の話を聞いてきました。昔は梨の種類に「二十世紀」「長十郎」の2種類しかなく、収穫期が集中するので収穫できなくて無駄になった梨が多かったけれど、最近は実る時期が異なる梨の種類が追加され順番に実っていくので無駄が無くなったと仰っていました。途中近くを通った「千葉大学園芸学部」の功績だろうと思われます。
2013年08月05日(月) |
「湯っ蔵んど」のナポリピザ |
田舎の家の水道管工事、および台所給湯器交換のために日曜日から長野県須坂市に来ています。妻と二人で久しぶりに須坂市の温泉施設「湯っ蔵んど(ユックランド)」に入浴に行くと、なんと薪炊きの「ピザ釜」が設置されているのを発見しました。夕御飯をそこで食べる予定は全く無かったのですがそのレストランで「マルゲリータ」を頂いてみました。
イタリア料理、ナポリピザのブームが依然として続いているという実感がありましたが、こんな田舎にまで「薪ピザ窯」が普及していようとは思いませんでした。しかし、少し考えてみると、都会のビル内のレストランよりは、大きな窯の設置費用とか燃料の薪の費用は安いでしょうし、ピザのトッピングに使われるバジル・野菜類・各種キノコは新鮮ものが手に入るでしょうから、ピザのようなアウトドアスタイルの料理は田舎にあっているのだと納得しました。
ユックランドのホームページはこちら
温泉施設のピザコーナーは2013年6月にオープンしたとのこと。ピザ職人さんにどこで修行したのか聞いてみたところ、2ヶ月前までは日本料理をやっていてピザの作り方を自分で研究したという応えが帰ってきました。
でも注文した「マルゲリータ」は私達の期待を大幅に上回って美味しく仕上がっていました。生地・トマトソース・オリーブオイルが素材の良さをそのまま生かしていて、オリーブオイルの使い方も上手でおいしいピザの必要条件を満たしていました。チーズの量が少なめだったことは残念でした。
最初のピザ生地を広げるところから焼き上がりまでとても丁寧な調理でした。さすが日本料理で鍛えられた丁寧さが出ていると思いました。窯内の温度とか、焼き時間、オリーブオイルの料理等を研究されるともっと美味しいピザが出来ると思います。それには「美味しいピザ」を食べることが一番なのですが、田舎では美味しいナポリピザを見つけることが大変難しいことであることは確かです。「マルゲリータ」一枚1000円は決して安い価格設定ではないので、頑張って「名物」に育て上げて欲しいと思いました。
2013年08月03日(土) |
横須賀基地フレンドシップデイ・シナボン |
今日は米軍横須賀基地のフレンドシップディ。基地が開放されるので見学に行ってきました。品川から京浜急行の快特に乗ると横須賀中央までそれほど時間が掛かりませんでした。線路幅の広い京浜急行は早いです。
米軍横須賀基地の施設公開では空母・軍艦を見ることができるかな・・・という予想があったのですが、この日は全ての艦船が横須賀を離れていて見ることができませんでした。とはいうものの普段は入れない横須賀基地で色々考えさせられました。
まず興味をもって見たのは横須賀基地内の娯楽施設です。というのも「従軍慰安婦問題」であれだけはっきりと「慰安婦」的な慰安施設を否定した米軍がどのような施設を有しているのか。これは確かに見事に整備されていました。とくに身体を動かすスポーツ施設の整備状況はすごいです。日本からの「思いやり予算」で建造されたのでしょうが、野球、アメフト、テニス、ボーリング場など兵士が楽しめる施設を十分に整備していました。これに加えてアメリカ式のレストランが整備され、兵士の住居もかなり立派であり兵士の赴任生活はかなり恵まれていると思いました。第二次世界大戦時の日本兵の場合、通常の場合に「国のために生命を捧げる」ことが基本であり、戦いは兵士の消耗戦であったと思われ、戦地での兵士の待遇に関する限り、現在21世紀の論理とは全く掛け離れていると思われます。現在も過去からの軍の伝統を引き継いでいるアメリカ軍と、20世紀前半の兵士消耗戦思想の日本軍とを較べるのは始めから無理があると思いました。
横須賀米軍施設内は多くの出店で賑わっていました。特にステーキ・スペアリブといった「肉」関係のブースは人気がありました。私達もアブラギンギンのスペアリブとべらぼうに安いステークを食べました。色々な食べ物の中で眼を引いたのが「シナボン」でした。基地内のレストランの一角に「シナボン」の売り場がありました。

屋外の屋台で売っていた美味しそうな「CIBABON」を買って帰りました。「アメリカの味」そのものの濃厚な美味しさです。下の写真は「胡桃の実」をまぶしたシナボンです。日本国内では六本木に一号店が開店しているのだそうです。

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