デイズ
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2004年01月31日(土) 新記録

一昨日の夕方、職場で寒気を感じておかしいとは感じていましたが、昨日の朝37.5℃前後、昼に39℃突破、14時頃40.42℃の自己最高体温を記録しました。

いろんなこと(このまま死ぬかもとか誰が第一発見者だろとか家宅捜索とか部屋汚いとか検死の前にシャワーして下着換えたいとか私も事情聴取されたいとか)を考えて、その前に救急車呼んでもいいから病院行けよっていう自分がいて、さらにそれに対してだって病院は好きだけど医者は嫌いなんだもん、なんて反論する自分もいました。

感冒薬はもちろん効かず、40℃をいったりきたりなまま今朝。
人間ってあんなに熱を生産することのできる生物なのですね。
夜勤だった同期のKにメルして、病棟からボルタレン50mg座剤を失敬してきてもらいました。

が、熱のためか血糖不足か脱水かわかりませんが、まったく立てない私。
*ちなみに、熱で筋肉が拘縮したのか顔もすごく痛く、しゃべることができませんでした。

立てないので、髪を振り乱し布団から這い出し、ふすまとか家具に身体をぶつけつつ這って玄関へ向かう私。しかもしゃべれないので、うなり声オプションつき。

玄関先でなんとか座って、Kを迎える私。
K曰く、「貞子みたいだった」私。
体調悪いときに友人に会うもんじゃなですね。

K(+ボルタレン)のおかげで、やっと38℃台まで熱も下がってきました。

この長時間の高熱、成人男性だったら生殖機能を失うとこでした。危ない危ない。

2004年01月26日(月) 今日は帰る?

再び「THE LAST SAMURAI」を観てきました。
渡辺謙さんが受賞できなかったのが、私の中でほんとに残念だったので。
何度観ても、あれは渡辺さんの映画ですね。
トムはいなくても…ごにょ。
映像もやっぱりすごい。馬と甲冑の魅せ方がうまいのかな。

映画の前に献血に行ったのですが、そこで問診のおじさんに「あなたね、いつもデータ見るけど、血圧とタンパクが低すぎるよ。ダイエットしないでごはん食べなきゃ」と注意されました。
「ダイエットしてないし、ごはんも3食食べてます」と主張するも信じていなさげなおじさん。
しかもおじさんの指摘どおり、この日の血圧は83/51。
「高いほうの血圧がね、90以上ないと献血できないの。今日は帰る?」といじわるに言われ、即「いやです」。
が、なかなか血圧が上がらず、さらに「今日は帰ったら」と。
まなんとか血圧も上がって、無事に血漿と血小板を採ってもらいましたけど、よく考えたら、なんで献血センタのおじさんにあんなに「帰れ」と言われなければならないのか…。
理不尽だ。
しかもマゾのように、血を採ってとねだる私も私だ。

手芸やさんで麻布を買って来て、ブックカヴァを作りました。
うきうきで携帯で撮ってS嬢にメル。
が、S嬢にはとっても不評でした。ぐすん。

2004年01月22日(木) the Monster

「ね、」以来ドリカム熱も高まってます。

初期のかわいいのもいいですが、暗いというかネガティブ風味な曲もすき。
で最近聴いてスキになった曲が「NUDEの夜」。
曲調がもう、頭から抜けません。
最近、この曲エロぃと知ったのが「みつばち」。
あなたの方が刺してる、とか、いたずらな指に見つけられた巣を突かれて、とか。

そんなこんなで、現在のドリカムのアルバム・ベストは「the Monster(1999)」。

2004年01月19日(月) 視認の末

S嬢と映画を観て来ました。

柴咲コウの「着信アリ」。
S嬢にも言ったのですが、柴咲さんは瞳が大きくて眼で演技のできるひとですね。ものすごく眼が動くので、それだけで恐さの表現が広がります。
すごい。
そしてやっぱりかわいいvv。

これホラァ映画なのですが、映画鑑賞中、最も怖かったのは映像でも音響でもなく…。

映画を観ていた私の視界の左端(もちろんスクリーンの外)に白いものが映りました。
私の右側にはS嬢がいたのですが、左側は誰も座ってないはず。
そう思い出した瞬間、僅かに竦む身体。
私は眼だけを動かして、その白いものを視認しようと試みます。
そこで私が視たものは!
なんと左後ろの席のサラリーマンらしき人が足を伸ばして背もたれに足を上げている姿。
私が見た白いものとは、サラリーマンの靴下(しかも五つ指の)
だったのです。

これが、最大の恐怖なんて…私の驚きを返せ!

映画の内容としては、A。
終り方がもうちょっとすっきりすればAA。
気になってる点は、病院のシーンのホルマリン瓶の中身。胎児?に見えましたが…。
だとしたら、評価は下がります。
恐怖の材料として、子ども・新生児・胎児を使うのは常套手段だと思いますが、意味のない演出としてのそれらの利用は、なんとなく釈然としないので。

2004年01月16日(金) 研修と鶏

院内の研修プログラムレベルⅠの症例研究の発表会でした。

この発表会、何がおかしいかって、発表者がみんなナース服。あはは。
ま、これが私たちの制服(=ユニフォーム)ですから、云わばフォーマル(そうか?)。
中高生が学校の制服で冠婚葬祭に出席しても許されるのと同義(そうか??)。
でも、ほんとにおかしい光景なんですって。真っ白で。
これならスーツとかの方がましです。

光景はおかしいのですが、当たり前ですが発表はごくまじめ。
他の科の様子も垣間見えたし、みんな同じようなことで悩むってことがわかったし、勉強になりました。
途中何度かまぶたがくっついていたのは内緒です。

で、発表会のラスト。
なんと教育委員(研修の企画をする委員会)の方々が揃って泣き出して、研修受けてる1年生(レベルⅠはみんな入職1年目)は揃って引きましたね。
発表会場の講堂の温度が、一気にさーっと下がりました。
「こんなに皆さんが立派になるなんて…」とか「皆さんがこれからのF病院を背負っていくかと思うと…」とか「自分の1年目を思い出して…」とか言って泣いてるんですよ。
それって教育委員の皆さんの、一年間やりきったっていう自己満足ですか?ですよね?

研修の意義ってなんなんでしょうね…。

終ってから、同期10人で打ち上げ。
鶏屋さんだったのですが、焼き鳥盛り合わせを注文したら、砂肝・レバー・皮が盛り合わさって出てきました。
この盛り合わせ、余りもの盛り合わせですか?
研修の疲れが倍増し、早々に解散。

なんだかな、の一日でした。

2004年01月14日(水) ね、

現在私が嵌り中かつ浸かり中のユニット?、new singleを先売りで購入。
しかも、レコード会社の策略に見事に引っかかり、初回限定版と通常版のどちらも購入。

だって、初回版と通常版の収録曲がメインとカップリング曲の他が違うんですもん。
初回版にはメイン曲のそれぞれのパートずつの"T-less version"と"K-less version"が、通常版には全く別の曲が3曲目として、入ってるんです。
ファン以外には相当どうでもいいことだってのは、わかってるんですけどね。

ヘヴィローテーションでしばらく聴きます。
サビの詞がたまらなくいいです。

2004年01月12日(月) 続々

今週から、今クールのドラマが続々スタートです。

なので、とりあえず月9。
オープニング曲「born to love you」とアイスホッケーのスピード感と迫力にやられました。
これはズルイってくらいにかっこよいです。
今回の木村さんのキメ台詞は「メイビィ」ですか?
でもこれって、ごじょファン的にはもう4年前から流れてますから、今いち新鮮味に欠けますが…。

大河。
もう1年以上前から待っていました。
とりあえずまだ近藤勇と土方歳三は上洛してません。
新撰組になるのはドラマ上まだまだかな。
ドラマの中で、黒船から流れてきたワインのコルクを拾って、ふたりが「戦利品だ」と笑う場面がありましたが、こういう雰囲気が三谷幸喜だなと感じました。
1年間着いていきますよ。

2004年01月11日(日) リアリティ・ショック

同期11人。
入職当時は、「私たちは先輩たちみたいに同期で陰口言い合ったりしないで、嫌なことあったらちゃんと話し合って、みんなでがんばろ」なんて言ってました。
でも最近、どうしてもその価値観が受け入れられなかったり、どうせ指摘しても直らないだろと諦めちゃったり。
で結局、他の同期の子に愚痴ってしまう。

個人ですから、価値観の違いをいかんともし難いのは当然ですけど、そのことに歯痒さや虚しさとか諦めとか感じてしまうこの頃。

理想の職場ってどんなとこでしょうね。現実なんてこんなものでしょ。

2004年01月08日(木) 勉強中


昔親に内緒でやったアウス(この方の場合は中絶)で、骨盤内に結核菌が巣をつくってた24才の人。
彼氏が風俗で遊んでいて、梅毒を移されて骨盤腹膜炎になった30才の人。
卵巣癌末期で余命3ヶ月、疼痛コントロール不良になり麻薬中毒症状(幻聴、幻視、妄想)が出ている42才の人。

婦人科ってシビアだなと思います。
予定では4月か5月には婦人科へ移動なので、勉強中。

それに比べて、他科(耳鼻科、眼科)のおばちゃんたち。
邪険にする気は全くないんですけど、1時間ごとに点眼したり、めまいあるから車いすでトイレに連れていったり…そんなことするために産婦人科に希望で就職したんじゃないっての。
他科の患者さん、自分の病棟に戻ってくれないかな。

2004年01月06日(火) 仕事始め

準夜だったので、10時過ぎの新幹線で帰って来ました。

あ~仕事仕事。
今日が私の仕事始め。

ユニフォーム着ると、気が引き締まりましたが、気を張り過ぎて疲れました。

2004年01月05日(月) 青と灰と白と

弟②を予備校へ、父親を会社へ(というか新年会へ)送ってから、おそらく3年ぶりくらい?で母とスキーに行って来ました。
もちろんお勉強をしている弟②には悪いので、彼には内緒です。

月曜日で仕事始めってことで、かなり人は少なめ、リフトも楽ちんで乗れます。
が、あまりに久しぶり過ぎて、どうしようもなく勘が戻りません。
なので、控え目に上から下まで10本滑って終わり。
母が満足するまで、ロッヂで有線放送を聴いていました。
スキー場の有線って、懐かしい「ロマンスの神様」とか「Departure」とか流れるのがよいです。今の曲はわからなくって…。

空は青、山は灰(雪が少ないから木の幹が見えてるんでしょうね)、足元は白。久々の雪山の感触。
またしばらくは来ないでしょう。

2004年01月04日(日) 初売り

弟②をお迎えに行って、その足で初売りへ。

弟②の洋服だけで3万以上も使ってしまい、「Yちゃん(私です)オトコマエ」と弟②に言われました。
自分の分は1万くらい。

使い道間違ってますか?

夜中、某ジャンプの某ブリチについてふたりで熱く語りました。
受験生捕まえて何を…。
誰がなんと言おうと、私はキスケさんらぶ、弟②は狐隊長リスペクトです。

2004年01月03日(土) いない家

明日からお仕事ってことで、弟①が帰って行きました。
弟②は予備校、父は出張。
行ってらっしゃ~い。

母と、あの人かっこいいとか走ってるときの方がいいとか、勝手なこと言いながら、箱根駅伝を観てました。
母とこんなこと話す日が来るとは…。

男性陣のいない家は静かでいいね。

2004年01月01日(木) 背比べ

実家から徒歩1分の場所で、父親と太平洋からの初日の出を見ました。
海抜240mくらいの位置に実家がある利点はこれ。普段は車がないと、坂道だらけで不便な土地なので。

で、駅伝を見ながら、きなこ・あんこ・納豆・お雑煮でお餅をいただいて、みかんを間断なく5個ほど食べました。
駅伝も終盤って頃に、弟①と②が起きて来ました。
このふたりがのそのそ歩くと、ほんとにでかくて邪魔。
が、同じ位だと思ってましたが、弟②が若干背が低く、弟①の「俺、まだ身長伸びてるみたい」ってのもあながち嘘じゃない気も。
元来、弟②は夜更かしくん、弟①は早起きくん。22時には寝ていないと身長を伸ばす成長ホルモンは出ないといいますから、仕方ないですね。

お昼過ぎ、庭のぷち菜園で5人揃った記念撮影。
セルフタイマのタイミングが合わず、みんなの顔が微妙なのはご愛嬌。

夕方、揃って「THE LAST SAURAI」を観て来ました。
1週間前から5人分のチケットを購入していて正解。おかげでベストな位置のシート。母、お手柄でした。
1時間前に着いた時点で、チケット残りわずかでしたから。

映画、AA評価。
映像の抑えた美しさと、ストイックな侍たちの姿が絶妙でした。
ただ、ここまで侍(≒武士道)の姿を美しいものにしてしまうと、それを駆逐した明治という時代(≒西欧文化)の残酷な印象が濃くなってしまいますね(私は、ですが)。
信忠が髷を切られるシーンとか、信忠の最期とか、氏尾が片目から血を流して雄叫びをあげるシーンとか、ぞくぞくして鳥肌がたち、泣きそうでした。
う~んトムさんはいなくてもいいか(ごふっ)。
もう一度観ます。

ゆそか