マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記)私が欲しくてたまらない物 (PartⅡ)


自分以外の他人は、一体、どの程度の痛みに耐えているのだろうか・・・・・・。と思う事がしばしばある。
胸の痛み・失恋の痛みはともかくとして、歯の痛み、頭痛、腰痛、筋肉痛、生理痛、骨折の痛み、お産の痛みetc・・・・・・。このような体の痛みである。
この中で私が未経験なのは骨折の痛みだけである。
幸か不幸か、骨折だけは未だかつてした事がない。

人間生きている以上、予期せぬ様々な痛みに襲われる訳だが、痛みに対する強さは人それぞれだと思うのだ。
痛みに強い人間も居れば、弱い人間も居る。
人はどのくらいまで我慢をしていて、それの限界を超えると仕事を休んだり、寝込んだりするのだろう・・・・・・。そこが是非とも知りたいのだ。

本人はいくら痛かろうが辛かろうが、他人にはその痛みの度合いが解らないので、泣き言を言えば【大げさ・・・】【甘えてるんじゃない?】【サボり魔・・・・・・】等と思われる事もある。

特に女性特有の痛み(私は元々少なかったし、4年前の子宮癌のお陰で完全開放されたけど・・・ww)に対しては、男性群には計り知れない所であろう。
「フン! 女は得ダヨなぁ~ 生理休暇だなんて、印籠のようにこれ見よがしに差し出せば、それ口実に会社休めちゃうんだもんなぁ~」等と、サボりの口実くらいにしか取られない。

そこで・・・・・・以前、裁判官ロボット(喧嘩の度に表れて、公平に裁判してくれるロボット)と言うのを是非作って欲しい・・・と、日記に書いた事が有り、中々の反響を得た事が有るのだが、今度は是非【痛み伝達ロボット】が欲しいと思うのだ。(ww)

そうすれば他人がどれほどの痛みを押して、仕事ないし、家事などを行っているのかが良く解るし、甘えも無くなるだろうし、又、思いやりの心も生まれ、世の中愛に満ち溢れ、平和になれると思う。

本日こんな事を書いたのは、フゥーリィーと私が今朝から一度に腰痛になり、食べ物の譲り合い等は滅多にしない二人だが、家事の譲り合いをした事から口喧嘩になったのだ。

『今日のアタシの腰痛は半端な痛さじゃないんだから、たまにはアンタがお昼係と洗濯係やってよね!』

「俺の痛さなんて、腰が砕けるほどなんだぞ! わかんねぇだろう・・・、どれだけ痛いか・・・、アイタタタッ! ほら、こんなだぞ? オマエやれよな!」

『ウッセ~! この腰抜けジジイ!』

「ウッセ~! この大げさばばぁが!」

とまぁ、こんな些細な原因からなのだ。
そこでどっちがより痛いのか、是非とも本当の所を知りたいと思うわけだ。
相手の痛みが自分よりも勝ってれば、「やれやれ、仕方が無いか・・・・・・」と、少しは素直に台所に立たざるを得なくもなろう・・・・・・。

もし、然程の痛みでもないくせにオンジョウこいてるだけなら(オンジョウッコキ→アマッタレの事)自分への戒めにもなると思うのだ。

皆さんもこんなロボット、是非欲しくは有りませんか?

でも・・・、始終仮病を使ってるア・ナ・タ・・・・・・?
もしもこんなロボットが出来たら、二度と仮病が使えなくなりますわね?

そしたら又、【口止め料チョウダイロボット】を開発して、儲けちゃいましょうか・・・。うひゃひゃひゃっ!!









2003年06月29日(日)


 【料理エッセイ】 感謝のディナー


サテサテ昨日の日記にも書いた通り、昨夜は私達夫婦の仲直り記念日(笑)だ。
あんな手紙にまんまと騙され、3ヶ月ぶりのチャンスだったパチンコにも行かず字舞だったが、まぁ、ヨシとしよう。
(あぁ~、実は、行きたかったんだなぁ・・・・・・)

そこで昨日はパチンコの変りに、チョットした贅沢な食事にありつく事が出来たのだ。
ハテは・・・そんな昨夜のニューとは・・・・・・。

① 天然ナメコのおろし合え。(大根おろし・味噌・かつお節・細ネギか長ネギのみじん切り、七味・少々の醤油を和えて置き、その上にサッ!と塩茹でし、冷水に放ったナメコをたっぷり乗せた箸休め的ツマミ)

②手作りの烏賊の塩辛。(まだ虫の息で動いているスルメ烏賊を、ギャ~ギャァ~言いながら料理した(笑))
【生きている物の料理は、可哀想で、怖くてダメなのだ・・・(^▽^;)】
烏賊の下ごしらえは、あえて書かないが、サッ!と塩を振ったワタと、千切りにした身を、暫くの間キッチンペーパーの上に置き、水分を取り除いておくと、こってりした水っぽくない塩辛が出来あがる。
大目の塩と酒をホンの一たらしするだけで、包丁でよく叩いたワタと身を、よく混ぜれば出来上がり。
塩加減は少々きついくらいの方が美味しい。(時間がたつと塩が戻って薄くなるので)

③余った烏賊ゲソと大根の含め煮
イチョウ切りの大根と烏賊ゲソ君を、酒、塩、みりん、砂糖少々、醤油であっさりジックリ煮るだけ。

と、此処までは、どれも和風料理である。
最近、メインが洋物の場合、ツマミは和風が欲しい年齢になりつつある。(^^;

④アスパラ・セロリ・キュウリ・オニオン・カニのサラダ。

⑤メインディッシュの和牛フィレ肉のステーキ、生クリームソース。

⑥アスパラのコンソメスープ

と、何だか和洋折衷のへんてこりんテーブルになってしまった。


【作り方】
(私の料理は材料の分量が適当なので、あまり参考になりませんが、ウチは2人暮らしですので、それから割り出してください。)

では先ずサラダから・・・・・。

【分量】

アスパラ・・・・・・一束
セロリ・・・・・・2本
オニオン・・・・・・半分
キュウリ1本
カニ(刺身用)・・・・・半パック
マヨネーズ・・・・・・適当
生クリーム・・・・・・少々
塩・・・・・・適当
辛子・・・・・・少々
コショウ・・・・・・たっぷり

アスパラを塩少々入れたお湯で茹でる。
茹でたアスパラのゆで汁は取って置き、冷水で冷ましたアスパラの半分はサラダに、半分はスープに。

冷ましたアスパラは、斜め薄切りに、セロリは筋を取って先ず5センチくらいに切り、それを縦に薄くスライスする。オニオンは極薄のスライスにし、キュウリは所々皮をむき、2ミリくらいの輪切りにする。
それらを少し濃い目の塩が入った冷水に5分ほどさらし、笊に空けて冷蔵庫に入れておく。

その間にアスパラスープを作る。

アスパラのゆで汁に、残りのアスパラの輪切りとオニオンスライスを少々入れ、(有ればマッシュルームの粗みじん切りも)市販のコンソメ顆粒とコショウを加え、仕上げにバターをチョッピリ落とせば、もうスープの出来上がり。(笑)

そしてサラダ。
ボールにマヨネーズ、生クリーム、辛子、コショウを入れ混ぜて置く。
(サラダ用の野菜は、塩水の冷水でキンキンに冷やしてあるので、塩は薄ければ加えればよい)
そこにサラダ野菜とカニを加え、さっくりと和えて、レタスを引いたお皿にこんもりと盛り付ける。これでサラダの完成。(有ればプチトマトなどを回りに飾る。)
冷蔵庫に再び入れ、ステーキが焼きあがるまで冷やして置く。

そしてメインのステーキだ。

付け合せ【本日の付け合せは、細めのスパゲティー・キヌサヤのバターソティーの2種】
先ず、付け合せのスパゲティーを茹でる。
スパゲティーもキヌサヤも、バターと塩・コショウでさっと炒めておく。

信州牛のフィレ肉は塩コショウをし、ガーリックバターで両面をこんがり焼く。ミディアムレア(私達の好みです)に焼きあがったら付け合せを乗せておいた皿に乗せる。

フィレ肉を焼いたままのフライパンに、手早く生クリーム3分の2カップとマディラ酒少々を注ぎ、粒マスタード、塩少々コショウ少々で味を調え、煮詰める。
ガーリックの香りが食欲をそそる濃厚なソースだ。
それを、フィレ肉の周りに廻しかけるだけ。

お肉が柔らかくて、とっても美味しく幸せでした。
ワイン1本半も空けてしまった・・・・・・。
たまにはこんな贅沢も良いでしょう?


2003年06月28日(土)


 (日記)置手紙


今、泣いている・・・・・・。

13年間、フゥーリィーと暮らしてきた中で、こんなにも嬉しい手紙をもらった事があるだろうか・・・・・・。

元々手紙など貰った記憶は1~2度だ。
しかも、置手紙のような、しっちら面倒臭い事は大嫌いな男なのだ。

今朝目覚め、コーヒーを入れに隣のリビングに行くと、テーブルの上に銀行のカードと置手紙が置いてあった。

【ん?ナニナニ・・・・・・?】

昨日まで、私が取り組もうとしていた仕事のことで、先日、フゥーリィーと大喧嘩になり、このところ、まともに口を利いては居なかった。

「オレはガソリンを入れるのもままならないっていうのに、お前はカードを持ってる以上、無くなれば勝手に入れられるじゃないか。毎日毎日、金にもならないサロンに往復して、何をしてるんだ!」

『近い未来の為に、良かれと思って頑張って技術勉強に行ってるんじゃない! 私だって2000円単位でガソリンを入れてるわ! なにも無駄遣いなんてしてないわよ!』

「なにに使ってるのかなんて、見てるわけじやないし、解ったもんじゃない!」

『一体どこに無駄使いするお金があるって言うのよ! これでも必死でやりくりしてるわよ! そんな事言うんだったらカード返すわ! その代わり、これから先は銀行やローンの支払いも、食材仕入れも全て、アンタがやってよねっ!』

そう言ってカードをなげ返したのである。

そして、昨日はその仕事を辞めた事を、気まずい思いで報告した。

『ごめんなさい・・・・・・。あれだけ遣るって言い切った仕事だけど、辞める事にしたの・・・・・・。り、理由は・・・・・・、私の心に少しでも引っかかりがある以上、誘った友達を裏切るような結果になりそうで、いやだからです・・・・・・。あ、明日から又、仕事探しに専念しますから、どうか許してください・・・・・・』

フゥーリィーは黙って「早く、おつまみ作ってよ」と一言言っただけだった。

普通に食事をし、食べ終わると食器をかたずけ、私はパソコン部屋へと逃げ出した・・・・・・。
暫くして覗いて見てみると、何時ものように、もう、大口を開けて、イビキをかいていた。
そして、今朝目覚めると、もう、フゥーリィーは既に仕事に出た後だった。


愛しいマキュキュへ

そんな、下手くそな文字の書き出しで書かれた、たった4行の置手紙・・・・・・。




「・・・・・・!」

勿論、パチンコに等行くつもりはない。いや、行けないよ・・・・・・。かえってこんな手紙もらっちゃっちゃ・・・・・・(行きたいけど・・・・・・)(爆)

そう言えば、明日が土曜日なので、今日が繰り上がってお給料日だったんだなぁ~。
珍しく財布の中に少しばかりのお金が残っていたのですっかり忘れていたのだ。

パチンコには行ったツモリで、その代わり、安いワインを一本買って、フゥーリィーの大好きな牛フィレ肉のガーリッククリームステーキでもこさえてあげよう。

こんなコッ面憎い優しさが、フゥーリィーを愛してやまない所なのだ。







2003年06月27日(金)


 (日記)又長い寄り道をしてしまった。


今日、やり始めようとしていた仕事から、突然下りてしまった。
長い間悩み抜いた末の決断である。

そもそも、その仕事に最初に誘われたのは、今から5年も前のことである。
癌にもなる前だ。
ある美容法のお試しだった。
確かに私自身は良いものだとは思った。しかし余りに高額でも有った。
ネットワークビジネスの形態に極度な嫌悪感を持っている私は、ずっと彼女の誘いを断って来たのだ。
しかし何度も断ったにも関わらず、その先からの5年間、彼女からは数十回もの電話を頂いた。
彼女は真面目で優しい人間である。誠実で賢い人間でも有る。
私の経済状態がいかに厳しい物かも知りえている人間だ。
私に買えない事が解っていながらも、尚も進め続けてくれるのである。
あくまでも、彼女が私を早くこの状態から救い出してあげたいと思って誘い続けてくれた事は彼女の善意である。(そう信じたい)
余りの彼女の熱心さと、もしかしたら本当にクリアーなチャンスを与えようとしてくれているのかも知れない・・・という思いから、此処まで拒絶するには自分自身で試してみなければ彼女にも申し訳ないと思い、参加してみたのだ。
ネットワークビジネスの中にも健全な物もある筈では・・・? と、彼女の言う通り心を真っ白にして望んでみた。

しかし、介入すれば介入するほど、信じていいのだという気持ちと、心の何処かで(?)と言う拒絶する気持ちが常に私の中で交差していた。
そんな或る日、私のネット仲間の友人が忠告をくれたのだ。
その時点では、私にはクリアーな仕事だと思っていた面が大きかったので、やり抜くつもりで居たのだ。
しかし、心の何処かで【待った!】を掛ける自分がいた事も事実である。
それから私の猛烈なリサーチが始まったのだ。

物の良し悪し、必要性、価値観の判断力の違いは誰もが持っているものでもあるし、個々に違うもので有る。
もしかしたら、本当に初めはクリアーな会社のはずだったのかもしれない。
ただ、いくら良い商品を扱ってて、誠実な会社でも、それを取り扱う人間の体質で、いくらでも悪くもなりうるのだと思う。
アフターフォローを怠ったり、売りだけに走ってしつこく勧誘したり・・・。

会社の思惑に外れ、いい加減に、自分の利益だけに走り、仕事をこなしていく人が出てくるのも、又、世の常なのかも知れない。
私の先輩達が良い人間だけのラインであるが為、私は散々思い悩んだのだが、やはり、どう考えても粘り強さと執念深さに欠ける私には、ビジネスチャンスが廻ってくるとは思えなかった・・・・。(笑)
大きな夢を追うよりも、物を楽しみながら書いている貧乏暮らしの私の方が、性に合っているようにも思えてならない。(笑)
ただ、切羽詰った生活を、何とか切り抜けたいと思った事も事実である。

でも、私にも物書きになるという、儚過ぎるが、れっきとした夢が有るではないか。
それに向かって、又一歩から踏み出したい。

私もこの1ヶ月、心の葛藤、並びに苦しい思いも随分して来た。その事が原因で、フゥーリィーとも何度か言い合いをした。
「こんな事してて良いのだろうか・・・・・・。これで頑張る事が果たして本当に良い事なのだろうか・・・・・」そんな暗澹たる気持ちが長く続いた。

そんな思いを、唯一の財産である友人にはさせたくなかったのが、私の本当の辞めた理由でもある。
幸か不幸か、2~3人の友人に、無料でお試しをさせただけで、購入者も一人も居なかったので、辞めるには今しかないと思ったのである。

やっぱり私は大好きな日記を書き続けていたかった。
書いていないと病気になりそうだった。(爆)(その割に上達はしないが・・・)
下手くそでも何でも、他の事に気を取られながらの上の空ではなく、書く事だけに没頭して書きたかった。

私は未購入のまま仕事として捕らえていたので、借金が増えてしまうような事は無かったが、仕事的には確かに、大きな寄り道だったのかも知れない・・・・・・。
又仕事探しに精を出さなければ・・・・・・。

ただ、この1ヶ月間が無駄だったとは、決して思わない。
その寄り道のお陰で、私は友達の尊さも改めて思い知ったし、仕事を選ぶ面での勉強も、今更ながら沢山出来た。

仕事を通じて知り合った人の中にも、沢山素晴らしい人と巡り会えたし、沢山の為になることも学んだ。
なので、誘ってくれた友人にも、色々な指導をしてくれた所長さんにも、心から感謝をしつつ、又、お二人の成功を本当に願っている。


何だか今、久々に故郷に戻ったような、そんな愛しい気持ちでパソコンを叩いている。
やっぱ、アタシはこれでなきゃ~♪


2003年06月26日(木)


 (日記)無料弁護士相談


今日は、市役所の無料弁護士相談日だった。
どうしても【タイア素っ飛び事件(6月15日の日記参照)】の件で納得の行かなかった私は、先日市役所に電話をし、予約用の専用電話を教えてもらったので、掛けて見る事にしたのだ。
先着十数名だけとの事で、皆、戦々恐々だそうだ。
経験者の友人から、「9時の時報と同時くらいに、ベルが鳴るように掛けなきゃならないから、チト技術が要るわよ」などとアドバイスを受けていた為、『リズム感なら任しといてよ! 伊達にJazz歌ってた訳じゃないから』などと自負した物の、用意周到に時報とパソコンの時計を寸分の狂いもなく合わせて置いて、9時3分前くらいからソワソワ・ドキドキの私であった。

いよいよ9時15秒前になり、【ソラ掛けろ!】とばかりに電話をすると、もう既に話中。【3秒前くらいだった筈なのにぃ・・・・・・何が9時からだよ! 嘘つき!】
「ダメじゃん・・・・・・!」
それからは何度りダイアルしてもお話中。
テブラコードレスを利用し、切る・通話・再ダイアルを繰り返す事約二十分。
(良い腕の運動だわ・・・)

普段の私なら、この辺で諦める所なのだろうが、尚も今日は執拗に掛け捲りましたねぇ~。
しかし、既に30分が経過し、もしかしたらもう予約出来ないかも・・・と言う不安も募る。
しかし、それでも執念深く掛けていたら、突然電話が繋がりました。
「ハイ、予約を受け付けました。13番目になります」

【やはり人間、諦めない事が肝心なようです】

ヤリィ♪ 無事に予約が取れました。

四時十分過ぎまでに受付に来てください、と言う事なので10分ほど前に着き、順番を待っていた。どうやら一人15分ずつらしい。

いよいよ私の順番になり、「失礼します」と部屋に入ると、な、な、何と、知り合いの弁護士さんではないか・・・・・・。
店の立ち退きの件で、散々お世話になった先生だったのだ。
「いやぁ~、久しぶりだねぇ~、カラダ大丈夫?」
『わぁぉ~♪ お久しぶりです~。その節はどうも~♪』
と言う感じで、チョットした近況報告から始まり、本題へ・・・・・・。

フムフム聞いていた先生は「そりゃぁ~ひでぇなぁ・・・。2軒とも確かに無責任すぎだよね。でも、好意で見てあげただけだし、お金を取った訳でもないし、文句の電話くらいは掛けてもいいけど、請求は難しいだろうなぁ・・・。ま・・・、命が助かった分、ヨシとして、諦めるより仕方が無さそうだぞ」との事だった。

その後多重債務で未だに苦しんでる話しや、世間話などをジョーク交じりに少しして、私の順番は終わったのです。
私が「あれから暫くして、何かを書きたくなって、HPを立ち上げた所、結構人気が出て、1位になった事も有るんですよ」と言うと「へぇ~、凄いジャンかぁ・・・それで稼げるようになれると良いねぇ」と、誉めてくれた。

まぁ、スタンドとホンダの個人店への不信感は収まらない物の、気分的にはスッキリしました。

サテ・・・。
此処で皆様にチョットしたアドバイス。
無料弁護士相談は、あっという間に時間が終わってしまいますので、事前にメモを取り、相談内容の要点だけを纏め、かつ、整理してから相談に望む事をお勧めします。
本台に入る前に終わってしまう事もあるようですので・・・・・・。













2003年06月25日(水)


 (日記)こむら返りの懐かしさ&恐怖 【PartⅡ】


土曜日、疲れきって10時前に寝ちゃったもんだから、日曜は、目覚めが何と朝の5時。
(以前なら、毎日こんくらいに寝てたのに・・・・・・笑)
身体痛いだろうなぁ~と思いながら、意を決してソロソロと起き上がってみたら、あれれ?
全然痛くないじゃん・・・・・・。チョット拍子抜けするくらい。
痛み止め&筋肉をほぐす薬&6箇所に貼った湿布が効いているらしい。(笑)
コーヒー入れて、パソの前に座り、暫くは窓の外の景色を眺めながらボケ~っと音楽を聴いてましたねぇ。
チョットしたストレッチなどをしてみても、腕も足も腰も、不思議なくらい痛くない。
【ヨシ! これなら今日も頑張れるわ♪】
ってなもんで、サテサテ、イベント2日目・・・・・・。

この日はさすがに昨日の教訓を生かし、パンツ&HITACHIのTシャツ、エプロンをして行きました。髪の毛もポニーテールに纏めてイザ出陣♪
昨日で仕事の流れも把握出来たので、幾分スムーズに行ったものの、午前中は大戦争! 混むわ混むわで又もやお昼近くになって、既に補充用のお菓子が無くなってしまった。
【又かよ・・・。このクソ忙しい時にぃ・・・。ケチらずに多めに買って置けよなぁ~】
と、心で悪タレ、顔では苦笑。

そして再び忙しさのピークにオバサンがお菓子の買い出しで居なくなってしまった・・・・・・。
この時点で水汲みはもう、4回目。お茶の補充は7回目。
腕がタル~~~~~イ!

【もう、・・・ったくぅ、段取りがなってないなぁ~】等とブツブツ言いながら、仕事をしてると、あれれ? おりょりょ? 急激に体中に痛みが襲ってくる。
【ゲゲゲ! ヤ、ヤ、ヤク切れだぁ~~~!】
しまった・・・! 『お弁当の後に飲みなさいよ』と、フゥーリィーが置いといてくれた薬を持ってくるのを忘れてしまった。

そして後から後から人が絶たない中、お菓子は残り2皿だけとなり、昨日の仕事の他にお菓子回収の仕事まで増えてしまったのだ。
【あぁ~身体痛いよ~! オバサン・・・、頼むから早く帰って来て・・・!】
もう、半ベソかきながら仕事してました。
そしてオバサンが帰ってきた頃からガクッと暇になるし・・・(苦笑)

そんなやこんなで、お昼にありつけたのは、1時を廻っていました。
朝は殆ど食べないので、お腹は空いていたのだけれど、空き過ぎと疲れで半分も食べられなかった・・・。

お昼を交代して、オバサンが戻ってきたころになると、もう残り僅かにⅠ時間。
そこでオバサンが「昨日も今日も忙しくてゆっくり商品を見る暇なかったでしょう? もう暇になったから一回り見てきたら?」と言ってくれた。
【ソレより、本音は『座ってたら?』 と言って欲しかった・・・・・・笑】

それでも折角のイベントだし・・・ってんで、一周。

先ず気になっていたのは、手打ち蕎麦の実演販売。
細切りでかなり旨そうだ。
オバサンも「あれは、かなり美味しいお蕎麦なのよ~私も毎年買っていくの」と言っていた。
4人前=2200円か・・・・・・。 
少々高いけど、蕎麦に目のない私達夫婦。フゥーリィーへのお土産ツイデに、小父さんに頼んで1パック取って置いてもらった。
「2000円に負けとくよ~♪」「ラッキ~♪」ってんで、ウハウハ。

サテお次はナンジャらホイ!
マッサージ器が立ち並ぶ所に立っていると、お兄さんに「チョット座ってみ?」と言われた。
【アリガタヤ~♪ アリガタヤ~♪ その言葉待ってたよ~♪】
今のマッサージ器は凄い。定価は40万ほどするけれど、色々な機能が付いていて、下手なマッサージ師より気持ちがいい。3分間が夢のように過ぎた。
【宝くじ当たってたら、これ、買おうっと♪】

そして何とかTV(忘れた・・・)も凄い。
前に椅子が置いてあり、お兄さんに操作してもらいながら観ていると、まるで映画館に居るみたい。
丁度、マイノリティーリポートを上演していて、しばし見入ってしまった。(笑)
定価は何と、140万円くらい・・・!
【宝くじ当たってたら、これも、買おうっと♪】

電気調理台と、お鍋も凄い。
お鍋で作った実演のおこわを貰ってツマミ食い。【ウ!ウマイ!】
鍋と調理台で13万くらい。
【宝くじ当たってたら、これも、買おうっと♪】

冷蔵庫も凄い。隠れんぼができるほどの大きさで、ドアだらけ。
ウチで買っても、入れるもん無いや・・・等と思いながらも、興味深々!
野菜も肉も新鮮そのもの。
【宝くじ当たってたら、これも、買おうっと♪】

細かい家電品の所を見ると、5名様限り2980円と言う、定価5900円のオーブントースターが目に止まった。
丁度、5年前に、新聞屋さんの営業で、タダで貰ったオーブントースターが壊れてしまい、欲しかったのだ。
オーブンレンジは有るんだけど、どうもトーストには向いてない。
カリット焼けないし、時間もやたらに掛かるのだ。
5900円が2980円か・・・・・・これも一応新作なんだろうなぁ~。
んで、係りのお兄ちゃんに聞いてみると、「昨日のオープン時点で、全て売り切れちゃったんですよ」と笑っていた。
【これならバイト代で買えるのにぃ・・・でも、ボーナスはマイナス4万円で消えていったし、フゥーリィーの給料日までこのバイト代だけで食い繋がなきゃいけないんだった・・・】
良いや良いや、かえって売り切れてて良かったかも・・・。

一通り観て、持ち場に戻り、オバサンにお愛想半分で「オーブントースター欲しかったけど5名様限りで全部売れちゃってました~♪」と笑って見せると、オバサンが「良いわ!大丈夫、会社にあるやつあの値段で分けてあげるから」とニッコリ言うではないか・・・!
会社が直ぐ近くなので今から持ってきてあげると言う。
【ゲゲゲ!(^▽^;) ありがた迷惑・・・】
後に聞くと、かなり権限のあるあるオバサンらしい。

お陰で、塩尻の有名店の御蕎麦(4人前=2000円)
オーブントースター(消費税込みで3129円)
計5129円も使ってしまった・・・・・・(・・,)グスン
バイト代が12000円で、結局は6871円しか手元に残らなかった。

この日も、イオン水をペットボトルに二本貰い、余ったお菓子も袋一杯貰い、お蕎麦、オーブントースターと、まるで荷物に持たれるように絡まりながら、会場を後にしたわけですね~。
身体はロボット状態を通り越し、パントマイム状態にピキピキ。

帰り道、何故か急に餃子が食べたくなり、最後の力を振り絞って西友に寄り、餃子の材料と、パンと、半額になった刺身と、タバコ等を買い、残り僅かに4000円・・・。(トホホ・・・)
家に帰ってから休む暇無く餃子作り。(この時点では、毒喰らば皿までの心境)
こんがり焼き色が付いた餃子と刺身をツマミに、イオン水で作った、ラム酒の水割りで乾杯!
食べ終わったと同時にベッドになだれ込み、寝てしまいました・・・・・・。

そして、夜中に【こむら返り】5回! の憂き目に遭い、痛いの何のって・・・。
全然眠れませんでした。【居酒屋のバイト以来だわ・・・・・・】

あぁ~。今回のバイトは、はっきり言って悪夢のように疲れました~。
でも、中々楽しかったです。

「又、来年も来てね?」と、オバサンに微笑みかけられ、「ええ!是非♪」と答えた物の・・・・・・。

ハテ? どうしましょう・・・・・・?


2003年06月24日(火)


 (日記)こむら返りの懐かしさ&恐怖 【PartⅠ】


土曜、日曜と、友人からの依頼で単発バイトの話しが有り、時給1000円と言う事なので安受け合いしてしまった。
土曜日は10時~6時までの8時間。日曜日は10時~3時までの5時間だと言う。

日立フェアの大イベントで、ゲスト達にアルカリイオン水で作った御茶を出したり、そのお茶類・菓子類の補充等をする仕事だと言う。
「立ち仕事だけど、椅子が置いてあるので、暇な時は座ってても大丈夫だからね」と言われ、「楽そうじゃん♪」ってなもんで、「やるやるやる~♪」と二つ返事ならぬ三つ返事。

初めての経験なので、どんな服装で行って良いのかを聞くと、「お客様に失礼の無い程度の服装なら良いんじゃない?」と言う。
良く解らずに、初日はポリエステルのベストスーツで行っちゃった訳ですねぇ。
モカ色の細かい柄の、ランダムプリーツの長いスカートにブラウス、ベストがついている、超お気に入りのフェミニンなスーツ。

サテ・・・、会場である総合施設の2階の体育館に着いてみると、だだっ広いの何のって・・・・・・。
皆、HITACHI STAFFと書かれた黄色の揃いのTシャツに、ジーンズか短めのスカート姿で居るでは有りませんか・・・・・・。
しかもお手伝いのバイトや、Partのおばさん達は、皆、エプロン着けてるし・・・・・・。

【ゲッ! ア、アタシッテ、モシカシテ、ソウトウ、バチガイナ、カッコウヲシテル!?】

「ハイ!上だけこれに着替えて」
そう言って渡されたTシャツは、何と、2L。
【いくら私が太いからって、何も2Lじゃなくたって・・・・・・ムスッ!】

WCに行って着替えたけれど、ドレッシーなスカートとどう見ても【合わねぇ・・・・・・!】って感じでトホホホホォ・・・・・・。
外に出せばミニのワンピースくらい有るし、中に入れれば見グサイし。(見グサイ→見た目が悪い)
しかもエプロン持参などとは聞いてないので、ごまかしようも無い訳で・・・。
仕方なくTシャツを中に入れ、ベルトが無いので始終お腹を引っ込めた状態で、会場へ・・・・・・。
持ち場の責任者のおばさんに、何をしたら良いかの指示を受ける。
私の持ち場は、指示してくれたそのおばさんと私のたった2人だけ・・・・・・。

本日のメイン商品の一つである、アルカリイオン水を作る浄水器の水で作られた、暖かいウーロン茶・冷たい麦茶・冷たいウーロン茶のテーバッグ&水の補給。紙コップの補給。お菓子の補給。ゲストが帰った後のテーブルの オカタズケ・・・等。
フムフム・・・。ソレは良い。そんな事はお茶の子サイサイ。

ただ・・・、ただ・・・である・・・・・・。

何が一番辛いかと言うと、10リットル入りの2つの水タンクを両手に持って、裏口の階段を使い、一階のパントリーにある浄水器まで、水が無くなる度に何度も何度も汲みに行かなければならないのだ。
10リットル=10キロを両手に持つと20キロ。(当たり前)
まして両手にタンクを持つと、階段でスカートを踏ん付けてしまう。
何度コケそうになった事か・・・・・・。
「こんな長いスカート、履いてくるんじゃなかった・・・・・・」
後悔しても時既に遅し・・・・・・。

何百人と言うおびただしいゲストが後を絶たずに来るは来るは・・・。
あっという間にどれかのお茶が空になる。お菓子が無くなる。タンクの水が無くなる。テーブルがゴミだらけになる・・・・・・etc。
もう、てんやわんやの騒ぎ・・・・・・。
【何が暇なら座ってても良いからねダヨ・・・・・・ったくぅ・・・。座る暇なんか何処に有るんじゃイ!】
タンクの水を大きな薬缶に注ぎ変えて、ソレをウォータークーラーの機械に入れるのも一仕事。
かなり注ぎ口が高いので、時間が経つに連れ、薬缶を持つ手が震えて来る。
【あぁ~疲れた・・・今何時?】と時計を見れば12時前。この時点でかなりグロッキー。【ゲッ! 残り6時間強もある・・・! 持つんカイ!】

リーダーのおばさんがとても良い人で、「交代で水を汲みに行きましょう」と、言葉で優しく労ってはくれるのだが、やはり私の方が若いし「私が行って来ます」と、バイトの分際なので率先しない訳には行かない。

彼女は毎年このイベントで、この係りをしているそうだが、「慣れてる私でさえ、このイベントは大の苦手よ・・・。何時もはもっとバイトが来るのに、それでさえも3日間身体動かなくなるのよ。(笑)今日は貴女だけです物ね・・・・・・」と、ゾッ!とするような事を言う。

途中お菓子が足りなくなり、そのオバサンが何処かのスーパーに買いに行ってしまい、たった一人っきりに・・・・・・。(小一時間も帰って来なかった・・・・・・!)
その間が忙しさのピーク。(苦笑)
他のスタッフ達も、カタズケ等は手伝ってはくれるのだが、やはりタンクや、ウォータークーラーへの水の補給と菓子類の補給は私だけ・・・・・・。

大幅に遅れて1時近くにやっとお昼にありつけた。
お弁当を持って一階の従業員用のロビーに座った時は、バイト代も何もいらないから、このまま逃げ出しちゃおうかと思ったほどだ。(爆)

午後の4時ごろになって、やっと少し落ち着いた物の、階段の上り下りは既に20回以上はしてるだろうか・・・・・・。
(普段の運動不足が思い知らされた)

6時になって帰る頃は、もう身体中がピキンピキンで、ロボット状態。
運転も右手が使えず左手で・・・・・・。
最後の力を振り絞って西友に立ち寄り、直ぐに食べられる寿司類をみつくろって家に着く。貰って来たペットボトル2本のアルカリイオン水と、アロエリーナの新製品【こんにゃく畑のようなゼリー】がたらふく入った袋&西友の買い物の袋で、もつれるように家になだれ込んだら、何とカレーの匂い。
しかも、ご飯もたんまり炊けているではないか。【・・・・・・!】
フゥーリィーが作ってくれたカレーをむさぼり、痛み止めの薬を飲んで、マダ10時前だと言うのに、その場でバタンキュー!

サテ・・・・・・。この続きは又明日。【あぁ~、腕痛い・・・・・・】












2003年06月23日(月)


 【愛猫エッセイ】最近家の周りに見知らぬ猫が増えている


この所、ミュウーが始終只ならぬ興奮状態で窓に爪を立てているので、又【デブ】が来たのか? と思いきや、見てみると新顔である。
それも、結構大勢なのだ(笑)
茶色の玉模様のネコ・薄いグレーのキジ猫・茶色のキジ猫・ミュウーのような真っ黒の猫まで居る。

この黒猫を、買い物帰りに始めて見た時は、アタシャてっきりミュウーだとばかり思ってた。
見ると首輪もなく、「アンタ、何時の間に出ちゃったの? それにしてもチト小さくなったんじゃない?」などと、暢気な事を言っていたのだ。
(ミュウーよ、最愛の我が子と見分ける事も出来ずにごめん・・・!)
どうも変だとは思っていた。私の姿を見ると、サッ!と逃げるし、玄関を開けても入ってくる様子が無い。それに少しブスだ。(笑)
「デブにやられても知らないからね~」と、家に入ったら、ミュウーは部屋に居るではないか・・・・・・。

どの猫も人見知りが激しく、オイデオイデをしても寄っつかないのだが、何気に家の庭は猫の集会所になっているらしい。
隣のタロウちゃんと、ミュウーが、【飾り窓の女】よろしく、始終窓辺に張り付いているせいなのだろうか・・・・・・?
他所の猫からは、どうも客引きに見えるらしい。(爆)

そう考えると、タロウちゃんも、ミュウーも、猫から見るとさぞかし美形なのだろう。

今此処まで書いて思い出したのだが、以前書いた日記から、ミュウーの様子を書いてなかったことに気が付いた。
あの後、お陰様で、ミュウーは何事も無く、咳もしないし、草を食べた後の嘔吐物も、正常になった。
昨日など、ボーナスを貰って来た(思ったより全然少なかったが・・・】主人のお土産で、久々にミュウーの大好きなおやつ【干しカマスライス】と、かつお節と、ジャコのデザート3点盛りを与えられ、ミュウーはかなりの上機嫌であった。

話しを元に戻すが、今、庭にたむろしている猫達は、皆ノラなのだろうか。
何気にこんなに集まってくるのだろう・・・・・・。
ワンシーズンでこれだけの猫が増えたと言う事は、来年は・・・・・・?

これだけ猫が増え出すと、ミュウーも病気が心配である。
主人のボーナスが返済で全て消えてしまわないうちに、一度、予防接種を受けに連れて行かなければ・・・・・・。
ハテ? いくらぐらいするんだっけ・・・・・・。 もう3年前が最後だったから忘れてしまった・・・・・・。


最近ペット共済http://www.pethoken.com/なるものが導入され出した見たいだが、それを取り扱う病院でないと、だめらしい。
残念ながら、まだ松本にはその病院はないのである。
一日も早く全国的な動物病院で、漏れなく制度を取り入れる事を願う。
でないと、病気の猫や犬を飼いきれなくて、捨てる人が増えていく一方だと思うのだ。

お願いします。。松本の何処かの動物病院さん! 早く導入して~。





2003年06月20日(金)


 【エッセイ】銭湯の思い出


私が幼稚園児の頃、祖母ちゃんに連れられて一日おきくらいに近くの銭湯に通っていた。
家にもお風呂はあったのだけれど、銭湯派の祖母ちゃんが近所の私の一番の仲よし【裕子ちゃん】も誘ってくれて、ちょくちょく三人でお風呂屋さんに行くのが楽しくて楽しくて、家のお風呂には滅多に入った事がなかった。
私達は、何時も空いている4時半ごろを狙って銭湯に通っていた。

銭湯の際まで行くと、カラーンカラーン♪ と、少しエコーの掛かったような木の桶の音が聞こえ出し、もう、心はワクワク、ソワソワ。
ニコニコ顔の番台のお婆ちゃんに挨拶を交わし、脱衣籠を取ると、トントンと裏返しにしてゴミを払い(コレってなんとなく皆がやってる決まりの動作だった記憶が・・・)競うようにスッポンポンになってキャーキャー言いながら風呂場へと走って行く。
反射神経の鈍い私は、脱衣場を出た途端、良くタイルに滑って、すっ転んだものだった。

銭湯には、壁一面にお定まりの富士山の挿し絵があり、季節ごとに描き変えられていたのも、又、楽しみの一つだった。
その壁の前に、二つ並んだ大きな湯船が二つ。
通称【大人湯と子供湯】と呼び、浅い方のお風呂はぬるく、深い方は熱い。
熱い風呂の方にやせ我慢をしながら、さも平気なような顔をして入るのが、チョットかっこいいような気になっていた。

二つの湯船のしきりの下の方に、80センチ四方のトンネルのような穴が有り、【大人湯と子供湯】とを潜って行き来出来るのだ。
もちろん大人達に見付ると、「危ないからそんなことしちゃダメよ!!」と叱られるんだけど、私と裕子ちゃんはそんな事はお構いなしで、大人達の目を盗んでは、潜りっこをして、アッチに行ったり、コッチに来たりしながら遊んでいた。
(多分今ではお尻がつっかえて、体が抜けないだろう。溺れ死ぬ事は免れまい)

お婆ちゃんは、何時もサンスケさん(銭湯で身体を流してくれるオジさん)に、大きな背中 を流させ、私と裕子ちゃんは、お互いにサンスケさんごっこをしながら背中や頭を洗い合う。

石鹸箱に手ぬぐいを覆い、石鹸を少し塗って、端の方を口で吹くと、モクモクと泡が出る。そんなシャボン玉遊びなどをしながら、銭湯は恰好の遊び場となるわけだ。

最後に決まってお祖母ちゃんから「はい、肩まで良~く浸かって、100秒ゆっくり数えるんだよ」と言われ、私達の数える声が銭湯に木霊する。
30秒を超えて頃から、段々早くなり、その先は決まって早回しのテープのようになる。

サテ・・・、風呂を出ると天花粉(古っ!!)をおしろい代わりに塗ったくり、芸者さんごっこが始まり、そこで又キャーキャーの騒ぎになる。
お婆ちゃんは10分10円の(確か)電動按摩器に掛かりながら、そんな私達を見て笑っている。
そして、やはり3分10円(確か)のお釜を被せたようなドライアーに裕子ちゃんと順番に入り、互いの髪の毛がグリングリンねじれる様を見て又キャァーキャァー。
洋服を着替えると待ちに待ったご褒美の牛乳選びだ。

私は何時も決まってフルーツ牛乳。
あの何ともいえない、摩訶不思議な色あいと、夢のような美味しさが、私は大好きだったのだ。
裕子ちゃんは蓋に王冠が書かれた何とか牛乳。
そして、空き瓶置きの中から、色々な蓋を探し出して、バンダイのお婆ちゃんの許可を得て貰い、二人で分けて宝物にするのだ。
当時は牛乳瓶の蓋を並べ、手の中の空気や【パッ!】と吐く息で蓋をひっくり返して遊ぶ、【ポンパ】と言う、メンコのような遊びが流行っていて、王冠の着いた蓋は最も希少価値で人気があったのだ。
(牛乳の値段の高い順に蓋も人気があったみたいだ)
それでも、私はフルーツ牛乳の味の魅力には勝てなかったのである。
その牛乳を、お風呂屋さんの中庭にあるベンチに座って、中庭の池で泳ぐ金魚や鯉を眺め、涼風にあたりながら飲むのが、又格別なのだ。
そして、帰り道には決まって駄菓子屋に寄り、ホームランアイスか、大好きな麩菓子を買ってもらう。

今となっては懐かしく、チョッピリ切ない想い出だ。


何故急にそんな想い出が浮かんだのかと言うと、松本に最近、スーパー銭湯などと言う物が出来、ものは試しと行ってみたのだが、余りにも近代的過ぎて、私の記憶の中での銭湯とはあまりにもかけ離れた存在だった。
露天風呂やら、打たせ湯やら、サウナやら、幾つものジャグジーが在り、まるで、何処かの健康ランドのようだった。

やっぱり、銭湯は、木の桶がカラーン♪ と木霊して、番台のお婆ちゃんがニコニコ笑ってて、富士山の挿絵が必ずあり、中庭の池には鯉が泳いでて、そして、サンスケさんが背中を流してくれる銭湯じゃなきゃ・・・・・・。



2003年06月19日(木)


 (日記)朝もやに包まれた窓辺の風景


昨夜なんて、10時ころに眠くなっちゃって、アメリカンビューティー(洋画劇場)の途中で眠っちゃった・・・・・。
それゆえ、今朝は5時なんかに目が覚めた。(笑)

今朝起きて、顔を洗ってから何時ものようにコーヒー立てて、パソの机に座ると、左の窓からは朝靄(アサモヤ)に包まれた、何とも幻想的でステキちっくな風景が・・・・・・。
ミッウーは窓から飛び出しお散歩へ・・・・・・。

そしてお尻をフリフリしながら、遠くのスズメを狙っています。
そして・・・ジャンプ! (どうか、失敗しますように・・・・・・)

プププ! あえなく逃げられてやんの。

目の前に広がる田んぼは、緑一色。
つい先日田植えの風景が見られたと思ったら、もう、青々と茂って来ています。
そして田んぼの向こうには家々が密集し、その向こうには遠くの山肌が・・・・・・。
あぁ、なんて長閑で落ち着く風景なんだろう。
丁度私が産まれた昭和三十年代の、世田谷の風景が今のこんな感じかな?

だから懐かしいような、ノスタルジックさも感じられたりして・・・・・・。

サテ・・・。
これから3度目の研修で、諏訪までドライブです。
チト、車恐怖症に陥ってる私は、友人の車で連れて行ってもらうことにしました。
諏訪には息子が働いているブランドのディスカウントショップもあるし、もし、時間が取れたら、どんな働き振りをしてるか覗いてみようかと思っています。

華の井ホテルのイタリアンバイキングも楽しみの一つ。
800円で、とても美味しいのです。

あっ! 時間が無い・・・・・・。
もっと書いて居たいけど、行ってきますね~♪








2003年06月18日(水)


 (恐怖日記)信じられない体験しちゃった・・・・・・!!(Part Ⅱ)


前回の日記にも書いた通り、16日の土曜日のアクシデントは、今でこそ笑い話のように語れるが、一歩間違えば、大惨事になり兼ねなかったのである。
今回は数々の偶々(たまたま)が重なり、正に奇跡的に難を逃れたのだ。
その偶然の不思議さといい、幸運といい、やはり、チト意地悪な神様では有るのだろうが、神様は、かなり私を愛してくれてるのだろう等とも思ってしまった。(苦笑)

と言うのは、何時もならサロンからの帰りは近道なので、【大口沢】の方面から帰るのだ。
道幅は広いが、曲がりくねった急カーブ続きの、傾斜の多い山道である。
そこは結構大型車も多く、皆結構飛ばして走っている。

その日、サロンを出て、フと、折角此処まで来たんだから親友に会って行こうと思い立ったのが先ず最初の偶々(Ⅰ)だ。
それ故国道を走って帰ったのだ。

そして、車の物音がおかしいので【ガソリンスタンド】に立ち寄り、その先の【ホンダ】にも念を押し立ち寄り、松本までなら大丈夫と言う事で、そのまま車を走らせたのである。
その矢先のアクシデントであった事は言うまでも無い。

偶々(Ⅱ)は、タイアが取れた瞬間、大きく蛇行したにも関わらず、丁度その瞬間だけ対向車が途切れていた事である。

周りに何もなく、もし携帯が繋がって居なければ、携帯を家に置きっぱなしだったので、電話番号の控えも無く、きっと誰かに連絡さえ取れなかっただろう。
偶々(Ⅲ)は、15日のお給料が出、その夜に払い込んだので、丁度その16日の朝から携帯が繋げられた事である。

私が運転不可能だった為に渋滞になり、そこに偶然警邏中だったパトカーが通ったのも偶々である。(証人としては、これほど強い証人は居ない)
これが偶々(Ⅳ)ある。

何時もなら誰かしらお客さんを乗せているのだが、その日に限り一人だったのも、ラッキーな事である。これが偶々(Ⅴ)

そして、パニクリながらサロンに残っていた友人に電話をしたところ、その友人が自分の家に電話をしてくれ、ご主人様が居てくれたのも偶々(Ⅵ)である。
とりあえず友人のご主人の車で【ホンダ】に苦情を言いに戻ったのだが、その担当者が恐縮し、応急処置でタイヤを付けてくれ、かろうじて松本入りしたのだが、今度はもっと別の音が気になっていた。
ガラガラガラと、凄まじい音がするのである。
「ギャッ! ナ、ナ、何?この音は・・・・・! ど、ど、どうしよう・・・・・・!」
所持金は無し、知り合いの車屋は遠いし、私はさっきのアクシデントのショックからまだ立ち直れていなく、不安で泣き出しながら走っていたのだ。

その時、今冬、スタットレスに履き替えさせてもらった神様のような(A)さん(タイア屋さん)が、フと頭に浮かんだのだ。
その人は友人の紹介なのだが、とっても良い人で、その時も、かなり安くしてくれ、とても丁寧な仕事をしてくれたのである。
時間は既に夕方。しかも、土曜日。私は、藁をも縋る気持ちで携帯から電話をしてみたのである。
そして彼は望みどおりちゃんと電話に出てくれた。(笑)
偶然に、娘さんの車の修理があったので、会社に残って居たののだと言う。
偶々(Ⅶ)である。

そして車を見せた所、タイヤが外れた衝撃で、タイアを取り付ける辺りの部品がかなり磨り減っていて、湾曲した部品当たって音がしていたという。
しかも、応急処置で取り付けたタイアのネジ山が削れていて、このまま少しでも走っていたら、又、タイアが外れかねない所だったそうな・・・・・・。
(ギョッ!)
そして何と、ネジだけの修理のはずが、【ホンダ】の人が無理な設置をしたらしく、そっくりそのままタイヤを取り付ける部分の交換と言う、大変大掛かりな事になってしまったのだ。
私にお金が無い事が解っているので、何とか安く済ませようとした彼は、その人の友人の板金屋さん(Y)さんに電話をしてくれた。
そしたら、(Y)さんが、偶々同じ型の廃車用のシビックを、今解体してたのだと言うではないか・・・!これが偶々(Ⅷ)である。(笑)

(Y)さんが部品を持って駆けつけてくれて、二人係で直してくれた物の、時間は8時を廻ってしまった。結局その日には間に合わず、車を預け、わざわざ(A)さんは私を自宅まで送ってくれたのだ。

お陰で、とても安く済んだが、(A)さんにも、(Y)さんにも、本当に申し訳なく、足を向けては眠れなくなってしまった。(冷汗)

今回の事を思うと、本当に偶然に偶然が重なり、あれほどの事が起こったにもかかわらず、大事に至らなくて済んだのは何か不思議でならないのだ。

私は無宗教なのだが、以前から神様というものは必ず居ると信じてる。(笑)
それがどんな神様なのかは知らないが、私に着いている神様(守護神?)は、チトひねくれ物で、かなり意地悪なんだけど、結構しつこく私を愛してくれてはいるみたいだ。(笑)
その守護神が色々な試練を与えながらも、最近になってようやく、私を良い方向に導き出してくれているように思えてならない。

私は小さな頃から教会に強い憧れも持っていた。あの神秘さや、神聖さが大好きなのだ。
元の主人はプロテスタントだった事もあり、私は洗礼を受けては居ないが、教会には毎週主人と一緒に遊びに行っていた。だから、身近と言えば身近である。

私の大好きな友人のサイトに偶々クリスチャンの方が多く集まっており、そこに私が立ち寄るようになったのも、偶然ではなく必然のような出会いを感じてならないのだ。
この所の玉突き式踏んだり蹴ったりや、色々な心の葛藤を、洗礼を受ける受けぬはともかくも、教会に出向き、少し神様と対話がしてみたい・・・、等と言う心境を、最近丁度していた時期でもあり、ある聖書のサイトを教えてもらい、暇を見つけては読み始めた所である。
それ故、少しでも神様に触れられたような気持ちになっていたのである。

偶然かもしれないが、そんな私を神様が守ってくれたのかも知れない・・・などと思ったりもしている。

そ、そ、そして、今此処まで書いていたら、ピンポ~ン♪ と、玄関のチャイムが鳴り、出てみたら、そのサイトの友人からナ、ナ、何と、欲しくてたまらなかった聖書が届いたのだ。
この偶然は、チト凄い!!
偶々(Ⅸ)になるのだろうか・・・・・・!?

ともかく不思議な偶然が最近多い。
そして、大きなアクシデントの後には、又、嬉しい事も多いのだ。
もしかしたら、宝くじでも当たりはしないかと、微かな期待をしているのだが・・・。
3枚だけ買って置いた。(イヒヒィ!)




それにしても、スタンドから電話が入るはずだった昨日の7時、いくら待っても何の連絡も無かったのは、怒り心頭だ!
本当に、ザ、ジャッジに訴えるぞ!!(笑)












2003年06月17日(火)


 (恐怖日記)信じられない体験しちゃった・・・・・・!!(Part Ⅰ)


昨日は、死ぬかと思った!

今、新しい仕事の為、松本と穂高のサロンとの間を、毎日毎日往復しているのだ。
しかも、ここ2日間はわざわざ私を応援する為、所長が岐阜から来てくれていて、その人の事が私はとても大好きなのだ。

シヨートカットで、センス抜群の着こなし、それでいてかなりお茶目な女性。
とても61歳とは思えない、若さと美貌と無邪気さを持っている。
ちょっと抜けた所なんかも在って、気軽で親しみやすい女性なのだ。
その人が私の事をとても見込んでくれていて、殊のほか気に入ってくれている。
私達はとてもフィーリングが合う。

色んな体験談を聞き、3時間ほどの楽しい時間を過ごし、私はお土産に所長にエッセイを少し渡し、サロンを後にすると、ツイデに穂高のすぐ隣町(豊科)に居る親友の家に寄ったのだ。

親友の家でしばしくっちゃべって、松本に帰ろうと車を走らせた時、カタカタカタ・・・という妙な物音に気付いたのだ。
左足を置いている方から聞こえてくる。
「ん? 何だい? この物音は・・・・・・」
車音痴の私は、気になったのですぐさま友人の家から一番近いガソリンスタンドに寄ってみた。
スタンドの店員は(年配の小父さん)私の車に乗り込み、スタンド内の敷地を前後しながら「確かに音はしますけど、不定期だし、別段松本までぐらいの運転には差し支えありませんから、ゆっくり帰って後日見てもらうと良いでしょう」と言ったのだ。
私は心配性なので、「本当ですか? 絶対に大丈夫?」と念を押した。
店員は笑いながら頷いていた。

スタンドを出て、帰路に着こうとし、車を走らせたら、心なしか音が大きくなって行くように感じ、不安は募るばかり。

そして3分ほど走ると【ホンダ】の看板が見えたのだ。【LUCKY♪】
私の車が丁度シビックなので、念の為そこにも立ち寄り店員に見てもらったのだ。
「ブースの所のゴムに亀裂が入ってるので、それが鳴って音がしてるんでしょう。今の所は大丈夫ですよ、でも、念の為松本に帰ったら後日修理屋に見てもらってください」

私は、不安だったが、二人のプロが言うのだから間違いは無いだろうと思い、普段よりはゆっくりと車を走らせ、松本に向かったのだ。

ホンダを出てから2分後、カタカタカタ・・・は、ガタガタガタ・・・に変り、ハンドルが大きくぶれ出した。と同時に【ガシャァ~ン】と言う物凄い衝撃があって「な、な、なにが起こったの?」と思うや否や、私の目の前をタイヤが転がって行くではないか・・・・・・!
「ギャァ~~~~~ッ!!」
そして、後続車の急ブレーキの音。

タイヤは左下の麦畑に吸い込まれるように落ちて行き、私の車は左側の電柱の直ぐ脇までザザザァ~~~~~ッ! とスリップし、あわや電柱の5センチ手前のところで止まったのだ。

【タ・・・、タイヤが取れた・・・・・・!? 映画の世界だ・・・・・・! まるで、チャップリンだ・・・・・!!】

私は大いにパニクリましたねぇ~。
細い対面道路なので大渋滞にはなるし、ああいう時に思うのは、世間の人間の冷たさです。
だぁ~れも停まろうともしてくれないし、皆笑いながら通り過ぎて行くだけ。
後ろからはビィービィークラクションを鳴らされるし・・・・・・。
若い綺麗なお姐ちゃんなら、降りても来てくれようもんが、こんなオバチャンに誰一人として「大丈夫ですか?」などと声を掛けてくれる人さえいない。

ビィービィー鳴らされたって一体どうすりゃいいんだい!!
タイヤの無い車をどうやって動かせってんだい!!全くぅ・・・!

私は車から降りて、後続車達にペコペコと頭を下げた。
愛車を見ると、ボディーが落ちた衝撃なのか、左前方がベッコりと凹んでいる。

「アチャ・・・!」

幸い、私に怪我も無く、その瞬間、バランスを大きく崩し、対抗斜線にはみ出したりしながらも、対向車がたまたま居なかった事もあり、後続車の適切なブレーキも効をなし、他車を巻き添えにする事もなく、不幸中の幸いといえばそう言う所なんだろうけど・・・・・・。
【このお金の無い時に又もや、こんな、玉突き式踏んだりけったり・・・!】

それにしてもあの【スタンド】と【ホンダ】の余りにも無責任な応対に、腹が立って腹が立って仕方なかった。ワザワザ心配だからこそ2件も立ち寄ったのに・・・・・・。

私は仕事仲間の(T)に慌てて電話をし、(携帯をやっと繋げられた日で良かった♪)直ぐにすっ飛んで来てくれると言うので、少しは平常心を取り戻した。
と、そこに偶々警邏中で通りかかったパトカーが来たので、私は必死で事情を話した。
「2件も立ち寄ったのに・・・・・・。あいつ等、ザ、ジャッジに訴えてやる!!」
そう言う私に笑い転げていた。
若いお巡りさんに同情され、今知人に連絡を取った事を話すと、安心して再びパトロールに行ってしまった。
「へっ? もう行っちゃうの・・・・・・?!」

大粒の雨は振ってくるし、恥かしいので私は大きく傾いた無残な愛車に乗って、(T)が来てくれるのをひたすら待ったのだ。


(長くなりそうだし、今にも雷が鳴りそうなので、この続きは又、明日・・・・・冷汗!)













2003年06月15日(日)


 (日記)夏なのに ぶおぉ!!((o(* ̄◇)o<*:'゜。.*:゜・'゜゜:。'・゜【吹雪】:+


昨夜も書いたように、昨日ラム酒の差し入れがありまして・・・。しかも、珍しくも昨日の時点で1500円も残ってたんですねぇ(今日が私の給料日)折角だから飲ませていただくかいねぇ・・・と言う事で、ジャンケンに負けた私は夜、近くのコンビニへ、炭酸とコーラを買いに行ったんです。

家のまん前の、道一本隔てた農道に差し掛かった瞬間、 ゲゲゲのゲ!
「な、な、夏なのに、ふ、ふ、ふ、吹雪かい!?」と、思わず叫んだ私・・・・・・。

良く見れば、何と、蚊に似た(もっと小さく弱々しいやつ)貧弱な虫が異常発生してるんですねぇ~。
虫は大嫌いな私・・・・・・。しかも、御一行様は特に・・・・・・。
慌てて窓を閉めたけれど時既に遅し! 車の中は虫だらけ・・・・・・!!

もう、団体と言うよりは、視界ゼロの異常発生。
ワイパーを使えば、潰れるだろうし、(想像しただけでギョェ!)
慌ててコンビニでソレラを買い、家の駐車場付いた途端猛ダッシュして、玄関に飛び込むなりシャワーを浴びましたねぇ~。(風呂から出たてで行ったのにぃ)


今も我が家の網戸には無数の貧弱蚊がへばり付いておりまして、キモイの何のって・・・・・・。えっ!? もう、キモイは死語??

「早く外に出してよ!」状態のミュウーと、先程から猛格闘しておりまする。

あぁ~、こんな事なら網戸用キンチョールも買って来れば良かった・・・・・・。

クソ暑いのに窓も開けられず、折角パソコンに座る時間が取れたというのにもう、最悪です。
先日は、15センチも在りそうなゲジゲジが家の中這ってるし・・・・・・。
その時は、固まってしまい、思わず死んだフリしました。(笑)

あぁ~、これだから田舎はイヤじゃ!!








2003年06月13日(金)


 (日記)愛情宅急便 Ⅳ


聞いてくだされ皆様方・・・。
本日は、チャット友達の(T)ちゃんから、な、な、な、な、なんと・・・、(笑)
マキュキュの大好物のラム酒が届いてしまいましたぁ~。
し、し、しかも2本も・・・!!

(アタシャ~、たかりかい!)(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!

恐縮3乗のマキュに(T)ちゃんは、「マキュキュには何時も楽しませてもらっているから、そのご褒美だよ」と言ってくれてるのですが、申し訳ないやら、嬉しいやら、情けないやらで・・・・・・。(^▽^;)


なんせ、3ヶ月ぶりのラム酒なもので、嬉しくて嬉しくて・・・。(感涙!)
もう、旨いのなんのって・・・・・・。

フゥーリィーには勿体無いので、2杯しか飲ませてあげなかった。

恨めしげに「ケチ! けち! KECHI!」と、3回のたもうて、先頃フテネしました。(笑)

しかし、ラム酒は最高です。
しかも、好物のラム酒を片手に、久々に、この、私的ゴールデンタイムにパソコンに触れられている喜び♪
今夜の嬉しさは格別ダス♪

この所の睡眠不足と、今日の嬉しさで、早くもヨッパの兆し・・・・・・。

明日は8時に起きればいいので、束の間にキーボードに触れたはいいけれど、先程から誤変換ダラケ・・・(笑)
ちゃんと直ってるかなぁ~。

皆様。 マキュキュは毎日楽しく張り切ってますよ。
そして、とても充実しています。
何かに懸けられるって、ハリが出ますよね~。

未だ貧乏は変わりないし、直ぐに生活が変る訳もないし、先の事は解らないけど、目標は高い所に飛んでおります。






2003年06月12日(木)


 (日記)今日もこれから研修です。


皆様おはようございます。
これから2度目の研修です。
でも、とてもステキな事を沢山教えてくれる研修なのでワクワク・ドキドキで楽しみです。
(今日は何を教えてくれるんだろうなぁ~。)

一度目の研修では、会社の概念や、素肌美に関する勉強、社長の営業方針などを学びました。
聞けば聞くほど、安心させられ、素晴らしい会社なんだと感じる事が出来、意欲満々になって来ました。

前回は、アガペの愛という、キリストの言葉も出て来ました。
【一切の見返りを求めぬ愛】←これが社長の概念らしいです。

そして本当の友達に発展して行く友達の作り方など、為になる素晴らしいお話しを沢山聞く事が出来ました。


新友(新しい友達)から親友(親密な友達)に発展し、更に信友(信じられる友達)になり、真友(真の友達)になって行き、最後は心友(心からの友達)になりえるというお話しですが、これは研修中のお話しの中でも、私の超お気に入りのお勉強の一つでした。

そんな、ステキな生き方についての勉強も沢山させてもらえる会社です。

何れ、体験談として、纏めて日記にUPさせてもらおうと思ってます。

ゲゲゲノゲ! もう、こんな時間だ!!! やばっ!
そんな訳で、これから行ってきますね~。(汗)





2003年06月11日(水)


 (日記)生涯を懸けて張り切れるような物にやっと廻り逢えました。


そんな訳で日記の更新がままなりませぬが、ご心配を下さっている多くの方達に、感謝とお詫びを申し上げます。

マキュキュは元気で、今、とても張り切っています。
本当はそこまで張り切らなくてもいいのだけれど、自分で目標を持って、計画を立てて、自分への挑戦だと思ってやれる限り頑張っている所です。

決して如何わしい物に挑戦している訳ではないので、それだけは、信じて、安心してくださいね~。(爆)

そして、日記の更新を忘れている訳でも、勿論、書く事を諦めてしまった訳でも有りません。ドリームブックにも、早く挑戦したいとは思っています。
だから、書く事をサボっている訳ではないのです。
むしろ、早く落ち着いた気分で良い物が書けるようになりたい・・・・・・。
そんな意味でも、今が頑張り時なのです。

今月一杯は、日記の更新がおろそかに成りがちかも知れませんが、極力、少しでも書くようには致しますね~。
近況報告はしていきたいと思っています。


暫くの間、余り面白い物は書けないかも知れませんが、お許しください。
マキュキュは今、心身ともに、生れ変りたいと思っていますので、いま少し見守っていてくださいね。


2003年06月10日(火)


 (日記)今日は一枚ベールが剥ぎ取れた気分です。


今朝は、ミュウーの事が心配で、6時ごろ目覚めてしまいました。
ミュウーの様子をつぶさに観察しているのですが、今日は咳も無く、何時もと変らず元気な様子なので、ホッ!と一安心です。
今も足元でスリスリしながら、3回舐めては一回噛むと言う、ミュウー特有の愛情挨拶をしてくれています。(笑)

ただ、念のため、私のお給料が出次第、一度は病院に連れて行ってあげようと思ってます。ご心配をお掛けして本当に申し訳なかったです。

心に溜まっていた事を昨日の日記に吐き出したら、少し気分が楽になりました。
そして、この所泣いてばかりいたような気がするのですが、涙と一緒に、体中に溜まっていた澱のようなものも流れ出し、色々な事が吹っ切れた気もします。

ネット友人の(T)の言葉、(S)の言葉、(M)の言葉、その他の皆様の想いが温かく心に染み渡り、大分元気が出てきました。
「泣いている場合じゃない」ですよね?


この所、私が無職になった事を知り、やたらに仕事を紹介してくれる人から電話があるのですが、少し期待をし掛けると、実はどれもこれもネットビジネスのような物ばかりでがっかりしていました。
そんな事も、心が悲鳴をあげていた要因の一つです。
中には本当にしっかりしたビジネスも有るのでしょうが、こんな余裕のない時に始めて見ても、所詮上手く行く訳が無いと思うので、折角の好意なのですが、全てお断りするつもりです。
少し余裕が出た時に、ジックリ調べてみて確信が持てる仕事なら、その時に考えたいと思っています。

多少身体に負担が掛かる仕事でも、尻込みばかりしていないで、リハビリついでだと思ってやってみようという気にもなってきました。
今から、晴れやかな気持ちで、ハローワークに行ってきます。

泣いたり笑ったり、こんなハチャメチャな私ですが、皆様どうか、見放さないで下さいね?(笑)

子供の頃に甘えられなかったせいか、今頃になって子供に戻ってしまったように皆様に甘えっぱなしですね。(冷汗)
何だか、夫婦共々、自分達の中で、赤ちゃんから育て直しをしているような、そんな気分です。

私も、フゥーリィーも、完成された大人になるにはまだまだ時間が掛かりそうですし、もしかしたら、死ぬまで大人にはなり切れないかもしれないけれど、私はこのままでも仕方ないようにさえ思っています。

『マキュキュの書いたものは俺は大好きだよ。出版社の大人達は見る目が無いんだよ。何時かきっとマキュキュは世に出る!』
普段日記なんか読んでもくれないくせに(笑)そんな言葉で慰めてくれるフゥーリィーに、私は甘え、噛み付き、駄々をこね、泣きじゃくり、彼は随分梃子摺って居るみたいですが、私はかなり癒されています。(笑)


【ピーターパン症候群】という名前を聞いた事が有りますが、私達は二人とも、そんな病気なのかも知れません。

心のどこかに二人とも、未だ【大人になんかなりたくない】と思う部分があるのです。
50近い人間が、何を可笑しな事を言ってると笑ってください。
でも、やはり、【大人になれない】と、嘆くより【無理して大人にならなくても良い】という気持ちの方が大きいのです。






2003年06月06日(金)


 (日記)何としてでも、自力で今の窮地を脱したい。でも有るのは挫折感のみ。


愛するミュウーの様子がおかしいと言うのに、病院にも連れて行く事ができないでいる・・・・・・。
昨日の朝までは16000円も有ったのだ。
15日の私の給料日まで、(辞めたテレアポの残りの給料)これだけ有れば、今回は充分食い繋げると思っていた。
しかし、多分一昨日あたりから自宅の電話が停められていたのだろう。親しい友人から電話が有るはずなのに、いくら待っても来ないので、こちらから掛けようとして、その時初めて気付いたのだ。

携帯電話は既に停められているので、自宅の電話まで停める訳には行かなかった。
外部との連絡が一切取れないとなると、私も仕事を探している都合上、幾人かに声を掛けてあるのでその返事が来ると思うし、その他の大切な電話も入る事になっていた。

仕方なく電話賃を支払いに行こうとしたら、ガソリンも赤線を下回っていた。
行きがけに2000円分だけガソリンを入れ、電話局に行ったら、4月分は何と、12500円もだと言う。(何時もの倍以上だった)

「・・・・・・!」 

しかしそれを払わない事には電話が繋がらないので、泣きたくなるような気持ちで、電話賃を払った。財布には1500円が残っただけである。

家に着いた途端、待っていたかのように払い切れていなかった某信販会社から電話が入り、「滞納分の6300円を12日までにお支払い頂かないと、残りの51000円を一喝返済して頂く事になりますし、お客様の信用にも関わらざるを得ない手段を取る事になってしまいますが・・・・・・」
『申し訳ありませんが、こうこうこう言う事情で16日までは、たったの1500円しか無いのです。どうやっても無理ですし、私が今無職なので何処からも借りる事も出来ないのです。なんとか16日まで待っていただけないでしょうか・・・』
「しかし、お客様・・・・・ξε%$#\□&*×@△・・・・・・」

もう、どうなっても良かった・・・・・・。
虚しい言い訳をしているうちに、情けなさに涙が溢れてどうしようもなかった。


思えば4月分の電話代が倍以上になったのには理由が有った。
4月は出版会社からの嬉しい評価をもらえた直後でもあり、人気サイトランキングも1位を取れた月でもあった。
しかし今回のように、払い切れない物が有り、待った無しの会社が数社に及んでいた絶体絶命の時期でも有った。

何とかお金を掛けずに出版に漕ぎ着けるような方法はないものだろうか・・・と、知恵を借りる意味合いで、藁をも縋る気持ちで、東京の親類達に数年ぶりで電話を掛け捲ったのだ。

「そんなに困ってるのに、パソコンなんて贅沢な事をしている余裕があるの? 」と、以前嫌味を言われた時は、物を書き始めたばかりで返す言葉が無かったのだが、出版社からの評価と、人気サイトランキングも1位になっていた事も有るので、多少は私の努力を認めてもらえると思って電話をして見たのだ。

従兄弟の(N)・その妹である従姉妹の(N2)・祖母とその孫の(G)・叔母の(M)(私の母は3人姉妹で、たった一人だけ生き残っている一番末の叔母)等・・・・・・。
それらの人々に、電話を掛けたのだった。

従兄弟の(N)は私よりも4つ上で、今は亡き日本を代表する喜劇俳優の長男である。(N)はとても話の解る異端児なのだが、私と同じ種類のダメ人間なのだ。
何時もピィーピィーしていて、偶に電話を掛けると、留守録に「(N)です。只今仕事探しで留守にしております。何方かお金を下さる方は○×銀行○×支店。○○○○○当てに、いくらでも構いませんので、お金を振り込んでください」等と、ふざけた留守電を録音するようなハチャメチャな人間である。
以前はTVの仕事等、結構画面にも出ていたのだが、最近は、偶に舞台の仕事等が入ったり、売れない漫画などを書いて生活しているらしい。

(N)とは、懐かしさで、1時間ほどの長電話になったが、最近は芸能関係の人間と深い付き合いもなさそうだし、出版関係者とも付きあっていないようなので、あまり感触は無さそうだった。
無論、(N)自体が貧乏そうなので、1万円のカンパすらも望めない。
しかし、伯父の葬儀以来だったので、電話代を気にしながらも、楽しく話しが弾んでしまったのだ。

その(N)の妹である従姉妹の(N2)は、私より3つ年上で、息子の大学の関係上、ご主人とは別居している物の、ご主人から毎月生活費を貰い、息子と二人で神奈川に住んでいる。(N)とは正反対のしっかり物なのだが、その分、シビアで辛口人間でも有る。
以前も、(N2)にはお金を借りた事があるのだが、私は直ぐに完済している。
その後、遊びに行った時、どう考えても理不尽な事を言われ、何時もは小言を言われ続けていた私が、始めて(N2)に抗議の手紙を送った事が有った。
なので電話を掛け辛かったのは確かなのだが、もう身内で頼れそうなのは(N2)一人だけだったのだ。

何度かご機嫌伺いの電話をし、手紙についての苦情にも頭を下げ(N2)の小言を聞いている内、何時も決まって長電話になってしまうのだが、それ故、お金を貸して欲しいとは言いだせぬまま何時も電話を切っていた。
最後に電話をした時に、ようやく勇気を振り絞り、「6月のボーナスが出るまで何とか10万ほどのお金を都合してもらえない?」と消え入りそうな声で相談しては見たのだが、やはり散々説教だけを喰らった挙句、断られてしまった。

(その後、絶望的だった私に黙って10万を貸してくれたのは、地元で姉妹のような付き合いをしている友人(M)だった)

祖母は、(4月18日の日記参照)遥か昔に亡くなったお祖父さんの後妻に入った人で、お祖父さんが亡くなった後も籍を抜かず、私が子供の頃はずっと叔母(N達の母)の家で家事の手伝いや、血の繋がらない孫たちのお守りをしながら暮らしていたのだ。
私達とは血縁関係では無いのだが、私達世代の人間は、子供の頃、全員祖母の手によって面倒を見てもらったり、世話をやいてもらっていた。

祖母はマザーテレサのような面持ちで、慈愛に満ちており、優しく賢く、暖かな人間だ。
自分にはたった一人の子供も居ないのに、何の文句も言わず、儀理の娘である叔母の家に長年仕えていた。
その祖母が一番可愛がっていた、今は亡き従姉妹(A)(叔母の長女)が、某テレビ局のプロデューサー(S)さん(有名ドラマの監督)と結婚をし、その新居に祖母も一緒に身を置き、孫の(G)と4人で幸せに暮らしていたのだ。
もう、現在は90才を超え、今尚元気で暮らしているのだが、松本でサリン事件が有った年、従姉妹の(A)がスキルス癌で無くなり、最近になって(S)さんは若い女性と再婚をし、新たに子供も出来、新しい家に移り住んだ為、今は(A)の忘れ形見である孫の(G)と二人で(S)さんの残してくれた家で暮しているのだ。

勿論、年老いた祖母にお金の相談をしようなどとはこれっぽっちも思った訳ではない。祖母は、祖母の側に居たいと残った、孫の(G)と二人で、(S)さんの援助を受けながら質素に暮らしているのだから・・・・・・。
ただ、(S)さんに私のHPが人気が出始めた事を、それとなく伝えて欲しかっただけなのである。出来れば(S)さんに時間が空いた時にでも、一つでも良いから文章見てもらえたら・・・とは思った。たったそれだけの願い事だった。
それだけ言うのでさえ、私は散々悩んだ挙句の事なのだ。

(S)さんのコネを使おう等、考えてもいない。
私はそんなに厚かましい人間でも、無神経な人間でもない。
ただ、私の書く物が、プロの人から見て、どれほどのものなのか知りたかった。
祖母は、快く話を聞いてくれ、「(S)さんも忙しい人間だから、直ぐに見られるかどうかは解らないだろうけど、一応話してみるからね」と言ってくれたので、私は物凄く嬉しかったのだ。
息子の(G)とも15年ぶりくらいにゆっくりと話しが出来、「僕も見てみるし、お父さんにも伝えとくよ」と、優しく言ってくれた。

しかし、叔母の家に電話をした時、その時の事が叔母には曲げて捕らえられていたらしく、祖母に無理な頼みごとをしたと言う理由で、叔母から物凄く叱られてしまったのだ。

再三言うけれど、私は(S)さんのコネで何とかしてもらおうなどと、そんなおこがましい事を頼んだ覚えなど無い。
ただ、私がどんな文章を書いているのかという事を、少しでも(S)とその息子である(G)に見てもらいたいと思っただけである。
(S)さんは、あれほどの素晴らしいドラマを手掛けてる人だから、出来れば私の文章が、どの程度の物なのか、暇が有ったら気軽に見てみて欲しかっただけなのだ。

「(S)ちゃんはもう、他所の人間なんだからそんな事頼まないであげてよ」叔母は私にそう言った。
「皆、それぞれが大変なんだし、アンタの事も助けてあげられる訳も無いんだし、お祖母さんだって(S)さんに面倒見てもらってるんだから、これ以上お祖母さんの立場を苦しめるような事はしないであげなさいよ・・・」とも・・・・・・。
そんなつもりじゃなかった・・・・・・。そんなつもりじゃ・・・・・・。

叔母だって、もう一人の叔母が生きてた頃は、何度もお金を借りたりしてたじゃない・・・・・・。
苦しい時に助けてもらった経験のある人間じゃない・・・・・・。
私に信販会社の借金が増えてしまったのは、身内は極力頼るべきじゃないと思って、一人松本で何とかしようとしてたからじゃない・・・・・・。
家も土地も、頼れる家族も何も無い私は、お金に困れば信販会社を頼るしかないじゃない・・・・・・。
なぜ、自分の時の事は棚に上げて、そこまで人に厳しく言えるのだろう・・・・・・。

私は親類に電話をした事を心から後悔した。
もう、私に頼るべき血縁は一人も居ないのだ・・・・・・。


4月はそんな事が重なって、電話代が12500円にもなってしまったのだ。
それを思い出し、つくづくバカな事をしてしまったと、自分を恥じた。
財布の中身を考えて、自分を嘲笑しかけた時、仕事の事で会う約束をしていた友人から電話が入ったのだ。
そこで私は不覚にも、火が付いたように泣きじゃくってしまったのだ。
只ならぬ気配を感じ取ってくれた友人が、わざわざ遠くから駆けつけてくれ、「これを返すのは、何時でもいいから、これで取り合えず、信販会社の6300円を払っちゃいなさいね」と、私に黙って7000円のお金をにぎらせてくれたのだ。
その友人さえ、苦しい最中なのだ。

ありがたかった・・・・・・。本当にありがたかった。
何時でも私を助けてくれるのは、友人なのだ。

そんな事があり、ローン会社の件が何とか救われたと思ったら、今日になって又新たな絶望感が私を襲ったのである。

散歩から帰ったミュウーが、何時ものように食べてきた草を吐いたのだが、その胃液の中に明らかに血液のような物が混ざっているのだ。透明なピンク色をしている。
最近買ってきている餌には、ピンクの物など混ざっていない・・・・・・。
そして、この10日ほど前から、頻繁ではないのだが「クフン! クフン!」と言うような、変な咳もしている。
元気はあるし、水の飲み方も餌の食べ方も、排尿も、排便も、何時もと変らないのだが、気のせいか幾分毛艶が落ちているようにも感じられる。

もしもこんな状態の中で、ミュウーが病気にでもなったら、私は一体どうなってしまうのだろう・・・・・・。
何時もなら、何をさて置き、ミュウーを連れて病院にすっ飛んでいくのだが、そんなお金すら、もう無いのだ・・・・・・。

ごめんねミュウー・・・。情けないお母さんでごめんね・・・・・・。

今は、ミュウーに心を込めて気を送り、せめて、私の給料日まで、何事もおこらない事を・・・、ミュウーが病気ではない事を・・・、神様に祈ることしか、私には出来そうにない・・・・・・。


2003年06月05日(木)


 (日記)最近涙っぽろい私・・・


ハテ・・・・・・? これは年を食って来たせいなのだろうか・・・・・・?
それとも、何かのせいで涙腺の蛇口が壊れてしまったのだろうか・・・・・・。
なにしろ、この所、涙もろくて、涙もろくて困るのだ。

ふとした事で、例え人前だろうがなんだろうが、涙がポロポロ出て来て止まらなくなる事がある。
先日も、ファミレスで隣り合わせになった女性が連れていた赤ちゃんの、あまりに愛らしくスヤスヤと眠る顔を見ているうちに、知らず知らずに涙が溢れてきてしまったのだ。

夜明けの美しい空の色を見ては泣き、バロック音楽を聴いては泣き、絵を見ては泣き、ドラマを見ては泣き、ふと見付けたHPに立ち寄っては泣き、夫や息子を想ってはその愛しさに泣き、ミュウーの愛らしい仕草を見ては泣き・・・・・・etc

こんなに泣いていたら、きっと何時か体中の水分が全て出尽くしてしまうのではないか・・・? と想うほど、泣けて泣けて仕方がないのだ。

決して辛い涙ではない。
悲しい涙でもない。
淋しい涙でもない。
勿論悔しい涙でもない。
ほろ苦い涙でもない。
かと言って嬉し涙とも又少しニュアンスは違う・・・。

上手く言えないけれど、愛しい涙なのだ・・・・・・。
慈愛に満ちた涙と言うのだろうか・・・・・・。
一種の感動の涙である事は確かなので、恥かしくは有っても、不快ではないのだけれど・・・・・・。

何故に私はこんなにも泣けるのだろうか・・・・・・。
私の身体から全ての水分が出尽くし、もしかしたら私は化石にでもなるのだろうか・・・・・・。
そんなお伽話みたいな不思議な感覚すらしてくる。

これは何かの病気なのだろうか・・・・・・?
でも、情緒不安定とかの涙とも、種類も違うように想う。
本人は結構泣いている間は心地良いのだ・・・・・・。

こんな状態に心当たりのある方は、是非ご一報ください。
こんなに泣けるのなら、涙の粒がせめてダイヤモンドにでもなってくれたら、即、売りに出かけるのに・・・・・・。(笑)
(相変わらず不謹慎・・・・・・)







2003年06月04日(水)


 (日記)ちとバタバタ気味で、日記の更新が遅れがち・・・


最近何かと忙しくて、日記の更新が遅れがちで・・・・・・。
楽しい物やら、可笑しい物やら、感動物やら、まともな物が中々書けていませんで・・・・・・。誠に申し訳ないでごじゃりまする。

今日は珍しく、とても良い題材が浮かんで来て、サテ・・・書き始めようか・・・と思った所で電話が入り、「きゃぁ~久しぶり~」と話し込んでいる内に出掛けるはめとなり、帰り着いた頃には、すっかり忘れてしまいました・・・・・・。

ダメだ・・・・・。少し気を落ち着けないと、書けない病に取り付かれそうだわい!
しばし待っておくんなさいませ。もう直ぐ平常心を取り戻すので・・・・・・。
それより先に早く働きどころを見付けなければ・・・・・・。

こう言う時期になると、何処から嗅ぎ付けるのやら、やれ、ネットワークビジネスだの、マルチまがいのお誘いとかが増える訳でして・・・・・・(汗)
私はそういう類の物は、大の苦手。
そんなんで成功するほどのバイタリティー&能力の持ち主ならば、とっくに金持ちになってるわい!(アハハハハ・・・ハハ・・・【泪】)

ナンセ失業中の身。
ハローワーク通いだの、友人知人へのパート情報の聞き込みだので、飛び回って居りまする。

つまらないと思いつつも、投票お願い申し上げまする。
それだけが励みな訳でして・・・・・・。





2003年06月03日(火)


 (日記)今私が嵌っているドラマ。


月曜日の夜十時から放映中の【伝説のマダム】(日本TV)と言うドラマが実に面白い。
最近のドラマには余り興味が無い私だけれど、毎週これだけは齧り付きで見ている。(2話だけを見落としてしまったのか悔しくて仕方ないが・・・・・・)

マダム・マリ(桃井かおり)の作ったウエディングドレスを着ると、その花嫁は必ず幸せになれる・・・。と言う、伝説のマダムと、その、マダム・マリのアトリエスタッフ達・毎回のゲスト主人公達が織り成す、不思議色豊か、かつ、心理描写豊かな、物凄くレベルの高いドラマだ。
又、一回、一回、話しが完結するので、途中からでも楽しめる。

アトリエの持つ独特な雰囲気・優雅な出で立ちとは打って変わったマダム・マリの辛辣・辛口で、ハチャメチャなトークが、イカにも桃井かおりらしく、とても愉快である。
アトリエスタッフ達のそれぞれの個性豊かさも、成り行きでスタッフの一員に加わった、1作目のゲスト主人公だったスズメちゃん役の(永作博美)も、とても良い味を出している。
マダム・マリの親友である、牧師役の草刈正夫も、実に良い。

キャスティングが先か、ストーリーが先か・・・、と言ったら、先ず、役者たちの顔ぶれが浮かんでから、あのストーリーが出来上がったのではないか・・・・・・? と思うほど、全ての役者が適役と言える、グレイドの高いドラマだなぁ・・・、と私は実に感心している。

原作があるというので、もしかしたら役者さんは後から選んだのかもしれないが、もしそうだとしたら、キャスティング選びが実に上手な監督(プロデューサー?)だと思う。
ともかく、毛色の変わった、正に大人が楽しめる痛快なドラマである。
本日のゲスト主人公の(広田レオナ)も大好きな女優だ。
そのウエディングドレスが又、とてもステキだった・・・・・・。

私はこの手のドラマが好きだなぁ・・・・・・。
お洒落で、小粋で、ハイセンスで・・・・・・。
撮影スタッフとキャスト達が本当に楽しみながらドラマ作りをしているような、そんな気がしてならない。

昔夢中で見てた、森瑶子が原作の、『デザートはアナタ』に少し毛色が似ているような気がする。
多分後2~3回で終わってしまうのだろうと思うと、淋しくてならない。

あぁ~。こんなドラマを沢山増やして欲しい・・・・・・、と、切に願うのは私だけ?




2003年06月02日(月)


 (日記)貴乃花の断髪式に思わず涙


私は基本的に、相撲はあまり見ないし、詳しくないのだけれど、偶々見ていた断髪式で、思わずぼろ泣きしてしまいました。

最初はフゥーリィーと二人で、ジョーク等を言いながら見ていたのです。
断髪式に鋏を入れる人数の話題になった時の会話。

F 「貴乃花は50人だけど、オオノクニの時は450人だってよ~」

M 『ゲゲゲ! 時間掛かってしょうがないよね~。途中でトイレとか行きたくならないのかなぁ~。それにそんなに鋏を入れるだけの髪の毛、良くあるね~』

F 「うん・・・」

M 『アンタなんか三人で終わっちゃうじゃん・・・・・・プププ!』

F 「ナニュヨ~もう! まきゅきゅったら酷いわ! 酷すぎるわ! くやしいぃ~~~~~っ!!うゎ~ん!!(何故かおカマ声で泣き真似)」 


そして、婦人のインタビューの場面で、色々な葛藤などを知り、貴乃花の息子さんが断髪するシーンの辺りになると、二人とも、もう、ウルウル・・・・・・。
坊ちゃんのスピーチの時など、声をあげて「オイオイ・・・・・・」


そしてパーティー会場の準備風景が中継された時になると、さっきの涙は何処・・・。

F 「凄いよな~・・・、2000人だって・・・・・・。いくら金が掛かるんだろうなぁ~」

M 『一人料理から記念品含めて、2万5千円掛かるとして、5千万!!』

F 「ゲゲゲ! 勿体無い・・・・・・」

M 『だってご祝儀が一人最低5万としても1億だよ~1億。5千万は儲かるじゃん』

F 「マキュキュ!! 今から帝国ホテルに忍び込もう!」

M 『アホ~! 第一、帝国ホテルに行くまでのお金ないじゃん・・・』

F 「そうか・・・、それをすっかり忘れてた・・・・・・」


それにしても、涙も見せず、動揺も見せず、貴乃花のあの堂々とした、冷静沈着な貫禄振りは、冷淡とも思われがちなのだろうが、それゆえ私は尚更感動してしまいました・・・・・・。
あの無表情さの中で、どれだけのドラマを思い描いていた事だろうか・・・・・・。
やはり、本当は、泣きたいほど感無量だったのだろうか・・・・・・。
何時も口数少なげで、自己表現を極力抑えていた貴乃花。
言い訳がましいことも一切言わず、固く口を閉ざしていた印象しか私の中ではなかったように思う。

再び感動シーンが流れ、又もや涙が溢れて来る。

『男らしい・・・・・・実に男らしい・・・・・・』

涙で滲む私の視界に、今泣いたカラスが・・・的な、パンツイッチョでバナナに齧り付いている、フゥーリィーの無様な姿が・・・・・・。
 
『嘆かわしい・・・・・・実に嘆かわしい・・・・・・』

とても同じ人間とは思えない。と言うか、、、、この世の物とは思えない・・・・・・。














2003年06月01日(日)

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