30,31と新潟に行ってきました。 スキーをしたり、雪遊びをしたり、 雪堀を手伝ったり… 体いっぱい、心いっぱい雪と遊んできました。
私には、一日中、ベッドの上で本を読む至福の時間も大切だけど、 おもしろそうなことを、自分で見つけて、 体でたくさん経験する時間も、欠かすことのできないものだと再認識しました。
それにしても、体を動かすのって、楽しい! 4月だし、なにか新しいことを始めたい気持ちがムクムク・・・!
2005年03月29日(火) |
今日のソフトクリーム |
今日は、Queen Aliceで、ソフトクリームを食べました。 桜味と、抹茶味のミックスで、250円。 コーンの嫌いな私にはうれしい、カップにシュースティックのサービス。 お味は・・・ほどほど。 期待してたほどじゃなかったな。
抹茶ソフトといえば、京都の辻利さんのは絶品!!! (たしか)汐留のほうにお店があるのです。 あー・・・食べたい! 超抹茶。なのです。 すごくおいしい抹茶が、これでもか!!!っていうくらい入っていて、 それなのにもともとのソフトクリームが負けてなくて、 濃厚なのです。 とにかくおいしいです。 カテキンパワーを感じます。 もうすこし暖かくなったら、のんびり辻利ソフトを食べに出かけましょう。
さてさて、明日は新潟に遊びに行ってきます。
雨の匂いは 今までの雨の日をすべて繋いでしまうから 私は 6才であり 19才であり 25才であり 憂鬱であり 寂しい気持ちであり 小さな手足を抱えており セーラー服であり 恋をしており 悩んでおり 春であり 秋であり そして いつでもなく 誰でもなく ただ雨の匂いのようであり
気まぐれに過去の日記を読んでいたら、 4月8日で、この日記をつけ始めて丸3年になることに気づいた。 彼女とか、あの人とか、友だちとか、彼とか、 いったいだれのことをさしているのか分からないような日記もあれば(笑) しんみり、胸によみがえってくる情景もある。 古いものは、自分とは違う自分が書いたかのような距離感を持って読めるし、 恥ずかしくて消しちゃいたいような文章もあるけれど、 なんというか、私が生きて、感じて、積み重ねてきた日々が ささやかながらも形として残っていることが、 うれしかった。
せっかくの3周年だし、有料版にしちゃおっかな。
2005年03月26日(土) |
読書日記『シュガータイム』 |
『シュガータイム』小川洋子
まぁまぁ好きな作家さん、小川さんの作品。 なんとなく、表紙が気に入って読み始めました。 もう、14年も前の作品で、去年売れていた、 『博士の愛した数式』よりも、ずっと若々しい作品で、 そして、私は結構、好き。 ちょっと江國香織さんのような空気感だけど もっと、抽象画なので、 直接情緒的に巻き込まれるのではなく、 作品の空気の中に、取りこまれて、 そして作品とは別に、自分の中の何かが触発される。
この中に、私にとって、意味がある名前が出てくる。 すごく、中途半端な別れ方をしてしまった人の名前。 今でも、申し訳なさで、心臓がやわらかに締め付けられる。 もしかしたら私のことなんて、今は それほど重要に思っていないかもしれないけれど、 でも私は、 彼を置き去りにしてしまったことを、忘れてはいけないと思うんだ。
『シュガータイム』のぽっかりあいた、空虚な穴 私は、満たしあうことができずにやさしく寄り添っていた恋人たちが 別れざるを得なくなっていく流れに 内臓の内側がひりひりするのを感じた。 ただ、穏やかに眠るだけではだめなのかもしれない。
小説が、読者の心を揺らすのには、 完成された素晴らしいものである必要はないのかもしれない。 作品の空気が、 読者のそのときの空気と共鳴するとき、 劇的な反応を起こすんだろう、と思う。
2005年03月25日(金) |
恋人であり続けるために |
自分がいくらずるいことしてても、 それでも恋人には、 わがままでなくちゃ、ダメだと思う。 「お互い様だし」 なんて思ったら、 そうしたらもう、恋はおわりでしょ?
近所にある、地元のお花見の名所 毎年、ほかより半月ばかり早咲きの桜は もう薄桃色にほっこり丸い。
出店が準備を始める 道を せっせと歩きながら私は 心のもやもやに色があるなら、 きっと桜色だと思った。
冷たい雨が降っています 通り沿いのロッテリア 入口近くの席でポテトをつまみながら、本を読んでいます
硝子の向こう、通り過ぎる人はみんな早足で、にちょっと俯き加減に歩いてる。 私は本を読みながら、 みんなどこに向かっているのだろうと不安になる。
梅が満開。 沈丁花の香りがどこからともなく漂って、 桜の、 枝の先がどんどん膨らんできた。
春が、どんどんやってくる。 負けないように、しなくっちゃ。
2005年03月21日(月) |
書評『アキハバラ@DEEP』など |
『アキハバラ@DEEP』石田衣良さんの作品。
少し前まで忙しくて、 読みたくて仕方ないけれど、そっと寝かせてあった一冊。 図らずも多少暇になってしまったので、いそいそと読みました。 おもしろかったです。
少し前、 『反自殺クラブ』 と、これまた石田氏の 池袋ウエストゲートパーク(IWGP)シリーズの新刊を読んでいたのですが、 それより、良かったです。 IWGPは、ちょっと作者の自己愛が満たされすぎているような。 (好きですよ!IWGP!)
というわけで、『アキハバラ@DEEP』。 私は、基本的にはハリーポッターと一緒の、ファンタジーであると思います。 石田氏の、『ブルータワー』もそうでしたが、これらの作品は、 “平凡以下の人間”が、世界を変えるということが軸で。 ハリーポッターと違うのは、苦しまなくっちゃ、結果は得られないということ。 でも、天からの授かりもののように、良い性質や、才能といったものを与えられている人たちの話。 もしかしたら、“どんなに平凡だと思っている人にも、素晴らしいものがある”っていうメッセージなのかもしれないけれど、ほんっとうに、 どうしようもなくだめな人間や、最後まで救われない悩みの中にいる人間は、出てこない。
もちろん、この作品において今あげた点は問題になりません。 石田氏のほかの作品、たとえば『うつくしいこども』などでは、 石田氏の全く違ったタイプの傑作を読むことができて、 そちらも、とても好き。
『アキハバラ…』にもどって、何が言いたいのかというと、 読んだ後に、現実にもどって、 明るく、前向きな気持ちになれる、良い本だっていうこと。
さいきん、ちょっとびっくりするくらい不幸です。
不採用通知が届いた日、 湯島天神の幸福守りがなくなってしまいました。 落ち込んで、友だちとのスキーの約束も断って家にいましたが、 このままじゃいかん!と外出したら、 ビーズで作ったストラップからブタが逃げました(材料費:2000円) 母と韓国料理を食べた帰り、タクシーの運ちゃんに臭いといわれました(普通言わないでしょう!?)
くだらない、といえば、そう。 でも、本人としては、 かなり、凹む出来事の連続。
そう、連続しているところが痛い。
まぁ、不幸だ、と思ったらすべてが不幸に思えてくるのかもしれませんが。
でも、私はへこたれないのです。 今日、以前から買おうと思っていた、自転車を予約してきました。 憧れの、クロスバイク。 これに乗って、ぐんぐん、自分の足で、 春の中を遊びまわるのです!!!!
しかし! 私が予約したのは春の新作で、 入荷がいつになるかは、とりあえず火曜にならないとわからないのです・・・
ま、なんとかなる!!!
2005年03月18日(金) |
巣立ちを見守る立場に立ってみた。 |
今日、ある中学校の卒業式に参列しました。 とても、とても、良い式でした。
私のいた学校はひと学年500人と人数も多く、 中高一貫で、みんな結構クールでした。 クラス単位で、という意識などもあまりなく、 先生に甘えたり、反抗したりということも、なかった。
今年一年関わってきたこの中学校は、 優秀な生徒ばかりというわけでもなく、 多少問題もあったけれど、 みんなとても、かわいい子どもたちだった。
中学校の卒業式って、きっと、人生で一番初めの、 分かれ道だと思う。 もう二度ともどらない時間や、空間があるってことを、 はじめて実感したんじゃないかな?
もう取り戻せない、自分の中学時代を悼むわけではなく、 ただひたすらに、 この節目の日に涙を流す子どもたちを見て、 そして、この一年間の日々を思い、 私も、 涙がどんどんあふれてきた。
寂しさと、 うれしさと、 でもやっぱり、寂しい気持ち。
もうすこし、一緒に、このままで、と、 これからの人生を、時折集まって分かち合うといったことのできない私は 心のそこでは、 そう思っていました。
担任の先生方の、震える肩の線が、 いまだに目に焼きついています。 学校って、これだから、いいんだろうな。 教員ではない私は、ちょっと、 先生がうらやましくなりました。
今日のアイス ハーゲンダッツ 季節限定 メロン ★★★★ まるでメロンを食べているかのようなおいしさ。 衝撃的に、おいしい。
2005年03月17日(木) |
涙は心の汗でしたっけ? |
とても、悲しいことがあったけれど とてもとても、優しい言葉をもらいました。 悲しかった涙がこぼれた目から、 うれし涙がこぼれました。
ありがとう。
こんなに天気の良い日に、 悪いことなんて、起こるはずがないって そう、つぶやいて家を出た。
口に出す言葉のもつ、たましいみたいなものって、あると思うの。 だから、良い気持ちのする言葉だけ、たくさん口にしていたい。 あいさつや、お礼を大切に口にして、 春の歌でも歌いながら、 そうやって、 すごしていたい。
自信と不安が100%ずつの私。 ちょっと、疲れてしまったんだけど、 それでも、 まだ、 明日を見つめて、 明るい表情で、 暮らしていたいなぁって、切実に思うのです。
ぽろぽろ、涙が出てきます。 とても、悲しいことがありました。 体調も悪いから、こんなに落ち込んでるんだ、きっと。 気を取り直して、 明るくまたがんばりたいのに、 でもどうしても、 ぽろぽろ涙がこぼれてくる。
「贈り物は、されるほうよりもするほうがたのしい」と、 今日そんな言葉を聞きました。
あぁ、そうだなって、思いました。
私も、贈り物をすることを、楽しく感じられるような人でありたい。
できたら、贈り物をもらうのが上手な人にもなりたいな。 素直に、喜べる人に。
大事なこと。 本当に欲しいものは自分で買うこと。
あなたたちと過ごす時間は楽しすぎるから わたしは切なくなる。 きっと、旅のようなもので、 期間限定だから、より、素晴らしいんだろうって、 思うけれど、 それでも。
それぞれの場所で、がんばっているから 皆といて、輝ける。 皆といる時間があるから、 毎日を、顔をまっすぐに上げて、生きていける。 それでも、それでも。
わがままなのかな? 欲張りなのかな?
それでも、やっぱり
この気持ちは消えないよ。
ずるいのかな? いけないのかな?
それでも、やっぱり
変わらずにこの胸にあるよ。
今夜は、とても霧が濃くて、 まるで、異世界のように景色が一変していた。
最近、忙しすぎて、 驚くべきミスをおかしそうになった。
なんと。 今日が金曜日だということがわからず、 というか、 金曜日が私の中で一日すっぱりぬけていて、 明日の朝のスケジュールでうごいていた。 超早起きで、 今にも出かけようとしたとき、 かろうじて、 (あれ・・・?)と思えて、よかった。 ほんと、よかった。
日々、いろんな出来事や、いろんな気持ちや、 いろんな人に囲まれて、 ホント、いっぱいいっぱい。 楽しい日々なんだけど、 ちょっと忙しすぎる。
いろんなこと、たくさん悩んでる。 しっかり悩んで、 決めた後に後悔しないくらい、 目いっぱい悩もう。
別れや、出会いの予感や、 慢心や寂しさや不安や期待や 途方にくれて、心細くなって、晴れやかな気持ちで、 ただ、空を見るよ。
いつも、いて当たり前だった人がいなくなった。
なんだか、 体が軽くなって、どこまでもいけそうな気がする。
反面、 途方にくれているような気もする。
“失ってはじめて気がつく” なんて
使い古された台詞だけど、 口に出してみると、砂をかんだみたい。
たぶん、決してやり直しのできないことって、あるから。
慎重に、歩かなきゃ。 ときには。
ただ花の 咲くが如くに 我あらん
足を止め 深呼吸ひとつ 沈丁花
彼女はさ、 無償の愛、とまではいかないにしても とてもとても、とても大切にされていて、 もちろん、相手はいい人でね、 いくつかの些細な不満はあっても、 周りから見たら、あんないい人いないよ!みたいな、 彼女も、それはそうだと思ってるんだよ、 うん、そう、でもね、 彼女は、そう、彼女はあまりに完璧に大切にされていて そうやって積み重ねてきた日々が、彼女の周りにしっとり積もって、 正直、身動きが取れないんじゃないかと思うんだよね。 自分の気持ちをね、 “私の気持ち”なんてものに 注意深く耳を澄ませられなくなってると思うよ。 それって、彼女の一番嫌いなことのはずなのに、 いろんなものが彼女に、もうどうしようもなく重くのしかかって、 彼女自身、どうしたらいいのかわからなくなってるんじゃないかな。 彼女は、本当は、どうしたいんだろうね? 最近、っていうか、まぁ何年も前からだよね、彼女が、 いつだって、心のどこかでそういうことを考えてるのはわかるんだ。 でも、彼女からは、もう動けない感じじゃない? 何かが、周りで何かが起こらないと、 もう彼女はどうにもできないんだと思うよ。 本当にあの人でいいのか、違う道を選ぶのか、 そんなシンプルな問いって、一番難しいのかもしれないけどね。 ま、ホント彼女大変そうでさ、 その割りにまわりは、そんなに真剣に悩んでるって思わないような悩みでさ、 うん・・・ほんとあの子、どうするんだろうね? でも、厳しいと思うけど、 ほら、バーゲンでも、就職でもそうだと思うんだけど、 何かを決断するとき、条件だのなんだのを並べ立てて、 それで自分を納得させるようなやり方をしたことって、 結局ホントじゃないっていうか、 縁とか、運命とか、そんな感じで、 きっと、本当に大切なものって、まっすぐにやってくるものなんじゃないかって、 私は思うんだ。 うん・・・厳しいかもしれないけれど。 彼女は、どんなにつらくても いつかそのことに気づいて歩き出さなくてはいけないって私は思ってるよ。 でも、 積み重ねてきたものを思うと、 かなり大きな決断だよね。 たぶん、そのまま流されていくのが一番楽なんじゃないかって、 私も思うし。 あの子ホントに、どうするんだろうね?
2005・03・27
カメレオン 百の景色に 出会うなら 百の色をば あらわしましょう
カメレオン 百の景色に 出会わねば 百の色など 知ることなしに
カメレオン 景色なくては 我知らず 我なくしては 世界はあらず
カメレオン そっと目を閉じ 見る夢で その身に纏うは いかなる色か
カメレオン いまだその色 定まらず まだ知らぬ色 まだ知らぬ我
雪の花 光に透けて 始まりのとき
2005年03月03日(木) |
天国の値段¥1400 |
本日、イチゴ狩りに行ってまいりました。 3年くらい、毎年通っている、おきにいりのイチゴ農園です。
平日、週の半ば、天気予報は雪。
絶好のイチゴ日和!!!
食べに食べたその数、90個!!! 小粒ではありません。
今日食べたのは、章姫、アイベリー、紅ほっぺ。 私は紅ほっぺが一番好きでした。 粒は大きくないけれど、きれいな逆三角で、 赤くて、 甘くてすっぱい、イチゴの味の濃い品種でした。
みつばちさんの飛び交う中、 右を見ても左を見てもイチゴ。 そして、「好きなだけ食べてね」っていわれる。
気づきました。
ここが天国だ!!!
今日、母校の図書館に行った。 そして感じたこと。 勉強をするのは自由だってことは、 素晴らしいってこと。 何を学ぶのも、誰が学ぶのも、 基本的に学ぶ、ということは開かれていて、 それは、 素晴らしいことなんじゃないかと思った。 お金持ちも、お金がない人も、 美人も、美人じゃない人も、 若い人も、そうじゃない人も、 働いている人も、働いていない人も、 本当に、どんな人にだって、 その1冊の本は開かれている。 学びたいと、思えば、 学べる。
こころでつながることの難しい、ある子どもと であって、10ヶ月。 あと1回あったら、その面接はおわり。 今日、終わり際にその子どもが 「ねぇ、終わりってなに?」 と、つぶやきました。 その子に、そんな風に情緒が発達してるって、 思ってなかったから、 すごくびっくりして、 そして、 涙が出そうになりました。 この子の成長や、二人で過ごしてきた時間や、 もう、あえなくなるということ、 そんな気持ちがいっぱいになって、 この子も、そんな気持ちを、感じているのかもしれないって思って、 一瞬で、いろんなことを学びました。
こころの世界は、奥が深いよ。
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