母のタイムスリップ日記
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新しい年が始まってひと月が過ぎた。 いつもは走って過ぎていくように感じる日々なのだが…。 1週間くらい前からもう2月に入ってしまったような感じがしていた。 冷え込みのせいだろうか?
今日は 母の薬を貰いに行った。 寒いこととインフルエンザが流行っているので患者が多いこの時期にわざわざ行く事はないだろうと思ったから。
混雑覚悟で出かけたが思ったより患者さんが少なかった。 でも高い熱の出ている患者さんや咳き込んでいる患者さんがいた。
その後 自分の通院。 飲み薬は 今回は出なかった。 私も使いたくないが医師も長期に渡って使いたくないとのことだった。 それで了解。 服用して多少は改善するが 劇的効果は出ていないのでそれでよいだろうと思った。 アレルギーと仲良くしていくしかないだろう。 飲み薬以外は処方されている。 これをやめたら やぱっり悪化するのだろうか? ちょこっと試してみようかなあ。
買い物を済ませて家に戻って遅い昼食。 程なくして母が帰宅。 「今日は意識がはっきりしていますね」と職員が言っていた。
トイレ誘導で「大」「小」排出。 おやつはみかんとお茶。
ゆっくり夕食。 便秘気味なので 南瓜や豆やジャガイモや大根や人参やセロリを使ってスープをこしらえた。便秘改善用だ。
食べ終える頃に今日も寝入ってしまった。 体力が持たないのかなぁ。 やっぱりいびきをかいていた。 でも数分で復帰して目をパッチリ。 とりあえず1時間も経ないで食事は食べ終えた。 口腔ケアを済ませて洗濯物たたみを見守って貰い 1時間半後に就寝。 直ぐにzzz。
就寝後のトイレ誘導でちょこっと泣き出した。 特に変わった様子もないので大丈夫とは思う。
今朝は ちょっとの寝坊もできないので 目覚まし1回鳴ったら直ぐに動き出した。 暖房を入れて母の体位を替えて「もう少しでおきるよ」との合図を送った。 それからダイニングルームの暖房を入れてお湯を沸かして食事の支度を始めた。 夫の朝食をセッティングをして母の立位介助。
それから順繰りに母の介助をして朝食介助。結局デイに送り出した。 送迎の職員の方に送りの時間ぎりぎりに戻ると思うと伝えた。 今日のイヴェントは デイの方にも伝えてあるので理解して頂き「帰りは一番後にしますから 時間そんなに気にしないでいいですからね」と言って頂き助かった。
デイの車に乗る時 目がウルッとしていたが職員の顔を見て安心した様子だった。なんとなく判るみたいだ。
お昼前の集合なので準備のためとっとこ会場へと向かった。 準備をしながら大事な大事な必需品(めがね)を忘れてきた事に気がついた。 バックを替えるとおきやすい私の弱いところだ。 朝きちんと点検したのだがそれでも抜けてしまった。
今年で3回目の講演だ。 今回は介護度の高い介護者の参加が多く「ベットから落ちてしまった当事者を引き上げるには…」の質問が多かった。 必死に質問するのは高齢者世帯の介護者だ。 特にご主人を介護なさっている人だった。 通例は 基本に沿って進行するのだが…個々の質問に答えながらの進行で介護者にとってベターなものとなった。 近隣の介護者の会の方も見えて「非常に参考になった」と感想を残された。 こればかりは 経験してみないと判らない。 連続参加の方もいる。 身体介護の苦労 腰や膝を痛めない介助 それは介助を受ける人にも優しい介助法だ。
誤嚥予防のリハビリや歩行の介助 軽度から重度までの介助法を学んだ。 ベットの寝返りも骨盤を使う方法で楽チン。
福祉用具の会社がベットと車椅子を無償で提供して下さっている。 今回は「いろいろの種類の車椅子を展示してください」とお願いした。 仲間も私もお初の車椅子もあった。 横に動かせる車椅子。リクライニングすればほぼマッ平らになる。 狭い部屋でハンドルを幾度も切り替えなくとも良さそうだった。
質問コーナーや福祉用具の使い方まできちんと説明を受けることができた。
後片付はお任せして急いで家に戻った。 戻って数分で送迎の車が着いた。
戻ってトイレ誘導する時「出るかな?」と聞くと「出る出ると…」と言った。 言葉の反復をしただけか?それとも「でるよ」と意思表示できたのか?は判断が付かないが 誘導したら「大」「小」排出できた。 パットは綺麗なままだった。 こういう時には 良い方に捉えるようにしているので「意思表示できた」と受け止める事にした。
大きなバナナを1本とお茶をしっかりと摂取。 その後の夕食もゆっくりながら適度な速さで摂取。
食後はさすがに眠いようで…1時間ちょっと休息後就寝となった。 1度目のトイレ誘導はタイミングもよく母も笑っていた。
ショート帰りのデイ利用したわりに 調子はよさげにみえる。 自分は非常に眠たい…。 でも寝たら きっと起きられなくなるのでじっと我慢。
昨日は 用事を済ませて帰宅途中に 急に 遠くの介護者の方からの相談を受け メールやり取り。 その後 こちらで協力できる事を探したりトタパタ。 娘も来ていたので 少し話し込んだりもして日記はお休みとした。
今回のショートステイは 送迎がない。 北風の吹く道をとっとこショート先へ。
相談員さん日直1人。 会計を済ませて介護職の方から母のショート中の話を伺う。 いつもなら入浴したか 今日の食事摂取量はどうか等の説明があるのだが…なかった。 最終排便が26日で 以後薬を服用していないという事といっときの微熱後薬も使わずに下がったことだけは判った。
それでもいいのだけれど…。 家族に聞き取りする以上 同じことを家族に報告した方が良いとは思わないのだろうか?
それでも母の機嫌がよく職員の顔をみて返事していたので 話し掛けは行ってくれた方だろうと想像できたので突っ込みは止めておく。
タクシーを呼んで家に戻った。 運転手さん そこそこ気配りを下さって嫌な思いをしないで済んだ。
母も家に戻ったことが判り笑顔も多く助かった。 最初に手を消毒して水分補給。 美味しそうに飲んでくれた。 ついで羊羹を食べて貰う。へへ 虎屋のもの。 母も判ったみたいで 私の顔を見てにっこり笑う。 羊羹を噛んで食べられるのだから…。
その後トイレ誘導して「大」少量排出。 お風呂は入れるように準備していたが 今日は気温が低く用心して様子見。
「お腹空いた?」と聞けば頷く。 夕食を食べて貰う。 「うふふ」と笑いながら食べた。
食後休息して様子を見ていたが身体が冷たい。 ここで急にお風呂は危険なので避ける事にした。 廊下を移動する時両手引き歩行に切り替えてみた。 腰と膝がやや不安定だが歩行出来ないほどではない様子なので 「歩こうね」と話しかけて意思確認。 右左と足を出す。 「おおできるねぇ」といったらにっこり笑う。 時に足は止まる。でも体重を後ろにかけるようにするとまた右左と足を動かせる。 そうやって5.6メートル歩行して母の部屋へ移動できた。 私も嬉しいけれど母はもっと嬉しそうだった。 歩いたのが嬉しかったのか?褒められたのが嬉しかったのか?いっぱい話しかけたから嬉しかったのか?それは母でなければ判らない事。 嬉しい表情に出会えればそれでよいのだ。 ショートステイは こういう場面はどうしても不足するのだから…家族が補う所だと思うのだ。
結局 今日は入浴せずに就寝。 でもベットに入ってうつらうつらしては目覚める。 目覚めて目の前に私がいるのをみて「うふふ」と笑ってまた目を瞑る。 こちらがちょこっと切なくなる場面だ。
明日はデイサービス。 いろいろ迷うがでも会の講演会で講師を呼んでいるのでねぇ。 人の手も足らないし…。 デイを休んで母を連れて行くことも考えているがそうすると夕方から夕食・入浴が危うくなる。 こうやっていつも自分の都合を優先する至らぬ娘だ。
1日家に引きこもりPCと睨めっこ。 明日の準備は出来たけれど 他の事は停止状態。
ショート先からの電話連絡はない。 それなりに落ち着いているという事だろう。
来月初旬まで 断続的にショートが続く。 介護関連のことで関わっているためショートを利用せざるを得ない。 ここにデイの時間延長等の対応ができればショートを使わなくともよいのだ。(母の体力も含め難しい事もあるが) 小規模多機能を使えば…と思って見学をしたこともあるが利用したい施設は見当たらなかった。 デイなら利点を見ながら複数のデイを利用志バランスを図れるが 小規模はそうは行かない。 母と私の都合とのぎりぎりの選択である。
明朝は 夫の出勤がチョッパヤ。 これからちょこっとひと仕事したら眠ろうと思う。 布団に入って数時間後には起床しなければならない。
電子検温計について 会議に参加した仲間や専門職の方に話してみた。 「電子検温計の最初のぴぴぴは まだ放してはいけませんよ」というものだという人あり。そしてそれを誤差とは言わないとも話されていた。 次の会議で看護の専門の方に聞いてみた。 あえて「誤差」と聞いてみた。 するとその人は「0.3から0.5の誤差がある」と見解を持ち対応していると言っていた。 「うちでは1から0.5と思いましたが…」と言ったら「挟み方でも違うよ」とも言われた。
それぞれの立場で言い方や捉え方が違うものなんだなと思った。
最後の会議は時間が少し延びた。 延びたのは 私の突込みが原因だ。 立場上詳しく書けないのだが…。 ちょっと切り込み過ぎてしまったかも(黙)
いつも通りに起床して 順繰りに朝の介助。 食欲もいつも通り 熱もない。 10時半 母をショートステイに送り出した。
健康面では特に不安はない。 気がかりを強いてあげるなら 姿勢保持と立位と歩行。 ショート帰りは 下降する。 ショートステイで気力の低下が起きるのか それとも母の身体的変化なのか特定は出来ていない。
用事があって外出した。 1件の用が済んだ時携帯がなった。 ショート先からだった。 「7度5分あるので…」とのことだ。 2件の用を済ませてその足でショート先に立ち寄った。 夕方の検温で7度になったとのことだ。 聞けば 電子検温計を使っているということだった。 施設の電子検温計にも誤差があるという。 一応 解熱剤を預けてきた。
やれやれ。 家の電子検温計は1度から0.5度の誤差が生じると伝えた。 家で誤差を確かめておいて良かった。 そうでないと「何故熱が出たか」と不安になったと思うのだ。
母が利用しているひとつのデイでは 熱が高く出た時には2度検温するそうだが…。ショート先ではどう対応しているのだろう。
小耳に挟んだことだが いろいろの地域の特養を見ている方が言うのに 地域にある特養のひとつは最悪だという。 そこの特養に娘の友人が実習に出かけており同様に「最悪」と言っていた。
でも地域に住む者として 地域にある特養数件はたいした違いはないと感じている。
という事は 特養に恵まれていない地域と受け止めるべきなのだろうなぁ。 何を持って「最悪」としているかを今度聞いてみようと思う。
昨日深夜に 門の前にお湯を撒いて雪を溶かしておいた。 今朝見たら あれから雪は積もらなかった。 ちょこっと走って道路の状況をみた。 デイの車は急な坂道を登ってくる。 雪はいつも綺麗に片付けてくれるが凍っていたらちょっと無理なのである。 朝冷え込んでいて 道もガチガチだった。 デイからの連絡を待つまでもなく今日はお休みだろうと思った。
家に戻って夫を送り出して母の立位介助。 「あはは」と声を立てて笑う母。 順繰りに着替えてトイレ誘導後朝食。 食べっぷりが良い。 食事の途中でデイから電話が来て「今日はおやすみ」と決定。
外から雪かきの音がした。 ご近所さんが出て皆で除雪しているのだ。 ちょっことお詫びして洗濯を始めた。
お昼前に入浴。 ショート中入浴なしだったので 念入りに身体と頭を洗った。 1度のシャンプーでは泡も立たなかった。
安全をきす態勢なので仕方ないが…。 ショート中と家に戻ってからと何ら状況は変わらない。 それでも昨日はバナナや夕食などいつもの量にした。 母は一口運ぶたびに「うふふ」と嬉しそうだった。 入浴も同じ。 通常の暮し方をしてもいつもと変わらず むしろ機嫌が良いのだ。 この辺りに施設と在宅の暮らしぶりの違いが出る。
午前1回。午後から2回「大」排出。 繊維質の食品や食事・水分摂取量や運動等の刺激によるものだろう。 ショート中は マグラックスを2度服用し便秘解消の座薬も使っておりそれでも便秘していたのだ。
夕食も順調に食べ終えた。 明日からまたショートステイだ。 食べる事出す事がきちんと出来ているのでおそらく大丈夫と思う。 今回は ちょこっと用事が詰まっている。 ちょっとした準備も必要だし…。 何とか無事にショートステイできますように…。
2012年01月23日(月) |
ワッ 雪が積もった! |
母 元気に帰宅。 便秘のため食事摂取量を通常の半量としていたせいか お腹ぺこぺこの様子だった。 帰宅して直ぐ お茶300ccと大き目のバナナ1本 アッという間に食べ終えた。 その後 夕食。 夕食も定量を食べ終えた。
入浴して貰おうと思ったが 眠そうなので足湯に切り替えた。
雪が降りつもり 明日のデイの送迎はどうなりますか? 自分の用はないので デイ休みでも特に気にならない。 何しろ その翌日からまたショートステイだ。
2012年01月22日(日) |
母と介護サービスと私の距離は? |
昨日は ゆっくりと自分のお楽しみ日と思っていたが 介護者の会の雑用で外出時間が大幅に遅れてしまった。
でも夜の部のお楽しみはしっかり確保。 志の輔らくごを聞きに出かけた。 席は前から8番目で志の輔の真正面で所作もしっかり見える場所でよい席だった。 この落語はひと月続くので内容については書かない。 ひと頃より客層が若くなってきたと感じる。
志の輔らくごのチケットは娘が毎回購入してくれる。 チケットを手にするためには 結構大変で私のようなのろまなで介護をしている者はちびっと難しい。
公演が跳ねてから娘と一緒に帰宅した。 戻ればあちこちから電話やメールの連絡が入っており少し慌てた。 ほぼいつも通りに就寝した。
今日は 娘がアッシー君になってくれて足を延ばして買い物。 夫の誕生日も近くなっているのでちょこっと準備。 ついで自分のものも少し探した。
あと一回りと言う時に携帯が鳴った。 夫からだった。 家の方に移動中だったのでそのまま家に戻り外回りを終わりとした。 考えれば これくらいで止めて正解。
明日 母が帰る前に会のことで雑用があり 今晩のうちに少し下準備をしておいた方がベスト。 うちに着いたら ショート先より電話があった。 「排便がないがどう対処しましょう?」という事だった。 ショート先で 取り易い方法で対処してくださいとお願いした。
いろいろな思いがあるが 今はそれしかない。 母の状況が変化したら またショート先とよく話をして考えなければならないだろう。 母の様子とショート先の対応可能な事と私自身のことと等距離で…。
朝いちばんに雨戸を開けて「やったぁ。つもってない!」 夫に朝食を出しながら「助かったぁ」と話したら「ボタン雪がドサッと降ったら1時間で真っ白け」と言われた。 積雪を案じていたのだが 要らぬ心配となった。
母自身は 穏やかな表情でショートに入った。
午後介護者の会へ。 時間ぎりぎりまで話が弾んだ。
ショート先からの連絡もないので安心モード。 夕食後から猛烈に眠くなってきた。
今日はzzzzzです。
2012年01月19日(木) |
あ”~やっちゃった!! |
母は今日からショートステイ…のはずだった。カレンダーに記入した予定では…。
所が 今朝デイのお迎えがきた。 自分は間違っていないと思い「今日からショートステイです」と。 そしてデイの車は「判りました」と次の人のところへ向かって移動していった。
「ん?」と手帳を開くと今日のショートの所は×にしてあり 明日からショート予定になっていた。 ケアマネに確認と思って事業所に電話すると通話中。 ショート先に電話で確認を取ると明日からという事だった。念のためその次のショート利用日を確認すると またカレンダーに書き込んだ所にミスがあった。 予定が入ってあれこれずらしたのでちょっとおぼけしてしまったようだ。
慌てて デイに電話して「こちらのミスでした。ごめんなさい」と謝りの電話を入れた。 電話を受けた人が「これからお迎えに行きましょうか」と言ってくれた。 暫く考えて「自分のミスですから いいですよ」と言ったら「お風呂もあるでしょ」と言ってくださったので 再度迎えにきてもらってデイへと出かけた。
今日は介護仲間と行事の打ち合わせの予定の日。 昨日のうちに「遅れるかも」とメールを入れておいたので母がいてもどうにかなると思ったのだが打ち合わせの後もあれこれあって結構な時間がかかった。 正直のところ デイに行って貰って助かった。
デイから戻った母は元気だった。 でも血圧が高く入浴は中止となったようだ。 家で計測した最高血圧より はるかに低いのだが…。 昨日しっかり身体を洗い洗髪もしてたのでよかった。 血圧が高い意外は申し分のない状態だったと報告があった。
今日も食後 うとうとがあった。 こういう日は 夜間のトイレ誘導も半分寝ている状態である。 夜間の対応も様子見しながら変えていくことになるかなぁ。
さて 今 外は冷たい雨が降っている。 乾燥続きだったのでめぐみの雨だ。 けれど♪雨は夜更けすぎに 雪へと変わるだろう♪って予報だ。 積雪があると高台のこの地区の車の移動はかなり難しくなる。 それが恐怖…。 降ってもいいけれど 車が動ける程度であって欲しい。 雪国の人には ちゃんちゃらおかしいほどの積雪なのだろうけれど…。
朝 ベッドの母をみるとパッチリ目を開けてにっこり笑っておしゃべり。 残念ながら理解できるような言葉?ではなかった。 でも楽しそうにしゃべるので それでよいと思った。
トイレ誘導で「大」少量排出。 朝食はいつも通り食べ終えた。 食後しばらくすると テーブルの上に置いていた手が母の身体の方にくっついて行く。手の平もギュッと握りこぶしになってくる。 ついつい拘縮の始まりかと思ったりする。 でも療法士さんは そうではないと言う。充分動いていると言われた。 拳を握る時は どこかしら苦痛があって身体的緊張があるのだと思うのだが緊張と拘縮は関係がないのだろうか? 時々うでまわしや胸開き立位・座位とあれこれと動いてもらっているのだが…。
寒いから身体を縮めるにかも知れないと思い 半纏を羽織って貰ったり 湯たんぽのお湯を暑いのに変えたりしてみた。 多少は改善された。
午後療法士さんが見えてリハビリを受けた。 今日は手足がよく動いてた。
先週 療法士さんの開いているリハビリデイを利用しているご家族に介護者の会の講演会のチラシを配布して貰った。 「聴きに行きたいです」と言う方が多かったという事だった。 動作介助の方なのか石飛先生の方なのか…。
このふたつの講演会は 介護者のみでなく専門職の人も良い。 動作介助は 実技もあるので…。 動作介助は テコの原理を使う介助方法。身体を点で支えるのではなく手のひらで支える。だから介助を受ける人に痛みは少ないのだ。 私も介助して貰った事があるが ひょいと言う感じで移動された。 完全に出来る訳ではないが 介護する私も楽。 石飛先生のお話は 別の会で講演会があったので案内して 一足先に聞いてきた人もいる。 聞いた人は 丁度終末期に方でよく判ったと話されてた。 他の方は「平穏死のすすめ」を廻し読みして下準備しており 皆さん講演の日を楽しみに待っている。
介護の岐路に立つ前に 個々に学んでどうして行くべきかの判断材料のひとつにできれば…と思ってのことだ。
話が横道に逸れてしまった。
リハ後は私の昼食の見守りをしてもらった。私が大きな口を開けて食べると「あはは」と笑い声が響いた。
後片付を済ませてから入浴して貰う。 入浴後から 休息 夕食とあったが 就寝前の母の足はとても温かだった。 湯たんぽも使っていない。 入浴は血の巡りも良くなるのだろう。それでも冷たい日もあるので若しかしたら 今日は気温が少し高かったかな?
就寝後のトイレ誘導も覚醒してにっこり笑顔を見せてくれている。
明日からショートステイだ。 今回は 特別の用事は介護仲間と講演会の準備の打ち合わせ位だ。 いや後ひとつ 別の依頼ごとの準備もあるなぁ。
でも基本的には家事も含めたプライベートに使えるショートだ。 母も落ち着いているので大きな心配は今のところない。
いつも通りにデイにでかけ 元気に帰宅した。 昨日 今日と夕食前にバナナを1本食べて 夕食も定量食べている。 お腹が空いているようで食べっぷりもよい。
でも調子に乗って多めに食べる事なきように配慮している。 ほんとは 体重を増やしたい所だけれど 無理はしない。 現状維持に努めるつもり。
今日は 役所の横だしサービスのオムツの配送があった。 これで いつも通りのオムツパットが使えるようになった。 このサービスのおかげでオムツ購入に追われることは少ないので助かっている。最大利用まで行かずに最小に利用しているので 時たま足らなくなってしまう事もあり 買足ししなければならなくなる。
夕食後眠そうだった。 食後ぎりぎり1時間は起きてもらってベッドへ移乗し就寝。
就寝後も落ち着いている。 夕食前「大」排出あり。
昨夜は 深夜に「大」排出。 母はしっかり覚醒していた。
いつも通りに起床。 立位してもらおうとした時お尻の部分が湿っぽく感じた。
夜間のトイレ誘導をしているので漏れることはない。 心当たりはパットが変わった。 夫に頼んで補充したもの。 使用中のパットの商標を切り取って渡したのだが購入してきた物は違ってた。同じメーカーのものだが…。 夫の購入してきたパットは ウルトラで6回まで大丈夫と言うパット。 いつものは4回だったと思う。 6回まで大丈夫は漏れてしまった。4回まで大丈夫は漏れない。
母自身は元気。 デイへと出かけた。
母の居ない間に 会のチラシを届けるために家を出た。 昨日 増刷したチラシを介護仲間が受け取ってロッカーに入れていてくれている。 歩きながら嫌な予感。ひょっとして今日は休館の日? ドキドキしながら歩いた。
やはり休館だった。 心臓を強くしてお願いしてみたら…「ちょっとだけなら。。」と入れて貰えて無事チラシを手に出来た。 東の端から西の端までバスに乗って出かけて無事チラシを届けた。
帰路買い物をして家に戻った。 遅い昼食を摂ったら急に眠くなった。 この所 夜のPC作業だったので睡眠不足だったので30分ほど眠った。 1度眠ると起きられなくなりそうで怖いのだが 何とか起きられた。
夕食の支度にとりかかりしばらくすると母帰宅。 発語が多かったそうだ。 この発語って 自分も使う時があるのだが違和感がある。 認知症でない大人が話した時「発語」と言わないからだ。
夕食前のトイレ誘導で「大」排出。 夕食も定量を定時間で食べ終えた。 食後眠そうになったが 寝入ってしまうことはなかった。
寒に入ってから 確実に気温が下がっている。 母がベットに入って暫くはほっぺたが冷たい。 身体はホカホカしているのだが…ふとんから出ているところが冷たいのだ。 故郷の冷え込みを考えたら こんなものたいした事もないのだけれど…。
いつもより少し遅めに起床。 特に変わりなく過せた。 「大」排出できた。少量である。
昨日ほど言葉は発しないが「あはは」と声を出して笑うことが多かった。 食事の摂取量は いつも通り。 「小」はやや多い。
朝食にトマトを1個食べて貰うようにし おやつもピーチの瓶詰めを食べて貰った。これが水分が多くいつもの量の水分補給にも関わらず「小」の量が多くなったような気がする。
お昼前に入浴。 「お風呂はいる?」と聞けば頷き 入浴も気持良さそうだった。
昼食・夕食も順調。
午前・午後に 立位を繰り返し今日も手だけの介助で立位ができた。 歩行も ちょっとだけ両手介助 その後は腕で介助で5メートルを2回歩行できた。歩行すると母の自信に繋がるようで椅子に座っても姿勢を保てるようになる。 ちょっとした事だが刺激になっているように見える。
夕食後もうつらうつらすることなくしっかりしていた。
今日は母一緒に外出しようとしていたのだが 軽い鼻詰まりが出ているので中止とした。
「大」排出量が少なかったので 夕食後マグラックス200を服用して貰う。 就寝後1度目のトイレ誘導で「大」排出できた。 押し出された感じだと思う。 様子を見ながら母に負担にならない方策を考えて行かねばと思う。 辛さを言葉にできないのだからこちらの観察で補っていくしかないと思う。
おととい 橋の上から川面をのぞいて「どうして気がつかなかったかな」と思った。 母がデイに出かければ 買い物に出かけ とっとここの場所を歩き川面も見ているのに…。 「綺麗な青空が映っているなぁ」とか「今日は水の量が多いな」とかだ。 渡り鳥の飛来している季節だと認識していなかったのだ。 数年前までは ゆりかもめも見かけたけれど…最近見かけないのは自分の何かが欠如しているからではないかと感じた。
若しかして 母のことも大事な何かを見過ごしてはいないだろうかとちょこっと気になった。
母と歩みと平行して介護関する事にはあれこれと関わってる。 でもほぼ介護一色と言う感じの暮らしぶりだ。
それでも昨年暮れに美術館で横尾忠則の絵画の実演を見ることができた。これも娘から教えて貰わなかったら気がつかない儘だった。 会場には子供連れの方もいた。美大生と思われる方や美術を職業としているだろうと思われる人等で会場はいっぱいだった。 迷ったり 考え込んだりの様子を見ながら 自分が絵を描くときに迷うのとは深さも違うのだろうなぁと感じたりした。 油絵なので自在に変化していく…その変わり方にそういうことかと納得したり…だった。 絵を描く機会などなくなってしまっているのだけれど…日常からスポッと抜け出せたような感じがした。
実演を見て帰ろうと会場を出た時横尾氏のすぐ後ろを歩いていた。 通りに出た時横尾氏は車に乗り込んだ。 ちょこっと目が合ったのでお辞儀をしたら なんと横尾氏わざわざ窓を開けて手を振ってくださった。 娘と「今年最後のいい思い出だね。ラッキー!」と目を合わせた。 時にはこんな楽しい事も経験している。 今週末は 志の輔ライブの予定だ。
話は変わるが…。 親戚のおばさんは母よりふたつ下の94歳。 便箋に6枚ほどびっしりと書かれたお便りも戴く。 今年年賀状が来なかったので気になっていた。 耳が遠いので 電話もどうかなと迷い 数日前長女さんに電話をしてみた。電話を受けた長女さん「何かあった?」と逆に心配されてしまった。 連絡がなくともあっても「何事かあったか」と受け止めるそんな年齢となっているんだよね。
おばさんは 数年前「デイに行っている」とデイの様子を話してくれた。 あれこれと悪口ばかり聞くのも嫌だから手芸をしていると話してくれカートを引いてお散歩もしていると話していた。 でも今はデイにも行かず家で寝たい時に寝て 食事は2回 お風呂にも入らないのだと長女さんはしょうがなさそうに話していた。
それを聞いて母だって本音はそうなのかも知れないと思った。 そうはいっても おばさんは自分でご飯は食べられ トイレも自分で行けるので状況は少し違うのだが…。
そんなこんなを思いながら 母と過ごした1日だった。 今朝 着替えてトイレを済ませてテーブルについた時「幸せです」と呟いた母。耳を疑い 思わずじっと顔を見入った。 デイの職員の方たちは「お幸せですね」と母に語りかける時がある。 だからだろうか…? 朝食が始まる時には「ごちそうさん」と。 夕食が済んで一段落した時 つんつんと母の肩をつついたら「なんだ?」と言う返事が返ってきて「お風呂入ろう」と言ったら頷いていた。
認知症となって20数年 要介護5の母がこんな言葉を発するなんて初期の頃には考えもしなかった。 母の本意を優先しているとはとても思えない介護なのに…すごいことだと思った。 娘からは 先日椅子から転げて頭を打ったのでその後遺症だよなんて言われそうな気がする。
母がデイに出かけた後 家事を済ませて あれこれと会の行事の準備。 パソコン関連の事等 よく判らない。 アップルのサポートセンターに電話してあれこれと教えていただく。 その後もあちこちと連絡をとり落ち着いたのは午後。
仕方ない事だが 介護しながらだとなかなか厳しい。 「ま しょうがないんだ」これも自分の責任。
週末はデイがない日なので食料調達しに出かけた。 幸い重い野菜等はないので助かった。
家に戻ってちょこっと時間ができた。 この所2時過ぎに布団にはいるせいか 急に睡魔に襲われた。 でも寝たら起きられなくなるので片付けや夕食作りで紛らした。
母が帰宅。 トイレ誘導で「大」排出。量は多くないので経過観察要。 どうしても眠くて母の隣でテーブルに突っ伏してちょこっと居眠り。 それから夕食を仕上げて介助。 今日は親子丼が主食。でも火を通しすぎでたまごが固まってしまった。 鶏肉も少し心配で刻んだ。 ゆっくり少しずつ介助して食べ終えた。 食後 口腔ケアが済んだ後 母テーブルに突っ伏して鼾をかいて寝た。 数分せずに目覚める。 最近これが気になっている。疲れるのかなぁ。 この間の椅子から落ちたのもきっと瞬間寝たからだと思う。
就寝後のトイレ誘導でも手当てが終わって立ってもらったら立ったまま鼾をかいていた。 でも廊下を歩いている時「頑張ってえらいねぇ」と耳元で囁くと「うふふ」と笑うのだ。
いびきといえば ここ数日夜もいびきをかいている。 少し鼻が詰まってるいるのかもしれない。
瞬間寝て 目覚める…これまでなかったことだ。 特に血圧も計っていないが 今度は計測してみようと思う。
今朝は朝一番に打ち身がないかをチェックした。 青あざひとつない。 転び上手だったんだな。結構反射反応は残っていると感じている。 初期の頃 結構反射の遊びを良くやった。 2人の手のひらを重ねて下になっているほうがひょいと上に上げるのとか室内で座ったままでバトミントンしたりピーチバレーボールをやったり。 それもわざわざ受け難い場所を狙って返したり…。 他にもいろいろだ。 それが少しは役に立っているかなぁ。 別に反射神経を鍛えようなんて思った訳ではない。 ただ 母の不穏を静めるために四苦八苦しただけの事だけだけれど…。
食事もしっかり食べる事ができて母はデイサービスへ。
それから食事して家事を済ませて仲間と逢う。 その足で通院。 大分改善してきたがまだ直りきっていない。 診察を受けた上で薬を貰わないと…。 暮れから2回通院できなかった。 放置して直るならそれに越した事はないのだが 今のところまだ無理。 アレルギーと言う診断だ。 今日も「家族にアレルギーの人はいませんか?」と聞かれたが娘が認めない花粉症があるだけなのだ。
診察開始2時間前くらいから並んでいる人がいる。 その上 診察はひとりひとり丁寧に対応するため時間がかかる。 今日は一時間前に行って前に16人くらいいた。 受付で時間切れになったら薬だけいただけるかと確認したほど。 幸い 母の帰宅する時間にぎりぎり間に合う時間に診察を終えた。
私の前にいた人も同じ症状を訴えて診察を受けていたが 基本的に違う疾患のようだった。
デイサービスから帰った時「カレーを作って食べました。今日は沢山食べましたよ」と報告があった。 お腹が空いていないと思ったがそうでもなくていつも通り水分もしっかり摂れておやつも食べ 夕食も結構早く食べ終えた。 ゆっくりペースで介助したが飲み込みが早かった。
食後は眠そうでうとうとし始めた。 今日は しっかり見守り転倒防止に努めた。
トイレ誘導後 母の部屋で洗濯物をたたみ ゆっくりめに就寝。 直ぐにzzz。
デイのない1日。 昨日の夜は あれこれあったので今朝はいつもより1時間遅くに起きてもらう。
笑顔も多く落ち着いて起床。 朝食を済ませてからは ダイニングでゆっくり過して貰った。 その間に掃除機をかけたり家事に勤しむ。
昼食後は訪問リハビリを受けた。
午後は入浴。
夕食も順調。 食後 口腔ケアも済んでゆっくりしている時のこと。 急ぎのメールをやりとりをしてた。 母には背中を向けているが20センチと離れていない場所。 後一歩で送信と言う時「ガタ ゴトン ガツ」と言う音。 音だけで何が起きたか直ぐに判った。 そう母が椅子から倒れた。
何故そうなったかは明らかではない。 姿勢は保持できていた。 でも眠そうだった。 だから眠ってしまったのではないかと想像していてる。 でも若しかして 急に何か姿勢保持できないと事がおきたことも否定できない。
気絶している訳でもなく鳩が豆鉄砲でも食らったような感じ。 横になったまま手足をゆっくり廻してみて異常のないことを確認。 それから椅子に座ってもらう。立位も問題なかった。
気持を落ち着けてからトイレ誘導してベッドへ移動。 左側面をゆっくり観察 特に何も変わっていなかった。 でもなぁ 明日の朝もう1度見てみる予定。
母の就寝を待ってからでも良かったのに焦ってしまった。 反省。
就寝後のトイレ誘導問題なし。 しっかり覚醒してトイレで「小」排出できている。
2012年01月10日(火) |
やめておけば良かった |
「大」の調整で 今朝乳酸飲料と大根おろしと便秘薬を服用して貰った。無理にするほどではなかったが 今日は午前中サロンがあり 午後は介護者の会。
我ながら本末転倒だとおもうけれど…。 途中でデイから電話が入ると直ぐに動く事はできない。 そこで便秘薬使用した。
母をデイに送り出して 食事もせずにサロンへと向かった。 介護者の会があるので サロンの後片付けができないから遅くならないようにと思った。
サロンは新春のお茶会を町内の茶室を持つ方の家で行った。 毎年集会所でしているのだが ご好意で茶室でとなった。 茶室で2回にわけて行った。 お茶会は 本来ゆっくりと行うものだ。 1回目に要した時間が結構長くて 介護者の会に間に合わなくなるので 順番を待たずに帰宅した。 介護者の会に行く準備をしているところへ電話が入った。 会の前に人と約束していたことを忘れていた。 2日前には記憶していたのだが…。 慌てて家を出て打ち合わせ。 その後介護者の会。 今日は 出席者が少ない。 会は ゆっくりと話した。 仲間の家族が肺炎を起こし入院中で医師からイロウを薦められたという話題から 親戚の人がイロウと言われたと聞いたので「やめたほうがいい」と言っておきました」なんて話がでた。
此処で イロウについての話となった。 イロウの長所・短所について話すと「知らなかったぁ」と言う声が多く聞かれた。 そういったことを知った上で判断していくべきと思った。 今日は介護の岐路の話題が多かった。
介護者の会が終わって買い物をして大急ぎで家に戻った。 母の帰宅の数分前だった。
帰宅した母をトイレ誘導し「大」を排出。固く少量。 暫くして夕食。 順調に食べ終えて休息後トイレ誘導し就寝。
ベットに横になった時少し臭いがしたがガスだけだったので様子見。 自分の食事を済ませて母の所に行くと臭いが強くなっていた。 布団を開けてびっくり。「横漏れちゃん」
布団をしっかりはいで 敷き布団の上にシートを2枚敷いた。 汚物を入れるもの。お尻拭き(乾いた物・湿った物)新しいトレパン。 新規のパジャマ。下着。 母の手は良く動くので充分注意しながら手当てした。
応急的に綺麗にして パジャマを着替えてからトイレ誘導。 今度はお湯を入れたバケツも準備。 シーツを取替え 汚物も始末した。 トイレで更に綺麗に手当てした。
母をベッドに戻してから後始末。 下洗いを済ませて洗濯機を廻した。 そこへ夫が帰宅。 もう家の中に臭いが篭っているので浴室の換気扇を廻した。 夫も仕方がないことと言ってくれ助かった。
母の部屋は 臭いが篭っているが戸を開ければ母は寒くなるのでアルコール液をシュッと吹いて それからアロマオイルを焚いた。 何とかにおいも消えてホッとしたのが11時。
いやはや 自分のしたこととは言え母には気の毒な事だった。
今日「地域にノロが流行っている」と医師会からの情報が入ったので一瞬「ノロ?」と思ったが きっと便秘薬のせいだろうと思う。
夫が居ないのだから朝は楽チンの筈だった。 が気持が緩んでふとんから抜け出すのが少し遅くなった。 結局 いつもの慌しい朝となった。
母はにこにこの朝。調子が良さそうだ。 食欲もあり いつも通りに食べ終えることができた。
洗濯は昨夜のうちにタイマーをかけたのでこれまた楽チン。
デイに出かける母の服装は本格的に冬の装いとなった。 気温も低くなり 朝の冷え込みは強いので致し方ない。 デイに行く時は 車に乗り込むときだけ寒いので手袋はつけていない。 靴下もロングとなって膝までのもの。 そうでない時にはレッグウォーマーを使う。
今日も車に乗り込む時 介助してくれる方をじっと見つめていた。 その方と目があってしっかり頭を下げて笑顔をみせていた。 こうなると貫禄だなぁと思ったりもする。
母の居ない間にPCの作業と買い物に出かけた。 必要な物だけ購入。 家電店でインクを購入したが 実は他にも探して置くべき物があったことを帰り道で思い出した。
母がデイに出かけたので平日と勘違いしそうだったが今日は成人の日。 亡くなった友人の一番末の双子のお嬢さんが今年成人。
彼女は「二十歳になるまでは」と踏ん張っていたのだけれど…。 実は 妊娠を知らされた時友人の身を案じて「やめたら…」と言い出しそうになった。 命の重さを感じたので 彼女が信頼している漢方の先生を訪ね聞いてみた。 先生は「汚血が出て行くのだから大丈夫」ときっぱり言われた。 それを彼女に伝えた。
けして平坦な道ではなかった。 双子のお嬢さんは「何時死ぬのか判らないのだから ちゃんと聞いて」とつどつど言われたと先日話してくれた。 それはそれはうるさいほどだったと。 小さい頃から親の命の限りを言われ続けられて辛くはなかったろうかと思う。また 弱っていく親を目の前にして寂しく思うときはなかったかと思う。でもしっかりと自分の足で歩いている。 ほんとに真面目なお嬢さんたちだ。 子育ては 彼女1人でできた事ではない。 ご主人の大きな支えがあったからこそだ。
まだお祝いの言葉を届けていないが…「おめでとう♪」 友人にも言えたら良かった。
デイから戻った母快調。 今朝は大根おろしの汁とヤクルトを飲んで貰ったので 調子良いかな? 薬以外の方法を模索中。
いつも通りに起床してもらった。 「うふふ」と笑う母。 調子は良いのだろうと想像できた。
検温した。電子体温計を使った。 予測体温は 37.5度。そのまま10分検温して36.9度。 この所 電子体温計の予測と実際の差をみているが ほぼこれ位。 これより更に大きい時もある。 良いと思って取り入れた電子体温計だが…やはり急がば廻れって感じ。
身支度を整え朝食。 水分も含め順調。 この所食事にかかる時間が短縮されつつあるが あまり早いと母に負担になるようだ。 そこで3.40分を目標にした。 早いとちょこっと咳をしたり 食事途中でげっぷが出るときがあるのだ。 軟らかであれば噛めるので野菜等は形がある。 肉はさすがに包丁を入れる。 肉は停滞しないのに 魚は種類によって停滞する。 好みのせいなのだろうか? 今日はひれ肉だったが 全く問題なし。
水分を少し口に溜めるようだったので 食事の量はやや控えめにした。 でも途中でお腹が空くようなのでちょこっとおやつとお茶。 時間が許す時には 1日3回の食事を4回くらいに小分けしてもいいかななんて考えはじめている。
昼前から近所の床屋さんの開き具合を見ていた。 10時にはタッチの差で×。この時には 母を家に置いて1人で出た。 「11時に…」と言われ 母を車椅子に乗せて家を出た。 しかし またタッチの差で×。 仕方なし家に戻ろうとして坂道をのぼりかけてバッテリーをつけて来なかった事に気が着いた。 床屋さんの隣のコンビニに母を託してバッテリーを取りに戻った。 コンビニのおばさんから「℡番号を書いて渡して空いた時教えて貰いなさいよ」と言われメモを渡した。 どの時間が空くかは判らないので 少し早目に昼食にした。 食事が終わる頃に電話が来たので直ぐに家を出て無事整髪できた。
家に戻っておやつと水分補給して それから入浴。 冬に入ってから母の足の皮膚が白っぽいので気になっていた。 年末年始及び今回の連休で丁寧に足を洗っていたら白っぽいのがなくなった。夏は 垢が出た。 あまり強く洗って皮膚を傷めては困るが… 程よく洗って貰えればいいのだが…。 でも最近は 入浴時に泣かなくなったし拒否もなくなって本来の母になっているので「まいいかぁ」って感じだ。
相変わらず入浴もトイレも福祉用具を使わずの家での暮らしぶりだ。 入浴時は 浴槽の中に沈める椅子があるし浴槽のふちにつける手すりもある。 でも使わなくとも不自由はない。むしろ無い方が双方が安定する。 これは自分のやり方なので皆さんに適しているかどうかは不明。
今のところ自分の腰を痛めることもなく 母も怪我なし。 時たま 力ずく介助をすると…膝や腰がちょっぴり痛くなるときもあるのですが…。そこは 自分の介助の急ぎすぎを反省。
湯上り後 水分補給。 夕食の支度をしている間 音楽鑑賞して貰う。 落ち着いて過せていた。
起床時のトイレ誘導で「大」排出できている。
今日は 夫がいない。 義兄から「みんな集まっているからおいで・・。と誘われて仕事先から夫のふるさとに出かけたのだ。 夕食の準備も済ませたのに…と思うが みんなで楽しめるのならそれもいいだろうと思いなおす。 母がいるので なかなか外出も儘ならず ご無沙汰ばかりだ。 時に のんきに過ごせるのもよいとも思う。
あ まだする事があった。 長々と書いている場合ではなかったわ。
いつも通りに目覚めて トイレ誘導で「大」排出。ゆるゆるだ。 昨晩 便秘薬を服用して貰ったのだ。 これまで殆ど使わないできた。 でもそろそろその効果を試しておいた方が良いと判断したためである。 感触として定量使っても1度に排出とはならないようだ。 すこし母には厳しいかもしれない。 もう少し調整だわ。
朝は順調だった。 昼食前 テーブルに突っ伏して軽く鼾をかいて寝てしまった。 これがこの所の不安材料。 長く眠っている訳ではない。 目覚めれば「ウフッ」と笑って何ごともなかったように過す。 時折こういうことが起きる。
昼食は順調。 午後 入浴して貰った。 入浴前 トイレ誘導で「大」排出。軟だ。 今日は洗髪せずに身体だけ洗った。 母の好みの温度よりきもち高い温度。 今日もとても気持良さそうに目を瞑っていた。 湯上りに水分補給。
入浴後 ベッドから立位のリハビリ。 最近 ほぼ全介助に近いのだ。 でもこれは私の都合でやっていることが多い。 そこで実際何処まで介助すべきか点検した。 やはり両手介助で全体のバランスを取ってあげれば母自ら腰を浮かして立ち上がりは可能だった。 これを10回くらい繰り返した。 「できるね」「えらいね」と話していたら 母とても嬉しそうだった。 その後 室内歩行を5メートルを3往復。
実際リハビリをすればできるのだが こちらの気力の問題だ。 今朝 既に夕食の支度をある程度まで仕上げたのでこれが出来た。 やればできるのだから こちらが踏ん張るしかないんだなぁ。 とはいいながら このリハビリのおかげで自分も介助するのが楽になるのだから…。
しかし母もよく踏ん張ってくれますなぁ。 ありがたいことなんですよ。
運動もあり入浴もありで ベッドに入ったら直ぐにzzz。 就寝後のトイレ誘導も順調。
母が寝てから 食事したり年賀状の整理をしたりあれこれの作業。 今さっき ほぼ予定のところまで終了。 時間の隙間を使いながらボチボチの作業だ。
穏やかに目覚めて デイにおでかけ。 職員の顔をみて 車をみて不思議そうな顔をしていた。 嫌がっている風ではない。
母を送ってから急ぎ家事を済ませて 介護仲間と落ち合ってあれこれ作業し昼食後は打ち合わせ。
買い物を済ませて家に戻って生協の荷受。 夕食の支度を済ませた頃母が帰宅。
ちょっと疲れた様子にもみえた。 家の中でゆったり過した6日間だったので沢山の人の中で過してくたびれたのかな。
夕食後からこっくりこっくり。 1時間半なんとか踏ん張って貰って就寝。 直ぐにzzz。
就寝後のトイレ誘導「小」少し控えめだった。 このままなのか深夜に多くなるのか…。
しかし今日は冷えるなぁ。 母との会話も「寒いね」「大丈夫」が多くなっている。 さすがに「小寒」だわ。
起床後一番にトイレ誘導し「大」排出できた。 平熱で血圧も正常値 食欲もあり笑顔も多いので安心してデイへと送り出せた。
母を送り出し家事を済ませてPC作業。 一段落して母のかかり付け医のところまで出かけた。 血圧の薬が今日でなくなったのだ。 頓服系の薬はあるので お天気の良い日を選んで再度通院予定。
薬を戴いて その足で美容院へ出かけた。 年末に時間を作れなくて ボサボサの状態で年越しした。 オーナー寒い季節は お店をお休みにして南の国へと出かけることがありどうかなぁと思ったがお店は開いていた。 久しぶりにパーマなんかかけようかと思っていたが 母の帰宅時間から逆算してみると時間が足りないのでカットのみにした。
帰路買い物をして家に戻った。 街は冬物のバーゲンセールが始まっていた。 でもゆっくり見られるわけでもなくてとっとこ家に戻った。
それから夕食の支度。 ある程度仕上がったところでホッとしたところで睡魔に襲われた。 ちょこっとウトウトしたみたいだ。
時計を見たらデイの送りの時間。 慌ててシャッターをあげて待った。 気になったので電話の着信履歴もみたが変化なし。
帰宅時間40分を経過をしたので気になった。 そんなところへ車の音がした。 「道路が混んでいたのですか?」 「いえ 少し早かったみたいで お留守のようでしたので…後の人を送ってきました」 あちゃ…寝過ごしてしまったのだなぁ。 いつもいないと電話してくれるのに…今日は何もなかった。
寝た時間なんてほんの15分程度なんだけれどタイミングが悪かった。 6日間の在宅で少し疲れていたのかな?
夕食後うとうと始めた母。 頑張って1時間半おきてもらって 就寝。 就寝後のトイレ誘導も順調。
デイでも発後が多かったと報告があった。
先日 夕食の支度をしている時夫が母の傍にいてくれた。 不安そうな声をあげたので「〇さんは 今 夕食の準備しているからね」と母に話しかけたら「わかりました」と答えたそうで 夫が「話せるよ」と驚き顔で報告してくれた。 今日も 午前中掃除機をかけながら「ごめんね」といったら「どういたしまして」と言う返事が返ってきた。
言葉は はっきりとしたものである。 ほんとに一言なのだが…。 問いかけに返事できるようになるなんて…。
初期診断から20年以上を経て 間もなく96歳になる母。 いろいろあるけれど 想像以上に踏ん張ってくれているのでありがたい。
実は 炊飯タイマーを入れ忘れ 今朝 慌ててご飯でおじやを作った。 お粥さんほどやわらかくないのだが ちゃんと噛んで食べてた。 それに気をよくして「柿」を6等分にしてひとかけら口に運んでみた。 あっという間に噛んで口の中は空っぽになった。 噎せもおきない。
覚醒さえしていれば こういったことも可能なんだな。 理屈から行けば みかんを薄皮ごと噛めるのだからそんなことは当たり前なんだよね。
いっときは 噛む事さえせずに口に溜めていたんだ。 それが1年近く続いていたのだ。 その理由を母が語れたらいいのだけれどね。
そうそう 午前中に私の顔を見て「あのね」と話しかけてきた。 「トイレ?」と聞いたら頷いたので誘導。 「大」がでかかってた。 「教えてくれてありがとう♪」というと頷き私の腕を撫でてくれた。
デイのお休みもきょうまで。6日間家で過した。 心配なことも起きたけれど 格別大変な思いもせずに過せた。 この間 私も家に篭り切り。 運動不足が気になるので 一昨日は深夜お散歩したが改善されるほどの運動量ではない。 さ 明日から動くぞぉぉぉ♪
昨日 ケホッから始まった一連の症状のあった3時間。 家に夫はいたが全く気が着かなかった。 けれど夕食後の母の様子をみて感じることがあったのだろう。 夜寝る前に「何かあったら起こしてくれ」と言って寝室に移動していった。 幸い夫を起こすような場面もなかった。
今朝は母の着替えをちょこっと手伝ってくれた。 母のお茶ゼリーの介助を少ししてくれた。 お風呂から上がったときには母に上着を着せる介助をしてくれた。
しかし夫は介護を理解している訳ではないのだ。 先日 OS1ゼリーの購入を頼んだ時 ゼリーの他に飲料も購入してきた。 そして水分補給の場面のたびに「ほら os1の飲料を飲ませれば…」と幾度も言われた。 「水だと噎せるからトロミをつけないと無理なのよ」と言いたいところだがきげんを損ねたら面倒なので…言葉を濁した。
こんな風に煩わしいことも起きるのだが ちょこっとずつ理解して貰っているのだと思っている。
今は まだ緊急時の助け手にはならないような気がする。
朝は そろりそろりと食事介助。 食前には吐気止めの薬を服用して貰った。
昨日は詳しく書いていなかったが…。 一昨日の晩 少し涎で枕が濡れていたのでカバーを取り替えた。 娘がいた元日の夕方 少し難しい顔をしていた。 普段ならそのサインを見逃さなかったと思う。 気の緩みと油断…だ。
昨夜は深夜に母用の野菜を煮て 大根を摩り下ろしておいた。 今朝は 煮物と大根の汁にトロミをつけて飲んで貰った。
お昼からは 量も普通に戻して様子見。 夕食は すき焼きの焼き豆腐・白菜・肉等食べやすい物を選んで食べて貰った。 おやつは くずきりとみかんとチョコレート一粒。 おそらく もう大丈夫の筈。 就寝後には 注意深く様子見しなければならない。 就寝後2度ほどの誘導も腰も軽く介助が楽。
3が日も終わる。 残しておいた作業に今日から順次取り掛かりこの時間になってしまった。
2012年01月02日(月) |
気が着いていたのに… |
顔色が冴えないな 寒いのかな…と思っていた。 昼前 ケホッから始まり母には苦しい思いをさせてしまった。
「大」もきちんと排出できていた。 でも量が気持少なめだった。 昨日は調子よく食べさせすぎた…。
暮れまでのラストスパートから一転穏やかなお正月。 気の緩みと油断…。
母には「ごめん」と謝りひたすら手当て。 ようやく 夕食少量と水分摂取できた。
もうちっと緊張しなければなぁ。 就寝後のトイレ誘導 介助が少し楽になった。 調子の悪い時には 介助するときに非常に重たいのだ。 きっと快方に向かっているんだろう。
2012年01月01日(日) |
2012年のスタート |
「今日は元旦ですよ」と話したら深く頷いてくれた。 今年ものんびりゆっくり母と歩みたい。
おせちの中の煮物を中心にしっかり ずっしり食べて貰った。 栗きんとんのお芋だけだったり…。
さすがにお餅は避けた。 お雑煮は もち抜きの汁だけ。 でも鶏がらや昆布や干ししいたけやかつをでだしをとったので美味しかったみたいでにっこり笑顔。
おせちセットを買おうかと迷ったけれど 今年も手作りで…。 品数は グッと減っているけれど致し方ない。
落ち着いて元日の一日を過せた。
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