空気が透明になるずっと遠くまで
なんだか冷たい光が多い日本の町
聞き知った音楽を作者や歌手や辿ってゆくとどこまでも広がってゆく
遠くの山はくっきりと公園の木々は色づいて朝のひかり
まだ午後は早いのにすっかり日暮れのようなひかり山茶花が灯りのように咲いていた
早い夕食を済ますと時計の音ばかりが響いている
雨上がりの夕焼け雲ゆっくり昏くなる