めがねを外すと鏡のなかには少しそうでありたい自分がいる
木枯らしの夜があけてなまあたたかい風の朝です
冷たい布団にもぐって足先が温まってくるゆっくりと眠りにおちる
山のうす雲地面に彩り
空に合わせて気持ちもかわる
日常にもどる道すがらの青い空と色とりどりの山
どこを向いても木々の紅葉陽射しと陰のあいだ