どこにも行き着かないまま終わるかも知れない
いやになっても一緒にいる自分夢のなかでもいっしょ
空の色ほど晴れやかではない一日がすぎる
ゆっくりゆこうか晴れた空のしたでずっと向こうの山脈がはっきりと見えていた
撓んだり歪んだり壊れたりするからだとつきあっている
目覚めても朝は遠い目を閉じて思い浮かべる風景
そのために壊れてゆく不安といっしょにささやかな望みをもってゆく