なんだか力が抜けた
茫々とか渺渺とか途方にくれる
現れては消える泡のような心細さ
日が暮れる前からすとん と冷たくなる
自分でもわからない行き先を見ないまま進んでいる
わたしの終末は世界のそれよりもずっと早い
動いていなければ倒れてしまうのだろう