活字中毒のワタシの日記

2011年11月01日(火) 『時間とムダの科学』★★★☆☆

時間とムダの科学

メモ。

「大事なことは必ず中間地点を設けることです。」(p51渡邉美樹さん)

「計画には毎日修正を入れていく必要があります。これがとても大事なポイントで、毎日の計画を修正できる人間が、最終的に計画を達成できるのです。」(p52渡邉美樹さん)

「想像する力は意志の力よりも強いものです。」(p54渡邉美樹さん)

「きちんとした目標というのは、それが言葉で言える、さもなければ絵に描ける、ということだ。」(p75畑村洋太郎さん)

「構造上の理由でレールの振動波が突然変わる個所が、一番脱線しやすいのである。」(p79畑村洋太郎さん)

「『少年ジャンプ世代』は状況が向こうから勝手にやってくるという、わかりやすい起承転結の物語しかしらない与えられたものに盲目的に従うだけで、自分で道を切り開くことができない。」(p93大前研一さん)

「人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。かつて決意で何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。」(p95-96大前研一さん)

「買えない。雇えない。価格もない。簡単に消える。蓄積もできない。したがっていつも不足している。他のものに代替ができない。しかも、人間に付きまとって離れない。これなしで生きるのはむずかしい。それが時間である。」(p105枝川公一さん)

「古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを進める唯一の方法」(p109枝川公一さん)

完璧な時間管理を自らも行っているドラッカーは、
「『ひとつの仕事に必要な時間を過小評価する』人、『急いでやろうとする』人、それに『同時にいくつかのことをする』人を槍玉に挙げて、彼らはよく働くわりには成果があがらないと指摘してはばからない。」(p113枝川公一さん)

「ドラッカーは優先順位の法則として、次の四つを挙げる。
1、過去ではなくて未来を選べ。
2、問題ではなくて機会に焦点をあわせよ。
3、横並びでなくて独自に方向を決めよ。
4、無難で容易なものではなくて、変革をもたらすものに照準を高くして合わせよ。」(p116枝川公一さん

ポストイットの達人。
「『ついで』という言葉の裏には、ニュアンスとして偶然性がある。それをいかに必然に置き換えていくかが、時間という限られた資源を有効に活用するポイントである。私はそれを『「ついでに」のシステム化』と呼んでいる。」(p187西村晃さん)

「自ら最適な行動パターンを考え、『紙に折り目をつけるように繰り返しているうちに』自然に行動できるようになり、無意識行動に切り替わる。迷いやムダな動きがなくなり、スピーとアップにつながり 、精神的な負担も軽くなる。」(p195掘見洋継さんの話。ライター斎藤栄一郎さん)



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2011年10月27日(木) 本田健『スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン』★★★☆☆


】スイス人銀行家の教え

メモ。

富を引き寄せる人間になるための四原則。
「1)毎日を充実させて生きる
2)富を蓄積させる
3)お金の流れを生む
4)つきあう人をすべて味方にする」(p126-127)

ハッピーなミニオネアに必要な5つのクオリティー。
「1)好奇心
2)情熱
3)愛情
4)友情
5)信じる心」(p129-131)

自分を動かすための5つのテクニック
「1)自分がこのままいけば、どうなるのかをありありとイメージする
2)自分のヒーローやヒロインを想像する
3)なりたい自分をイメージする。そして、そのプラス面を感じ尽くす
4)変わるためのあらゆる方向を考える
5)今すぐできる行動リストをつくる」(p161-164)

ミリオネアの6つの習慣
「1)余分に払う
2)金持ちとつきあう
3)ベストを求める
4)義務や役割をこなしながらも、好きなこと、楽しいことをする
5)長期的なビジョンを持つ
6)自分でなくてもできることは人に任せる」(p165-170)

美学を伴う稼ぎ方とは。
「1 人を喜ばせること。
2 多くの人を巻き込むこと。
3 お金の流れを生むこと。
4 関わる全員がハッピーになるような仕組みをつくること。
5 リピートができる可能性を持つこと。
6 感動、感謝、癒しが起きること。」(p178)

金運を高める5つのコツ
「1)ポジティブなキャッシュフローをつくる
2)物事を完了させる
3)自分の持っているものを分かち合う
4)ツイているものとつきあう
5)人生をとことん楽しむ」(p218-219)

物事を完了させる・・・エネルギー漏れを起こさないように。



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2011年10月26日(水) 伊藤 一輔『よく笑う人はなぜ健康なのか』★★★☆☆


よく笑う人はなぜ健康なのか

内容(「BOOK」データベースより)
「笑う門には福来る」って本当?吉本興業のお笑いを見たらガン細胞を攻撃するNK細胞が動き出した。落語を聞いたら関節リウマチの炎症が和らいだ―。笑いの健康効果に着目するドクターが、数々の実験、臨床例を紹介しながら人の心と身体の謎に迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊藤 一輔
国立病院機構函館病院副院長。1947年北海道生まれ。71年弘前大学医学部卒業。専門は循環器内科・循環器心身医学。北海道大学循環器内科、東京女子医大付属日本心臓血圧研究所、国立病院機構西札幌病院を経て、2005年より現職。日本笑い学会理事と同学会の北海道支部長を務め、笑いと健康に関する講演を各地で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

メモ。

平均寿命と健康寿命。
「日本は世界一長命な国ですが、寝たきり期間は、男性において約六・三年、女性においては約七・九年(二〇〇三年)と、実は世界一寝たきり期間が長い国でもあります。」(p16)

「生きがい療法とは、不安や恐怖などの感情をそのままにしておき、自分の意志でできる行動をとることで、不安や恐怖などの感情を薄れさせるやり方です。感情は自分の意志ではなかなか変えられません。変えられるのは行動であり、行動に引っぱられて感情も変わるのです。」(p107)
その一つとしての伊丹仁朗医師による、ユーモアスピーチ。

「笑いはジョギングと同じ」(p116)

「記憶は脳の一部分ではなく、海馬が司る陳述記憶と、扁桃体に関わる情動記憶の二つの部分で行われているのです。そして、泣くことはその両方と関係し、笑いよりもさらに複雑な構造を持つそうです。」(p144)

「もともとは『笑い』も『泣き』も同じところから発生し、右脳と左脳に分かれた可能性があります。笑いは左脳側の大脳基底核と視床が関係しています。それに対して泣きは右脳側です。人間が生存のための進化の過程で泣きと笑いを手に入れた時、同一のところから分かれたため、両者の働きも似かよっている可能性が高いのです。」(p144)

「ドイツにはユーモアのことを『にもかかわらずの笑い』と表現する有名な定義があります。」(p194)

「ユーモアは、絶望的な閉塞状況を打ち破り、自己と状況との間に距離を置くのに役立ちます。生きるか死ぬかの窮地に追い詰められた者にとって、ユーモアは最後の拠り所だったのでしょう。」(p195)

「笑い療法の父であるカズンズは、人間が生きていくために大切な三点を挙げています。
それは『笑うこと』『希望を持つこと』『人のためになること』です。『にもかかわらずの笑い』は、例えば病気なのにもかかわらず笑うこと、生活に困っていても笑うこと、死が迫っていても笑うこと、絶望的状況であっても笑うことです。こうした状況にこそ、本当の笑いの力があると思います。」(p196)

「『センテナリアンの生き残り戦略には予想外のものもいくつかあったが、もっとも効果的な自衛手段の一つは精神的重荷をユーモアで軽減することであった。」(p199)※これは『100万人100歳の長生き上手

笑おう!笑い行動を選択しよう、と思えた一冊でした。



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