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2007年11月09日(金) |
マスター&コマンダー |
という映画が好きで、ラッセル・苦労(何だこの変換)がかっこいいんだ、これがまた。久しぶりに見たくなってDVDを押し入れの奥から引っぱり出してきた。
広い海の上に静かに(遠くからみるとそう見える)浮かんでるサプライズ号の図ーーーが何とも好きです。「海に比べれば人間ってちっぽけだよね」とついついとロマンチックなことを考えてしまうんだけども、実際船の仕事は過酷なんでしょうね。ウチの父が船舶関係の仕事をしていたけど、厳しいことしか聞いた事がない。辛くてむしろ話したくもなさそうだった・・・。でも今更ながら、もっと船の話を聞いておけば良かったな、と思います。初めて船長として乗った航海はどんなだった?とか、大洋の上で見る星はどんなふうに見えるのかとか。そんなこと軽い質問を聞けるような父じゃなかったけれども、・・・それでもやっぱり、苦労話も含めてもっと話を聞いて、ちょっとでも理解したかったなあと、今は思う。
なんて思考が飛躍して、しんみりした気分になっちゃったんですが、マスター&コマンダーは音楽も好きだ!これも奥のほうにしまってあったサントラ(BOOKOFFに売ったとばかり思ってたけど、まだ持ってて良かったー)をひっぱり出した。映画の中で艦長のジャック(バイオリン)と軍医のマチュリン(チェロ)が2人でモーツァルトとボッケリーニをを弾いていたりするんだけれども、軽快なアレンジになっててなかなか良いです。特にモーツァルトの3番のコンチェルトは、3楽章をを聞くと必ず映画を思い出すくらいになってしまいました。まるで蝶々のようにひらひらと美しいバイオリンの旋律・・・これぞまさに幸福の音楽だわ。
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